2018年06月23日

初川治

/大衆料理 川治@浜町にて魚と日本酒/

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 大衆料理 川治@浜町、誘われるまで全く知りませんでしたが、予約一年待ちの居酒屋です(今回の幹事さんは一年半前に予約)。
 まあ、貸切でなければもう少し楽に予約が取れるとは思いますが、実際はどうなのだろうか。
 ネットの評価を読むと、「凄い」「美味しい」「予約が取れない」ばかりで、何が凄いのか、美味しいとは調理が素晴らしいのか食材が素晴らしいのか、それ以外なのか、よく分かりません。
 日本酒の品揃えもよく分かりません。

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 店内はテーブルのみで(カウンターは未使用)、4人掛けと6人掛けが2卓ずつ、計20席。
 椅子は小さめで隣のお客さんと肩がぶつかる前提、一昔も二昔も昔の趣です。
 時間になって生ビールで乾杯、何度か訪問したことがある人もいるようですが、私の卓は全員が初めてでした。
 付き出しは茹で枝豆と煮バイ貝、バイ貝は醤油だけで煮付けてありましたが、辛さを感じるほどで、ここまで辛いと、お酒は進みません(笑)

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 鮎焼き、店内で半日干ししてから焼いてあります。
 絶妙な焼き加減で、ふっくらと火が通った身がお喋りを一斉に黙らせるほどの美味しさ。
 いや、焼かなくても美味しいと思われますが、敢えて火を通してあり、ああ、この店は料理が美味しくて流行っているんだと確信しました。
 看板料理にしてもおかしくない焼き鮎を何の説明もせずに無造作に提供する店、川治。

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 料理の説明はありませんでしたが、おそらく鰹のカルパッチョ、青ネギ、白ネギ、水菜、茗荷がてんこ盛りです。
 鰹自体は薄めの醤油汁に浸されていて、おろし生姜が乗せられています。
 この手の料理は「人数分」が基本ですが、何故か4人に対して10切れ、鰹の美味しいこと美味しいこと。
 ここまでのポーションから、これからのポーションも想像が付くので、「私は2切れで良いです」と主張したにも関わらず通らず。

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 鱧の梅肉包みの天ぷら、お出汁とか塩とが添えられていることが多いのに、そのままで食べて下さい状態。
 衣にはほんのりと甘味を感じ、サクッと食べれば鱧の旨味、梅肉の酸味、小さな世界で三昧一体(三位一体のもじり)。

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 貸切の会なので、店員さんには料理に専念してもらって、日本酒は幹事さんが注いで回っていました。
 ビールと日本酒以外の飲み物は、黒板に「各種酎ハイ、梅酒」とありましたが、飲んでいないので不明です。
 黒板には鶴齢、錦屋、越前岬、作、羽根屋が書かれていて、その中から4本を空けたようです。
 ビールコップにどぼどぼっと注いで、ググッと飲む日本酒。正しい飲み方。

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 蒸し岩牡蠣。
 これまでの料理と同じように調味料は添えられていないので、そのままツルンと頂く海のミルク。
 速攻で熱燗を合わせたい欲望に駆られますが、そう言う店ではありません(熱燗の用意はあります)。
 この料理も20人分(20個)をどうやって一気に蒸し上げたのだろうか、実は店内奥にホテル並みにキッチンがあるのだろうか。

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 続けて蛤の酒蒸し。
 淡い貝の味わいが、お酒で引き立てられていて、目をつぶって美味しく食べます。

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 穴子の煮凝り、かな。
 ここでなぜ仕込み料理なのかは理解できませんが、冷たい料理で箸休めなのでしょうか。

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 なめろうを海苔で巻いて酢をつけて食べる。
 大概の居酒屋料理は食べたつもりだったけど、これは初めて食べる料理、見たことも聞いたこともありませんでした。
 醤油も山葵も付けずにネギごと海苔で巻き、ちょこんと酢を付けて食べてみると、驚きの美味しさ。
 こんなに美味しいなら他の店でやっているはず、私の経験値の低さを実感しました。

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 刺身、6種類の魚と雲丹、4人なのに5切れづつです。
 食べにくいほどの厚み、溶ける厚み、ただ黙って頂く旨い魚。
 綺麗に切りそろえられた刺身はもちろん美味しいけど、、もう、こんな美味しいマグロは二度と食べられないかも知れない。
 雲丹を魚と共に頂く、いやぁ、旨かった。

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 ウチワエビ、初めて食べました。
 ドサッと無造作に出されましたが、都内でも滅多に見ることが出来ず、地方でもかなり貴重な海老です。
 こんなに身が詰まっている海老は初めてで、全員で黙って食べます。
 初めは食べにくかったけど段々と慣れてきて、いやはや美味しい海老です。

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 焼き鯨、鯨の部位は忘れました。
 今や貴重な食材と言っても言い過ぎではない鯨、食べられる店では手軽に食べられますけど。
 この日、一緒の卓だった人は全員が気にしなかったけど、直箸を嫌ったり、いちいち逆さ箸していると、楽しい宴が一気に興ざめしてしまいます。
 直箸も逆さ箸も明らかにマナー違反ですが、居酒屋では「直箸で失礼します」と断ることで仲良く食べることが出来ます。

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 〆はのどぐろの煮付け。
 柔らかい身を少しずつ食べると、その度ごとに日本酒を飲みたくなるほど。
 煮付けてある出汁がもの凄く美味しい、針生姜が良い感じ。
 骨までしゃぶりたいほどののどぐろ、キンメより美味しいのどぐろ。のどぐろ。

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 どう考えでもお店で漬けている浅漬けの漬物。
 料理がどんどん出てくるので、どんどん料理を食べなければテーブルが一杯になってしまいます。
 ので、少し駆け足気味の食事ですが、じゃあ、ゆっくり食べたらどうなるかというと、たっぷり飲んでしまって、それはそれで大変なことに。
 まあ、何がどうなっても受け入れる覚悟はあります。

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 滑子の味噌汁でお会計。
 美味しい料理をこれだけ食べて、美味しい日本酒をこれだけ飲んで、一人6,500円とは何かが間違っている。
 美味しく頂いて、ご馳走様でした。
 次回は2年後くらいだろうか、その時でも健康に食べられると良いな。

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posted by ふらわ at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記