
待ちに待った週末、やっとお休み。
若い頃は休みとあれば予定を入れて入れてギュウギュウに過ごしていましたが、今は昔。
朝陽に映える富士山が綺麗です。

朝は、味噌らーめんくまおやじ@厚木市岡田2-1-2へ。
ちゃんぽん亭岡田店跡地に、2021/11/30オープン。
店主さんは小林屋創業メンバーの1人、閉店した小林屋中原本店の初代店長さん。
営業時間は7:00-18:00、定休日は「今年中に決める」とのことで、年内は12/14、30、31がお休みです。

小林屋は、「あかんこ(『阿寒湖』に由来)」の店名で創業され、四之宮に「くまおやじ」、
茅ヶ崎に「小林屋(『小林製麺』に由来)」と出店したあたりで、小林屋に店名統合。
一時は10店舗以上展開されましたが、社長が変わって統廃合せれました。
現在は茅ヶ崎と四之宮、厚木、用田、小田原インターの5店舗(だったはず)。

店内に入ると、右手に券売機。
メニューは焼味噌らーめん750円、辛味噌らーめん850円、背脂生姜塩らーめん750円。
ご飯物は半チャーハン300円、ミニチャーシュー丼300円、ライス150円など。
券売機のボタンは必要最小限、文字フォントは見やすく文字数も最小限、とても好感が持てます。

店内は綺麗にリニューアルされています。
肩肘張ったこだわりや身の丈以上に装飾されておらず、実にラーメン屋らしいラーメン屋の設え。
席配置はカウンター5席、テーブルは4人掛けが3卓、計17席。
先客2人、後客2人、既に地の人には認知されているようです。

卓上にはブラックペッパーグラウンド、辣油、酢、醤油、一味唐からし、おろしニンニク。
厨房は店内奥なので調理の様子は伺えませんが、中華鍋を振る音が心地よく店内に響きます。

程なくして、焼味噌らーめん750円。
スープと一緒に煮込んだ野菜を盛り上げて白髪ねぎを乗せ、番ネギを散らし、
盛りに2枚のチャーシューと数本のメンマを添え、味変用におろし生姜を乗せてあります。
玉子焼きのトッピングが独創的で、背脂生姜塩にもトッピングされているようです。

スープは鶏ガラ主体、とんこつで旨味を下支えしる味わい、ブラインドだと小林屋と区別が付きません。
たれの焼き味噌は優しめに合わせていて、幅広い年齢層に受け入れられる味わい、心好いなぁ。
縮れ中太麺は小林製麺、『(修業先である)小林屋のとは変えている」とのこと。
スープに合ってますねぇ、まま、15年以上もやってるんだから当たり前か。
ちなみに麺が黄色いのは卵やかん水ではなく、クチナシを主成分とした着色料の色です。

そして、玉子焼き。
ラーメンに玉子焼きを合わせるって発想が素晴らしく、ラーメンは自由だ、ってことでしょう。
一口でパクりって食べると、スープによく合っていて心好いです。

青は藍より出でて藍より青し(合ってる?)、ってことだろうか。
食後、少し話をさせて頂き、お店を後にしました。
スルッと食べてご馳走様でした。

日々紅葉が深まっていき、既に乾いています。
日々の生活に余裕があれば日々撮影したいのですが、まま、人生は思うに任せない。

お昼は、リュクスバーガーズ&サニーズテーブル(公式ホームページ)(公式インスタグラム)
ハンバーガー屋には滅多に自ら伺ったりしないので、友人に勧められと、どれどれとおっとり刀で伺いました。
軒先は綺麗なトリコロールカラーですので、フレンチかと思いきや、現在はハンバーガービストロ。
ハラール認証を受けており、こちらは二つ星、アルコール飲料を提供する認証です。

真っ直ぐ奥に長い店内、テーブル席が主体で、奥の厨房に面したカウンター席も用意されています。
店主さんはフレンチの世界に長くいたこともあってか、壁や床の隅々まで清潔感が漂います。
伺ったタイミングはノーゲス、、ハンバーガーの食べ方が分からないので、誰もいないの困る私。

数え切れないほどメニューがあるので、写真だけ紹介。
ハンバーガーに使っている肉は羊肉のラム100%(ハラールですから)、ソースやスープは全て自家製。
これだけあるとどれを食べたら良いのか分からないので、スタンダートなやつを。

サイドメニューを揃えて、夜はビストロとして営業しています。
この辺りに用事でも無ければ立ち寄るのは厳しそうですが、まま、機会があれば。

飲物は飲みたい飲物が探しきれないほど揃っていて、ホントに全部あるのか疑いたくなるほど。
とはいえ、日本酒は見当たりませんでした。

厨房には3人の店員さんが働いており、黙々と調理されています。
ラーメンですと5分も待つと「待たされた感」がありますが、ハンバーガーだとそうでも無いのは不思議。

卓上にはトマトケチャップとイエローマスタードが置かれ、ポプリが入った小さな容器が全席に置かれています。
こういう大きな容器の調味料を見ると、気分が上がりますよね。

んで、先ずは忍者ラガー600円。
昼間から飲むビールの心好さよ、つか、ビールは昼間に飲む飲物だと思います。
料理のことを考えると一本では足りないけれど、夜のこともあるので今日は一本だけで。

オニオンリング600円。
ハンバーガーが出来上がってくる時間が掛かるだろうと思い、ビールのつまみとしてお願いしました。
当たり前のようにタマネギを刻むところからなので、結構時間が掛かっての提供。
衣がサクサク、タマネギがシットリ、本物のオニオンリングはここまで心好いとは。

20分以上掛かって、リュクスストレートバーガー1,350円。
軽く驚くプレート提供、サラダは付け合わせではなく挟むため、ポテトは付け合わせ。
いやいやハンバーガー業界のことに全く疎い私、今やプレート提供がスタンダードなんでしょうか。
※ラーメンで例えると、「麺とスープが別」ってつけ麺に驚くような感じかな。

事前に読んでいましたが、実物が提供されてから改めて読み返す「美味しい楽しみ方」。
「食べ方」ではなく「楽しみ方」って表記が素晴らしい。
良く読み込むと、ナイフとフォークでも楽しんでもらいたいから、プレートで提供しているということかな。
私はまだその域には達していないので、キッチリ挟んで食べます。

まず、ソースをよく混ぜます。
お皿が滑るので片手ではかき混ぜにくいけど、両手でかき混ぜると写真が撮れないし。

次に、バンズとパティをバーガー袋で包みます。
バーガー袋って呼ぶんだ、説明が無ければ名称も分からないハンバーガー初心者。
つか、自分でああじゃないこうじゃないって包んでいくのが楽しいね。

続けて、ソースを絡めた野菜をお好みで挟むんだけど。
野菜を全部入れたら挟みにくいな、でも全部入れたいから挟みにくくてもいいか。
んで、ぎゅっと挟んで頂きます。
ラム肉のハンバーガーって初めて食べたけど、とっても心好く、野菜とも好相性。
ラーメンのトッピングにあたるチーズ、パクチー、サルサ、アボカドなどもいってみたいですね。

一気にハンバーガーを食べて、からポテトを。
ケチャップとマスタードをたっぷり掛けて食べると、結構スパイシーでビールのお供にぴったり。
まま、今日のところはビールは一本で。

食べ終わってオーナーシェフさんとしばしご歓談。
料理人の世界は聞いているだけで楽しく、いつまでも聞いていたいけれど。
美味しくいただき、ご馳走様でした。

夜の会合まで、歩いて歩けない距離ではないので、歩きます。
都内の紅葉も綺麗だな、じゃなくて、単に時間の使い方が下手なだけだ。

夜は、和dining三十(さとう)(公式ホームページ)にて宗玄の2021忘年会。
お店は石川(北陸)の食材とお酒を扱う、気軽な居酒屋で、今夜は貸切会。
そんな貴重な会にお誘い頂き、ありがとうございます。

コロナ禍で入荷が止まっていた仕込水ですが、今夜は登場。

先付け
五郎島金時天麩羅。

前菜
揚げ輪島フグ、柿なます、かぶら寿司、ふぐ鉄皮、いしる茄子、ゆべし。

幹事さんの差し入れである、ホタルイカの沖漬け。

宗玄の新酒、、ではないですね。

椀物
ロマネスコと榎茸のかき玉仕立て。

お造り
季節のお造り。ブリ、カレイ、アイナメ。

この日一番の、king。

煮物
治部煮、幹事さんの差し入れである能登牛。

焼き物
目鯛の西京焼き、宗玄の酒粕。

酢肴
彩人参となまこ酢寄せ。

温もの
能登風おでん(大根、出汁巻き、赤巻、ごぼ天、ふかし)。

純米雄町の垂直飲み。

お食事
香箱だし茶漬け。

デザート
和風プリン。

そのまま虹会、出汁巻き玉子。
どの料理も大変素晴らしく、宗玄を合わせての味わいも格別でした。
また次回、誘って頂けるよう、これからも宗玄を頂きたいと思います。