2013年06月18日

銀座にて

/銀座篝(ぎんざかがり)@銀座(中央区銀座4)/鶏白湯SOBA並780円/

 まだまだ火曜日。
 何度目かの人生の転機がありつつも身を委ねる日々、好転するのか暗転するのか。

 客先からの移動で、少し早いお昼、銀座は4丁目にある銀座篝(ぎんざかがり)@銀座(中央区銀座4)へ。
 開店数ヶ月で既に行列店とのネット情報でしたので、12時前に行きたかったのですがそうもいかず。
 12時を少し過ぎた辺りで外待ち12人、銀座以外から電車などで食べに来ている感じのお客さんは見当たらないので、この地の人もラーメン屋さんに並ぶんですね。
 並んでいると店員さんがメニューを持って注文を取りに来ます。

 メニューを見るとつけSOBAとして煮干し、濃厚辛、特製、中華SOBAとして鶏白湯と煮干し醤油と揃っています。
 列が進んで店先のメニューを見てみると、中華SOBA、つけSOBAの順に書かれていて、先のメニューと並びが違うんですね。店内に置かれていたのは店先のと同じでした。
 30分ほど待って店内へ、コの字カウンターは3席、2席、3席と狭いけれども荷物置きや洋服ハンガーは用意してあります。

 白木を多用された作りなのですが、和を標榜するのであれば掛け軸、水彩画、生花などがあっても良さそうです。
 厨房も決して広いわけではなく、(スープが1種類でタレでメニューを変えているのではなく)スープ自体を数種類揃えているので店内で仕込んでいるとは到底思えず。

 先にオーダーを通してあるので、着席してから数分で鶏白湯SOBA並780円、大盛りは100円増しです。
 僅かに粘度を感じるしっとりとした鶏白湯ははっきりした塩気と共に旨味が横に広く、奥に深く、このスープを美味しいと感じる人が多いことでしょう。
 臭みは殆ど感じないので灰汁抜きなどを徹底しているのでしょうけど、ラーメン職人が求めに求めた「探した味」ではなく、一般ウケする味を「作った」感じが強いです。
 果たして数年後にこの味を思い出せることあるかどうか。

 三河屋製麺の細麺は何故か(たまたま?)固めの仕上がりで、スープとの相性はイマイチ、開店して数ヶ月ですからこれからなのでしょう。
 トッピングは薄桃色の鶏チャーシュー、縦に半切りされたヤングコーン、アスパラガスにカイワレ大根、個人的にはこのラーメン(特にスープ)への必要性を全く感じません。
 小鉢の味変調味料は鶏白湯SOBAにのみ付けられ、店員さんの説明があったりなかったりのようで、揚げエシャレットとおろし生姜。
 スープの濃厚さを調整するためにおろし生姜を用意したのであれば、量が少なすぎる気がします。

 揚げエシャレットは鶏白湯の香りに香りをぶつけてどうするのか、食べ歩き初心者の私には理解できませんでした(食べ歩き上級者の人がこのブログを読んでいたのであれば、説明して欲しいです)。
 卓上に置かれていた調味料は美濃有機玄米酢、黒七味、黒七味って香りを一変させるからなぁ、、って一変しちゃったよ。
 ご馳走様でした、夏が過ぎ、秋になった頃のトッピングが楽しみです。

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2013年06月17日

御徒町と稲田堤

/蒙古タンメン中本御徒町にて激辛冷麺/武蔵家稲田堤店にてラーメン/

 まだ梅雨が上がっていないのに紫陽花が枯れ出してきて。
 ストックの写真はあるから、じゃんじゃんいくけどね。

 どんぶり太郎の店先をたまたま通り掛かり、メニュー表が掲げてあったので写真をパチリ。
 ブログやSNSに掲載するこういう写真を撮るとき、混み合っている店内に入って(または店内が空くのを待って)責任者を呼んで頂き、かくかくしかじかのブログやSNSに掲載したいので写真を撮らせてもらえないだろかと、許可を得る必要があるのだろう。
 ブログやSNSはまだしも、2ちゃんねるとかツイッターとか、私では説明できません。
 撮ったはいいけどアップし忘れることもあるので、「掲載する可能性があるので」と許可を取るのでしょう。

 お昼は途中下車して蒙古タンメン中本御徒町、今日は前回食べ逃した限定メニュー狙い。
 とはいうものの、開店から30食限定なので売り切れちゃっていたら残念なのですが、なんとか残っていました。
 カレーをつけ汁に合わせたメニューで中本でカレーをメニューに出しているのは、新宿店がレギュラーメニュー、高田馬場店が半レギュラーメニュー(今月は販売されています)、に続いて3店目になります。

 店内に入ると副店長さんが陣頭指揮をされていて、それとなく楽しみになってきました。
 先ずは付け合わせのミニ味噌タンメンスープ170円、JAFカードサービス、じゃなくてメルマガクーポンでプチ麻婆丼のライス抜き。

 続けて激辛冷麺(げき かれーめん)900円、限定メニューの初回なので麺少なめにせずにスタンダードの1.5玉でお願いしました。
 器がテーブルに置かれた途端にぷーんとスパイスの香りが辺りに漂い、食が落ちがちな夏にピッタリじゃないでしょうか。
 カレールーだけでは単なるカレーつけ麺になってしまいますが、そこは中本、唐辛子粉をたっぷり合わせてあって激辛、必要以上の辛さなのが中本流です。

 つけ汁にはじっくり煮込まれた豚角煮、タマネギ、ニンジン、茄子、そしてピーマンが入っています。
 さらっといい感じに茹で上がっている中細麺はサッポロ製麺、この麺が中本を支えてきて、これからも支えていくのでしょう。

 割高に感じる人が多いミニ味噌タンメンスープ、50円とか100円だったらいいのかな。
 茹で玉子を100円で売る方がずっと割高と思うけど、感じ方は人それぞれだな。
 スルッと食べてしまってご馳走様、ああ、美味しかった。

 午前中は都内の客先で仕事、午後は西東京の客先で仕事。
 決して早く終わらなかったけど何とか片付けて退社、ふう、月曜日から忙しいなぁ。
 未食店の閉店時間を調べたらまだ15分以上あるので、閉店時間までには食べ終わるだろうと向かうと既に「準備中」の札が掛かっていました。

 何時から何時まで営業しようがお店の自由ですからね、臨時営業しようが臨時休業しようがお店の自由、自由に営業された結果の責任はお店にあるわけですから。
 もっと早い時間に出直してくるかと踵を返して戻り、武蔵家稲田堤店@稲田堤へ。
 武蔵家には吉祥寺系と中野系があるらしいのですが、ラーメンの食べ歩きを始めたばかりなので、どこがどう違うのかは分かりません。
 この武蔵家は中野系、

 店内は厨房を囲むコの字のカウンターのみで、6席、5席、3席、半分以上のお客さんがラーメンを食べていました。
 食券を渡すと好みを聞かれますので麺柔らかめだけお願いし、ライスをお付けできますがの無料サービスは丁重にお断りしました。
 メニューはラーメンのみで、トッピングにチャーシュー、茹でキャベツ、半熟玉子、モヤシ、ねぎ、ほうれん草、海苔。
 家系ラーメンにしては珍しいつけ麺も用意されていましたが、私が店内滞在中は1人も食べていませんでした。

 少し麺の茹で時間に時間が掛かってラーメン650円、ふんわりとした柔らかい麺相です。
 レンゲが丼に添えられずに卓上に用意されている場合、それは丼から直接スープを味わって下さいというお店からの意思表示だと思っています。
 世界でも類を見ない和食独特のスープの味わい方、舌だけではなく鼻と唇でも味わうスープ、いやぁ、旨いですね。
 じっくりと煮出した豚骨スープと一体化した醤油ダレ、家系直系ほどではないけれど豚骨醤油スープと言って問題のない味わい。
 僅かに残る臭みが返って味わいを高めています。

 太麺は家系御用達の酒井製麺、店内に麺箱が置いて無くても食べたら分かりますよね。
 柔らかめに茹で上げることで、小麦粉のグルテン化が進み、してさらに美味しさが高まっているのですが、なぜ殆どのお客さんは「固め」とするのでしょうか。
 トッピングはサンプル写真より大きなチャーシュー、冷凍ほうれん草、大きな板海苔3枚。
 途中で味変、卓上のおろし生姜と豆板醤を小さじ半分ずつ入れて、良くかき混ぜて食べるとまたまたこれが美味しい。
 飲み干してはいけないのに飲み干してしまったスープ、ご馳走様でした。

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2013年06月16日

京都で3店

/スターバックス/新福菜館府立医大前店にてやきめし(小)と中華そば(小)/常磐(ときわ)@河原町にて冷麺/龍旗信京都店にて塩冷麺/

 ホテルで目覚めて時計を見るとまだ5時。
 ラーメン修業中は自然と始発近くの時間に目が覚めてしまうけど、今日の一軒目は徒歩で向かうので。
 もう一度寝て目が覚めると7時、少し早いけど出掛けるか。

 せっかく京都に来ているのだからカフェじゃなくて喫茶店に行きたいものですが、喫茶店については全くの門外漢。
 味の良し悪しだけではなく、朝から営業しているお店の当たりも付かない。

 とりあえず歩いていて見つけたスターバックス、オレにはスタバがお似合いだぜ(スタバにとってはいい迷惑だな)。

 時間になったので京都の街並みを真っ直ぐに北上しだしましたが、ちっともお店に着かない。
 徒歩ではなく車移動で経路検索したみたいで、完全に開店時間に間に合わない。
 人生万事塞翁が馬、この出遅れが後に響いてくるわけですが。

 新福菜館府立医大前店ホームページ)に着いたのは開店時間を30分以上も過ぎていました。
 京都駅近くの本店には何度か伺っていて、そろそろ支店を1店ずつ訪問しようかとホームページを見ると、直営店はこの府立医大前店のみとのこと。
 店内に入ると正面に清水器、左手がカウンター8席、カウンターの向かい側は4人掛けテーブルが2卓、右壁には小上がりが2卓あります。

 ラーメン屋さんというより定食屋風ですが、メニューは中華そばとチャーハン、餃子しかありません。
 中華そばとチャーハンは大中小とほぼ100円刻みで用意されています。
 私のように「新福菜館に行ったらやきめし必食」と決めている人にとって、中華そばの小はとても助かります。

 オーダーしてお冷やをセルフで注ぎ、「今日の京都も暑いなぁ」と汗をぬぐっていると、先にやきめし(小)400円、続けて中華そば(小)550円が運ばれてきました。
 麺相こそ漆黒で塩辛そうですが、ひとたび味わってみると甘ささえ感じる豚ガラ出汁、鶏ガラ出汁に醤油の辛さを程よく利かせたスープ。
 いつも朝早い時間に味わっていましたが、こうして昼時に味わうと違う美味しさですね。
 固ゆでの細麺が「そば」ではなく「ラーメン」を食べている気分にさせてくれます。

 薄くスライスしたチャーシューがスープによく馴染んで美味しく食べられます、一度チャーシュー増しをやってみたいのですが今日も忘れてしまいました。
 他は茹でモヤシと青ネギ、いずれも新福菜館の中華そばには無くてはならないトッピングです。
 やきめしはチャーハンではなく、チャーシューの煮汁でご飯を炒めてあり、チャーハンに付きものの中華スープの代わりにラーメンのスープを飲むのが新福菜館の私流楽しみ方です。

 ですので、やきめしを食べ終わる頃にはスープも飲み終わっていて、ご馳走様でした。
 さて、次は暖簾分けのお店巡りだな。

 お店を出てそのまま南下、街風情を眺めるのも楽しいけど、四条大通りを渡ってからの寺町通り商店街を眺めるも楽しい。
 幾つかのお寺さんで修繕費などの寄付を募っていたので、幾つかのお寺さんに寄付、ほんの少しなので殆ど役に立たないとは思いますが。

 商店街の両側を眺めていると、恐ろしく年季の入った定食屋に目が止まり、中華麺を使った料理があれば入ろうかと近寄って見ると、冷し中華があるじゃないですか。

 常磐(ときわ)@河原町ホームページ)、創業は明治11年(西暦1878年)なので140年近く営業していることになります。
 4人掛けテーブルと2人掛けテーブルが入り混じって32席程度の店内、ここだけが一つの世界のような一体感を感じます。
 奥ではビールを飲みながらのんびりされているご年配、真ん中ではテーブルを幾つか繋げてわいわいと(真夏の陽気なのに)鍋焼きうどんを食べている家族連れ、入口近くではサラリーマン風情が丼物を食べています。

 席に着くなりオーダーし、出来上がるまでのんびりとメニューを眺めます。
 麺類は基本うどん表記で括弧付きでそばを併記、関西ですからね。
 ご飯物はかつ丼、親子丼、天丼などの丼物に焼き魚、とんかつ、海老フライの定食、カレーに混じってビフカツ、ビフカツって何だろう。
 食後にぜんざい、1人では食べられないので彼女と食べに来たいなぁ。

 どこから来てどこへ行くのかを忘れてしまいそうなほどゆったりした時間が流れて、冷麺600円、冷し中華とは呼ばない。
 お盆で運ばれてきたのは平皿かと思ったらラーメン丼じゃないですか、どこまでも具だくさんじゃないですか。
 錦糸玉子(?)、細切り胡瓜、細切りチャーシュー、紅生姜、混ぜるといっても混ぜにくいので麺と一緒に食べるしかないか。
 洋辛子を溶きつつ細麺を食べてみるとかなり酸っぱい、でも嫌みな酸っぱさじゃない、美味しい酸っぱさ。

 スープ自身はかなり濃いめの醤油ダレですが氷が入っているので、食べるほどに溶けていきます。
 さて、マヨネーズ。
 関西、いえ、名古屋から西では冷し中華にマヨネーズは当たり前ですが、何故か関東では使いません。
 ですので、使うタイミングが分からない、分からないけど少ない経験から麺と一緒に頂きました。
 ご馳走様でした、京都は名店ばかりで一泊二泊は食べたウチに入らないよ。

 寺町通りをもう少し下り、西に曲がっていくと左手に見えてきたのは龍旗信京都店ホームページ)。
 今回のラーメン修業を「終わりよければすべてよし」にできるかどうかはこの店次第、って、この店を〆に決めた時点で全てよしですが。
 他の飲食店と歩を合わせたかのようなこぢんまりとした間口、がらっと店内に入るとすぐに格子の柱、すぐ右手に券売機、券売機の先は待ち合い席。
 それなりに地価の高い立地であれば待ち合い席を作るより客席を作るべしという設計もあるでしょうけど、ここは京都。

 この待っている時間の何と贅沢なことか、どれだけ料理の味を引き上げるか。
 程なくして客席へ、厨房奥には写真では何度も見たことのある店長さんがいらっしゃいます。
 店員さんに食券を渡し、冷たいウーロン茶(多分)を頂きながらラーメンの出来上がりを待ちます。
 カウンター10席に奥のテーブルが2卓、お客さんが帰る度に「おおきに〜」と挨拶されていて、京都だから当たり前の挨拶と頭で分かっていてもワクワクする観光客の私。

 さて、時価数千円の杯に盛り付けられて配膳されてきた塩冷麺1200円、カウンター越しではなく後ろから、しかもちゃんと左肩越しに配膳するとは和食の基本ができてます。
 去年、難波店で見かけた時は「ラーメンに1200円も出せるか!」と思いましたが、食べてみないと分からないですよね。
 カニカマだろうといの一番に食べてみると正真正銘のカニ、説明に寄ればズワイガニとのことで、確かにズワイガニの味(分かってんのか?)、刻み海苔の風味もいい感じですね。

 白胡麻がまぶされた泉州の水茄子と水菜、この泉州の水茄子は目を開けていられないほど美味しく、ひょっとしてこの茄子を美味しく食べるためだけにこのラーメンが存在するのではないかと。
 そしてスープ、タレなどは塩ラーメンのスープと同じようですが、暑い夏にさっぱりした後味となるように工夫されています。
 他にも店主さんに色々と伺っていますが、どこまで公開していいのか分かりません。
 塩冷麺専用の細麺は程々の歯応えを残しつつスープによく絡んでいます。

 半身のプチトマトが数個、半身の味付け玉子が一玉分、味としては無くてもいい感じもしますが、見栄え的には無いと寂しくなりますね。
 洋辛子か山葵を欲しつつ、スルッと食べてしまってご馳走様でした。
 来年も食べたいなあ、って、今年はもう食べないつもりなのか(笑)

 お店を出てちらっと調べると京都駅まで2キロ強、それじゃあ歩きますか。
 まだまだお腹には余裕があるのでもっと食べようかと思いましたが、若い頃は勢いで食べてもいいけど、この歳になるとそうもいかない。

 それはお腹だけじゃなくて身体の疲労も同じで、気持ちは若いままだからまだまだいけると思っていても、帰りも頑張ると明日以降に響く。
 ぷらっとこだまだと小田原に停まらないので新横浜まで乗る必要があり、新横浜から定期券圏内までの電車代を考えると、小田原までのひかり(こだま)の切符を金券ショップで買うのと殆ど変わらない。

 帰宅するとささやかながら父の日のプレゼント。
 毎年同じだけど嬉しいなぁ。

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