2013年06月30日

中村橋、練馬、表参道

/愛犬の散歩/らーめん愉悦処似星(にぼし)@中村橋にてかっけつけ(冷)/らーめん大練馬店にて台湾まぜそば/アストロホール/

 シフト勤務中は健康管理を最優先したので、ブログは放置、更新を楽しみにされていたホンのわずかなファンの人には申し訳ない気持ちで一杯です。
 だからといって、休日にまとめてアップできるわけでもなく、さらに申し訳ない気持ちで一杯です。

 さて、休日の朝は愛犬の散歩から。
 近所をぐるりと回るだけの散歩だけど、それでも犬は大喜びであちこちを嗅ぎ回っています。

 夜のライブから時間を逆算して、都内の有名ラーメン屋さんに向かいます。
 行ってみたい、食べてみたいラーメン(に限りませんけど)は数え切れないほどあるけど、お金と身体と時間が付いていかない。
 ですから、いつのまにか「行きたいお店を選ぶ」のではなく「行かないお店を選ぶ」様になってしまい、情けない限りです。

 久し振りの練馬、池袋から西武池袋線に乗り換えるときに何行きに乗ればいいのか、迷ってしまったよ。

 中村橋駅から南北に延びる商店街を真北に歩くこと数分、右手に見えてくるのはらーめん愉悦処似星(にぼし)@中村橋、都内ラーメンフリークならば開店直後に駆けつけている鏡花@立川の暖簾分け1号店です。
 店先には二人ほどの待ち客がいて、何気なく手元を見ると食券を持っていたのでいったん店内に入り先に食券を買います。
 メニューはラーメンとして「煮干ラーメン」、つけ麺として「かっけ」、最近になって煮干しつけ麺も始まったようです。
 青森県人には当たり前ですが、(私を含めて)それ以外で「かっけ」を知らない人のために店先のポップを転載します。

 『幅広の中華麺を使用したニュースタイルのつけ麺。青森の郷土料理「かっけ」をもとに考案したメニューです。生地の小麦の味わい、煮干しから抽出した上品なスープ、醤油・塩・味噌ダレにつけながら、しなやかな喉越しをご堪能下さい。』
 と言われてもよく分からなかったりしますが、まあ、それの食券を買って席が空くのを待ちます。
 15分ほどして店内へ、厨房に面したカウンター5席、2人掛けテーブルが2卓に4人掛けが1卓と、狭い店内であってもテーブル席優先の配置です。
 カウンター席に座って「(暖かいのも選べますが)冷たいのでお願いします」と食券を出し、ゆったりした時間の中でラーメンの出来上がりを待ちます。

 その間、卓上に置かれていた本を読んだり、有線のBGMを聞いたりして、ここまでゆったりできるラーメン屋も珍しいです。
 店員さんが1人しかいないことも関係してか、15分ほど掛かってかっけつけ(冷)780円、カウンター越しではなくぐるりと回って配膳して下さいました。
 3センチはあろうかと思われる麺幅、箸で掴みづらく食べづらいけど慌てて食べるから食べづらいのであって、ゆっくりと掴めばなんてことはない、いわゆるスローフードなんだろうな。
 周りを見渡しても一人として急いで食べているお客さんはおらず、ゆっくり食べて、食べ終わった後もおしゃべりしたり本を読んだりしてゆっくりされています。

 麺が掴みにくいだけではなく、食べ方も中々凝っていて、一度食べただけでは食べ方を覚えられないほど。
 つけ汁がが用意されているので、先ずはつけ麺のようにつけ汁に潜らせていただく。
 小皿にニンニク味噌、塩油、生姜醤油、が用意されているので、各々スープで割るといいのだろうけど、不器用な私は直接麺に付けて食べてみようかと。
 麺帯を一本、いや一枚小皿に移して、タレを付けて食べるとどの味付けも甲乙付けがたい美味しさ。
 それでもどうしても1つ選べと言われたら、ゆず胡椒に煮干し酢の組み合わせと答えるかな。

 食べ終わって、こんなに食べ終わるのが惜しいと思ったのはずいぶん久し振り。無鉄砲京都本店以来か。
 残ったつけ汁はスープ割りを味わうのですが、割りスープにはブナシメジ入り(茸は日替わり)。
 お吸い物のようなスープ割りを頂いてご馳走様でした。
 食べ終わって店員さんのしばらく談笑、店員さんから話しかけられたら「いや、他のお客さんの邪魔になりますから」と辞退するのが立派な大人でしょう。

 前回、中村橋に来たときと同じように、今回も練馬駅まで歩く。
 30分でも1時間でも歩こうかと思ったけど15分程度で着いてしまう。
 途中、デニーズでアイスコーヒーを飲んだりして。
 アイスコーヒーはお代わりできないんだった、失敗。

 練馬駅から歩いて数分のらーめん大練馬店、こっそりとらーめん大の全店制覇を狙っているけど、かなり厳しいな。
 店先には辣椒(ラージャオ)坦々つけ麺、辛らーめん、そして台湾混ぜそばが限定発売中の大きなポップが掲げられています。
 練馬店はFC店ですので、他支店で販売されているかどうかは分かりません。

 他支店での販売状況を店員さん、本部などに確認してブログに書くのが立派な大人だろうけど、こんなブログを参考にしてラーメン屋さんに行く人もいないだろう。
 万一参考にされたとしたら、それは立派な大人がすることでしょうからブログの責任にしないで自己責任でしょう。
 店外、店内待ちはありませんでしたが、カウンター9席は満席。
 券売機でプラスチックの食券を買って店内に用意されたベンチで席が空くのを待っている間、「食券をお見せください」と店員さんからお願いがありました。

 レギュラーメニューは(醤油)らーめん、塩らーめん、辛らーめん、つけめん、小食のお客さん向けに麺少なめの食券もありました。
 ベンチで待つこと10分、空いた席に座ってカウンター台に食券を置き、椅子に座らずに清水器まで歩いていって自分でお冷やを汲みます。
 先に食券を見せていることもあり、5分ほどで「台湾混ぜそばのお客さん〜」と声が掛かりますので、「やさい、にんにく、べにしょうが」と澱むことなく答えます。

 ササッと盛り付けて台湾まぜそば750円、恐ろしく美味しそうな麺相じゃないですか。
 トッピングは刻み玉ねぎ、メンマ、角切り海苔、刻みニンニク、紅生姜、生ニラ、カレー粉、挽き肉、卵黄、の下に無料トッピングの野菜増し(茹でモヤシ、茹でキャベツ)。
 全体をかき混ぜたいのですが、あちこちにこぼしそうなのでこぼさないように箸を差しいれて野菜と麺を引っ張り出して少し食べます。
 気持ち減ったところでゆっくりと、大胆に、全体をかき混ぜてから食べる、うんまい。
 食材と食材を一緒に食べることに寄る味と食感の妙、毎口異なる味と食感が素晴らしい、このメニュー、誰が考えたんだろう。

 美味しいのは食材が多いこともあるけど、丸山製麺の太麺がしっかりと味の幹となり、麺と食材を千葉醤油の醤油ダレと背脂が繋いでいるからですね。
 ラーメンのことは詳しくありませんが、台湾ラーメン、台湾まぜそば、いずれも名古屋発祥ではないでしょうか。
 青は藍より出でて藍より青し(例えとして不適切なので立派な大人は真似しないように)、本物より美味しくしてどうするの。
 台湾混ぜそばと言うことなので、途中で辣油と酢を回しかけて一気に食べ切る、残ったスープはレンゲですくい取る。
 ああ、美味しかった、ご馳走様でした。

 練馬から原宿に出るには色々な行き方があるけど、大江戸線で青山一丁目へ出て、銀座線で表参道、から歩くのが一番安くて近い。
 ああ、近いのは乗車の時間帯に寄るな。
 表参道のアストロホールでキムシノバンドのワンマンライブ、直前まで行かれるかどうか分からなかったけど、なんとか。
 立錐の余地もないとはこのことだと思うけど、もう一回り広いホールの方がいいんじゃないかと、内情を全く知らないので勝手に思ったりして。

 前回、ライブインロサのライブで知り合った人にタイミング良く会えて、四方山話をしつつ開演を待ちました。
 ライブはいつも以上に盛り上がったし、秘密の告知などもあって、すっかりライブの写真を撮り忘れちゃったよ。
 あっという間の2時間で、終わって会場を出て、家に着くまでラーメン屋に立ち寄ることさえ忘れちゃったよ。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記

2013年06月29日

町田にて

/蒙古タンメン中本町田にて冷し味噌やさいの野菜大盛り/1人晩酌/

 短い針が8を示す頃、仕事終わり。
 シフト勤務にも身体が慣れてきたけど、慣れた頃には終わり。
 職場の(最寄りではない)近くの駅構内のコーヒーショップで一息入れて。
 せっかくコーヒーを飲むんだから、もう少し美味しいお店に行きたいんだけど、朝からやっていないんだよね。
 せっかくコーヒーを飲むんだから、朝からやっている美味しいコーヒーを出す店に行きたいだけど、駅から遠いんだよね。
 せっかくコーヒーを・・・・

 土日祝は朝10時から開店する蒙古タンメン中本町田、今週末は開店1周年の周年祭です。
 周年祭には恒例の大くじ引き大会が開催されるそうで、2代目店主もいらっしゃるとかどうとか、私のような中本初心者は気後れしちゃって違う日にそっとお祝いに伺おうと思っています。

 町田店は店員さんのローテーションがほぼ固定になっていて、店長さんにお会いするには昼間に伺う必要があります。
 どの飲食店の店長さんも同じですが、開店前に並んでいるとちょろっと顔を出してくれて、話し相手になってくれてとても嬉しいです。
 のんびりと開店を待っていると、近くの友達登場、おお、いいですねぇ。
 四方山話をしながら定刻に開店したお店に入店、やっと店長さん調理の料理が食べられるよ。

 店内には直営店らしく店員さんの写真が貼り出されていました。
 お冷やを飲みながらラーメンの出来上がりを待っていると、続々とお客さんが入ってきて朝10時でも需要があることが知れます。
 先に友達のチャツキ味噌タンメン、「中本は好きだけど辛いのはちょっと」というファンも少なからずいて、彼もそんな1人。
 続けてチャツキ北極ラーメン、北極ラーメンのスープが美味しくなったという噂ですが、どうなんでしょうか。

 さて、冷し味噌やさい950円の野菜大盛り60円
 このメニューは野菜か麺を大盛りにするとつけ汁の丼が半蒙古丼のお椀から冷しラーメンのつけ汁用の丼に変わります。
 もう麺を浸けて食べるというよりスープはスープで別に食べる感じで、スープからタケノコ、ピーマン、豚バラ肉、タマネギ等々を引っ張り出して頂きます。

 辛いだけではなく、甘いだけでもなく、旨いわけで、はあ、ここでビールを飲めればどんなに幸せかと。
 麺は夏の水道水は生暖かいので冷やしても冷え切らなず、氷を使って冷やしています。
 冷え切った中太麺であってもスープは冷めることなく美味しく頂きました。
 ご馳走様でした、また、食べに来ます。

 その後、友達を誘ってお茶して。
 後から考えたらこの時点で居酒屋に行っても良かったな、どうせバイクには乗れないんだから。

 帰宅してから愛犬の散歩。
 いつもは朝しか散歩に連れ出さないのに急に夜になって何か変だと、犬は気が付いているのだろうか、どうだろうか。

 夜は一人晩酌。
 ワゴン売りの白ワインとパック物の生ハムで一杯、ふう、土日で日勤の生活に戻さないと。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2013年06月28日

中野島、府中

/大勝軒中野島店@中野島にてつけ麺/節@府中市にて白潮豚骨らーめん/お弁当/

 短い針が10を示す頃、仕事終わり。
 シフト勤務にも身体が慣れてきたけど、慣れた頃には終わり。

 時間に余裕があるときに、駅からちょっと距離があるので行きづらいお店に行っておこうかと。
 登戸の一駅手前の中野島駅の東側、駅から歩くと10分ほどの場所に大勝軒中野島店@中野島、「大勝軒グループ」と堂々と書かれています。

 調べるまでもなく丸長系、調べてみると丸長のれん会所属の中華料理屋さん。
 一般的に「大勝軒」と言えば山岸マスターの東池袋大勝軒を指しますが、ラーメン好きならば草村店主の永福町大勝軒、人形町に多くある大勝軒、前出のいずれとも無関係な大勝軒に大別されることは常識以前の話。
 店内に入ろうとしたら自動ドアが故障していているようでドアが開かず、店員さんが気が付いて開けて下さいました。
 4人掛けテーブルが4卓あるお世辞にも清潔感溢れるとは言えない店内ですが、汚れではなく染みですので衣服に汚れが付くことはありません。

 メニューはラーメンとしてタンメン、広東麺、天津麺と揃っていて、(もりそばではなく)つけ麺として味噌、醤油、ごまだれと揃っています。
 チャーハンは玉子や海老、カニ、カレーとラインナップ、中華丼、親子丼、カレーライス、焼きそば、餃子とおよそ中華料理屋のメニューは網羅していて、ビールや日本酒も完備。
 奥の厨房では女将さんと息子さんといった感じで調理をされていて、女将さんは足腰がだいぶ弱っているように見えました。
 身体をお大事になさってお店を長く営業されることを願ってやみません。

 20分ほどしてつけ麺575円、紛れもなく丸長系のつけ麺の麺相です。
 つけ汁は一杯ずつ中華鍋を振って調理されていて、甘辛酸っぱい醤油ダレベースのスープ、細切りチャーシュー、なると、メンマが沈められています。
 このつけ汁をオールドスタイルと言うのは簡単ですが、いくつにもなっても笑顔が可愛いおばあちゃんと言った趣。
 細麺が柔らかめに茹で上げられているのはお客さんの年齢層を想像させますね。
 1本、2本と箸で手繰ってつけ汁に浸けていただきます。

 美味しいとか美味しくないとかそんな次元では語ることのできない存在しているだけでありがたいラーメン。
 卓上には色々な調味料が用意されていますが、そのどれ一つも使うことなく最後まで食べられる飽きの来ない味わい。
 色々な思い出を思い起こしながらご馳走様でした。

 いったん帰宅して身綺麗にした後に出勤、南武線沿線だけどちょっと駅から離れていて行きにくいお店に行っておこうかと。
 夜営業開始の17時の10分前に到着、店内を覗くと人影はいないけど明かりは点いている。
 そのまま10分、20分と待つが何も変わらない。
 色々な場面を想定して待つこと30分、縁がなかったと諦める。
 諦めたけどお腹は減ったままなので、府中駅近くで一杯食べておくかと超有名店に向かうと外待ち行列あり。

 そのまま並んでも構わないけど、営業時間を確認すると終電近くまでやっているので、後回しにして近くの節@府中市へ。
 店先のメニュー看板には(濃厚魚介豚骨)つけ麺、(濃厚魚介豚骨)節そば、白潮豚骨らーめん、黒潮豚骨らーめんとあります。
 端っこに「九州男児」とあるので、その辺に何かラーメンと繋がりがあるのでしょう。
 店内に入ると元気一杯の挨拶、右手の券売機を見ると紹介されている以外に赤潮豚骨、昔ながらの中華そばも用意されていました。

 カウンター14席で空いている真ん中辺りの席に座って食券を出し、茹で加減を聞かれると構えましたが何も聞かれず。
 粉落としから柔らかめまで6段階の説明書きがありますが。
 お冷やを自分で注いで口を濡らしながら、店内を見渡しながらラーメンの出来上がりを待つと、「府中で一番のラーメン屋になる」と書かれた色紙に目が止まりました。
 せっかくなら、東京一とか日本一とか、狙って欲しい。

 と言うウチに白潮豚骨らーめん650円、カウンター台に「替玉無料」と貼り出されているけど、特に勧められません。
 白は分かるけど潮の意味が分かりにくい、ひょっとして魚介出汁でも混ぜてあるのかとスープをすくうと、確かに混ぜてあるよう(味が分からない男なので参考程度に)。
 魚介出汁は鰹節を始め、鯵節、鯖節のようで(味が分からない男なので参考程度に)、じっくりと煮だした豚骨出汁と驚くほどの高相性(味が分からない男なので・・・以下略)。

 やや粘度があるスープを良く持ち上げる極細麺はつるんとした歯応えで、麺を手繰る箸を持つ手を止めさせません。
 トッピングは脂身の多いチャーシュー、細切りキクラゲ、万能ねぎの小切り、板海苔、と。
 麺を2/3ほど食べたところで替え玉したかったのですが、ラーメンのことをよく知らないので諦め、卓上に置かずに冷蔵庫に保管してある辛子高菜をお願いしました。
 かなりの辛さ、合わせて紅生姜も乗せて軽く混ぜてから食べると、味変とは思えないほど美味しい(味が分からない男・・・以下略)。
 ラーメンのことはよく知らないのでおろしにんにく、白胡麻は入れずにご馳走様でした。

 夜食というか夜食は手作りお弁当。
 昨日までは女房が作ってくれていたけど、今日は自分で。
 シフト勤務ラストナイト、ホントか?

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記