2021年12月28日

池袋の空

/池袋 寿司 空にて贅沢な年末を/

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 本日、本年最終出勤日。
 毎年色々なことありますが、今年も色々なことがありました。
 人生初めての就活、からの転職を経験、頑張りたくないのに頑張った年だったな。

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 夜は、池袋 寿司 空へ。
 友達とお寿司を食べに行こうという話になり、いついくいついくと延び延びになっていたら、今夜になりました。
 ポチポチッと予約して、池袋駅から徒歩数分のビルの7階。
 エレベーターを降りると右側が鉄板焼きSublime、左がお寿司やさん。

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 予約したのは、せっかくならばとテッペンの特選おまかせ握りコース18,980円、飲み物代は別。
 世が世なら、カウンター席にびっしりお客さんが埋まるところ、訪問客毎に1席ずつ空けてあります。
 コートとマフラーを預けて、さてお寿司を楽しみましょう。

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 私は一杯目はビールを飲んで、後は日本酒を心ゆくまで飲むタイプ。
 日本酒は自分の好みの品揃えにうきうき、どれから飲もうか思案のしどころ。
 ですが、本日のおすすめが気になります。

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 今夜は池袋で二人お疲れ様会、プレミアム生ビール熟撰1,100円で乾杯。
 小さいグラスではなく、大きめのグラスにたっぷりと注がれた生ビール。
 夏でも冬でも、昼でも夜でも、ビールは美味しい。

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 前菜3種として、モズク酢、秋刀魚のみぞれ煮、A5ランク牛肉の煮込み。
 モズク酢は何度も味わったことがあり、最初に味わう料理として最適だと感じています。
 みぞれ煮は大根おろしで煮込んだ料理、ほのかに利いた大根の辛味が秋刀魚の旨味を引き立てます。
 牛肉の煮込みは針生姜を合わせ、旨味と辛味がビールを一瞬で蒸発させます。

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 ビールに続いて日本酒、「本日のおすすめは何ですか」と板さんに声を掛けます。
 「こちらをどうぞ」と渡された、本日の隠し酒のリスト。
 せっかくの年末お寿司、値段の高い順番に飲んでしまいそう。

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 山口の蔵元である澄川酒造場が醸す「東洋美人 壱番纏(とうようびじん いちばんまとい)」純米大吟醸 山田錦 R3BY。
 色々な造りの東洋美人を飲みましたが、壱番纏を飲むのは初めて。
 プーチン露大統領が来日された晩餐会で出された日本酒。
 お米の旨味だけではなく酸味にまで透明感が溢れています。

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 蒸し鮑。
 鮑を蒸して切り分け、殻に戻して出汁に浸けてあります。
 ゆっくり味わっても温度が下がりにくく、最後の一切れまで美味しくいただけます。
 固すぎず柔らかすぎない蒸し具合、切り身の下には肝も沈めてあり、鮑全体を楽しめます。

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 本日の焼き魚は、サワラの幽庵焼き。
 魚はその日の仕入れで異なり、今夜はサワラ、美味しいですなぁ。
 幽庵焼きだけでも美味しいけど、谷中生姜とキャラブキと一緒に食べるとさらに美味しい。

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 本日の茶碗蒸しは、ズワイガニ餡掛け。
 茶碗蒸しはお店の数だけあるので、お寿司のコースを頂くときに、とても楽しみにしています。
 ズワイガニの餡かけは初めて、茶碗蒸しの生地(?)によく合って、とても美味しい。

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 山形の蔵元である亀の井酒造が醸す「くどき上手 無愛想(ぶあいそう)」純米大吟醸 生詰 播州山田錦22 R3BY。
 くどき上手でよく飲むのはばくれん(レギュラーメニューにあります)、無愛想は初めて。
 驚くほどすっきりした味わいで、このお酒を飲んだら口説くことも忘れてお酒を飲みいってしまいそう。

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 ここから握り。
 食べログのメニューには9貫と説明されていて、ネタと順番は食べ手からのお楽しみ。
 ゲタはお店毎に特徴があって、こちらでは化粧された鉄板。
 まずガリが置かれ(減れば追加して下さいます)、隣にお寿司。

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 先ずは、中トロ。
 ふんわりと握られた赤酢のシャリに、シャリに覆い被るほどの中トロ、醤油が刷毛で塗られています。
 トロリと溶ける旨味と僅かに残る歯応えがとても心好いお寿司。
 お寿司を手で直接持つか、箸を使うかは食べ手の好み、私は出来るだけ手で直接持って頂きます。

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 真鯛のポン酢。
 一口で食べて、口の中でポン酢を合わせる口内調理のお寿司、うんまい。
 シャリとネタの相性を考え、マグロは赤酢のシャリで握り、他のネタでは白いシャリで握られています。

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 真鯵。
 ちょこんと乗せた生姜がたまらない一握り、良いですなぁ。
 シャリがふんわりして食べ応えで、とてもネタに合います。
 訊けば、手で食べるならふんわりと、箸で食べならしっかりと、食べ方によって握り方を変えているそうです。

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 車海老。
 焼き上げてから適度に冷まし、ピンと伸ばして乗せた握り。
 少し大きめですが一口で食べきれる大きさ、シャリの量もちゃんと調整されています。
 それはそれとして、女性には食べにくくないかなと、隣を見ます。

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 あらっ、食べやすく半切りされていますな。
 半切りすると海老とシャリが離れやすいので、海苔を巻いてあります。
 こういうちょっとしたことは昔は当たり前でしたが、ちゃんと残っているお店(職人)もありますね。

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 三重の蔵元である清水清三郎商店が醸す「作 雅乃智(ざく みやびのとも)」純米吟醸 R3BY。
 お寿司に合う日本酒のひとつである作、雅乃智を選んで用意してあるのがとても嬉しい。
 片口は2種類だけの様ですが、お酒に合う方を合わせて下さいます。

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 クエ。
 お寿司のクエを食べたことは何度かありますが、これほどまでに粘りのあるクエは初めて。
 色合いの移ろいが分かるほど身厚ながら、一口で食べられるちょうどの大きさ。
 美味しいなぁ、今冬はクエ鍋が食べられるといいなぁ。

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 大トロ。
 何の説明も要らない大トロ、刷毛で塗った醤油がしたたり落ちるほどの張り。
 赤酢のシャリが目を開けていられないほど合いますなぁ、うんまい。

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 岐阜の蔵元である渡辺酒造店が醸す「W(ダブリュー)」 純米無濾過原酒 山田錦 火入 R3BY。
 Wとは渡辺酒造店(WATANABE)、世界(World)、笑い(Warai)という3つの意味を表しています。
 瓶火入れで丁寧に仕込まれた日本酒、世界に打って出るに相応しい味わい。

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 シマアジ。
 白身を多めに捌いたネタが、鯵の鯵らしい味わいを強めに感じます。
 少し寝かせてあるのかな、その辺りの熟成具合も抜かりありません。

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 空の名物、雲丹の食べ比べ。
 左からムラサキウニ、塩水馬糞雲丹、馬糞雲丹。
 全てにシャリが敷かれ、ムラサキウニには大葉を合わせ、半分はそのまま、残りを山葵で楽しめます。
 それぞれの味や食感の違いが良く分かって、とても楽しい。

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 赤貝。
 私が一番好きな寿司ネタである赤貝、今夜はコースに組み込まれていました。
 一口でペロッと食べてしまうけれども、その一口を最大限に楽しめる様な下拵えが施してあります。
 お代わりって出来るんだろうか、、、出来ないだろうな。

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 宮城の蔵元である仙台伊澤家 勝山酒造が醸す「勝山 縁(かつやま えん)」純米吟醸 本生 R3BY。
 仙台の水に合うのは仙台のお米、をコンセプトの醸された日本酒。
 雲丹の後で楽しむ日本酒としては最適なんじゃないだろうか。

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 金目鯛。
 表面を軽く炙って香ばしさをも楽しめる握り、シャリをやや多めに調整。
 冷たい料理が続くので、ほんの少しの温かさがとても温かく感じます。

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 今日のイクラの小丼ぶりには、白魚とズワイガニを合わせてあります。
 金粉をあしらった華やかな小鉢、色々な食感と色々な旨味を一度に楽しめます。
 イクラを多めに感じたのはたまたまかな。

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 ヅケ。
 最後の握りは濃い味の握り、後は巻きと汁物です、と説明があります。
 殆どのネタは縦に切れ目を入れてあって、食べやすさを最優先、素晴らしいです。

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 東京の蔵元である東京港醸造が醸す「江戸開城(えどかいじょう)」純米吟醸 原酒 山田錦 R3BY。
 二人で1合なのでそんなに飲んでいないくて、ちょうど良い感じで酔いました。
 まま、酔ったのは日本酒だけではないけれど。

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 鉄火巻き。
 酔いが覚めるほどに山葵が利かせてあって、なんかとっても新鮮。
 醤油をたっぷり漬けて頂くのが好みですが、なぜかたっぷり醤油が付けられています。

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 玉子。
 味にまとまりを感じるしっとりタイプ、ほんのりとした甘味がとても美味しい。
 二切れを食べるのは一瞬、ここまでに仕立てるのに数時間、ありがたいことです。

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 赤出汁。
 他のお客さんが掃けたこともあり、板さんとお寿司や日本酒についてお話しさせて頂きました。
 日本酒は専属の利き酒師が選んでいるそうで、流行に乗らず、お寿司に合う銘柄を揃えているとのこと。

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 デザート。
 スプーンがスッと入るほど柔らかいアイス、ちょうど良い感じ。
 美味しいお寿司、美味しい料理、美味しい日本酒をご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年12月27日

お鮨とラーメン

/蕎麦いまゐ 四谷三丁目店にてかき揚げそば/社食でラーメン/鮨らぁー麺 釣りきん 鶴屋町店@横浜にて生ビール、赤酢握り5貫、牡蠣ラーメン/

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 朝は蕎麦いまゐ 四谷三丁目店へ。
 2020/7/27オープン、経営母体は日本レストランシステム、この店の他に南青山店、自由が丘店、新横浜店。
 若い頃なら南青山店などに間を空けずに訪問して、どこがどう、そこがそれと比べたものですが。

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 前回は朝定食(お蕎麦とご飯物のセット)を食べたので、今日は念願のかき揚げそばを。
 タッチパネル式券売機だけど、タッチ面が入口を向いているので、光っちゃって見にくい(個人比
 出勤前の時間帯はお店が空いていて、好きな席に座りたい放題。
 お昼には混み合うのかも知れないので、そういう情景も見てみたいけど、中々ね。

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 程なくして食券の番号を呼ばれ、かき揚げそば530円
 カメラが安物でも、撮影技術が低くても、お蕎麦が綺麗に盛り付けられていれば、綺麗に撮れる。
 かき揚げは形を保つ最小限の天ぷら粉で揚げられていて、タマネギの焦げ目すら香ってくるよう。
 売価1,000円以下のお蕎麦屋でここまで丁寧に揚げられたかき揚げを楽しめるとは、良い時代になりました。

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 お蕎麦の蕎麦粉と小麦粉の配合は分からないけど、パッと入ってパッと食べるには十分な心好さ。
 かけそばではその心好さが十分に伝わってこなかったけれど、かき揚げを合わせると十分に伝わってくる。
 お蕎麦をかき揚げに合わせて調整されているのだろうか、たまたまなのだろうか。
 美味しくいただき、ご馳走様でした。

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 お昼は、社食でラーメン
 流石の私も社食の料理を撮るわけにはいかないので、写真なしで。
 業務用スープで組み立てたと思われる薄味スープ、かるくダマになった中細麺がよく絡みます。
 トッピングは大ぶりの豚肩ロースチャーシューが二枚、モヤシたっぷり、メンマ数本、貝割れ5本。
 美味しくいただき、ご馳走様でした。

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 夜は、鮨らぁー麺 釣りきん 鶴屋町店@横浜(横浜市神奈川区鶴屋町)公式インスタグラム)へ。
 2021/10/29オープン、立地は横浜駅きた西口から徒歩1分、中華料理 珍来跡地。
 釣りきんとして野毛店、横浜中央市場店、ドリームランド店に続く4店舗目。
 横浜中央市場店とこちらは「鮨らぁー麺」、運営母体は株式会社First Drop
 10/29から11/3まで100食無料サービスを実施。

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 店内に入って券売機に対峙します。
 メニューは凄い!真鯛らぁー麺720円、限定らーめん1,100円。ラーメンと握りセット1,300円(70円引き)。
 お寿司は赤酢握り5貫650円、まぐろ5貫握り820円、とろ鉄火3切れ600円、鉄火3切れ380円、
 本マ中トロ1貫200円、バチ赤身1貫150円、さば棒寿司1切れ250円。
 ご飯物は鮭といくらの親子小丼800円。
 飲み物は生ビール500円、白州ハイボール700円、角ハイボール500円、ウーロン茶300円。
 ちなみに、横浜市場店では中華蕎麦700円、貝出汁ラーメン1,000円、赤酢握り5貫550円。

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 店内は調理場を囲むL字カウンター4席と7席、壁向きカウンター5席、16席。
 「うおはたい」、魚の中で鯛が最上、ラーメン店で最上を目指す釣りきん。
 「商いの敵に勝るダシは無し」、料理を美味しくするのはダシではなくライバルって意味ですな。
 横浜本場市場では商いの敵(ライバル店)がないので、横浜駅至近に出店されたということなのかな。

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 カウンター席に案内され、食券をカウンター台に出して、コートを脱いでハンガーに掛けようと。
 店内を見渡すもハンガーが見当たらない、カウンターテーブルの下に棚はない。
 店員さんに「コートをかける場所はありますか?」と訊くと、「隅に荷物カゴがありますので、自由にお使い下さい」と案内されます。
 先客3人、後客4人を見ると、コートやジャンパーを着たまま食事してされています。

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 カウンター台に貼られた説明書き。
 シャリ、ネタから説明されているので、ラーメン屋ではなく、鮨屋なんだろうな。

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 先に生ビール500円、一口飲んだところで赤酢握り5貫650円、続けて牡蠣ラーメン1,100円
 お鮨をツマミにビールを飲んで、飲み食べ終わったら、〆的にラーメン、の心構えでしたが。
 ほぼ同時に提供されるので、お鮨とラーメンを同時に楽しめる新しいスタイル。

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 お鮨は左から本マグロの中トロ、メバチマグロの赤身、真鯛ゆず塩、アジタタキ小丼、〆サバの棒寿司。
 マグロ2貫には醤油が塗られているので、(お手拭きが用意されていないので)箸で頂きます。
 鮮度最優先のお鮨は赤酢とよく合っていて、寿司ネタとシャリの割合はちょうど良い食べやすさ。
 お鮨自体が心好いので、昆布ガリは一つの料理として楽しめます。

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 マグロ2貫に真鯛を食べたところで、限定らーめん1,100円、今日は牡蠣ラーメンとのこと。
 スープは通常営業の鯛出汁と、限定らーめん用の牡蠣出汁のブレンド、濃厚さを抑えて旨味が最高潮。
 あっさりした後味の前の味わいがとても強く感じるのは、出汁の良さを赤酢のシャリが持ち上げているからか。
 この味わいというか食べ合わせが素晴らしい。

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 麺の前に牡蠣、今日の牡蠣は広島産、驚きの8粒。
 出汁に浸かっていて程良く保温されており、この牡蠣で美味しいお酒を飲めたらなぁと、叶わぬ夢を見る。

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 だるま製麺の角細麺はスープと好相性、茹で加減もとても良い感じです。
 トッピングは煮豚チャーシュー二枚、細切り味付きメンマ数本、焼海苔一枚、カイワレ大根。
 麺とスープを味わってから、残りのお鮨を頂くと、それはそれは心好い。
 ラーメンのスープって(この店のスープって)、お鮨に合うんだ。

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 お鮨とラーメンを一緒に楽しめるスタイル、どこの店でも出来るわけじゃないところが素晴らしい。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年12月26日

藤沢から厚木

/つけ麺 つけ十@藤沢市大庭にてえび蕃椒つけ麺(あつもり)/きんかどう 厚木トレリス店にてチリトマトラーメン、チーズ/晩酌/
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 今日は特に予定を入れていなかった。
 負け惜しみを言わせてもらえれば、予定を入れないようにしていた。
 ちょこちょこと細かい用事は入ったけど、それだけだったので、ちょっとバイクを飛ばすことにします。

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 お昼は、つけ麺 つけ十@藤沢市大庭5056-4へ。
 2021/11/20オープン、立地は大庭にあるイオン藤沢店向かい、クリエイト裏手。
 店主さんは浜屋 五反田店出身。
 とは言え浜屋は閉店しているので、店名を変えての移転リニューアル、ってところでしょうか。

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 屋号の「十」の意味を訊くと、
 「飲食店で三(さん)、八(はち)と漢数字が付いている店名がカッコいいので、十(じゅう)にしました」と。
 「八は末広がりに掛けているので」と返すと、「そうなんですか、知りませんでした」と。
 ああ、昭和は遠くになりにけり。

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 店内の右隅に券売機が置かれています。
 メニューはつけ麺780円のみ、日替わりランチ780円はみそラーメン。
 「つけ麺専門店なのに限定メニューは温麺」って、大口のつけ麺専門店と似てるな。
 蕃椒(ばんしょう)とは唐辛子のこと(卓上に説明あり)で、蕃椒醤とはコチジャンのこと。

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 席配置は厨房を囲むL字カウンター4席と3席、計7席。
 お好きな席にどうぞと案内されたので、厨房の様子が辛うじて見える席へ。
 卓上に置かれた説明書きを読みながら、ラーメンの出来上がりを待ちます。

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 程なくして、えび蕃椒つけ麺(あつもり)800円
 あつもりはラーメン丼に麺麺が盛り付けられますが、ひやもりは平皿に盛り付けられています。
 あつもりとひやもりで丼(器)が異なるつけ麺、他で見たことがありません。
 麺の上には豚バラチャーシュー、万ネギ、半身の味玉、焼海苔一枚、蕃椒。

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 つけ汁は豚ガラ、鶏ガラの白湯、たれは味噌ですので、味噌つけ麺専門店ですな。
 自家製麺の平打太麺が適度な噛み応え、適度な弾力、東京で一定の評価を得たつけ麺の麺。
 心好いですなぁ、麺同士が絡みにくいように、茹で湯を少し残す湯切りも素晴らしい。
 途中から蕃椒を溶かし込むと、辛味より旨味が増して、冷えたつけ汁の旨味を補うようです。

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 麺を食べ終わって、お楽しみのスープ割り。
 割スープは熱々の鰹出汁、少し多めに割り入れて、レンゲですくって飲むと、いやいや心好い。
 冷えたつけ汁を熱々の割スープで温める、本来のスープ割り。

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 先客2人、後客4人、既に地の人には認知されているようです。
 オープン後1か月もネット公開されなかったけど、オープン時はどなたからのお花が届いていたのだろう。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 来た道を途中まで戻るわけですが。
 橋を渡りだしたところで小雪から大雪に変わって、滑らないように速度を落として走ります。
 それでも目指す方角の空が明るかったので、一縷の望みをかけて。

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 遅めのお昼は、きんかどう 厚木トレリス店@厚木市戸室5-31-1へ。
 2021/12/4オープン、Kou's跡地にオープンしたアツギトレリス3階のフードコート。
 きんかどうは座間本店以外に何店舗か展開されていましたが、現在は本店とここの2店のみ。

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 フードコートなので、メニューを選んでお金を払うと呼び出しチャイムを渡されて、なのだろう。
 ラーメンはきんからーめん豚骨、黄金塩ラーメン、黄金醤油ラーメンが500円、チリトマトラーメン800円。
 チリトマトラーメン以外は素ラーメンであり、自身で好きなトッピングを加えます。

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 定食は豚汁とご飯、おかずを組み合わせる方式。
 標準的な値段は分かりにくいけど、豚汁小300円と通常おかず480円のセットが830円のところ750円。

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 単品メニューは豚汁とご飯の分量を、写真付きで紹介しています。
 他に、ポテトやあげパンもあるようです。

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 ラーメンのトッピングは好きなものを好きなだけ取る、丸亀製麺(はなまるうどん)方式、ってことかな。
 トッピングは白髪ねぎ、チャーシュー、海苔、きくらげ、メンマ、チーズが100円。

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 バター、生卵が50円。
 小ざらとして辛子高菜、紅生姜、キムチが50円。
 フライやあげパン、オニオンリングなども用意されています。

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 レジで会計すると、呼び出しチャイムを渡されます。
 最近の呼び出しチャイムは、停止ボタンがなく、鳴ったら鳴りっぱなし、なのかな。

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 呼び出しチャイムが鳴って、料理を引き取りに受付へ。
 味見する前に、その場で調味料を使わなくてはなりません。
 白胡麻、お醤油、おろしニンニク、七味、マヨネーズ、タバスコ、ソース、コショー、ケチャップなど。
 ラーメン用以外も用意されていますね(当たり前か

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 頂いたのは、チリトマトラーメン800円、チーズ100円
 ノーマルではネギは乗りませんが、ネギ好きとしてはもっと乗せたかったところ。

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 すかさずトッピングのチーズを万遍なく掛けます。
 ああ、相変わらず盛り付けがヘタだなぁ、としみじみ。
 スープのベースは豚骨でしょうか、挽肉とトマトとチリソースが強力で、私程度では分かりません。
 食材は分からないけれど、心好く響く味わいに20年以上の歴史に乾杯。

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 合わせる細麺は中西食品、スープとは好相性。
 杯のように平べったい丼というかお皿なので、スープはすぐに冷めてしまいますが、味は落ちません。
 スープまで飲み干しましたが、丼が綺麗にならなかったので、写真はありません。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 帰り際、愛甲石田の駅近くにあった道頓堀が閉店していた。
 閉店するだけなら、あっそう、ですが、ラーメン店がオープンするんだ。
 しおや?ここかな

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 晩酌
 福岡の蔵元であるみいの寿が醸す「三井の寿(みいのことぶき)純米吟醸 大辛口 R3BY。
 日本酒のラベル、裏面は仕様を明記することが多いのですが、こちらはダブルA面。
 +14は日本酒度を示していますが、赤色に白二本線、14番とくれば「みついひさし」と読んでしまうバスケファンも多いのではないでしょうか。
 そう、赤色に白二本線は湘北高校のバスケットボールのユニフォーム。
 背番号14番は天才スリーポイントシューター 三井寿、スラムダンクの登場人物ですね。

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 蔵元が「蔵元の名前と同じ登場人物が活躍するバスケットボール漫画がある」と知って、蔵元から作家に連絡して、ではなく。
 スラムダンク作者の井上雄彦さんが、三井の寿の酒が好きだったことから、「登場人物の名前に使わせて下さい」と蔵元に許可を得たそうだ。
 ちなみに、蔵元の近くには「流川」という交差点もあるし、隣町には「仙道古墳」もあります。
 アテは、スーパーで買ったブリの切り身。
posted by ふらわ at 21:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記