
三女の前撮り。
娘が三人もいればイベント毎にお金がかかってしまい、ラーメンを食べている場合ではありません。
息子が三人もいれば違うことでお金がかかるんじゃないかな、よく知らないけど。

たまの日曜日、女房の買い物に付き合う。
私は一度も女にも女房にもなったことがないし、今後もなれないので、彼女の気持ちは想像するしかないのだけれど、想像することはできる。
キッチンのあれこれをリニューアルしたいそうだ。

時間も時間だし、と、今月は伺っていなかった北海道らーめん壱源二代目秦野店へ。
お店に入ろうとするとパウチが貼り出されていて、、、なんの悪い冗談なのだろうか。

『お客様へ/毎度ごひいき頂きありがとうございました。壱源二代目秦野店ですが、都合により11月30日をもって、閉店することになりました。ご来店頂いたお客様には心より感謝しています。残り僅かですがスタッフ一同精一杯営業させて頂きます。』
食券を買ってからちょうど空いていたカウンター席へ、「次はどの店に行くんですか?」「もうラーメンは作らないよ」「そんな話し、何度も聞いたよ」。
お店にはひっきりなしにお客さんが入ってきて、売上げはグループの中でも群を抜いているのだけど、身体には替えられない。

閉店が決まったのは先週のことなので、もし私が今月月初に食べに来ていたら、「次は来月だな」となっていたわけで。
今日、他に用事もあったけど女房の買い物に付き合って良かった。

すぐに出来上がって来た女房の分の味噌チャーシューメン930円。
※店主さんのご厚意により、標準的な盛り付けと異なる可能性がありますので、ご承知おき下さい。
900円を超えるメニューですので、こんな田舎では売れないだろうと思っていたらしいですが、それなりに数が出ていたとのこと。

私は粉雪チーズ味噌らーめん980円。
※店主さんのご厚意により、標準的な盛り付けと異なる可能性がありますので、ご承知おき下さい。
先月くらいから投入された「花畑牧場粉雪カチョカバロチーズ100%使用」の粉チーズが振り掛けられた味噌ラーメンです。
味噌と粉チーズの好相性を実感できるラーメン、カネジン食品の中細麺がとても美味しいです。

スルッと食べてしまってご馳走様でした。
まだ食べている女房から「もう一杯食べても良いよ」と振られたけど、言葉が続きません。
「美味しかったです、ご馳走様でした」と店長さんに伝えると、「最後にふらわさんに食べてもらえてよかったよ」と言われ、涙腺が緩んでしまった。

去りゆくラーメン屋さんに、ラーメン職人に、私は声を掛けることしかできないのか。
いや、違う。
彼がいつ戻ってきてもいいように、席を温めておくことができる。