
今日は朝から出先なので、先週伺って印象に残ったお蕎麦屋に伺うも、機器トラブルで営業休止。
そんなことは全く想定していなかったので、茫然自失の中で飲食店を探すも、コンビニしか見つけられず。
朝からおにぎり二つ食べるとか、どうなのよ。

夜は、KITCHEN TAKANO@大口(横浜市神奈川区大口通11-5)(公式ツイッター)へ。
2021/11/24オープン、中華そば野の2号店、つけ麺専門店とのふれ込み。
それならば「つけ麺 野」でいいじゃん、とは飲食店未経験の戯れ言です、はい。
オープン直後は大行列だったらしいけど、今夜は先客ゼロ、後客5人。

店内に入り、券売機で食券を買います。
メニューはチャーシューの違いで、鶏つけそば930円、豚つけそば980円。
和え玉シングル300円、ダブル600円、トリプル900円。
ご飯物は日替り飯200円、鶏叉焼丼300円、豚丼(卵黄あり)300円、豚丼(卵黄なし)250円、ライス150円など。

本日の日替り飯は、炭火焼き豚のスパイシーキーマカレー。
期間は不明ですが、限定メニューは塩そば1,000円。

席に着く前に、自身でお冷やを用意します。
カラフルなカラーグラスはプラスチック製で、食洗機用ケースに乗せられています。
この辺りがラーメン百名店たる所以でしょうか。

店内は厨房を囲むL字カウンター3席と6席の9席、卓上には七味、生姜。
お好きな席にどうぞと案内され、座った椅子の座面がガタガタと揺れてしまって、どうにも落ち着かない。
座った椅子が悪いのかと、両隣の椅子の座面を揺らしてみると、同じようにガタガタと揺れてしまう。
さらに短足の私は地に足が着かず、うーん、どうしたもんかな。

カウンター台には、スープ、麺、塩だれの説明書きが貼られています。
スープは2種類の鶏ガラから炊き出しているようですが、果たして私にその素晴らしさが分かるだろうか。
昆布水は「TAKANOWATER」と呼ぶそうですが、麺と絡むのはどうなんだろう。

少し待って、鶏つけそば930円、日替り飯200円。
先に渡された麺丼をお盆の中央奥に置き、次に渡された日替わり飯を右手前に置き、左手前を空けます。
店員さんがつけ汁を運んできたので、空けたお盆に置くと思ったら「左右、どちらに置きますか?」と訊かれる。
お盆の空き地が店員さんから見えていないのだろうか、「左側へお願いします」と応えます。

なんでわざわざ置く場所を訊くのかとネットを検索すると、つけ汁の器が凄く熱いから置く場所を訊くらしい。
そうなんだ、それならつけ汁の器も受け皿を用意するという方法もありますね(洗う食器が増えるか)。
ま、そんなことは余計なお世話、お店にはお店のやり方がありますよね。

麺はたっぷりの昆布水に浸かっていて、盛り上げた麺の上に三つ葉を広げ、とろろ昆布を乗せています。
とても綺麗な盛り付けに、うっとり見とれてしまいます。
先ずは浸けられた昆布水だけで味わおうと麺を手繰ると、麺が絡まっていて手繰りにくい。
三河屋製麺の細麺は茹で加減もジャストで、かなり心好い、心好いけど二口で飽きる(個人差があります)。

三口め以降はつけ汁へ、塩たれを合わせた鶏ガラスープにも昆布水が混ざって、唯一無二の味わい。
スープと塩たれの心好さは伝わってきますが、心好さが鶏ガラのブレンドなのかどうかは私には分からない。
ムネ肉チャーシューは丼に立て掛け、モモ肉チャーシューはつけ汁に沈めてあります。
どちらもしっとりとした食感、大きさ、厚さ共に今時のラーメン屋の頑張りをヒシヒシと感じます。

ここで日替り飯を頂きます。
今日の日替り飯は、炭火焼き豚のスパイシーキーマカレー。
申し訳ないけどカレーにネギ要りません(出来れば福神漬けを)。
ほっかほかのご飯をキーマカレーで頂く幸せ、心好いですなぁ。

麺を食べ終わったら、お楽しみのスープ割り。
麺が浸かっていた昆布水を割スープとするので、冷めたつけ汁を冷たい昆布水で薄める感じになります。
古い人間の私には「スープ割りは冷めたつけ汁を(温かい割スープで)温めてて楽しむ」と考えています。
しかしながらこちらはラーメン百名店、昨今のつけ麺のスープ割りは「冷たいまま」が主流なのだろう。

中華そば野のつけ麺を食べたことが無いので、どちらが美味しいかを比べることは出来ません。
きっとどっちも美味しいのだろう。
スルッと食べてご馳走様でした。
