
朝は蕎麦いまゐ 四谷三丁目店へ。
2020/7/27オープン、経営母体は日本レストランシステム、この店の他に南青山店、自由が丘店、新横浜店。
若い頃なら南青山店などに間を空けずに訪問して、どこがどう、そこがそれと比べたものですが。

前回は朝定食(お蕎麦とご飯物のセット)を食べたので、今日は念願のかき揚げそばを。
タッチパネル式券売機だけど、タッチ面が入口を向いているので、光っちゃって見にくい(個人比
出勤前の時間帯はお店が空いていて、好きな席に座りたい放題。
お昼には混み合うのかも知れないので、そういう情景も見てみたいけど、中々ね。

程なくして食券の番号を呼ばれ、かき揚げそば530円。
カメラが安物でも、撮影技術が低くても、お蕎麦が綺麗に盛り付けられていれば、綺麗に撮れる。
かき揚げは形を保つ最小限の天ぷら粉で揚げられていて、タマネギの焦げ目すら香ってくるよう。
売価1,000円以下のお蕎麦屋でここまで丁寧に揚げられたかき揚げを楽しめるとは、良い時代になりました。

お蕎麦の蕎麦粉と小麦粉の配合は分からないけど、パッと入ってパッと食べるには十分な心好さ。
かけそばではその心好さが十分に伝わってこなかったけれど、かき揚げを合わせると十分に伝わってくる。
お蕎麦をかき揚げに合わせて調整されているのだろうか、たまたまなのだろうか。
美味しくいただき、ご馳走様でした。

お昼は、社食でラーメン。
流石の私も社食の料理を撮るわけにはいかないので、写真なしで。
業務用スープで組み立てたと思われる薄味スープ、かるくダマになった中細麺がよく絡みます。
トッピングは大ぶりの豚肩ロースチャーシューが二枚、モヤシたっぷり、メンマ数本、貝割れ5本。
美味しくいただき、ご馳走様でした。

夜は、鮨らぁー麺 釣りきん 鶴屋町店@横浜(横浜市神奈川区鶴屋町)(公式インスタグラム)へ。
2021/10/29オープン、立地は横浜駅きた西口から徒歩1分、中華料理 珍来跡地。
釣りきんとして野毛店、横浜中央市場店、ドリームランド店に続く4店舗目。
横浜中央市場店とこちらは「鮨らぁー麺」、運営母体は株式会社First Drop。
10/29から11/3まで100食無料サービスを実施。

店内に入って券売機に対峙します。
メニューは凄い!真鯛らぁー麺720円、限定らーめん1,100円。ラーメンと握りセット1,300円(70円引き)。
お寿司は赤酢握り5貫650円、まぐろ5貫握り820円、とろ鉄火3切れ600円、鉄火3切れ380円、
本マ中トロ1貫200円、バチ赤身1貫150円、さば棒寿司1切れ250円。
ご飯物は鮭といくらの親子小丼800円。
飲み物は生ビール500円、白州ハイボール700円、角ハイボール500円、ウーロン茶300円。
ちなみに、横浜市場店では中華蕎麦700円、貝出汁ラーメン1,000円、赤酢握り5貫550円。

店内は調理場を囲むL字カウンター4席と7席、壁向きカウンター5席、16席。
「うおはたい」、魚の中で鯛が最上、ラーメン店で最上を目指す釣りきん。
「商いの敵に勝るダシは無し」、料理を美味しくするのはダシではなくライバルって意味ですな。
横浜本場市場では商いの敵(ライバル店)がないので、横浜駅至近に出店されたということなのかな。

カウンター席に案内され、食券をカウンター台に出して、コートを脱いでハンガーに掛けようと。
店内を見渡すもハンガーが見当たらない、カウンターテーブルの下に棚はない。
店員さんに「コートをかける場所はありますか?」と訊くと、「隅に荷物カゴがありますので、自由にお使い下さい」と案内されます。
先客3人、後客4人を見ると、コートやジャンパーを着たまま食事してされています。

カウンター台に貼られた説明書き。
シャリ、ネタから説明されているので、ラーメン屋ではなく、鮨屋なんだろうな。

先に生ビール500円、一口飲んだところで赤酢握り5貫650円、続けて牡蠣ラーメン1,100円。
お鮨をツマミにビールを飲んで、飲み食べ終わったら、〆的にラーメン、の心構えでしたが。
ほぼ同時に提供されるので、お鮨とラーメンを同時に楽しめる新しいスタイル。

お鮨は左から本マグロの中トロ、メバチマグロの赤身、真鯛ゆず塩、アジタタキ小丼、〆サバの棒寿司。
マグロ2貫には醤油が塗られているので、(お手拭きが用意されていないので)箸で頂きます。
鮮度最優先のお鮨は赤酢とよく合っていて、寿司ネタとシャリの割合はちょうど良い食べやすさ。
お鮨自体が心好いので、昆布ガリは一つの料理として楽しめます。

マグロ2貫に真鯛を食べたところで、限定らーめん1,100円、今日は牡蠣ラーメンとのこと。
スープは通常営業の鯛出汁と、限定らーめん用の牡蠣出汁のブレンド、濃厚さを抑えて旨味が最高潮。
あっさりした後味の前の味わいがとても強く感じるのは、出汁の良さを赤酢のシャリが持ち上げているからか。
この味わいというか食べ合わせが素晴らしい。

麺の前に牡蠣、今日の牡蠣は広島産、驚きの8粒。
出汁に浸かっていて程良く保温されており、この牡蠣で美味しいお酒を飲めたらなぁと、叶わぬ夢を見る。

だるま製麺の角細麺はスープと好相性、茹で加減もとても良い感じです。
トッピングは煮豚チャーシュー二枚、細切り味付きメンマ数本、焼海苔一枚、カイワレ大根。
麺とスープを味わってから、残りのお鮨を頂くと、それはそれは心好い。
ラーメンのスープって(この店のスープって)、お鮨に合うんだ。

お鮨とラーメンを一緒に楽しめるスタイル、どこの店でも出来るわけじゃないところが素晴らしい。
スルッと食べてご馳走様でした。
