
地元のラーメン店巡りなのに、開店30分前に着いて開店待ちするなんて。
まるで地方遠征、、、ちと恥ずかしい。
近くの公園で待とうと思ったら、親御さん連れが沢山遊んでいる。
そんなところでジジイが一人ポツンとしていたら、通報ものだな。

早めのお昼は、らーめん家せんだい さがみ野店@さがみ野(海老名市東柏ヶ谷2-26-4)(フェイスブック上の公式サイト)へ。
相鉄線さがみ野駅から徒歩五分、旬菜・旬魚なかむらの跡地に2020/11/16オープン。
現在の直営店は鶴ヶ峰本店、横浜西口店、和田町店、さがみ野店とのこと。
FC店は曙町店、川崎店。てことは全店訪問できて無いじゃん。

店先にメニューが貼り出してあるのは、和田町店に似ています。
今月の営業時間は、ランチタイム(11:00-15:00)のみとのこと。
来月以降の営業時間、定休日は見当たりませんでした。

店内に入り、左手奥のタッチパネル式券売機へ。
先ずは太麺か細麺を選びます。
ラーメン以外の場合は、画面下部のトッピング、ご飯もの、ドリンクから選べると思います(タップしたことがありませんので想像です)。

左上:次の画面で、チャーシューを四枚追加するか、キャベツを追加するか、ご飯ものを追加するか、何も追加しないかを選びます。
右上:好きな味を醤油、塩、辛増子味噌、辛子味噌、味噌から選びます。
左下:麺量を選択します。
右下:家系お好みとトッピングを必要に応じて選び、決定を選んでお金を入れれば食券が買えます。

席配置は厨房を囲むカウンター6席と4席、小上がりが4人分が2卓、計18席。
厨房はワンオペなので、上げ膳、下げ膳はセルフサービス。
先客1人に後客10人、ワンオペだと大変そうです。
特にパーティションは見当たらないので、ノーディスタンス。

卓上にはブラックペッパーグラウンド、お酢、魚粉、自家製唐辛子、にんにく。
ショウガは品質保持のために冷蔵庫保管ですので、店員さんに声を掛けて出してもらいます。
和田町店と同じパウチがカウンター台に貼り出されていますが、「辛増子味噌」ってなんて読むんだろう。
そこはかとなく「増辛子味噌」か「辛子増味噌」の誤記だと思うけど、券売機も同じ表記ですし、誰も気が付かないのも変。

少し待って醤油(太麺)760円、家系お好みは「麺柔らかめ」。
炊き立てのとんこつスープは正にあらばしり、きびなご出汁をブンレドした醤油たれのキレも良く、とてもフレッシュでスイスイと飲める美味しさ。
美味しさと食べやすさを天秤に掛けて、食べやすさを優先させた味わい。
かつての旨味十分のとんこつスープにせんだいらしさを求める人には、物足りないかも知れません。

麺は以前と変わらない丸山製麺ですが、以前とはかなり印象が異なります。
中細麺ではなく中太麺、モチッと感が控えめで、縮れ具合も程々でスープによく絡みます。
とは言え、家系ラーメンは月に一回くらいしか食べないし、せんだいはオープン直後に一回行く程度なので、なんとも。
パリッと堅めの板海苔は三枚、食感が残る茹でほうれん草は多め、豚肩ロースチャーシューは薄め。

麺を半分以上食べたところで、お楽しみの味変タイム。
おろしショウガ、おろしニンニクをふたさじ、自家製唐辛子をひとさじ。
温度が下がったスープですが、強力なカンフル剤で生き返る感じ。
スルッと食べてご馳走様でした。

お昼は、ラーメンとも@大口(横浜市神奈川区大口通67-2)(公式インスタグラム)へ。
JR横浜線大口駅から徒歩1分、まるは担々麺(2019/6/21-2020/6/30に移転)跡地に、2020/11/20プレオープン、11/22グランドオープン。
グランドオープン初日は、先着50名に(ラーメンに使っている)横浜醤油を配布されました。
店主さんは居酒屋からの転身、店名の由来は夫婦の名前から。
詳しくは、インタビュー記事を参照して下さい。

店内満席、少し待って店員さんに案内されてから店内へ。
メニューはしょうゆラーメン700円、しおラーメン700円のみ。
トッピングはチャーシュー200円、味付玉子100円、メンマ100円、のり100円、黒バラのり100円。ご飯ものはライス150円。
飲み物は生ビール400円、ビンビール500円、ノンアルコールビール350円、酎ハイ(レモン・ウーロン)300円、ウーロン茶200円。

営業時間は11:00からとしか分からず、夜営業の有無は未確認(面目ない)、水曜定休。
ラーメン店では珍しい、ラーメンチケットが販売されています。
1階は厨房を囲むL字カウンター2席と3席、4人掛けテーブルが2卓。
満席でしたので2階に案内されます。

2階は4人掛けテーブルが2卓、コップは卓上に用意されておらず、店員さんが1階から運んで下さいます。
つか、前店で2階ってあったっけ、、覚えていない(面目ない2
卓上にはコショー、ラー油。
ラーメンしかメニューがなくてもラー油が用意されているってことは、使えるってことでしょうか。

程なくしてしょうゆラーメン700円、2階への配膳はエレベーターではなく両手で。
スープは豚ガラ、鶏ガラの白湯、出汁感とは異なる旨味が結構利いている印象です。
料理人の求める味に足りない分を化調で補うのは大賛成ですが、利かせ過ぎは出汁感を隠してしまうこともあるので、勿体ない気がします。
とは言え、しょうゆラーメンとしおラーメンではスープのブレンド率を変えているそうなので、しおラーメンにはちょうどいいのかも知れません。

丸中細麺は自家製、初心者あるあるの有名小麦を使うわけではなく、流行りに流されて全粒粉にすることも無く、肩の力の抜けた、程よい美味しさ。
オープン直後のラーメンで、スープより麺が勝っている印象を受けるのは珍しいです。
トッピングのチャーシューやメンマは、700円ありきで食材選定した様な印象、これまた勿体ない。
他は板海苔一枚、盛り付けは鋭意調整中といったところ。

せっかくなので卓上に用意してあったラー油を、特に説明はありませんでしたが、自家製の様です。
そんなに辛くなく、香りも良く分からなく、こちらもしおラーメン用かも知れません。
スルッと食べてご馳走様でした。

遅めのお昼は、らあめん花月嵐 中山駅前店@中山(横浜市緑区寺山町)(公式ホームページ)へ。
らあめん花月嵐では定期的に期間限定のコラボメニューを販売されていて、現在は中華そば処 琴平荘。
次回は我らが飯田商店、これは応援せねば。

全店販売は12/2から、直営店と思われる12店は11/19からの先行販売。
東京都:荻窪西口店、永福町店、イトーヨーカドー武蔵小金井店、青山キラー通り店、多摩堤通り店、京王八王子店、多摩センター店
神奈川県:中山駅前店、藤沢石川店、洋光台駅前店
千葉県:南行徳駅店、埼玉県:川越バイパス店

店内に入り、すぐ右手の券売機で食券を買います。
目的のメニューがすぐに見つからないほど立て込んだ、タッチパネル式券売機。
上から順番に探していき、二列目に見つけます。

メニューはしょうゆらぁ麺飯田商店1,100円、しょうゆチャーシュー麺飯田商店1,300円の二種類。
コラボラーメンに本物らしさを求めたり、本物との違いに落胆したのは、いつの頃までだったろうか。
チェーン店(量販店)やイベント、催事場、カップ麺などは、似て非なるもの、であり、の様なもの、と考えています。
もちろん、食べ物の楽しみ方は人それぞれ、ですから。

食券を買うとすぐに店員さんが気が付いてくれて、空いていたカウンター席に案内してくれます。
買った食券を店員さんに渡すと復唱して確認して下さり、「こちらをお読み下さい」とパンフを渡してくれます。
席配置は厨房に面したカウンター6席、テーブル席は2人掛けが1卓、4人掛けが3卓、計20席。

卓上にはブラックペッパー、辣油、一味唐からし、醤油、酢、秘伝のらあめんダレ、激辛壺ニラもやし。
ご飯のふりかけとしてゆかり。
旨い水ってなんだろうか、、「3つの特殊フィルターでろ過されたミネラル水」らしい。

少し待って、しょうゆらぁ麺飯田商店1,100円。
何年も湯河原詣していない私には、飯田商店のしょうゆらぁ麺との麺相の違いは分からず。
スープの出汁感は薄めで、あっさりして美味しいと言えば美味しい、物足りないと言えばそうかも。
飯田商店で使われている足立醸造、末広醤油で仕上げた醤油たれの味わいは、流石の一言。

滑らかな舌触りの細麺、まぁー、旨いわ。
飯田商店ではもちろん平ざるで湯切りされていますが、らあめん花月嵐では(他の麺と同様に)テボザルで湯切りされているんですよね。
この柔らかさで茹で上がっている細麺をテボザルで湯切りするって、それはそれで凄いと思う。
逆に言うと、茹で方(湯切り方)で麺の印象がかなり変わってしまうので、電車代を掛けても直営店で味わって欲しい>だれとはなく。

スープと麺の完成度に比べると、チャーシューのなんとかけ離れているか、、メンマも、、残念です。
あまりの美味しさに激辛ニラの味変を忘れると言う失態、リベンジしても恐らく忘れそう。
角盆に敷かれているランチョンマットには二種類あることが知られていて、私はAタイプでした。
スルッと食べてご馳走様でした。