2019年04月17日

三田の新店

/ユキノマタユキ@三田にて粉雪/YOKOHAMA中華そばかみ山@経堂にてビール、スーラータンメン/

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 昨今のラーメンシーンを追いかけていくなら、1日2杯は食べないとダメです(個人差があります)。
 1日3杯食べておくと、より広く深くラーメンを知ることが出来ますが、最近は1日2杯までに制限しています。
 2杯と言うことは、昼昼、昼夜、夜夜の三パターンで考えれば良いのですが、朝食べてしまうと、昼か夜に1杯ずつしか食べられない。
 厳しい。

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 ユキノマタユキ@三田(港区芝)、2019/3/22グランドオープン、3/20と21はプレオープンでした。
 立地は、都営三田線A3出口隣りの、豚骨醤油ラーメン二代目學虎(2018/1/16-2018/4/30)跡地です。
 二代目學虎は上野商店@上野御徒町(2013/7/29-2018/1/5)の移転リリューアル店、つまり町田商店系、二代目學虎の前はムジャキフーズ系の豚骨醤油らーめん學虎(2007/09/30-)でした。
 店主さんは横浜で味噌ラーメン店を12年営業し、店舗老朽化に伴い閉店して東京に進出されました。つまり資本系ではなく個人店。

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 店先に立て看板が掲げられていて、メニューはラーメンとつけめん、小皿料理になります。
 ラーメンは雪華(ゆきばな)750円、風花(かざはな)900円、牡丹雪980円(ぼたんゆき)、特雪華950円(とくゆきばな)。
 つけめんが粉雪(こなゆき)850円、特粉雪(とくこなゆき)1050円。
 たれは塩のみ、つまり塩ラーメン専門店。

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 店内に入り左手の券売機を見ると、トッピングとして味玉、バター、コーン、メンマ、ほうれん草、ネギ、水餃子、チャーシュー。
 ご飯ものなどは鮭いくら丼、葱チャーシュー丼、鶏の葱ソースかけ、よだれ鶏、紅油水餃子、そしてビール。
 この立地、この狭さの店内で一品料理をつまみながらビールを飲むことを想定されています。
 食券を買うと、こちらへどうぞと案内されます、つまりホールに店員さんがいて、厨房の2人と合わせて3人で回しています。

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 店内はこの地にげんこつ屋があった頃から変わらない、5席と6席のカウンターのみ。
 卓上にはブラックペッパー、柚子唐辛子、柚子胡椒、ラー油、酢、醤油。
 目の前の厨房には使い込んだ寸胴が三基も稼働していて、店員さんのオペレーションに何の迷いも感じません。
 細麺ですので茹で時間は1分前後、流水で冷して盛り付けているのに3分弱で配膳されます。

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 粉雪(こなゆき)850円、若い人ならおむすび型、クルマ好きなら(ロータリーエンジンの)ローター型の麺皿に盛り付けられています。
 麺の上には2種類のチャーシュー、穂先メンマ、茹でほうれん草、糸唐辛子、ちょこんと柚子胡椒が付いています。
 細麺を白ネギが散らされたつけ汁に浸けて手繰ると、豚ガラ、鶏ガラの煮出しスープに、煮干や鰹節などの魚介出汁がその隙間を埋めた、町の中華料理店のスープの味わいそのもの。
 美味しいですねぇ。
 店舗のファサードやこだわり書きを工夫する(昔ながらの製法を今風に表現する)だけで、都内でラーメンを食べ歩く多くのラーメン好きにとって、驚きを伴うほど新鮮に受け入れられる様になります。

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 細麺はしなやかな舌触り、するりと滑らかな喉越し、『北海道産”麦”使用の特注麺』と説明されていますが、食べたら分かる麻生製麺。
 ちらっとネットを検索すると、誰1人として公開されていないので、ひょっとして非公開なのかと思い、店員さんに確認しました。
 つけ汁との相性は抜群で、それもそのはず、ラーメンスープに塩たれを「多めに」合わせただけです(細かい点では異なる)。
 狭い店舗で客回転を重視することから(茹で時間が短い)細麺、なのではなく、前店時代から細麺と思われる程、細麺の扱いが秀逸です。

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 麺を食べ終わったので、スープ割りをお願いします。
 割スープは小鉢で提供されますが、大きな寸胴からラーメンスープをそのまま注ぎ入れていて、このやり方はつけ麺屋のそれではなく、中華料理店のやり方です。
 このやり方も、つけ麺屋を中心に食べ歩いている都内のラーメン好きには新鮮なので、驚きを持って受け入れられている様です。
 小鉢を受け取ったら、つけ汁の器に全部注ぎ入れ、柚子唐辛子をパッと振って、半分ほど飲みます。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 夜はYOKOHAMA中華そばかみ山@経堂(世田谷区経堂)公式ツイッター)、半年ぶりの訪問になります。
 私は誰からも見つけられないほど器の小さい人間で、ツイッターでフォローしてもフォロー返しがないと、何となく足が遠のいてしまいます(今は違います)。
 でもまあ、新メニューがリリースされたとのことで、久し振りに行ってみるかと、経堂駅から農大通りを歩いてきました。
 店内に入ろうとしたら満席、、、店先に椅子が用意されている意味が分かりました。

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 少し待っていると女性店員さんが「お一人ですか、どうぞ」と案内して下さいます。
 空いていた席にはお冷やが置かれていて、ふうとため息付いてメニューを開くと「お久しぶりです、いらっしゃいませ」と奥から店主さんにご挨拶を頂きました。
 ぱっと見、新メニューであるつけタンメン以外のラーメンメニューは全て実食済みです。
 チャーハンや焼きそばもいつか食べたいなぁ。

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 それじゃあ新メニューをと思ったら、春の限定メニューがあるじゃ無いですか。
 しかも大好きなスーラータンメンだし、、、迷ったら二杯食べなくちゃならないので、迷わずに注文しました。
 「辛さは普通ですが、辛め、控えめができますが」と訊かれ、流れのままに「辛め」をお願いしました。

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 とまあ、待ち時間が長そうなので、ビール550円を。
 私はラーメン店でビールを頼むことが多いのですが、付き出しが付いてくる、付いてこないは、何を基準に違うのだろうか。
 奥の厨房で中華鍋をカンカンと振る音を聞きながら、ラーメンの出来上がりを待ちます。

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 程なくしてスーラータンメン850円
 スタンダードメニューのタンメンをベースに、唐辛子粉と自家製辣油で辛味を、黒酢とトマトで柔らかい酸味を、溶き卵と豚肉で旨味を、そして店主さんの愛で全体をまとめ上げてあり、とっても美味しい。
 このラーメンをスーラータンメンと呼ぶのはちょっと違う気がしますが、ちょっと違うだけで大きく違うわけではないし、美味しければ前提も定義も吹き飛びますね。
 ベースがタンメンなだけに、モヤシ、キャベツ、キクラゲ、ニラなどの野菜もたっぷり入っています。

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 ここに合わせる麺は(まあ全メニュー共通ですが)浅草開化楼の平打中細麺、もちろん好相性。
 この美味しい平打中細麺、どこかの店舗で食べたことがあるんだよな、未だに思い出せないけど。
 味わいとしては単調なはずですが、温度変化(低下)と共に辛味、酸味が変化して、最後まで飽きることがありません。
 こんなに美味しいラーメンを作っちゃって、もう、また通っちゃうよ。

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 いゃー、美味かったと食べ終わって一息付いていると店主さんが近寄ってきて、「(横浜に開店した)すみれ、行かれましたか?」と。えっ、プレで行きましたけど、何か。本店の店長さんが独立されるので店舗を探しているんです、と。うんうん、噂では聞いてますよ、都内なんですよね。
 確かに店名に「YOKOHAMA」と入っているだけあって、その辺の情報も入ってくるんだな。
 スルッと食べてご馳走さまでした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記