2017年04月08日

下荻野にて二軒

/麺屋みのまる@厚木市下荻野にてスタミナらぁめん塩〜平打麺〜、BENI/ぴかいち@厚木市厚木市下荻野にてぴかいちラーメン/ホームセンターの屋上から見える桜/

 朝食を納豆ご飯で済ませ、子供を駅まで送っていきながら、ラーメンを食べに出かけます。
 有名店や話題店の都内開店などは多くの人が盛り上げ、ネット情報も溢れかえるだろうから私の出番は無し、地元のラーメン屋を地固めしますか。
 車で向かう途中、見事な桜が咲いていたのでクルマを停めて撮影、三脚、いるよなぁ。
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 二度目の訪問になる麺屋みのまる@厚木市下荻野、駐車場は店先に二台分しか無いのでクルマで向かうのは(クルマでしか向かえないけど)、ちょっと躊躇しますね。
 今日は何を食べようか考えながらお店に向かいます。
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 店先を見ると、4月からの営業時間が告知されていて(通し営業化)、専用アプリが今月末にリリースされるとのこと。
 どんなアプリなんだろう、早く使ってみたいな。
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 店内に入ると先客1人、店員さん3人、右手の券売機でラーメンを選びます。
 メニュー構成は柳、辛、白、限、弐、まぜそば、ですけど券売機のボタンはそうなっていなくて、ちょっと分かりにくいのですが、慣れればなんてことは無いでしょう。
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 程なくして二人分が同時に運ばれてきて、先ずはスタミナらぁめん塩〜平打麺〜980円
 なぜかスタミナの細麺だけが売り切れで平打ち麺のみの販売です。
 スープは唐辛子と大蒜の清湯スープ、辛いけれども鶏ガラの旨味十分な味わい、このスープは他ではちょっと味わえないですね。
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 私はBENI800円、丼はラーメン丼と共用のプラスチック製、軽くて持ちやすいけど持たない人はテーブルに落ち着かない。
 トッピングは多めの白ネギ、やや大きめの刻み海苔、挽肉、卵黄、そしてBENI(刻み紅生姜)。
 油そばではなくまぜそば表記であり、油そばの倍以上のタレ(スープが)をスープと事前に絡めており、全体を緩やかに馴染ませてから食べると、すっきりした醤油だれが刻み紅生姜と相まって、とても美味しい。
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 さすがは藤堂、いや、中村屋だな、麻生製麺の平打ち麺の美味しさを最大限に引き出しています。
 提供された時に見た目の麺相に美しさを感じられず、「(トッピングの)半分はネギかよ」と下向きでしたが、食べてみると全体の味の一体感に驚きます。
 見より実をとったのですね。

 そんなことは当たり前だろうと思うのは食べ手の論理、「(どんなに美味しくても)手に取って食べてもらわなければ話にならない」という作り手の心理からすると、簡単に割り切れる話ではありません。
 スルッと食べてご馳走様でした。
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 先の店から車で数分の、ぴかいち@厚木市厚木市下荻野へ。
 本厚木駅近くに「ぴかいち」として15年間営業し、この地に移転しすると同時に「くらかど」へ店名変更して7年、最近になって世代交代して「ぴかいち」に戻したと聞いて訪問。
 一般的な成り行きだと、本厚木から下荻野へ移転される際に二代目の息子さんに店を譲り、その後、息子さんが他業種に転身したので店名を戻して初代店主さんの復活、と推測したのですが。
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 聞けば本厚木時代のぴかいち、下荻野時代のくらかど、どちらも息子さんがやっていて、2014年に親父さんが引き継いだとのこと。
 逆二代目というのでしょうか、逆世代交代でしょうか、こんなパターンは初めですし、聞けば「ラーメンのことは息子に教わっただけ」と定年退職後の独学開業。
 営業時間は土曜から火曜までの11時30分から14時30分まで、つまり週休三日で夜営業無しですので、一般的には「敷居が高い」ラーメン屋と称されます。
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 店内に入ると先客二人、厨房には初老の男性が一人で切り盛りされていて、いらっしゃいませ、ではなく「こんにちわ」と声を掛けられて、すわっ、どこかで会ったことがあるのか!?と慌てましたが、誰にでもそう言うらしい。
 券売機の場所は左手隅と変わらず、メニューは豚骨ラーメンのぴかいちラーメン、オールドぴかいちの家系ラーメン、つけ麺の三種類。
 標準的なトッピング、ご飯類、餃子、ビールも用意されていて、卓上にはブラックペッパー、おろしニンニク、お酢。
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 せっかくの一期一会ですから、と色々な話をしながら作って下さったぴかいちラーメン750円
 トッピングを隠すようにパサッと一枚の板海苔が乗せられていて、スープを味わってみると豚骨醤油スープはほぼ豚骨ダシで香味野菜などで臭みを消してはいますが、消し切れていません。

 僅かに臭みを感じますが、「両肩に力一杯いれて臭みを消さなくても、このくらいでいいんじゃないかな。ラーメンだし」と語りかけてくる味わい。
 タレは薄め、油は殆ど感じず、今風の味の調整は皆無、ある意味、引き算のスープ。
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 以前のまま継承されている大橋製麺の中太麺、僅かに硬め仕上げ、スープとの相性は程々で、こちらも肩の力が抜けています。
 トッピングはチャーシュー、茹でほうれん草、水菜、蓋になっている板海苔。
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 修業経験や他店調査、業界動向の観察が皆無なこともあって、あれこれこねくり回したり、他人のラーメンと勝ち負けを競ったりしない、ごくごく自然体の一杯。
 食べ終わって「いゃあ、美味しかったです」と声を掛けると、首をかしげて「皆さん、そうおっしゃいます。息子に教わったラーメン通りに作っているだけなんですけどね」と。

 進化は決して必須では無い、美味しいことは絶対では無い、前に進まないで足踏みしたっていい、750円のラーメンで多くのことを教わりました。
 スルッと食べてご馳走様でした。
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 帰りに立ち寄ったホームセンターの屋上から見える桜、小雨でしたが、咲き誇っていました。
 早めに帰宅して身体を休めます、一日も早く万全に戻りたい。
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posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記