
今日は今日とて自宅待機。
もう9月になったので、いつまでもハローワークばかりしてもいられない。
そろそろラーメン食べ歩きも本格化したいけど。
千葉や埼玉の人が東京を越えて神奈川に来ないように、神奈川の人は千葉や埼玉には行かないようにしないと。

早めのお昼は、麺や 麦ゑ紋(むぎえもん)@新宿区西新宿7-4-6(公式ツイッター)。
リンダ軒(2020/08/07-2021/8/27)跡地に、2021/8/31リニューアル。
クローズ由来の命名はやめちゃったのかなぁ。
8/31から9/2までの三日間は、一杯500円セールとしています。

ランチタイム前に着くと外待ち10人、、2杯食べるのを諦めます。
メニューは手揉みらーめん800円、合盛りつけめん900円の2種類。
888(ミツバチ)と商品名は異なりますが、ラーメンと合い盛りつけめんの2種類であることが似ています。
トッピングに用意されている極平麺は麦ゑ紋のみ、つけめん専用なんですね。

リンダ軒と同じ場所に同じ券売機。
トッピングは味玉100円、メンマ200円、チャーシュー300円、瀬戸内産焼きのり100円。
ご飯はライス150円。

店内の席配置は、リンダ軒踏襲。
厨房に面したカウンター4席と4席、テーブルは4人掛けが3卓、2人掛けが2卓。
卓上には胡椒が置かれています。

これまで、イングスの系列店は、スープの食材等を変えることで、ブランディングしてきました。
はやし田は「大山どりと鴨ガラブレンド」、鳳仙花は「金目鯛」、時は麺なりは「大山どり」、花山は「軍鶏」、くろ渦は「のどぐろの生ガラ」、ふじ松は「大山どり、鯛出汁」、888(ミツバチ)は「豚骨と鮭節のブレンド」。
麺は途中まで菅野製麺所で統一していましたが、途中から三河屋製麺とカネジン食品を併用されています。
なんだけど、麦ゑ紋は888(ミツバチ)と同じスープ。
製麺所は888(ミツバチ)がカネジン食品なのに対して、菅野製麺所。
もちろんイングスの系列店は全店店内炊きですので、スープの味に各店長の個性が出ます。

少し待って相盛りつけめん900円(オープンセールで500円)、極平麺150円。
合い盛りの麺は別々に茹で上げていて(極平麺も別)、しかも冷水で冷やす手間の掛けよう。
最初につけ汁、続けて麺、最後に極平麺と提供されます。
極平麺には酢橘が乗せられていますが、さっぱりさせる場面が思い付きません。

先ずは中細麺。
『小麦灰分の高い国産小麦を使用した中細麺。全粒粉とふすまを加え、ほのかな苦味を演出しました。』
全粒粉にふすまも含まれていますが、ふすまをさらに加える理由は有識者に説明を任せます(私は良く分からない)。
豚骨清湯のつけ汁は他店でも味わえそうですが、鮭節の味をブレンドすることで、唯一無二の美味しさ。
888(ミツバチ)でも味わいましたが、(目新しさは失われるけど)私はこの細麺が一番スープに合うと感じます。

続けてつる平麺。
『国産小麦100%使用の平打ち麺。北海道産小麦、信州石臼挽き粉に沖縄産の塩「シママース」をブレンド。』
つけ汁には豚腕肉のチャーシューが沈められ、このチャーシューが旨い。
焼海苔は厚みと固さがあって、つけめんのクオリティをグッとアップ。

最後に極平麺。
『厳選小麦を独特な製法から加工、切り出しを行いました。一反木綿の様な形状の極幅広麺。』
幅広いだけでは無く尺もあって、年寄りには食べにくい。
1枚食べたら中細麺に戻ったりして、3種類の食感が味わえるのが、とても楽しい。

酢橘を使うタイミングを逸したまま麺を食べきって、スープ割り。
割スープは店員さんが保温ポットから注いで下さいます。
せっかくなので黒胡椒を一振りして、美味しくいただきました。

スルッと食べてご馳走様でした。
店内の満席は続いていて、これからも繁盛することを願ってやみません。