2013年06月02日

藤枝、御前崎、御殿場

/○元@藤枝市にてとんこつラーメン/森下そば店@藤枝市にてラーメン/麺の房味わい亭@御前崎市にて夏潮らーめん/ガッツリ麺ふじもり御殿場1号店@御殿場市にて炎の赤富士ラーメン/

 今まで色々なお店に振られたことがあり、その度に「振られるなんて確率の問題だから」と流してきたけど、この店に振られたらショックで立ち上がれないかも知れない。
 何かが始まる前にとか、何かが終わってからとか、なにがなんだか全く理解できないけれども、公称朝3時半から5時半の営業時間のお店に何時に行くべきか。
 今の季節はもう陽が出ているから明るいけど、冬だったら真っ暗な4時半に目を覚まし、○元@藤枝市に着いたのは5時少し前。

 先ずは営業していることに一安心、外待ちのお客さん4人に驚き(外待ちしていると言うことは店内満席ということ)、ちゃんと自分の分まで麺があることを祈り。
 10分ほどして店内へ、厨房を取り囲むコの字カウンターは4席、6席、3席、と時計さえ見なければ「おお、繁盛しているな」とだけ思う店。
 空いている席に鞄を置いて、(セルフなので)店内奥の清水器にお冷やを取りに行こうとすると「いらっしゃいませ、何にしますか」と聞かれて身体が凍り付くほどびっくりしました。
 「ラーメンをお願いします」と答えると、「とんこつラーメンですね」と聞き返されたので「はい」と答えました。

 清水器に辿り着くも隣のトレーにコップがないので往生していると、「コップはそこの冷蔵庫の中っ」と声を掛けられ、(テーブルはないけど)テーブルウォッチができていることにもびっくり。
 席の戻って改めてメニューを確認するとラーメンと○元ラーメンの二種類、トッピングは高菜、キムチ、メンマが100円、チャーシューは200円、替え玉は150円。
 テーブルに胡椒や唐辛子などの調味料は見当たらず、豆板醤で合えた生ニラと色鮮やかな紅生姜がコップに入って置かれ、近くには現金が。
 店員さん(って店主さん1人だけど)は現金に触れないので不衛生ではないけれど、こういうお店は初めてではないので驚かないけど。

 5分ほどしてとんこつラーメン500円、麺の茹で加減は聞かれなかったし、1人として指定している人はいませんでした。
 牛乳のように真っ白でさらりとした喉ごしすっきりの豚骨スープ、何もこんな早朝に営業されなくても普通に営業されても十分に美味しいと思います。
 細麺はまずまずの味わいで麺量は130gはある感じでしたけど、この麺量では足りずに半数の人は替え玉をしていました。
 しつこいようですが、まだ朝の5時ですから、飲み終わっての〆じゃなくて早起きして食べに来ているお客さんばかりですから。

 トッピングは大きめのチャーシュー、固めのメンマ、小刻みの万能ねぎ、卓上調味料を初めっから乗せてみました。
 ラーメンの替え玉の提供の仕方はお店によってまちまちですので、その店の作法を知りたくてわざわざ替え玉する事もあります。
 この日はしませんでしたけど、他の人のを見ていると、ドンブリを引き取って、新規に提供するラーメンドンブリと共に並べ、順番に麺を入れていました。
 こんな提供の仕方は初めてです、日本は広いですねぇ。

 ご馳走様でしたと席を立ち、お釣りにないように用意してあった小銭で会計をしてお店を出ました。

 次のお店は歩いて25分、6時という早い時間からの営業開始ですけど、時計の針は5時45分。
 まだお腹が空いていないので奇跡的に隣りにあったコンビニでコーヒーを飲んで開店を待ちます。

 1人、2人と店内に入っていくのを見送ってから森下そば店@藤枝市へ、ものの本によると店主さんは趣味で土日の早朝のみ営業を始めたのですが、今ではこちらが本業とのこと。

 カウンター4席、4人掛けの小上がりが3卓、奇跡的にカウンターに1席空きがあったので滑り込みます。
 席に着いた辺りで店主さんが奥から出てきたので慌ててオーダーすると「こちらから聞きますから」と大井町の有名店のような対応、嫌いじゃないんだよなぁ。

 メニューはラーメンと大盛ラーメンのみで、塩と醤油、温麺と冷し、つまり8通りのメニュー、別トッピングは白髪ネギとゆで玉子。
 チャーシュー切り落とし、ってのがあるけど、何も置かれていません。
 が、お馴染みさんが声を掛けると冷蔵庫から切り落としを出されていました。

 音量を控えめにしたロックをBGMにラーメンの出来上がりを待っていると、15分ほどしてラーメン500円
 丼の底まで透き通ったスープは、醤油ダレベースに豚ガラ、鶏ガラの出汁スープに鰹節、昆布などの旨味を加えたすっきりとした後味、美味しいですねえ。
 平打ちの細麺は冷しで食べるべきだったと後悔。他のお客さんの冷やしをみやると透明ガラスの器でとても美味しそうです。

 トッピングはしっとりとしたチャーシュー、数本のメンマ、板海苔に多めの小間切り青ネギ。
 2杯目だというのにスープを飲み干してしまってご馳走様でした。
 友達に聞くと塩が美味しいらしい、ああ、また食べに来たいなぁ、食べに来られるかなぁ。

 1時間近く歩いて、またまた勝草橋を渡って、藤枝駅。
 ここから自宅方向の東に向かうのではなく、名古屋方向の菊川に向かいます。
 だってまだ10時前ですよ。

 菊川からは静鉄バス、山間を避けてほぼ真南に南下すること35分(660円)、すぐ近くに浜岡砂丘、浜岡原発もありますね。
 その砂丘手前の浜岡営業所までしかバスは行かないので(さらに先の御前崎燈台までは別の便に乗り換える必要がある)、とぼとぼとお店まで歩いていきます。

 ほぼ炎天下の中を12分ほど歩くと麺の房味わい亭@御前崎市、開店前10分で既に並んでいる人がいるとは。
 そのまま並んでもいいけど、まだまだ常連さんが駆けつけると見て、辺りを一回りしてから戻ってきてみると5人に増えていました。
 店主さんはなんつッ亭とあじ助掛川店で修業されていますが、レギュラーメニューをなんつッ亭、限定メニューをあじ助としているようです。
 店内はゆったりしているようで8人掛けのテーブルは椅子と椅子の感覚が狭く、4人掛けテーブル卓も三辺目を使っているほど。

 配膳の店員さんは女性ばかり5人もいるけど、麺茹でと盛り付けは店主さん一人、のスタイルはなんつッ亭本店と同じだな。
 で、この御前崎でなんつッ亭のとんこつラーメンが食べられる、と喜ぶのは地元の人だけで、私は限定メニュー狙い。
 限定メニューは月替わりのようで、来月は塩とんこつ、8月は辛口つけ麺と魅力的なラインナップです。

 程なくして6月20食限定メニューの夏潮らーめん700円、どこかで見たことのあるような神奈川淡麗系を思わせる麺相です。
 『丸鶏・鶏ガラ・豚骨等をじっくり7時間〜8時間かけて仕込んだスープに昆布・ホタテ・さば節に今年はムロアジをブレンドした魚介スープを合わせます。潮ダレには「健康を作る活きた塩」深層海水のマザーソルトを使用しております。』との説明書き。
 やや濁りの掛かった清湯スープは塩ダレに後押しされてまさに潮の味わい、これは美味しいですねぇ、バスで35分も掛けて食べに来た甲斐あります。

 細麺がゆるりとスープを泳いでいて、さっと箸で手繰って食べてみるとつるりとしてとても美味しい。
 大きめのチャーシューはやや場違いながら味がいいから許す、細く割き分けられたメンマはコリコリしていい感じ、水菜はどうだろう、糸唐辛子は要らないでしょう。
 そんなに麺量はないと思ったけど食べ終わる頃にはお腹いっぱいになったのは、これで3杯目だからか。
 ご馳走様でした、次にくることがあるんだろうか、この最果ての地に。

 ぶらぶらと駅まで歩いて戻ると、20分後に発車するバスが既にバス停に来ていて。
 外は暑いから社内に入って涼んで待とうと乗車、すると20分も待たずにすぐに発車。

 確認してみると菊川駅行きではなく掛川駅行き、バス代はそう変わらないだろうとそのまま乗車、すぐに就寝。
 はっと目が覚めると駅まであと数バス停、930円かかったので300円近くロスしてしまった。

 帰りは時間に余裕があるので、小田原ではなく沼津で御殿場線へ乗り換え。
 静岡行きなので島田で乗り換えて沼津へ、松田に向かう間にお腹が空いてきたので、慌ててお店を検索。

 中休みが多い中を通し営業のお店を見つけて御殿場で下車。

 御殿場駅北口のタクシーロータリーの先に見えるガッツリ麺ふじもり御殿場1号店@御殿場市、1号店って初めっから多店舗展開狙いで出店されたのでしょうか。
 調べてみると三島市と富士市に展開済みです。
 今では沖縄にも北海道にもあるG系のお店、初めは「ラーメン二郎インスパイア」ということで「J系」と呼ばれていたのに、いつの間にかG系。
 「G」は「ガッツリ」とも「ガーリック」とも称され、これといった定義はないけど、麺が平均的なラーメン屋の大盛り以上が並盛りで、「野菜」と言いながらほぼ茹でモヤシが山のように盛り付けられているのが特徴ですね。

 店内はカウンター5席、4人掛けテーブルが4卓、2人掛けが1卓と23席のゆったりレイアウト、先客数人。
 メニューは「豚骨醤油ベース超極太麺」のラーメン小、ラーメン大、こってり魚介豚骨、炎の赤富士、限定メニューもありましたがつけ麺は用意されていないんですね。
 サイドメニューにチャーハン、スタミナ丼、いずれも大盛りが用意されています。
 オーダーしてのんびりと店内を見渡していても何も無いし、予め生ニンニク粒をつぶしておこうかと思ったけど、小皿がないし。

 8分ほど待って炎の赤富士ラーメン780円、辛さは一番辛い10号目(激辛)でお願いしました。
 ぷーんとゴマの香りが謎で、これでもかと唐辛子を溶かし込み、鷹の爪の輪切りも交えて「激辛っ」なんですけど、個人的にはピリ辛。
 つぶつぶの背脂やしっかりと煮出された豚骨出汁とか、美味しく感じられますね。
 麺は(極太麺かと思ったら)意外にも中太麺で、ぷりっぷりの食感がスープとは馴染みませんけど、そこそこの味。

 豚は鶏肉かと思うほどぱさぱさな食感だけど味はしっとりしていて中々の味。
 野菜はもやしに極少量のキャベツ、水菜、これはこれでこの地には貴重なG系なんですよね。
 スルッと食べてしまってご馳走様、東静岡にふじもりありと、頑張って下さい。

 帰りは国府津行きの各駅停車、松田での乗り換え時間は5分しかありませんでしたが、なんとか間に合いました。
 寝過ごさないように席に座らずに最寄り駅へ、一泊二日のラーメン修業も悪くないな。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記