
お昼は、和の牛かた山へ。
ラーメンかた山を業態変更して、2021/11/26リニューアルオープン。
焼き肉を食べたかった訳ではありませんし、オープンを知って雨の中を歩いて行った訳でもありません。
ですがこれも何かの縁、出会いはいつでも突然に。

ランチは11:00-15:00、メニュー真ん中の薄いオレンジ色のエリア。
カルビ盛り、ロース盛り、ハラミ盛り、切り落とし盛り、ホルモン盛りがいずれも980円。
焼き肉にはライス、スープ、ナムルの漬物、ドリンクが付き、ライスとスープは代わり無料。
肉の銘柄は松阪牛と鹿児島黒牛の2種類。

店内はカウンター5席、ランチタイムと言うこともあり1席だけ空いていました。
厨房内の店主さんから「こちらで焼くスタイルですが、よろしいですか?」と確認され、了承。
テーブルには小さめのコンロが置かれていますので、夜は自身で焼くのかな。

テイクアウトにも忙しそうで、少し待ってからカルビ盛り980円。
焼肉にはライスとスープ、ナムルは茹でほうれん草とキムチ。
たれは辛めと甘めの2種類用意されていて、他の調味料は見当たりません。

先ずは味付けせずに食べるかと、ご飯に乗せて(オンザライス?)食べます。
僅かにスジが残りますが、久し振りに食べる焼き肉はとても心好い。
ご飯はもちろん炊きたてで、お代わりが出来ますが、今日のところは自粛しました。
二枚目以降はたれを掛けてみます。
たれのお皿が見当たらないので、焼き肉に直接掛ける感じです。
辛めの方を試してみると、ネギなどの野菜が混ぜてあり随分とあっさりした味付け、焼き肉に合います。

アッという間に食べ終わり、席を立とうとすると「コーヒーをお出しします」と止められます。
寒い雨の冬であってもアイスコーヒー、ウーロン茶も選べるようです。
美味しくいただき、ご馳走様でした。

夜は、らぁ麺 白熊@稲田堤(川崎市多摩区菅2-3-5)へ。
串かつまるりゅう稲田堤店跡地に、本日2021/12/8オープン。
立地は稲田堤駅から徒歩数分、稲田堤駅は現在工事中なので、ホームから一分ほど早く着きます。
営業時間は11:00-15:00(Lo.14:30) 17:00-26:00(Lo.25:30)、無休。

明日までの2日間は濃厚とんこつのみの販売、一杯500円。
注意点として「トッピングも対応しておりません」とありますが、普通に対応されていました。
外待ちはありませんが、店内待ち数人の盛況ぶり。
店内に入り、右手の券売機で食券を買います。

今日と明日はとんこつ醤油、とんこつ塩の780円が500円で提供されます。
トッピングは味玉100円、チャーシュー増し300円、海苔増し50円、ほうれん草増し100円、白髪ねぎ増し250円。
大盛りは販売していませんでしたが、替え玉100円には対応。
ライス100円、餃子350円も販売されています。

店内の壁には「門外不出 自家製麺」「濃厚とんこつスープ」と貼り出されています。
ラーメンを食べ歩いているラーメン好きなら、魂心家の店内で似た説明書きを見かけたことがあるでしょう。
店員さんに確認してませんが(何を?)、多分そうです。

壁にはメニューが書かれた短冊があって、とんこつは醤油、塩、味噌、辛辛の4種類。
魚介出汁はあっさり淡麗、こいくち濃厚の、かつおらぁ麺と煮干しらぁ麺、これは気になる。
つけめんもあるようですね。

店内は前店踏襲と思われ、厨房に面したカウンターとして4席と7席、4人掛けテーブルが4卓、計27席。
卓上には豆板醤、にんにく、しょうが、辣油、酢、醤油、胡椒、一味とうがらし。
店員さんに食券を渡すと、細麺か太麺を訊かれるので、反射的に細麺と答えてしまいます。
いやいや、濃厚とんこつが太麺、魚介出汁が細麺、ですよね。

初日にしては配膳が淀みないので、店員さんは前店継続に思えますが、ラーメンの調理は不慣れな様子。
少し待って、とんこつ醤油780円(オープン特価で500円)。
とんこつスープに焼海苔三枚と茹でほうれん草のトッピングから、家系ラーメンを想像してしまいます。
家系ラーメンのスタンダードに比べると、チャーシューが2枚、半身の味玉、おろし玉ねぎが特徴的。

スープはセントラルキッチン(バイト募集に明記)、味わった感じでは程良い濃さの味わい。
店内炊きとんこつスープ味の深さや幅は遠く及びませんが、アラ高な私にはこの位の味わいが馴染みやすい。
細麺は菅野製麺所(店先の祝花から推定)、少し柔らか仕上げで、スープとの相性は僅かなズレを感じます。
※魂心家はスープはセントラルですが、麺の製麺所は店舗毎に異なります。

大ぶりの肩ロースチャーシューが2枚、燻製チャーシューの次に心好い味わい。
麺を半分ほど食べたところで、お楽しみの味変タイム。
卓上のにんにくと豆板醤を入れ、全体に馴染ませて味わってみると、これがまた良い。

このくらいの濃厚さ、このくらいの麺量でちょうどいいと思ってしまうのは、まさしくアラ高。
通勤圏内から外れるけど、何とか煮干しとかつおは味わってみたい。
スルッと食べてご馳走様でした。