
早めのお昼は、京都ラーメン森井 矢向店@矢向(横浜市鶴見区矢向6-10-14)(公式インスタグラム)へ。
稲田堤本店、向ヶ丘遊園店、新丸子店、明大前店、愛甲石田店、久地店、飯田橋店、相模原店に続く9店舗目として、2021/9/10にオープンしました。
来月に分倍河原店、登戸にセカンドブランド(流 Nagare)の出店が予定されています。
立地は南武線矢向駅から徒歩一分、立ち呑み処 ちょっと飲みにやこう(2016/12/19-2018/5/12)、牧草牛ステーキバルbond 矢向店(2018/6/11-2021/5/31)の跡地。

森井恒例のオープン記念セールが、9/12まで開催されます。
こちらはFC店ですので、京都熟成醤油ラーメンのみの販売、750円のところを500円で販売されます。
11時開店の直後に伺うと外待ち36人、個人的な経験則では1人2分ですから、約1時間待ち。
実際は50分待ち、メニューを1種類に絞って手練れの料理人を配置した以上に、不慣れな新人をホールに入れなかったことが大きいと思われます。

券売機を見ると、熟成醤油ラーメンに500円のテプラでは無く、限定メニューとしてボタンを用意されています。
トッピングは味玉100円、メンマ100円、チャーシュー200円。
ご飯ものは提供されていて、ライス中150円、特製チャーシュー丼300円、ネギ塩チャーシュー丼300円など。
買った食券を店員さんに渡すと「麺の硬さ、ネギの量、背脂の量」を訊かれますので、全て普通と答えました。
ちなみにオープン記念セールが終われば、麺に太麺が選べるようになります。

店内は、厨房を囲むL字カウンターが3席と4席、4人掛けテーブルが2卓、計15席。
席を詰め込めるだけ詰め込んであり、実に森井らしい。
卓上にはブラックペッパーグラインドだけが置かれていて、黒七味や柚子胡椒はカミングスーン。
※私の席になかっただけで、他の席には用意されていたかも知れません。

カウンター台には「森井のこだわり」が掲げられています。
書かれている内容は全店共通ですが、項目の並び順が店舗によって異なります。
視線を厨房に向けると麺上げの店員さんと目が合い、「いらっしゃいませ、愛甲石田店でお目にかかりました」と挨拶されました。
うーん、この席に座れたからお声掛け頂きましたが、この席に座れるのはどのくらいの確率なんだろうか。

あっという間に京都熟成醤油ラーメン750円(オープン記念で500円)。
綺麗に炊き出された鶏ガラスープに、上質の背脂を散らし、熟成醤油のたれを合わせたスープ。
火傷するかと思うほど熱々なのがいいですねぇ、この安定した味わいが普段使いの最適解。

やや固め仕上げの細麺(ネット情報では宝産業とのこと)、スープとの相性に全く問題はありません。
トッピングはスライス豚肩ロースレアチャーシューが二枚、良い感じに仕上がっています。
細切りメンマは、多めに盛り付けられています。
九条ネギは普通盛りでお願いしましたが、盛り付けのバランスには普通がいいですね。

少し遅れて、ネギ塩チャーシュー丼300円。
チャーハンが販売されていないので、代わりに頼んだご飯もの。
そのまま食べるべきご飯ものだと思われますが、残ったラーメンスープをひたひたになるまで掛けてみました。

温かいご飯と温かいスープ、ほどほどに温かい角切りチャーシュー、冷たい九条ネギ。
レンゲですくうと、ご飯と九条ネギ、角切りチャーシューを渾然一体として味わえます。
これはいいなぁ、気に入ったので次回から出来るだけ食べよっと。

先の店員さんに「今日はヘルプで入っているんですか?」と訊くと、「色々な店舗を回っています」と。
つまり森井は出店して当たったから多店舗展開しているのではなく、初めっから多店舗展開を想定した人員なんだ。
スルッと食べてご馳走様でした。

遅めのお昼は、麺屋天神@和田町(横浜市保土ケ谷区星川3-6-18)へ。
2021/9/10オープン、立地は和田町駅から徒歩2分、せんだい和田町店の手前、たんめん富士屋の跡地。
店舗のネット情報が全くないので、諸々、間違っていたらゴメンナサイ。

営業時間は、11:00-15:00 17:00-20:00。
定休日は明記されていませんでしたが、恐らく無休。

店内は厨房に面したカウンター6席、壁側に2人掛けテーブルが2卓、計10席。
世情を反映するならば、いずれテーブルを置くとしても、いったんはカウンター席のみで営業された方が良さげ。
私はラーメン店を経営したことが無いので、勝手な想像なんですけどね。

口頭注文先会計、券売機は用意されていません。
メニューは天理スタミナラーメンとして辛味噌ラーメン、醤油ラーメン、いずれも並盛800円、中盛900円、大盛1,000円。
ご飯ものは半ライス100円、ライス200円、茶碗カレー400円、カレーライス700円。
トッピングは海苔増し、ニラ増し、分葱、生卵が100円、白菜増しが150円、肉増しが200円。

テーブルには豆板醤、おろしニンニク、白胡麻、酢、テーブルコショー。
味噌ラーメンをラインナップしている店には、大抵は(辛さ増しの)一味が置かれていますが、ここは無し。
ここまできて、屋号の「天神」から「博多ラーメン」を想像していた私、もやもやが止まらない。
厨房では中華鍋を振っているし、卓上には紅生姜はないし、天スタだったら何故に「天神」?

少し待って、辛味噌(並盛)800円。
やや大きめで重々しい薄焦げ茶色のすり鉢丼、白菜とニラをとんこつスープで煮込んだスープ。
スープは味噌をそのまま舐めるような濃い味わい、ただただしょっぱい。
味わいの方向性は天理スタミナラーメンのスープではあるけれど、還暦ジジイの私は濃すぎる。
オープン直後あるあるなのか、新潟の五大ラーメンである東光のようにスープの濃さを自身で調整するのかな。

その味噌スープに麻生製麺の細麺、スープと全く合っていないけれど、これはこれでファンが付くでしょう。
トッピングと言うか、スープと共に煮込まれている白菜、ニラ、豚バラ。
天スタであれば溶き卵、ですが、入っていないので生卵を別発注し、自身で馴染ませて完成なのかも知れません。
それはそれとして、白菜がとても熱くて、猫舌の私は食べるのが大変。
でも、美味しい。

食後に店長と思われる店員さんに修業先(関連)店を訊くと、「戸部でやっている家系ラーメン店の二号店です」と。
横浜のラーメン事情に疎いので、「戸部 家系ラーメン 麻生製麺」でググってもさっぱり。
店名の由来を訊くと、天理スタミナラーメンを神奈川で流行らせようと、天理と神奈川で天神、と。
スルッと食べてご馳走様でした。

マルバルコウソウ
CANON EOS RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 94mm / Close-up(F5.6、1/320秒、±0EV) / ISO 160
小川の鉄網に絡みついていたツル。
寄りに寄りましたが、このくらいがやっと。

レンズ雲ふう
CANON EOS RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 79mm / 風景(F5.6、1/800秒、±0EV) / ISO 100
本来なら富士山のレンズ雲を撮りたいのですが。
中々、その機会に恵まれないので、市内の山で撮影。