2018年07月12日

日本酒とフレンチ

/DAIKUMA@茅ヶ崎市矢畑にて冷やしラーメン/麺市@平塚市にて柑橘ゆず塩つけ麺/フレンチ食堂iTTokuにてちがさき粋酔会2018年7月番外編/

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 年に20日追加される有給休暇、その殆どを捨てていた時代を過ぎ、去年から年に20日は有給休暇を(消化ではなく)利用することにしました。
 休んでみると、なんであんなに頑張って仕事をしていたのか、なんであんなに無理して会社に出勤していたか、何も思い出せません。
 全ては陽炎のように、、でもないか。

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 数ヶ月ぶりにDAIKUMA@茅ヶ崎市矢畑
 10回以上訪問していますが、開店30分前に到着したのは初めてのこと。
 初訪だと注文方法が特殊な場合もあるし、既訪だと券売機などを撮影するときにすぐ後ろに並ばれることもあるので、特別な事情が無ければシャッターポール(開店前に一番手として並ぶこと)は避けるようにしています。
 しかしして、今日は特別な事情があります。

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 外待ちが10人以上になったところで定刻になり、開店しました。
 店内に入り、店長さんにご挨拶して、左手の券売機に向かいます。
 券売機を見るとノーマルと特製が並んでいるので、ノーマルにしました。
 今日はこちらで久し振りの限定メニュー、そう、特別な事情とは限定メニューの販売で、告知では15食限定とのこと。

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 一番奥の席に案内され、お冷やを飲みながらラーメンの出来上がりを待ちます。
 この低めの椅子がとても座りやすいし、未就学児はともかく、小学生以上ならば子供用に椅子が交換しなくてもそのまま使えるのが良いですね。
 厚手で安定したテーブル、お冷やもコップもどの席からも手を伸ばすことなく届きます。
 そんなこと当たり前じゃ無いかと思われるかも知れませんが、多くの飲食店に伺ってみると、ごく基本的なことでもそうでもないですから。

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 大きくて白くて厚くて丈の高い丼ごと冷やしてあり、強めに冷やされた煮干しスープがたっぷり満たされています。
 そのスープに菅野製麺所の平打太麺を泳がせ、豚肩ロースチャーシュー、鶏モモ肉チャーシュー、半切りミニトマト、そしてダシ氷をトッピングした冷やしラーメン850円
 丁寧に煮出したきめの細かい煮干しスープは実にDAIKUMAらしい美味しさ、いつまででも食べていたい。

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 食べ手側の勝手な願いとしては、ほんの手を抜いてもらって、毎日とか毎週とか販売してくれると嬉しいけど、そういうわけにはいかないですよね。
 このラーメン専用に用意した太麺がとてもスープに合っていて、大盛不可ですが大盛にしたいほど、いや、つけ麺スタイルでもいいから。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 約一年ぶりの訪問になる麺市@平塚市
 改めて説明すると、魚らん坂東海大学店のリニューアルとなります。
 一時期は21時まで営業していましたが、気が付くと昼営業のみに変わっていて、長期休業していたりして、閉店したのかと思っていました。
 改めて営業時間を確認すると、11:30-14:00の日祝休、土曜日は営業されているんですね。

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 メニューは以前から変わっておらず、細麺使用の家系風ラーメンの醤油、塩、つけ麺は500円。担々麺、汁なし担々麺、坦々つけ麺は780円。
 500円は値段だけだと高コスパに感じますが、大学内の学食や大学近郊の定食屋と同じフィールドですので、平均的な値段だと思います。
 餃子350円、替え玉が50円なのは流石は製麺所直営店。
 ご飯ものはピリ辛そぼろ丼280円、チャーシュー丼280円。

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 店内は変わりなくカウンター4席と2席、4人掛けテーブルが3卓。
 卓上調味料は変わりなく豆板醤、おろしニンニク、かえし醤油、拉麵胡椒。
 店員さんも変わりなくベテラン店長さんと女性店員さん。

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 程なくして6/13から販売開始された、季節限定メニュー。
 つけ汁は鶏ガラスープと魚介出汁をブレンドして柚子を効かせ、細麺は麻生製麺で一玉半の麺量を一玉と半玉で分けてあります。
 トッピングはバラ巻きチャーシュー、味玉、刻みネギ、大きめの板海苔を一枚挿した柑橘ゆず塩つけ麺650円

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 やや絡みがちの細麺をつけ汁に浸けて頂くと、ダシの甘味と柑橘の酸味がとても美味しいです。
 青味のネギが薬味ネギのように舌をリフレッシュしてくれ、最後まで美味しく頂けます。
 美味しかったつけ汁でしたので、スープ割りを頼まずに飲んでしまいました。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 人の数だけ待ち合わせ時間への考え方がありますが、特別な事情が無い限り、30分以上前に現地入りします。
 時間に遅れるのがどうのという高尚な考えでは無く、早めに現地入りして現地の空気や人並みに馴染みたいからです。
 まま、早めに店内に入って、「写真撮影がしやすい」良い席に座りたいですし。
 ですが、お店に着いて万札しか無いことに気が付き、慌ててコンビニで両替したので、15分前になってしまいました。

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 フレンチ食堂iTTokuホームページ)で開催された、ちがさき粋酔会2018年7月番外編に参加しました。
 お店は去年の1月オープンですが、その落ち着いた佇まいに、これまで何度も店先を素通りしていました。
 店名が「リストランテ」でも「ビストロ」でもない「フレンチ食堂」であるところに、最年少で富士屋ホテルの料理長を務めた店主さんの謙虚さと意気込みを感じます。

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 ちがさき粋酔会は日本酒しか出されませんが、今夜はお店のご厚意で乾杯ビールを。
 生ビールが配り終わるまで、幹事の江澤さんから(会に初参加の人向けの)会の説明や、お店の紹介などをして頂きました。
 さて、全員にビールが行き届いたところで乾杯、テーブル10名、カウンター5名で女性3名の会。

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 一品目は琵琶湖の稚鮎と三崎のカツオ。
 なんだかんだ言いながら毎年鮎が食べられて嬉しい、今年はフレンチで鮎が食べられて更に嬉しい。
 頭を落とした稚鮎にフレンチならではのソースを絡め、鰹のタタキにベジタブルベースのソースと大葉をあしらい、一品目から夢心地です。

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 ちがさき粋酔会であれば幹事さんが日本酒を持ち込むのですが、今夜は我らが石塚酒店(ホームページ)の店主自ら持ち込まれています。
 お酒の美味しさも大切ですが、料理との相性を最優先するセレクト、1杯目は澤姫「かすみざけ」山廃純米生酒。
 乾杯を想定して弱発砲のにごり、酸味が弱めながらすっきりした喉越しの澤姫、美味しいですな。

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 二品目に南足柄  農場こぶた畑のパテカンとジャンボンブラン。
 パカテンとはパテ・ド・カンパーニュの略で(知らなかったのでググりました)、ジャンボンブランとは白い色の湯煮した加熱ハムのこと(同)、つまり同じ豚肉でパテとハムを作ったと言うこと。
 ふーんじゃなくてこれは凄いこと、同じ味を基とし、調理方法を越えて、最終的な味わいが同じになる料理。
 美味しかったなぁ、レギュラーメニューには無いんだろなぁ。

 肉料理に、伊予賀儀屋「初仕込 壱番搾り限定酒」無濾過純米生原酒。
 重めのはずの肉の味が軽めに感じるほどの無濾過純米生、日本酒はどの料理にも合います。

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 三品目としてガスパチョ 小田原のサザエと真蛸。
 ガスパチョは飲むサラダとも言われるスペイン料理の完熟トマトの冷製スープ、地産地消のサザエとマダコを合わせてあります。
 フレンチ以上にスパニッシュには馴染みが無く、しっかりした酸味と旨味、コリッとした魚貝、という感想が実態とかけ離れている感じしかしません。

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 香りが控えめの冷製スープですので、松みどり「夏純大」純米大吟醸酒。
 冷製スープに香り付けするかのように、発売されたばかりの夏酒を清々しく飲む贅沢、ありがたいことです。

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 四品目の豊後水道のイサキと三重のムール貝。
 豊後水道(ぶんごすいどう)とは、九州の大分県と四国の愛媛県に挟まれた水道であり、その水道で水揚げされたイサキ、ふんわりした焼き魚の美味しさ。
 大きく真っ白なディッシュへの盛り付けのセンスが光ります。

 焼き魚には開運「あさば一万石」純米吟醸生酒。
 魚貝のずっしりした美味しさを全身で受け止める純米吟醸、どれもこれも美味しい。

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 フレンチならば当たり前の自家製パン。
 パンそのもの美味しさもさることながら、ソースを拭って食べる美味しさがフレンチの楽しみだと思っています。
 もちろんお代わり自由ですので、お代わりしました。

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 五品目が富士山麓の鹿肉のロティ。
 メインが牛肉でも豚肉でも無いことに軽く驚き、ロティされた鹿肉の美味しさに更に驚き、付け合わせの野菜にびっくりする。
 フレンチでは物理的な満腹感は得られませんが、精神的には代替えが思い浮かばないほど満ち足ります。

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 麺料理には龍勢「番外品其ノ弐」蔵元ブレンド。
 特別な肉料理には特別な日本酒を、純米吟醸、純米大吟醸の責め(絞り出し最後の部分)を蔵元でブレンドしてあります。
 蔵元ブレンドという日本酒に驚き、ロティの美味しさに合うことに驚き、今日という日に感謝します。

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 デザートは山梨の桃のコンポート。
 料理も日本酒も美味しかったのですが、参加者とのお喋りも楽しく、この楽しさがあっての料理と日本酒なのかな、と思ったり。
 また一緒に飲みましょうの社交辞令をそうとは思えない感触、、、楽しみだなぁ。

 もちろんデザートにも日本酒、四季桜「今井昌平」純米大吟醸無濾過原酒27BY。
 最後はさらっと熟成酒、良いですねぇ。
 とても素敵な会、ありがとうございました。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記