
今日も一日の始まりは玄関掃除。
毎日やっても毎日葉っぱや実は散ってくるのだから切りがないけど、それが掃除ってものでしょう。

日吉の手前というか元住吉の先というか、その辺りに開店したラーメン屋に行こうと行き方を調べてみる。
武蔵小杉駅から徒歩圏内だし、武蔵小杉駅自体が通勤定期券内の登戸から165円ということに、今日気が付く。

豚星。@元住吉(川崎市中原区)、「豚星。」は通称であって商号ではないと考えているのですが、今日は確認できませんでした。
ネット情報によると大塚店主さんは二代目次念序(栗山店長時代)の助手を務め、栗山さんの独立店である仁鍛(現、くり山)も手伝っています。
その後、ドンキタモトを任され、後にラーメン二郎新小金井街道店、野猿街道店2で修業されています。
お店にほぼ14時に着くと外待ち8人、看板はおろか立て看板も無く、「豚星。」と営業時間が書かれたA4パウチが張り出されているだけです。

しばらく待って店内へ入ると、奥にまっすぐにカウンター14席、カウンター席と壁との隙間にずらりと店内待ち18人ほど。
左手は製麺室、右手は黒烏龍茶などの自販機、自販機の隣に券売機。
メニューはラーメンと辛麺(しんめん)の二種類、辛麺はスープにラー油が入り、唐辛子味噌ボール(勝手に命名)がトッピングされるだけなので、実質は一種類。
トッピングは半分以上が売り切れでしたが、のり、ショウガ、味玉、チーズ、生玉子、味ネギ、玉ネギ、魚粉など。
ビールは大中小と揃っています。

壁沿いに少しずつ進みつつ店内を眺めていると、店主さんがもぎりを担当しつつ全体をコントロールされていて、三人の店員さんを使いつつ、これだけのお客さん数と多種多様なオーダー、お好みを一つも間違えずに配膳するのは流石、と感心してしまいます。
客層は圧倒的に20代男子、女性は20人に1人くらい、店員さんだけでなくお客さんもほぼ私語はなく、来店と退店の挨拶、オーダー確認、ニンニク入れますか、そして時々シャッター音のみ店内。
この緊張感こそがラーメン二郎(ではないけど)のオードブル。

お店に着いてから50分後にやっと着席、手近なコップを手にお冷を注いでふうと一息つくと、すかさずビール小400円が手渡されます。
ビールのようにビールを呑む人。らいくあびーる。copyright(C) チルドリィさん
カウンター台越しに厨房を眺めていると、麺茹では7玉ずつ、大きな釜で茹で上げて平ざるで湯切り、、、は殆どしないでスープの入った丼へ。
コールの説明は店内のどこにもありませんが、「ニンニク入れますか?」に殆どのお客さんがよどみなく答えています。
ちなみに、辛麺の場合は「花山椒(ホアジャオ)」の有無も聞かれます。

着席して五分で辛麺小800円、コールはヤサイニンニク、ホワジャオもお願いしました。
どうやって食べるか逡巡しますが、待っていれば誰かが教えてくれるわけでもないので、野菜をスープに浸けながらいただきます。
野菜は今まで食べたラーメン二郎及びラーメン二郎系の中でも特出したキャベツ量、キャベツも白い芯付近ではなく緑の部分が大量に使われています。
茹で置きをやや感じますが、まとめて茹で上げているのでこればっかりはタイミング、どうしてもであれば一番客で訪問するしかありません。

しばらく野菜を食べたら麺、極太平打ち麺は若干熟成が足りていない印象でしたがブレの範囲だと思われ、茹で時間も一分くらい足りない印象ですがロット内の茹で上げ順番ブレに十分含まれます。
スープは微乳化でラー油がたっぷりと合わせられていてボーダーを感じさせないブレンド、鮮やかな紅色ですがほとんど辛さを感じず、できることなら次回は辛めでお願いしたい。

ブタはラーメン二郎系としては標準的は厚さと大きさで少し硬いか、刻みニンニクは大さじ一杯、唐辛子味噌ボールは全体的に溶かしていただきました。
途中からプラスチック製のチープなレンゲでスープを飲みだし、麺を食べ終わってからは丼を持ち上げてスープを飲み干しました。
さらっと食べてしまってご馳走様でした、ああ美味しかった、また食べに来ます。

来た道をそのまま歩いて駅まで戻り、来た南武線で登戸まで戻り新宿へ。
ライブ会場は代々木なのですが、山手線や大江戸線を一駅乗るほど金銭的に余裕があるわけじゃないので、当然歩きます。

Zher the ZOO YOYOGI@代々木にてCANOWプロジェクトによるライヴ。
CANOWプロジェクトが何なのかは各自でググっていただくとして、大好きなロックバンドのTHE BOOTLEGがコラボライヴをされるので、いてもたってもいられず。

言葉にしなくちゃ伝わらない思いがある、好きなら好きと言葉にして欲しい
言葉では伝えられない思いがある、好きなら一秒でも長く一緒にいて欲しい
好きだから会いにきた、ありがとう。