
娘が孫を連れて遊びに(いわゆる帰省)きていて、一気に家庭が騒がしい。
こんな人生があるなんて考えたこともなかったけど、改めて考えてみると、世間一般では普通なのか。
世間ズレしているので良く分からないけど、孫は可愛い。

女房と娘と孫のドライバーを買って出て、一人お昼。
2021/1/9にオープンした、大磯海そば@中郡大磯町大磯1713-90(公式インスタグラム)へ。
立地は大磯駅から徒歩10分、ロイヤルテラス大磯の1階になります。
店主さんは、かつて一風堂で働いていたことがあるとか。

営業時間は土日祝の11:00-14:00、いわゆるひとつの「ハードルの高い」店。
専用の駐車場は用意されていないので、近くのコインパーキングを利用することになります。
いずれのコインパーキングもちょっと距離があるので、雨にはちょっと辛いかな。

土日祝のみの営業ですが、今日はたまたま営業していたようです。
店内に入ると右手に製麺室がありますが、製麺機は使われた様子がありません。
壁側の5席の待合席は満席、立ち待ちのお客さんが三人、先に食券を買うべきか、並ぶべきか迷います。
立ち待ち客が食券を持っているのを見て、先に券売機へ。

メニューは潮そば850円、醤油そば850円、和え玉200円。
トッピングは味玉100円、メンマ150円、チャーシュー(1枚)180円。
サイドメニューはシジミ飯200円。
飲物は湘南ビール700円、檸檬サワー500円。

席配置はカウンター5席と3人掛けテーブル、計8席。
店先のパウチに書かれているとおり、店主さんワンオペなので非常に回転が悪いです。
約30分待ってから、カウンター席へ案内されます。
卓上には調味料は用意されていません。

席に座って10分ほどで潮そば850円。
陶芸作家である宮崎雄太さん作の「器とデザイン」のラーメンどんぶり、料理への意気込みは食器から。
浅利、蜆、蛤を煮込んだ熱々の貝出汁スープは、厚みのある旨味が素晴らしく、とても美味しい。
後味があっさりしているので恐らく無化調、こんなに美味しいなら毎週食べに来るお客さんの気持ちも分かります。

細麺は柔らか仕上げ、スープとの相性はあと一歩ですが、気にしなければ問題なし。
いったんは麻生製麺、厨房に置かれている麺箱(「新宿製めん」と刻印)はダミー(笑)
トッピングの豚肩ロースレアチャーシューは注文毎にスライス、とても美味しい。
メンマは店内で戻して切り分けていて、シャキッとした食感が楽しい。

麺を食べ終わったところで、和え玉200円。
麺量は一玉、プルドポークがトッピングされています。
プルドポークとは、時間をかけて煮込んだ豚肉を細かく裂き、スパイスで味付けをしたアメリカの家庭料理。
刻みタマネギを散らし、ブラックペッパーを掛けてあります。

一般的な和え玉はたれに絡めて頂きますが、この和え玉は濃いめのスープに浸されています。
軽く混ぜてから食べると、麺とスープの相性が良い感じで、プルドポークと合わせても美味しい。
ただ、常にプルドポークがあるわけでは無く、無くなれば替わるかも知れません。

半分ほど食べたところで、残したスープに浸して、つけ麺として楽しみます。
麺がそれほど味付けされていないので、これはこれとして、美味しくいただきます。
最後はプルドポークと絡めて。

店主さんに「自家製麺はやらないんですか?」と訊くと、保健所の許可が下りずに製麺機は使えてないそうです。
今の細麺は美味しいけれど、もっと美味しくなるのか、、楽しみ楽しみ。
スルッと食べてご馳走様でした。

その後、女房と娘と孫を迎えに行って、帰宅。
しばらくは飲みに出掛けることもないかな。