2013年07月28日

石巻、宮城、松川、二本松、郡山、会津若松

/列車代行バス/拉麺笑福@宮城県石巻市にて濃厚野菜らーめん(味噌)/○傳(まるでん)北上ラーメン@宮城県石巻市にてさんま節中華そば/正月屋分店 支那そば やまき@福島県郡山市にて支那そば/らーめんあさくら駅前店@福島県郡山市にてみそらーメン/

 全然急がないのに6時過ぎに目が覚めてしまう。
 シャワーをざっと浴びてからホテル前の列車代行バスのバス停に向かおうとしたら、ホテルの女将さんとばったり。
 30分くらい立ち話、どうしても震災の話になってしまうけど私が話を聞くことで少しでも役に立てれば(聞くことで当時を思い出さなくてはならず、辛いのならごめんなさい)、と思い。
 マスコミの全てが嘘だと思わないけれども全てを報道することは出来ないから、現地にいかなければ聞けない話しもある。

 列車代行バスで矢本駅、意識していないと曜日感覚がなくなってしまうけど今日は日曜日、お客さんは半分くらい。
 矢本駅から陸前赤井までは二駅なので歩いて歩けない距離ではないけど、目当てのお店は陸前赤井駅からさらに東に30分ほどあるので、電車に乗りました。
 って、ここで電車に乗らなかったら陸前小野と矢本間が無賃乗車になってしまうじゃないか。

 この辺りの駅は殆どが建て直されていて、陸前赤井駅も例外ではなく新築。
 駅前にはタクシーロータリーが用意されているけど、タクシーを利用するお客さんってどんなお客さんなのだろうか。
 GogoleMapを見ながら歩き出し、途中から広い国道に面して歩き続けます。

 拙いラーメン食べ歩きニストの経験から風下からお店に向かいましたが、何の調理臭も感じられず、ひょっとしてと嫌な思いがよぎります。
 シーンと静まりかえった店内、うーん、今日まで休みなのか。

 失意にうちひしがれて落ち込んでいてもお店は開いたりしないから、さっさと次の店を探さなければなりません。
 朝食を食べずにここまで来たので急に徒歩の疲労が押し寄せてきて、コンビの前のベンチに腰掛けて、通り反対側のラーメン屋のネット情報を探ります。
 見るからにチェーン店風情、本店はどこなのか、何店舗展開されているのか、等々を確認しましたが、信用に足りる情報は得られず。
 拉麺笑福@宮城県石巻市、つい最近開店したようです。

 店内に入ると左手には3人ずつ座布団が用意された小上がりが3卓、正面厨房に面したカウンター席が4席、右手の透明ガラスの壁伝いに4人掛けテーブルが4卓。
 テーブルでゆったりとしたかったけど後からお客さんが来るだろうからカウンター席、パウチされたメニューをみて何にするか検討します。

 秋田比内地鶏出汁がウリみたい、つけ麺や油そばは無くて温麺のみ、冷し中華そばあり、チャーハンもあります。
 ホール担当は厨房の女将さんの娘さんのようで、親子(家族)で切り盛りされているようです。
 オーダーしてテーブルを見ると白胡麻とすり鉢が用意されていたので、適量を振ってゴリゴリとゴマをすりつぶします。
 ラーメンのことはよく分からないけど、このすり胡麻が比内地鶏のスープに合うんだろうな、野菜たっぷりの味噌ラーメンにも合うんだろうな。

 10分ほど待って濃厚野菜らーめん(味噌)780円、もうもうの湯気が食欲をそそります。
 味噌スープと共に暖められたキャベツをメインにモヤシ、ニンジン、キクラゲ、とたっぷりの野菜、野菜だけだとコクが不足するので豚バラ肉もしっかりと入っています。
 つるんとした麺肌の細麺はあんまりスープには絡まなかったけど、まあ、そういうラーメンもあるってことで。

 一口大のチャーシューシューが2つ乗せられていて、これがまたいい感じです。
 うっかり忘れていたすり胡麻を途中から投入して美味しく頂きました。

 お店を出て候補として見つけておいたラーメン屋に2軒ほど立ち寄りますが、ちょっと私の好みに合わない感じでした。
 愛用の晴雨兼用傘を差しながら誰も歩いていない炎天下の川沿いをのんびりと北上し、線路を大きく乗り越えてから左に折れるとお店はすぐでした。

 ○傳(まるでん)北上ラーメン@宮城県石巻市、先の店から30分も掛かってしまったよ。
 ちゃんと調べてないから分からないけど、創業30年は越えると思われる風格が漂っていますし、店先の駐車場は満車に近かいです。
 店内に入ると満席かと思うほどの盛況ぶりで、タイミングによっては外待ちがあるんじゃないかな。
 カウンター席に滑り込み、お冷やを飲みながら店内を見渡します。

 6席のカウンター以外は4人掛けテーブルが3卓と、6人掛けの小上がりが2卓、外から見えるイメージほどは広くないんだな。
 冊子タイプのメニューを開くと、先ずは断り書きが書かれていて、「ラーメンを運ぶ際の事故防止等の諸般の事情により、大盛用ドンブリを使っています」「一品、一品手間暇掛けて調理しているので多少時間が掛かりますので、待ち時間に余裕がない方はまたの機会でお願いします」などなど。

 肝心のメニューは冷しつけめん、冷し中華に続いて中華そばが390円、他はとんこつらーめん、こくみそらーめん、辛さ増しメニューと続いています。
 辺りを見渡すと冷しやつけめんを食べているお客さんは1人もいなくて、誰もが温麺を食べています。
 スタンダードの味を確認するならその390円のを食べるべきですが、自身の食べ歩きにはルール(500円未満の料理は地の馴染み客向けのサービスメニューだから、食べないか、他のメニューと組み合わせて500円以上にする)があります。

 に従って、さんま節中華そば500円にしました。 
 断り書きにあるように大盛丼で提供され、木製のレンゲが小さくて、ラーメンを両手で多ぺる人はずっとレンゲを持っていればいいのですが(小さいので麺受けにはならない)。
 私は左手で丼を押さえる食べ方なので、レンゲはするりと滑ってスープにぷかりと浮かんでしまいました。
 まあ、いいかとドンブリを持ち上げてスープを味わうと紛れもない秋刀魚の香りを伴った魚介出汁の優しいスープ、「ホッとする」という表現が適切なのでしょう。

 なぜここまで細い縮れ麺にする必要があるのか分かりませんけど、スープをよく持ち上げてとても美味しいです。
 トッピングは脂身の多いチャーシュー、細切りのメンマ、板海苔、薬味ネギ、特にこれといった特徴があるわけではないけれど、そんな後付けなこだわりなんて関係ないでしょう。
 このラーメンで育ち、このラーメンで泣き笑い、このラーメンで帰郷を実感するお客さんも多いことでしょう。
 ご馳走様でした、とても美味しかったです。

 最寄り駅の蛇田から石巻の便は30分後、石巻まで歩いたら30分だから歩いた方が少しだけ早い。
 そんなことより手土産を買っていかないといけないので、、と蛇田駅に着くとお土産やどころではなく無人駅じゃないか(実際は違います)。
 たまたま停まっていたタクシーに乗って石巻駅へ、ほぼワンメーターだということは分かっていましたが、話し好きの運転手さんに色々とラーメン屋さんの話を伺いました。
 石巻駅では009のメンバーに挨拶しつつお土産屋へ、さっと買って駅へ。

 何時発に乗ってどこで乗り換えて松川まで行ったのか、実際の話をお伝えするのは全く問題ありませんが。
 私のブログのファンの中には時刻表片手の「おっかけ」を楽しんでいる人もいるとのことで、詳細を書かないことにします。
 一軒目のラーメン屋に11時開店と同時に入り、注文して食べて出るまで大体30分、2軒目に移動、食べて退店して最寄り駅へ。
 ラーメン屋と駅などの徒歩時間はネットで調べたら分かるので、色々楽しんで下さい。

 松川で下車、5年前と駅の様子、駅の周りの様子、全く変わっていないように思えます。
 迎えに来てもらった丹野さんの車でお墓参り、中々毎年来られなくてすみません。
 その後、「少し休んでいって下さい」とご自宅にお邪魔し、御霊前にお線香を上げて、簡単な料理と御神酒を頂きました。
 老人の2人暮らし(ご夫婦ではない)に上がったらそう簡単には帰れない、何度も夕飯を勧められ、じゃあと夕飯を食べたら泊まっていけと勧められるだろう。

 松川を出たのは18時過ぎ、ラーメン屋に無理に立ち寄らなくてもいいのですが、それなりに評価が高くて店構えが気に入ればと思い、二本松下車。
 夏にあちこちに出掛けると1箇所くらいはお祭りにぶつかる、今回は二本松で遭遇しました。

 駅周辺には何軒かのラーメン屋さんがあるので、駅から歩いて10分、正月屋分店 支那そば やまき@福島県郡山市から。
 さらっと調べた限りでは支那そば正月屋@郡山市(未食)で修行された店主さんの店で、正月屋はちばき屋での修行経験あるとのこと。

 たまたま夜営業一番乗りでしたが、その後、ちらほらと同年代のお客さんが来店されました。
 6席用意されたカウンターと厨房を天井から仕切る壁にメニューが書かれた短冊が並び、支那そば(醤油味)、塩そば、味噌そば(100円増し)、チャーシュー増し、つけ麺と揃っていて、数量限定で冷しラーメンもありました。

 暑い夏は日本中、どの店でも冷しをやっているんだなぁと思いつつオーダー、卓上のお冷やを飲みながら店内奥の小上がりを見ると8人掛けが2卓。
 家族連れがわいわいがやがやとラーメンを楽しんでいる情景が目に浮かびます。

 5分ほどで支那そば650円、もう何年もちばき屋には行っていませんが、あちこちで見かける麺相と比べるとずっと綺麗です。
 澄んだ醤油ダレのスープにそっとレンゲを差しいれると、伊達鶏の出汁をメインに帆立貝柱、昆布の旨味を程よく利かせてあります。
 これはいわゆる青は藍より出でて藍より青し、の青のラーメン、都内では7、8年前から大絶賛されている味わいを、自家製麺(メニューによって三種類用意)がさらに高めています。
 この自家製麺が実に良い、1人分を手で持ち上げて出来映えを確認し、茹で時間、茹で方、などなどを調整されているように思えます。

 夏にこんなに美味しいなら、冬の味噌はどんなに美味しいだろう。
 豚肩ロースのチャーシューはスープに馴染んではいくと色が変わっていくタイプで、スープに馴染んで食べやすいように薄切りで提供されていますが、厚切りも食べてみたいな。
 他はメンマと貝割れ大根と白ねぎ、スープを活かすためにはもう一工夫あった方が良いような気もしますが、まあ、好みの問題でしょう。
 気が付いたらスープを飲み干していてご馳走様でした、早い内に修行元のラーメンも食べてみたいな。

 歩いて10分ほどでもう1軒いくもスープ切れで営業終了時間より一時間ほど早く営業終了。
 こういう場合に備えて他にもお店を探してあるけど、気持ちが続かないんですよね。

 で、二本松から次の乗り換え駅である郡山へ、全国のラーメンを食べ歩いているとは到底言い難い私ですが、郡山でのラーメンは初めてです。
 30分強の乗り換え時間で一杯食べようとしたので、評価より駅からの距離でお店を選びました。

 らーめんあさくら駅前店@福島県郡山市ホームページ)、店先には「大正14年創業」とあるので、既に90年近く営業されていることになります。
 駅前の再開発に伴ってか、店も店先もすっかり新装されていますが、大抵のお店では当時の面影を懐かしむ写真や調理器具などを展示されているものですが。
  店内は(他にレイアウトしようもあると思うけど)間の狭いV字カウンター20席ほど、壁のメニューを見てすぐにオーダーしました。

 店員さんに伝わったのを確認してメニューを撮影しておこうと壁にカメラを向けると「そちらはご遠慮下さい」言われました。
 撮影禁止のお店とは知りませんでしたので、申し訳ありませんと店員さんに謝ってから着席しました。
 写真が撮れないのでアイフォーンでメニューをざっとメモしないと、みそ(50円増し)、しお、しょうゆ、他はチャーシュー増し、ほぼ全部乗せと揃っています。
 夏季限定で冷し中華とみそ冷し、サイドメニューは餃子と味付けご飯、と。

 と漢字ひらがなカタカナ表記を間違えないようにメモしていると、みそらーメン670円が運ばれてきました。
 許可を取ってラーメンを撮影して、さてさていただきます。
 モヤシ、タマネギ、挽き肉と一緒に中華鍋を振ってスープを作っていて、ふんわりと暖かみのある味噌スーブ。
 ラーメンのことはよく分からないのですが、山形や福島のラーメン屋さんで多く見かける熟成麺、この店では細麺としてスープに合わせています。

 トッピングは細かく刻まれたニラ、細く割いたメンマ、薬味ネギとシンプルな構成。
 スタンダードではチャーシューがトッピングされていないので、チャーシューを食べたい人は210円で買うか、チャーシューメン880円を食べるかになるのではないでしょうか。
 郡山ではラーメンを殆ど食べたことがないので、この店がどのくらいの位置づけなのかはさっぱり分かりません。

 駅に着くとちょうど会津若松行き、この便を逃すと一時間後の最終に乗ることになります。
 最終は多治見から松本に向かったときに痛い思いをしているので、出来るだけ避けるようにしています(避けられない場合もあります)。
 4両編成が必要とは思えないお客さん数ですが、色々と事情があるのでしょう。

 明日のバースデーラーメンは喜多方なので、喜多方に宿を取りたかったのですが、私のような貧乏人が泊まれる宿は空いていませんでした。
 至近距離の会津若松の辺りに3000円台のホテルがあったので、近くのスーパーで飲み物とつまみを買って、と。
 いやぁ、オレは気にしないけど宿主までも共同のお風呂が1つしかないってのはどうなんだろう。
 部屋でインターネットできず、Wi-Fiや無線LANが飛んでいるわけもなく、飲んだら即就寝。

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2013年07月27日

新庄、仙台、石巻

/麺武者@山形県新庄市にて麺武者らーめん/らあめん梅屋@山形県新庄市にてモツらあめん/一茶庵本店@山形県新庄市にて中華そば/列車代行バス/

 ムーンライトえちごは定刻通り出発、日付が変わる高崎で改札があるはずで、窓際にきっぷと指定席券を置いて寝てしまったのですが。
 一ミリたりとも動かず。
 うーん、まあ、途中乗車や途中下車する人もいないだろうけどね。

 目が覚めると新津、新津で降りなければいけないのに身体が動かず、そのまま新潟へ。
 新潟から新発田(しばた)、余目(あまるめ)と乗り継いで新庄へ。
 始めっから分かっていたことですが、到着が早すぎてどこかで時間を過ごさなければなりません。
 とりあえず駅構内をぶらぶらと見回りましたが、30分も過ごせません。

 待ち合い席に座ってちらっと辺りを検索してみると、一軒目に向かうラーメン屋の近くにモスバーガー発見、ラッキーですな。
 奈良でもお世話になったモスバーガー、朝モスのハンバーガーがとても美味しいです。
 超人気店ならば一時間も前に行かないとですが、まあ15分前、開店後でもいいかな。

 麺武者@山形県新庄市に着いたのは開店10分後、新庄駅から真っ直ぐ向かえば徒歩15分といったところでしょうか。
 山形には何種類もの地ラーメンがあり、ここ最上であればモツラーメンですが、東京の名店で修業しての凱旋営業とのこと。
 店先には「本日限定 冷しラーメン」とありますが、冷しラーメンなら山形市がご当地ですから、限定ではなくレギュラーで販売されても不思議ではありません。

 店内は厨房に面したカウンター6席、4人掛けのテーブルが2卓、奥の座敷は(雑誌によれば)14席とのこと。
 カウンター右端の隣の席に座り、店内を見渡して鞄を床に置いて椅子に座ります。
 箸立てに洗い箸と割り箸が両方用意してあるのところは都内で修業しただけはありますね。

 メニューは温麺(200g)としてこってり醤油味、こってり塩味、濃厚節系ガツン醤油味、あっさり醤油味、あっさり塩味。
 つけめん(280g)はこってり醤油味、塩味、節系、あっさり醤油味、油そばは醤油味と塩味から選べます。
 スープの濃さや麺の茹で加減は好みに対応してくれるそうですが、基本の味が分からないと濃くしようがないですね。

 店内に用意されたラーメンマップ本などを読みながら待つこと7分、麺武者らーめん680円がカウンター台越しに渡されました。
 魚介系白湯スープと紹介されていて、薄い茶色ながらしっかりとした魚介出汁スープ、長時間かけて煮出した豚骨出汁スープのWスープ、くどく重くなりがちですが無化調と言うこともあって後味がすっきりしています。
 特出した美味しさではない反面、酷い下ブレもあり得ないでしょうから、幅広い年齢層に受け入れられていることでしょう。
 中太縮れ麺は自家製麺で、スープとの絡みもよく、するすると食べられます。

 トッピングはオーソドックスにチャーシュー、メンマ、なると、板海苔、青ネギ、特出したトッピングは無いけれども特別に食べ手を選ぶ食材もない。
 地のお客さんの好みを考慮しつつ高次元で上手に味をまとめてあり、とても美味しいラーメンですが、私はわざわざ神奈川から「美味しい」ラーメンを食べに来ているわけではありません。
 美味しかったです、ご馳走様でした。

 お店を出ると雨が降ってきたので、最近大活躍の晴雨兼用傘をさっと広げて歩き出します。
 しばらくするとアーケードのあるメインロード、確か今は土曜日の午後、ひとっこひとり出会いません。
 そんななかで何かの販売イベントをやっていて、たまたま通り掛かった私に店員さん全員が声を掛けてきて。
 雨が降っていなくても、殆どの人は車移動じゃないかなぁ。

 道なりに右に曲がりつつ30分歩いてらあめん梅屋@山形県新庄市、もつラーメンの発祥でも元祖でもないけれど、新庄に来てもつラーメンを食べないわけにもいかない。
 ガラッと戸を開けて店内に入ると満席かと思うほどの混み具合、ちょうど一番手前のテーブルを片付けているところでした。

 カウンター席に座って調理を見たかったけど叶わず、そのカウンターは5席、4人掛けテーブルは5卓、小上がりは3卓、奥座敷は4卓とこぢんまりとした飲み会なら出来そうです。
 卓上のメニューをみて、ぱっとオーダーしました。
 地方の有名店では、たくさんメニューがあるのにお客さん全員が同じメニューを頼む現象(現象名は命名中)をよく見かけます。

 この店も全員がモツラーメン、なのにメニュートップはらあめん、続けてモツらあめん、ちゃあしゅうめん、ワカメらあめん、中華ざるに冷し中華と並んでいます。
 店内奥のテレビを見ながらラーメンの出来上がりを待ちます。
 厨房では男性店主さんが1人で調理されていて、多くの女性店員さんは配膳、接客、会計とこういった分担も地方の名店でよく見かけます。

 30分待たされてモツらあめん600円、この麺相で600円だからなぁ。
 なぜこんなにドンブリすり切り一杯に注いであるか理解出来ない大量のスープ、透明度が高くて底に沈んだ麺やトッピングが見渡せます。
 味わってみると鶏ガラ、豚ガラ、野菜等々の出汁に薄めの醤油ダレを合わせつつ後味はすっきりしていてとても美味しいです。
 中太麺は食べやすいように少し短めの裁断で、スープとはあまり絡みませんが、麺を食べ、スープを飲んで、トッピングを食べて、と味わえばいいのではないでしょうか。

 肝心のモツは鳥モツ、レバーや砂肝だけでなくキンカンまで入っていて、冷凍物を煮たのではなく生のを使っているとしか思えない味わい。
 こんなに美味しいのなら、このモツだけを別売りしてつまみに一杯やりたいですなぁ。
 他には板海苔、かまぼこ、薬味ネギが乗せられています。
 とても美味しいラーメンをご馳走様でした。

 もう雨は止んでいて、来た道を駅へと向かって戻ります。
 ここ新庄から仙台に移動する便は一時間後、それを逃すと(途中の乗り継ぎもあって)3時間後になってしまいます。
 せっかくだからと前回、山形県に来たときに立ち寄れなかったお店に向かいました。

 大通りから一本入っての一茶庵本店 (いっさあん)@山形県新庄市、創業100年って新庄駅がある前から営業されているのでしょうか(駅は創業140年とのこと)。
 徒歩数分の場所に分店があって、分店は大通りに面しているからずっと立ち寄りやすいと思います。
 引き戸をがらっと開けて店内に入ると、全面土間かと思うほど広々とした空間、八重の桜が大型の液晶テレビで放映されています。
 カウンター席は見当たらず、4人掛けと6人掛けのテーブルが数卓、奥には座敷があるようです。

 特に案内されなかったので空いている席に座り(って、お客さんは全員テレビが見える方を向いて座っています)、ゆっくりとメニューを見ます。
 縦書きメニューを右から読んでみると、塩つけめん、つけ冷し中華、中華そば、ざるそば、鳥そば、、、鳥そばって?
 他に関東圏ではちょっと見かけないメニューもあって、いなりそばはおいなりさんが付いているだけ?親子そばは鳥ガラスープに玉子を入れただけ?地元のお客さんには当たり前でも、観光客の私にはさっぱり。

 おそらく開業当時から販売されているだろうメニューをお願いしたら怪訝な顔をされたのは他のお客さんが全員ざるそばだったから。
 ちゃんと下調べしてこない自分が悪いよなとうつむきながら、ラーメンの出来上がりを待ちます。

 10分ほどして中華そば600円、当たり前ですがどの店もドンブリをお盆に乗せて運んできますね。
 やや濁った豚骨スープにきりっと効かせた醤油ダレを合わせてあり、ちょっと濃く感じながらももう一口、もう一口とレンゲが進んでしまいます。
 ※って書きましたが、レンゲはドンブリと一緒に配膳されず、卓上にも置いていないから、お冷やを注ぐ場所から持ってこないとなりません。
 噛み応えのある固め茹で加減の縮れ細麺が小ぶりの丼にぎゅうぎゅうに押し込められていて、それでいて全く食べづらくないのは麺とスープの相性が良いからでしょう。

 トッピングと分ける必要がないほどスープに馴染んでいるチャーシュー、細切りメンマ、板海苔、薬味ネギ。
 こういうラーメンのチャーシューをバラ肉だとか肩ロースだとか説明する必要を感じませんが、逆に感じるのはどういう場合だろうか。
 まだ3杯目なので余裕で食べ切ってご馳走様でした。

 駅から徒歩圏内で楽しめる観光地が見当たらないので、駅の新幹線ホーム(と言っても在来線と兼用だけど)の新幹線見学。
 防犯上などの問題があるからか車内に自由に入れたりしないけど、もし入れたら「在来線でいくつもりだったけど、これなら新幹線に乗ってみるかな」と思う人もいるかも知れないな。
 電車のことは詳しく知らないけど、今日は緑が2台、前回は赤と緑だった様な気がします。

 途中、羽前千歳駅で乗り換えたときは大雨、仙台にいくにはこの駅で乗り換えるんだけど、新幹線が出来てからさらに寂れた感じ。
 仙台行きが雨で遅れているとのアナウンスがあって、仙台乗り換えが心配になりつつ、乗り換え時間は60分近くあるから安心だな思いつつ。
 駅に七夕の飾りが沢山あったけど、地元の人は見慣れているからか、誰も見上げない感じ。
 もう30分あれば一杯と思いつつ、ここから30分もかからず仙台二郎かと思いつつ。

 石巻に着いたのは19時過ぎで真っ暗、事前に調べることが出来たらラーメンの一杯か二杯を食べるところですが、ホテルのチェックイン時間が迫っています。
 まあ、「ちょっと遅れます」と電話すればいいのですが、お客さんだからといって頼んでいいことと頼んではいけないことがあると思います。
 何もこんな場所のホテルにしなくても、仙台や小牛田(こごた)の交通の便が良い駅近くのホテルにしなったのは、10円でも100円でも現地に寄与したかったから。
 安全な遠くから被災地や原発事故地をああだこうだ言うのはあまりにも私のライフルールに反します。

 仙石線に乗り換えればホテル直近の駅まで行けるのですが、それは昼間の数便だけで、他は矢本駅止まり、松島海岸までは列車代行バスの運転になります。
 列車代行バスは明らかに期間限定運転、限定?と聞けば乗らずにはいられないでしょ。
 矢本駅近くにもラーメンじゃなくても食堂はあるはずですが、大雨の中、慌てて乗り込んでしまい。
 満員とはいかなくても半分以上の乗客を乗せて出発、私の乗ったバスでは車内で改札を行わず、降りるときに青春18きっぷを一応見せましたが、どうぞどうぞな感じでした。

 ミーハーは私は臨時駅のバス停を撮ってホテルへ。
 ホテルの場所が楽天トラベルの住所と違っていて、ホテルの住所をGogoleMapで探して事なきを得ました。
 ホテルメトロ(ホームページ)、1人で泊まるには広すぎる室内、無線/有線LAN完備、次に石巻に来るときもまた利用させてもらいたいなぁ。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2013年07月26日

蒲田、大宮、川越、新宿

/愛犬の散歩/蒙古タンメン中本蒲田にて冷し味噌やさい/蒙古タンメン中本大宮にて湯麺/笑堂@埼玉県川越市にてつけそば/ムーンライトえちご/

 貯まり貯まった代休消化のため、休日の朝は愛犬の散歩から。
 昔ならば代休が取れるくらいなら初めっから休日出勤なんてしないよ的な空気がありましたが、今は昔、代休を取らせないのは上司の責任な空気に変わりましたね。
 まあ、会社や業界によるでしょうけど。

 さて、今回の青春18きっぷの旅はナンと本日から、ナンとって誰が驚いているんだよという話ではありますが。
 小田急線なら自宅最寄り駅から新宿まで定期券内なのでどこからJRに乗ってもいいけど、今回は登戸から。
 ムーンライトえちごは日付が変わるのが高崎なので、高崎までの(私の場合は新宿から)電車代1890円を普通に払うか少し(410円)もったいなくても残すよりいいと18きっぷ1回分で消化するかは悩みどころです。
 私の場合、都内や埼玉のお店を前日に回っておいて、少しでも元を取ろうという作戦。

 先ずは登戸から蒲田まで380円、駅から少し歩いて蒙古タンメン中本蒲田
 以前は土日限定訪問でしたが、最近は休日出勤の振り替え平日訪問が増えています。
 おお、これが噂のベンチですか。
 開店待ちや食後のちょっとした休憩に使えていい感じですね。
 店内に入ると女将さんが調理場に立っていて、噂には聞いていましたが実際に見るとちょっと足が止まってしまいました。

 ラーメンの調理は男女の違いは全くありませんけど、それは「調理」であって「営業」とはまた別、営業されるとなると長時間の立ち仕事はかなり辛いと聞きます。
 でもまあ、一介の食べ歩きニストがああだこうだ言うのもおかしな話、お店に食べに来て、心の中で応援することくらいしかできません。
 女将さんは最近になって調理を始めたようですが、女性ならではの調理の丁寧さも店長さんとはちょっと違うようです。

 程なくして冷し味噌やさい950円の麺少なめ、セロリ60円。
 久し振りに野菜普通にしたので半蒙古丼に盛り付けられた味噌やさいが個人的にとても新鮮、味は辛さ控え目で具材の重視の味付け。
 驚きのシャキシャキ野菜に舌鼓をうちつつ、麺を手繰ってスープに浸けて食べるととても美味しいです。
 ああ、これも美味しいあれも美味しいどれも美味しい、中本の冷し味噌やさい。

 途中からセロリをスープに浸けて食べてみるとこれまた美味しい、このセロリは全店でやればいいのにと思うけど、蒲田店だけやってもいいと思います。
 スルッと食べてしまってご馳走様、いつもいつも美味しい冷し味噌やさいをご馳走様でした。

 食べ終わってちらちらと蒲田を散策しつつ、これからのみの振り方を考えます。
 電車代を気にしなくていいのだから、奥多摩とか山梨とか千葉とか行きたい放題ですが、明日からのことも考えないといけません。
 蒲田から上野まで290円、駅から少し歩いて国立科学博物館にて特別展深海、休日だともの凄く混むので平日に来られて良かったです。
 サブタイトルはダイオウイカに会える、ですけど生け捕りして飼育しているワケではありません。

 全体的に「人間と深海」という構成になっていて、深海の定義、温度や塩濃度変化、深海探索艇の歴史としんかい6500の説明、実寸大の模型が展示されています。
 後半に深海の生物が紹介されていて、800メートルくらいまでは網ですくって捕獲するのは驚いたな。
 光が届かなくても、酸素がなくても、生物は生きていかれるんだ、子孫を残していけるんだ。
 お目当てのダイオウイカは5メートル級のがホルマリン漬けで横たわっていて、後は模型とテレビでも放映されたビデオの紹介。

 圧巻はお土産売り場にあった約6メートル実物大のダイオウイカぬいぐるみ(定価20万円)、自宅に買っていて可愛がる人もいるのだろう。

 あまりにも暑かったので、上野公園内のスターバックスで一休み。
 なにやら果汁ジュースの試飲を進められたけど、スターバックスに来たら珈琲を飲むと決めつけているオレは、まだまだ珈琲初心者。

 上野から大宮まで450円、駅から少し歩いて蒙古タンメン中本大宮
 平日のこんな時間は店内がらがらでしたが、顔馴染みの店員さんに特に何も聞かれず。
 ブログで平日の昼間にラーメンを食べたと書いただけで大問題なのに、ラーメン屋さんの店員さんはあまり気にされていない様子(当たり前だよね)。

 見慣れない女性店員さんがいて、なぜか見慣れた女性店員さんがいなくて。
 うーん、俺の記憶違いか、世の中で一番あてにならないのは自分の記憶だよな。
 まあ、誰が働いていて誰が辞めたとか、たまに食べに来る私にとってはどうでもいいことだよな。

 程なくして湯麺730円の麺少なめ。
 中本は辛い料理がメインですが、一部、「非辛」と呼ばれている唐辛子を使っていない料理もあって、その中の一品です。
 スープと一緒に炒めた野菜が美味しさのベースでありますけど、炒め野菜の美味しさが堪りません。

 しっかりと茹でられたサッポロ製麺の中太麺がちょうどいい感じでスープによく合います。
 サイドメニューでお願いしたメルマガサービスのプチ麻婆丼、いつもはライスを抜いてもらうのですが、今日はそのまま頂きました。
 スルッと食べてしまってご馳走様、また、食べに来ます。

 ムーンライトの発車時間までまだ余裕があるので、ちらっと川越まで。
 大宮から川越まで320円、一度行ったことのある店(一度振られたことのある店)なので道順は覚えていますが、自分の記憶が一番あてにならないので、グーグルマップで調べてから。

 笑堂@埼玉県川越市、夜営業が始まったばかりの時間でしたが、1人先客がいらっしゃいました。
 とりあえず店内に入って、って、半歩もしないで椅子、一歩もしないでカウンター台、見た目通りの狭いお店ですね。
 6席の右手に先客がいらっしゃったので左手に座り、カウンター台のメニューを見てオーダーしました。

 メニューは豚そばとつけそば、小さい字で支那そばも書かれていて、初訪ならばどう考えても「博多直送の極細麺をカタ麺で提供」の豚そばを食べるべきだと思うのですが。
 冷茶を頂きながら、FMを聞きながら、「極太麺につき茹で時間を頂きます」を読みながら、10分ほど待ちました。

 つけそば850円、先に「お熱いので気をつけて下さい」とつけ汁、続けて麺皿、いずれもカウンター台越しに渡されました。
 噂に違わないぷりっぷりの極太麺はうねうねとくねっていて、ぎゅっとつまった小麦粉の香り、きっちりと冷水で締めてあります。
 箸でさっと探ってみると、どちらかというとさらさらのつけ汁は豚骨、鶏ガラ等々丁寧に煮出したスープに魚粉を強めに効かせてあります。

 とろっとろのチャーシューと柵状のメンマがつけ汁に沈めてあり、青ネギとなるとが浮かせてあります。
 麺をつけ汁に浸けて食べてみると、懐かしささえ感じる伝統的な美味しい味わい、いいなぁ。
 歳を取ったこともあってどうしても濃厚なんたらかんたらはきついけれども、この味わいはドンピシャ、これで750円ならばなぁ。
 ああ美味しかった、ご馳走様でした、割りスープ忘れちゃったけどあったのなかなぁ。

 小江戸と呼ばれる街並みをちらちらと楽しみながら、駅まで戻ります。
 なんか土日がお祭りみたいだけど、前回もお祭りだったような。

 川越から新宿までは東武東上線を使った方が安くて早いけど、JRで740円。
 今夜は夜行なのでシャワーも浴びられないから、グリーンプラザで身綺麗にして。
 お金もないから飲みも行かず、年に数百回は利用する新宿駅にある地下通路、一度歩くかあるかないかの通路を通って5番線ホームへ。

 ムーンライトえちご、ついに夜行電車は青春18きっぷの販売期間に合わせた運行計画になってしまいました。
 新幹線や飛行機の利便性が高くなっている現代では「なにも夜行で行かなくても」という。
 ええ、十分分かっていますけど、オレは夜行で行きたいんだよ。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記