2021年09月27日

上野で飲む

/世田谷中華そば祖師谷七丁目食堂@祖師ヶ谷大蔵にて鴨雲呑中華そば黒/鳥道酒場にて白レバー刺し、明太子入り厚焼き玉子などなど/

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 遅めのお昼は、世田谷中華そば祖師谷七丁目食堂@祖師ヶ谷大蔵(世田谷区祖師谷)公式ツイッター)へ。
 限定メニューばかりだとアレなので、限定告知が無い日(店主がいない日)狙いで、伺いました。
 平日の13時過ぎに到着すると6人待ち、限定メニューが無くても外待ちがあるんだ。
 しばらく店先で並んでいると、暖簾の隙間から「あれっ、ふらわさんじゃないの?」と聞き慣れた声が。

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 店内に入り、券売機で食券を買います。
 メニューは醤油味の「世田谷中華そば600円」、塩味の「祖師谷塩そば700円」、限定らーめん。
 ご飯物は魯肉飯300円、柴崎亭の焼豚丼350円。
 飲み物はビール500円。

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 お客さんの帰る順番を見て、ああ、あそこの席かなと構えていると、「ふらわさん、こちらへ」と案内されます。
 席に着くと、直ぐにお冷やが運ばれてきます。
 卓上には味変絡みの調味料は用意されておらず、潔いかと思えば、本店にはブラックペッパーが置かれているし。
 夜営業のとんかつ屋の話をしていたら、ラーメンが出来上がってきました。

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 程なくして、鴨雲呑中華そば黒900円
 特製とは名乗っていませんが、麺が見えないほどのトッピング、チャーシューが大きいし、ワンタンは多いし。
 スープは(柴崎亭がカツオだしに対して)いりこだし、出汁加減、スープ温度、すっきり感、どれも大好き。
 美味しいスープは沢山あるけど、好きなスープはとても少ない。

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 ラーメンは麺から食べることにしていますが、ここまで雲呑が多いとそうもいかない。
 皮で食べさせる雲呑では無く、餡で食べさせる雲呑は鴨肉100%。
 鴨肉を雲呑として食べるのは初めてですが、とても美味しい雲呑。
 しかも2個、3個じゃなくて5個、黒胡椒が振り掛けられ、ラーメンの最後まで楽しめます。

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 細麺は安心安定の田村製麺、スープによく合っていますねぇ。
 トッピングを奢らなければ、たったの600円でこの麺とスープが味わえます。
 チャーシューは提供直前に炭火で炙ってあって二枚も、太めのメンマ、茹でほうれん草。
 茹でほうれん草も結構美味しくて、可能ならば増やしたいほど。

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 食べ終わっても外待ちがある状況で、つまりそれは、いつ来ても並ぶってことだな。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 夜は鳥道酒場(とりみちさかば)、店先の看板には「上野六丁目店」とあります。
 まだまだ夜の帳ですが、店先のテラス席にもお客さんがはみ出ていて、正面から店構えを撮るのは自粛しました。
 楽しく飲んでいるときに見ず知らずの人にカメラ向けられて、気分がいい人はいないでしょう。

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 店員さんに予約の旨を告げると、二階席を案内されます。
 二階に上がると、空いている席が見つけられないほど混み合っています。
 店員さんを見つけて、改めて予約の旨を告げ、空いている席に案内されました。
 先ずはビール、生ビール中390円でガチンとジョッキをぶつけて乾杯。

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 ビールを頼んでおいてから、メニューを確認します。
 二つ折りのメニューなので、二つ折りにして紹介するべきところ、最初と最後を一緒に紹介してしまうことをご了承ください。
 トップはレモンサワーフェア、続けて梅サワーフェア、サワー。
 レモンサワー300円、続いて生レモンサワー400円。
 日本酒は豪快、一ノ蔵、八海山と有名どころが並んでいます。

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 ハイボールは角ハイボール390円から、お疲れ様ハイボール350円、濃い目ハイボール590円、山崎ハイボール680円など。
 ホッピー、バイスサワーも抜かりなく、ワイン、カクテル、マッコリ、焼酎、ジャパニーズジンまで揃っています。
 焼酎はグラス売りだけでは無く、ボトル売りも用意されています。

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 料理は焼き鳥から紹介されていますが、「焼き鳥」ではなく「串焼き」と表記されています。
 全品100円なんですね、盛り合わせにするとお得になります。
 餃子は鶏餃子、豚餃子と2種類、チーズタッカルビ。
 ご飯物のお茶漬けはよく見かけますが、焼きそば、キムチ炒飯もあります。
 デザートは抹茶アイスとバニラアイスのみ。

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 サラダ、刺身、揚げ物、一品物、魚介、玉子焼き。
 玉子焼きは5種類(出汁、岩のり、オクラ入り、明太子入り、チーズ入り)も揃っています。
 全品1,000円以下で、平均価格帯は500円以下の印象です。
 書き込みや貼り付けがなくて、とても綺麗なメニュー。

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 おすすめメニューは一枚、店内の短冊はチェックし切れていません。
 私は大抵、食べたいメニューよりおすすめメニューから何品か選ぶことが多く、今日もそのノリで。
 大衆居酒屋と思われる居酒屋で飲むのは久し振りなので、コスパは良く分かりません。

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 ということで、一品目はカツオのたたきぽん酢528円。
 厚めに切られたカツオにさっぱりしたぽん酢掛けられ、白ねぎ、青ねぎ、赤唐辛子があしらわれています。
 とても美味しいお刺身で、生ビールにピッタリ、いいですなぁ。

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 友人が頼んだ、もつ煮込み390円。
 もつ煮って濃い味付けの印象でしたが、塩味ベースにすればあっさりしていてとても食べやすい。
 もつは煮込みすぎておらず、歯応えがしっかり残っていて、とても美味しい。

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 串焼きは「お店おすすめ」の串焼き盛り合わせ490円、塩とたれが選べるので、たれで。
 バラ、鶏レバー、ネギマ、鶏もも、砂肝、一串100円ですので、10円もお得です。
 焼き鳥の味付けで塩とたれが選べる場合、私は「お店の味」を知りたくてたれを選ぶことが多い。
 こちらのたれは(これまでの料理から推測できる)あっさり味で、食べ疲れしない美味しさ。

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 メニューで赤推しされていた、白レバー刺し490円
 「安心安定の低温調理」とあり、生食ではありません。
 ネギ油とにんにくで迷いましたが、迷ったら両方。
 ねっとりとした食感に奥深い美味しさ、そろそろ日本酒を飲まなければならない心持ち。

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 日本酒は大衆居酒屋向けの銘柄が揃っています。
 一ノ蔵、八海山、美少年、真澄、久保田 千寿、獺祭50,花の舞 日本刀、久保田 萬寿。
 片っ端から飲みたいけれど、今夜は久保田 萬寿1,500円を口切りに、一ノ蔵690円、真澄790円。
 値段は一合、料理の値段から考えると少し割高に思えるけど、日本酒の応援は欠かせない。

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 メニューにあるなら頼むでしょ、の、刺身の三点盛り990円。
 タコ、マグロ、サーモンの厚みのある刺身、葉っぱの型押しされた山葵を溶かして、山葵醤油で。
 盛り付けが雑多な店内の雰囲気とは全く想像できず、しばらく見入ってしまいます。
 この店の料理で最高価格の一品、レモンの使い方が謎ですが、日本酒に合う味わい。

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 馬刺しユッケ690円。
 細めに刻んだ馬刺しを多めに盛り付け、あっさりめのたれ、万ネギ、卵黄、糸唐辛子を乗せています。
 馬刺しの解凍がちょっとアレですけど、そこはそれ、醤油を掛けて味変、良い感じです。
 ずっと日本酒を飲み続けているけど、飲み飽きない銘柄、ちゃんとセレクトしているんですね。

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 とはいえ、美味しい美味しいと飲んでいると後が大変なので、お冷やを頂きます。
 店内は入店したときからずっと満席で、まあ、お店は地下から3階まであるので、どこかには座れるんだろうけど。
 見渡した感じ、圧倒的に30歳前後、やや前気味の客層で、「若い人は飲まない」って本当なんだろうか。
 細かく観察はしていないけど、一杯二杯だけ飲んで、声を荒げているだけなのだろうか。

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 続けて、お新香盛り合わせ390円、長芋のわさび漬け390円。
 お新香はまあ一般的に感じましたが、長芋のわさび漬けはメチャうま。
 サクサクとした食感にピリッとした山葵の辛さが走り、改めてお酒を飲んでしまいそう。
 他で食べたこと無いなぁ、このお店オリジナルなのだろうか。

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 〆に明太子入り厚焼き玉子590円
 ご飯物を食べられるのは若いウチだけで、コースに入っていればともかく、選べるならご飯物以外で。
 ニラ入りの厚焼き玉子で明太子を包んであって、これがまた美味しい。
 美味しい料理、美味しいお酒をご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年09月26日

久し振りの海そば

/大磯海そば@中郡大磯町大磯にてイカ墨辣油担担麺、和え玉/花火大会/

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 薬局に処方薬を受け取りに行って、ついでに携帯電話ショップでオヤジの携帯の解約手続きを。
 今の世の中、家族とは言え他人の携帯電話をすんなり解約できるとは思わなかったけど。
 ごねれば何とかなると思った私が甘かった。
 ショップに来られないことを証明する医師の診断書が必要なんだと。

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 お昼は、大磯海そば@中郡大磯町大磯公式インスタグラム)へ。
 大好きなお店ですが、諸般の事情ですっかりご無沙汰してしまいました。
 基本、土日しか営業しておらず、思い出したように伺いました。

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 開店時刻を少し過ぎて訪問すると、外待ち数人。
 ワンオペで客回転が良くないかも知れませんが、開店から閉店までずっとお客さんが途切れません。
 メニューは限定メニューの一品だけが、たまに変わる感じ。

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 30分ほどしてカウンター席へ。
 和え玉の食券、「注文するタイミングで渡してください」という店舗もありますが、こちらでは先に渡します。
 先に渡したからと言って、タイミングを見計らって出してくれるわけではありません。
 「和え玉、お作りしますか」と声を掛けてくださいます。

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 程なくして、イカ墨辣油担担麺900円
 確か10食限定、だったはず。
 綺麗に盛り付けてあり、そっとスープを啜ると、まあ、美味しい。
 芝麻醤の脂がやや多めで、貝出汁スープにはキッチリマリアージュ、サラサラとした飲みやすい。

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 今回も前回同様、太麺変更、前回は相性に隙間を感じましたが、隙間が全く感じられません。
 トッピングは辣油を辛味付けした粗い挽肉、茹で青梗菜、ナッツ、白ネギ。
 食べる度に完成度が上がっていき、毎回食べるのが楽しみ。
 毎日営業されていれば、完成に近づくのも早いけど、週一では中々なぁ。

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 和え玉200円
 デフォは貝出汁ですが、担担麺仕様、煮干し仕様から選べます。
 担担麺仕様でお願いすると「煮干し、掛けますか?」と訊かれ、返事ははい。
 煮干し出汁を掛けた担担麺を食べるのは、きっと初めて。

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 加齢と共に足し算、掛け算の料理は重く感じますが、この和え玉は全く重くありません。
 和え玉って香りが真っ直ぐ伝わってくるのですが、その香しいこと。
 ほのかなイカ墨が良い感じで、このバランス感覚は料理人のセンスですね。
 ここでピリッと辛いとさらに、、、いや、欲張りは良くありません。

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 全然そのまま食べ切れますが、やはりここはひとつ、残しておいたスープに浸けてつけ麺風で頂きます。
 スープの温度が下がってしまっているので(当たり前です)、イマイチだなぁ。
 ま、一束食べたら、残りは浸けずに頂きます。

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 食べ終わって、店主さんの一言二言、雑談を交わして。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 夜は地元の花火大会
 CANON EOS RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 90mm / Auto(F5.6、1/50秒、±0EV) / ISO 10000
 何の準備もせずに、画角だけ合わせてオートで撮影。
 ブログで使うには問題ない程度には撮れますね。
posted by ふらわ at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年09月25日

再び生田へ

/This is イクタヌードル@生田にて味噌鶏白湯(ダイブめしセット)、サービスクーポンでからあげ/

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 遅めのお昼は、This is イクタヌードル@生田(川崎市多摩区生田)公式ツイッター)(公式インスタグラム)へ。
 オープン直後に引き続き、2回目の訪問。
 前回はオープン直後と言うこともあり、ドタバタしている点も見受けられました。
 食券を買う前に店内を覗くと満席、繁盛されていますね。

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 食券を買っているお客さんの後ろに並び(って間を空けているから並んでいる感は無いなぁ)ます。
 店先には盛り塩が用意されていて、言いつけをちゃんと守っているんだなと、感心させられます。
 店内には野バラの実でしょうか、壺に挿されて飾られています。
 テーブルには観葉植物が飾られたりしているので、何かコンセプトがあるんだろうな。

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 オープンして二週間弱、オープン時からフルメニューでしたが、本日もフルメニュー。
 券売機左上の法則ってのは、「左上がイチオシだから」という意味なんですけど、私は違う考え方です。
 前回は、お店毎の違いが一番分かりやすい塩そばを食べました。
 今日は、久遠@南林間では提供されていないメニューを食べることにします。

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 食券を買っている間にお客さんが帰り、バッシングも終えて、入口近くの席に案内されます。
 席には既にお冷やが用意されていて、店員さんに「紙エプロンは使いますか」と訊かれたので、お願いします。
 食券とオープン時に配られたサービス券を出して、からあげをお願いします。
 鶏白湯系ですのでレモンが出され、合わせて紙エプロンと鶏白湯ラーメンの食べ方が渡されます。

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 程なくして、味噌鶏白湯(ダイブめしセット)1,040円、サービスクーポンでからあげ2個
 ラーメンと一緒にからあげを提供するのは分かるけど、ダイブめしはダイブする頃には冷めてしまいそう。
 って、写真なんて撮っていないで、さっさと食べろってことだ。
 鶏白湯スープに札幌味噌のたれをブレンド、鶏白湯スープの出来が非常に良くて、とても美味しい。

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 平打太麺の茹で加減はジャスト、鶏白湯スープにとてもよく合っています。
 トッピングは兵庫但馬鶏のレアチャーシューが五枚、アーリーレッド、半身の味玉。
 一般的にはチャーシューを二枚くらいにしたノーマルを800円くらいで提供した上での、特製の盛り付けに感じます。
 そこはそれ、目的訪問客をターゲットとする営業方針のお店なんですよね。

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 オープン告知のフライヤーに付いていたサービスクーポンで、からあげ。
 酢の種類は三つあるので、先ずはエキゾチック酢を掛けてみます。
 エスパニックというか、色々な香辛料を絶妙の割合でブレンドされた酢、良い感じですね。
 からあげ以外にも試してみたいけど、試してみたい商品が見当たらないなぁ。

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 二個目は煮干し酢。
 こちらは馴染みのある味わいですが、瓶内の煮干しの溶け具合で味わいが変わるのでしょう。

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 麺を食べ終わったら、ダイブめし
 スープはすっかり冷えているけど、ダイブめしも冷えているのでちょうどいいです。
 濃厚な鶏白湯スープがライスに染みて、とても美味しい。
 前回もそうでしたけど、この梅干しの食べ方が分からず、そのまま頂きました。

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 あっ、レモンを使い損ねた。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 夜は魚屋 あらまさ 川崎店にて、旧友との友好を深める。
 お店はJR川崎駅と京急川崎駅の間にある雑居ビル、地下一階。
 万一のことを考えて席を予約して伺いましたが、店内は8割ほどの入り。
 ちなみに、店名の「あらまさ」は「新政酒造」にちなんで、とのこと。

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 入口を入ると、直ぐに履物を脱ぎます。
 居酒屋には、厨房の調理を眺めながらのカウンター席があったりします。
 こちらは入って直ぐのスペースにカウンターが用意してあり、他は半個室と個室の様です。
 日本酒がかなり揃っているので、カウンターで店員さんと日本酒談議しながら飲む、きっとありです。

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 壁には焼酎の瓶と、日本酒の空瓶。
 新政酒造推しということもあってか、今年の頒布会のボトルも飾ってあります(飲みたかったなぁ)。
 案内されたのは奥の個室、まま、引き戸一枚で仕切っているので、半個室かな。

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 オープニングドリンクは、生エビスビール600円で乾杯。
 突き出しは、豚モツの柚子和え。
 この突き出しがビールによく合って、とても美味しい。
 ビールはエビスだと信じていますが、久し振りに飲んだエビスの生、美味しい。

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 ささっとオーダーした一品目は、店主のおまかせサラダ1,100円。
 サニーレタスを中心に、ベーコンやミニトマトがあしらわれ、さっぱりしたドレッシングが掛かっています。
 ちょこんと温玉が乗っていて、これから日本酒を飲むぞ、って味付けが美味しい。

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 テーブルに用意してあった日本酒リスト。
 色々なお店に飲みに伺っていますが、ここまでの新政ラインナップを他で見たことない。
 素晴らしい、しかも安い。
 5勺の値段ですが、都内で飲んだら1.5倍から2倍はします。

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 レギュラーの日本酒も、有名どころの地酒は一通り揃っています。
 仙禽を「AROMATIC FRUITY ACIDITY」、黒龍を「WELL-BALANCCED」と続けていて、とても好感が持てます。
 また、難解な読みにローマ字表記の併記がありがたい。
 冷やではなく燗で飲みたい銘柄もありますが、燗付けは専用の銘柄だけだそうです。

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 レギュラー以外に、無くなり次第終了の銘柄も揃っています。
 日本酒推しの居酒屋であれば、壁に短冊を貼り出すところですが、個室メインの営業方針ですから。
 つか、個室メインの営業方針で、ここまで銘柄を揃えているのは凄すぎる。
 銘柄と特定名称、お米を書くのなら、もう少しレイアウトを工夫してBYも併記して欲しいな。

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 その短冊級の日本酒は二枚にも渡って紹介されています。
 1杯5勺(90ml)のグラス売りだけでは無く、四合瓶、一升瓶売りもあるんだ。
 サラッと書かれているけど、お店によっては「お一人一杯まで」と制限するほどの貴重酒がサラッと書かれています。
 で、ここに書かれていない日本酒も多くあって、いったい何を飲めば良いのか分からないほど。

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 ということで新政酒造主体で注文、Cosmos コスモス -秋櫻- 2020、亜麻猫(あまねこ)。
 保管温度が最適で、日本酒が解決すべき問題を解決しようとしている美味しさ。
 亜麻猫が90ml1,080円とは驚きの安さ、しかも「いつでも」「飲みたいだけ」飲めるなんて。
 なんならColorsを全て注文して、常時飲み比べも出来ちゃう。

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 魚屋なので魚を頼むでしょ、と、上お造り盛り合わせ(二人前)3,300円。
 ノドグロ、サワラ、本マグロ、マダイ、カンパチ、キンメダイ。
 いずれも程々の厚み、刺身醤油で頂くと、日本酒が進む進むの美味しさ。
 刺身の盛り合わせは奥付って言うくらいで、日本酒に一番合う肴は魚。

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 魚屋なので焼き魚を頼むでしょ、と、のどぐろ一尾中サイズ2,970円。
 サイズが中と大があるけど、初訪なので中にしましたが、十分は大きさ。
 しゃれた取り箸にも心躍り、食べてみたらもっと心躍り、この美味しさはのどぐろならでは。
 大でも良かったと思うほど美味しかったので、次回は大で。

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 次も新政、メニューに載っていたので恐る々々頼んでみた、天蛙(あまがえる)。
 リーデルの純米グラスで初めて飲む雨蛙、低酒精発泡純米酒とはこんな味わいだったんだ。
 美味しいですねぇ、しみじみ美味しい。
 先の新政といい、専用の冷蔵庫を用意されているのかと思うほど、温度管理が徹底されている印象です。

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 ホタルイカ沖漬け825円。
 ちょこんと一匹(イカだから一杯か)ずつ食べる高級料理店のホタルイカも美味しいけれど。
 箸でガサッとすくって、数匹をまとめて食べるのも至福ですなぁ。

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 イイダコの唐揚げ800円。
 カリカリに揚げられたイイダコ、お喋りしながらつまむにはちょうどいいサイズと美味しさ。
 一つ目はそのまま、二つ目はレモンを搾ってさっぱりとさせて。

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 新政と言えば忘れてはいけないNO.6シリーズ、今日はX-type 2020を。
 X-typeはNO.6シリーズの最高峰、まー、言葉が無いほど美味しい。
 新政以外で飲んでおきたい一杯として、王禄2018 ひやおろし。
 王禄ってひやおろし、出していたんだ、、、他の蔵元と別の解釈っぽいけど。

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 牛すじ塩煮込み990円。
 生姜をブレンドしたおろしが添えられていて、こういう一手間がお店の矜恃なんだろうな。
 日本酒を主軸に置く店らしく、あっさりとした味わいでとても美味しい。

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 ラストオーダーになり、友達がどうしても食べたい、と、鮮魚のなめろう650円
 日本人(我々だけかも)はアジを食べるとホッとするよねー、と大粒のなめろうをペロリ。
 美味しい日本酒、美味しい料理をご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記