
今日は良い陽気で、絶好のラーメン日和。
若い頃は県境を跨いで食べ歩きしたけど、今は昔、歳だけではなく昨今の世情もあるしね。
また食べ歩きが出来る日まで楽しみにして、今日は県内で。

お昼は、煮干中華そば ハナアオイ@京急鶴見(横浜市鶴見区鶴見中央4-19-9)へ。
2021/1/26オープン、立地は豚八(2008/2-)、男の花道(2009/12/4-2020/9/29)の跡地。
オープンして暫くは営業時間が分からず、月曜夜に伺って一度振られています。
営業時間(11:30-14:30、月休)は、シャッターの外側に貼ってくれると、何人か幸せになれると思う。

メニューは煮干し中華そば750円、濃厚煮干しそば800円、塩煮干しそば750円、煮干しつけ麺800円。
塩とつけ麺はカミングスーン。
トッピングは味玉100円、メンマ150円、ネギ100円、チャーシュー(4枚)300円。
ご飯ものはライス小100円、ライス150円、チャーシュー丼350円。
飲物は黒ウーロン茶300円、瓶ビール550円。

店内は居抜きではなく、フルリニューアル。
固定席を取り払い、奥のテーブル席を撤去し、厨房を囲むL字カウンター8席のみ。
世情を反映して席間を十分にとってあり、いずれ10席以上を置くこともあるかも知れません。

卓上には、ブラックペッパーグラウンド、ラーメン七味(ミックススパイス)、七味唐辛子。
調理を見ていると、煮干しと濃厚煮干しでは麺を変えている様です。
2杯食べても良かったけど、後客が途切れない状況に、自粛してしまいました。
一度に1杯か2杯の調理、店主さんのテキパキとした所作を見ていると、5分待ちが短く感じられます。

程なくして煮干し中華そば750円。
穂先メンマを縦に盛り付ける麺相は初めてです。
九条ネギひとカケも崩れていない盛り付け、料理の美味しさは料理人が込めた気持ちで決まる。
スープは煮干し出汁主体、僅かなざらつき感が旨味を下支えする美味しさ。

菅野製麺所の中細麺、開店直後の澄んだ茹で湯で茹でられていると、とても美味しい。
スープとの相性はほどほど、そこはかとなく麺線も揃えられています。
湯切りが平ザルだと麺線も整えやすそうだけど、テポで整えられるラーメン職人は少ない。

チャーシューはレア豚肩ロース、燻製豚バラの2種類。
レアの方は良くある美味しいチャーシューですが、燻製の方はあまり見かけない美味しいチャーシュー。
750円のラーメンでもチャーシューは2種類必要な時代になったのか。

カミングスーンのメニューはいつ頃からやるのかとか、門地とか、訊きたいことがいくつかあったんですけど。
後客続々で全く訊けず、未食メニューを食べに再訪しよう。
スルッと食べてご馳走様でした。

お昼は、鮮魚と炉端焼き 魚炉魚炉(ぎょろぎょろ)総本店@京急川崎(川崎市川崎区砂子)へ。
2020/11/18オープン、2021/1からランチ営業に貝出汁らぁ麺 虎武@虎ノ門(以降、虎ノ門と略記)監修のラーメンを提供。
立地は川崎駅から5分は歩きます、遠くはないけど近くもない。
店先にデカくて青い暖簾が掛かっていると、新店にも見えます。

いったんは、11:30-14:00 16:00-2000と営業時間を変更されています。
もちろんディナー営業は居酒屋、こんなご時勢でもなければ、ランチ営業はされなかったのでは。

店内に入ると先ずは手指の消毒から。
居酒屋然とした席配置、店内中央に大きな円形のカウンター10席、奥に直線で4席。
テーブル席は4人掛けが壁側に4卓、奥に4卓、計42席

先客10人、後客10人と、既にラーメンを提供していることが知れ渡っている様子。
店内には白作務衣の男性店員さんが3人、卓上には花椒油、黒煎り七味。
案内されたカウンター席に座ると、店員さんがオーダーを取りに来ます。

メニューは醤油らぁ麺850円、塩らぁ麺850円、味噌らぁ麺900円、辛味噌らぁ麺950円。
虎ノ門で提供されている「貝と鯛の潮らぁ麺」に代わって、「塩らぁ麺」が用意されています。
和え玉は貝油の和え玉250円、小200円。
ご飯ものは、あさりの炊き込みご飯200円、小150円。
ラーメンだけでなく、和え玉、ご飯もの値段は虎ノ門と同一です。

ラーメンは、虎ノ門の監修を受け、同じレシピで調理されています。
スープは店内炊き、麺は虎ノ門と同じ製麺所から取り寄せているとのこと。

と聞きましたが、虎ノ門の説明書きと見比べると、かえしと麺は違っているなぁ(製麺所は同じ)。
虎ノ門では100杯分、200杯分のスープを炊くのに比べて、こちらでは50杯分前後だろうから、違う方が自然。

程なくして塩らぁ麺850円、味変にどうぞと柚子胡椒が小皿で提供されます。
虎ノ門と同じ丼に太めの白髪ねぎがあしらってあって、麺相が似ています。
貝出汁と鶏清湯のブレンドスープは、貝出汁は良い感じ、鶏清湯は下支え風。
ラーメンの監修を受けてはいるけどラーメンを作るのは慣れていない印象を受けます。

塩らぁ麺の麺は標準が中細麺ですが、食べるつもりでいる和え玉が中細麺なので、平打縮れ太麺に変更しました。
三河製麺の平打太麺はボソボソ感の残る固めの茹で加減、茹で湯の温度が十分ではないのだろうか。
トッピングは豚肩ロースレアとバラ肉の二枚チャーシュー、刻み紫タマネギ、茹でほうれん草。
途中で柚子胡椒を合わせてみましたが、いかんせん、量が少なすぎます。

麺を食べ終わったところで、店員さんに声を掛けて和え玉小200円を追加注文。
並は麺一玉ですが小は2/3玉、サイドメニュー的にはありがたい麺量です。
茹でほうれん草、紫タマネギ、ダイスカットチャーシューがトッピングされ、200円とは思えない豪華さ。

初めは混ぜそばとして、貝主体のたれが中細麺によく合って美味しい。
麺の茹で加減はぴったりな感じで、三河製麺の美味しさがとても良く感じられます。
太麺は固すぎたので、ひょとして中細麺用と太麺用のキッチンタイマーを間違えたのかな。

半分ほど食べたら、残してあったスープでつけ麺として楽しみます。
濃いめのたれでコーティングされた麺を、冷めたスープに浸して食べるのは、個人的にとても好き。
つけ麺のつけ汁は熱くてこそ正義、な食べ手にはオススメしません。

そのままつけ麺として食べ切っても良いけど、残った麺はスープに入れてラーメンとして楽しみました。
冷めて美味しいスープを残すことは私には出来ず、気が付いたら丼が空っぽ。
スルッと食べてご馳走様でした。

オープン直後に店主さんが体調を崩してしまった、麺屋LaboLabo@川崎新町。
その後のネット情報が全く上がってこず、それならばと、伺ってみました。

休業に入った直後に貼り出されたチラシ、そのまま。
1日も早く復活することを、願ってやみません。

大衆酒場 若人(フェイスブックのページ)、住所は川崎市川崎区小川町18–16。
ランチ営業は11:30-14:00、平日限定です。
2021/1/17より、カルビラーメンを販売開始。

2021/1/25より、すごい煮干ラーメン980円を販売開始
ポップによれば、ラーメン凪監修、川崎初上陸。

晩酌。
滋賀の蔵元である竹内酒造が醸す「唯々(ただただ)」豊潤純米 29BY。
合わせるアテは野沢菜の漬物。
いつもは扉絵を風景にしていますが、今日は女房からもらったチョコ(笑)