
朝は、信州そば 本陣 ルミネエスト新宿店@新宿区新宿三丁目へ。
私が新宿という街を知ったときには既に営業していたような気がする。
出勤途中に通り掛かったら店内に誰もいないので、どれ、立ち寄ってみるかと。

二台ある券売機の左側で食券を買います。
前回の記憶は全くないので、初めての気持ちで全体を俯瞰すると、ラーメンスタートなんだ。
なんだけど、ラーメンは本陣ラーメン490円、塩ラーメン580円の2種類。
他はお蕎麦、おうどん、カレーライス、かつ丼、スタミナ丼、各種トッピング、ビールなどのアルコール飲料。

店内は基本立ち食いスペースですが、10脚ほど椅子が用意されています。
全席ではなく2席程度の間隔で、アクリル板が立てられています。

他のメニューは分かりませんが、ラーメンの場合は、食券を渡すと引き換え札が渡されます。
出来上がると番号を呼ばれるシステム。

程なくして、本陣ラーメン490円。
色とりどりの雷紋に縁取られたらメラミン樹脂の丼にチャーシューやメンマ、焼海苔、味玉が盛り付けられています。
薄黄色スープは想像通りの味わいで、立地と値段を考えると十分な心好さ。
油温は低めですが、まま、良いんじゃ無いでしょうか。

角中細麺はダマになっておらず、さりとて伸びてもおらず、朝食に相応しい心好さ。
トッピングではありませんが、薬味ネギがたっぷり乗っているのが好印象。
スルッと食べてご馳走様でした。

夜は雨の中を、麺処 葵月(めんどころ あおいづき)@古淵(相模原市南区大野台7-7-1)へ。
2021/11/21オープン。
立地は古淵駅から徒歩12分、相模原南病院の奥にある焼き鳥居酒屋kotohimeと二軒長屋。
夜は軒先にライトが当たらないので、駅から歩いて行くと店先に行くまで営業中が分かりにくい。

営業時間は11:30-21:00、日祝は11:30-17:00の通し営業。
定休日は不定、営業終了30分前がラストオーダー様です。

店内はカウンターが厨房に面して4席、壁向きに2席、テーブルは2人掛けが2卓、計10席。
パーティション類は特に見当たりません。
お好きな席にどうぞと案内され、厨房に面したカウンターに座ると、足が地に着かない。
足置きは座板と共に回転するので、短足の私には落ち着きません。

口頭注文後会計、ラーメンは豚骨醤油らーめん750円のみ。
麺は細麺か太麺から選べるので、太麺でお願いしました。
トッピングは海苔50円、味玉とキクラゲ、小松菜、もやしキャベツが100円、ネギ150円、チャーシュー250円。

裏面はサイドメニューやドリンク。
御飯ものはチャーシュー丼250円、ネギチャーシュー丼300円、ライス100円。

調味料は卓上にブラックペッパー、カウンター台に酢、ニンニク、豆板醤。
ブラックペッパー以外はカウンター台の隅に片付けられていて、配膳と共に提供されます。

少し待って豚骨醤油らーめん(太麺)750円、小松菜100円、麺柔らかめをお願いしました。
麺相は家系ラーメンそのものですが、青菜はほうれん草ではなく小松菜。
スープは髄まで炊き出されていてまさに家系ラーメンのスープですが、鶏油の香りは抑えめ。
脂が少ないので、後味あっさりの豚骨醤油スープで、醤油からかなり旨味を感じます。
(食後に訊ねると、愛知から取り寄せている醤油だそうです)

製麺所不明の太麺、全然柔らか仕上げじゃないけど、スープと好相性で、とても心好い。
豚バラ肉チャーシューは半分が脂身で、ちと残念。
小松菜はかなりシャキシャキ感が残っていて、店内で茹で上げたことが伝わってきます。

せっかくなので、お楽しみの味変タイム。
ニンニク多め、豆板醤少なめの配合でスープの馴染ませ、一気に食べます。
ちょっと量が多かったか、、ま、多いと気が付いてから減らすのは難しいよね。

飲む前とか飲んだ後とか関係なく、いつでも心好く頂ける一杯。
でもまあ、この地まで足を運ぶお客さんは地の人を除けば限られるだろうなぁ。
スルッと食べてご馳走様でした。