
何ヶ月ぶりかの休日出勤。
朝食に何度か伺っているお蕎麦屋を目指すも、休日の営業開始は10時とつれない。
小鳥の朝食を眺めながら、さて、自分はどこで何を食べようか。

朝は、BURG HOLIC(公式ホームページ)へ。
このお店を目指した目的来店でなく、通り掛かったら営業されていたので訪問を決めた衝動来店です。
とはいえ、辺りを5分ほど散策し、他にコーヒーショップしか営業されてなかったこともあります。

店先の立て看板をみると、モーニングは休日限定メニューとのこと。
モーニング、いや、ブレックファストは3種類あるようですが、850円均一なんだ。
朝からそんな高い食事は厳しいなぁ。

螺旋階段を上がると、ストームトルーパーがお出迎え。
店内は都心のハンバーガーショップとは思えないほど広々としていています。
床や壁が肉料理店とは思えないほど清潔であり、それ相応な匂いや香りは全くしません。
こういうお店で食事をしたら、楽しいだろなぁ。

エクスペリエンス(公式ホームページより)
私達は、高級で珍しい食材を卓越した技術で調理するといった料理図鑑的な事には、あまり関心がありません。
食事は、誰と食べるか、楽しく食べれるかが、最も良い時間を過ごす方法だと考えています。
行列しなくても入れる席数、広々としたシート、居心地の良い空間、気持ちの良い接客。
そして、少し気の利いた食事と、飲み物。
私たちのミッションは、全体的に心地の良い体験をお客様に提供する事です。

ノーゲスの店内、お好きな席へどうぞと案内され、テーブル席に座ります。
メニューはベーコンエッグトースト、チーズスクランブルエッグトースト、チリビーンエッグトースト、いずれも850円。
何度か訪問することを想定し、先頭のメニューを口頭注文。
「バターかジャムが選べます」「ジャムで」
「ジャムはストロベリー、ブルーベリー、マーマレードから選べます」「ブルーベリーをお願いします」

50席以上の広々とした店を貸し切って朝食を、ベーコンエッグトースト850円。
全く不慣れたナイフとフォークで、ベーコンごとパンを切り分けます。
半熟目玉焼きの黄身にうっとりしながら頂くと、カリッとした食感と燻製感が漂うベーコンの心好いこと。
三元豚の自家製ベーコン、、、このままクラフトビールを飲むわけにはいかないだろうか。
コーヒーは大きなカップにたっぷりと注がれ、合間々々に喉を潤します。
一枚半をベーコンと目玉焼きで頂き、半分はブルーベリージャムを塗って頂きました。
美味しくいただき、ご馳走様でした。

夜は、長岡食堂 横浜西口店@横浜(横浜市西区北幸)(公式ツイッター)へ。
2021/12/2オープン、町田店に続く2号店。
立地は横浜駅徒歩数分、駅近郊にはラーメン店が多数ありますが、この辺りはラーメン店が見当たりません。
経営母体は、横浜家系ラーメン町田商店やラーメン豚山を展開するギフト(公式ホームページ)。

町田店は新潟県長岡市にありそうな店構えでしたが、横浜西口店は一転、白木を多用した和モダンな設え。
風除室の代わりを果たすエントランスは、雨の日でも傘を畳むスペースが確保されています。
入口近くの立て看板、風で倒れて割れちゃったのかな。
長岡食堂という店名から長岡ラーメンなのかなと思いきや、生姜醤油ラーメン。

エントランス突き当たり右手に券売機、メニューは町田店と同一、アルコール飲料が無いのも同じ。
ラーメンは醤油ラーメン780円、塩ラーメン780円。
チャーシューは40g毎の増量で100円増、味玉100円、ほうれん草100円、海苔50円、メンマ50円、薬味ねぎ50円。
ご飯物はライス100円、大ライス150円、お茶漬けご飯200円。

店内は逆L字カウンター4席と6席、店内中央のテーブル席は4人掛けが2卓、2人掛け、計20席。
給水器は店内奥に一ヶ所ですので、お冷やのお代わりは席を立たなくてはなりません。
卓上には白胡椒、キッチンは男性店員さん5人、ホールは女性店員さん1人。
店舗側から容認(黙認?)されているとしか思えないほどの多い私語、気になるお客さんもいるんじゃないかな。

程なくして醤油ラーメン780円。
スープは豚ガラ、鶏ガラに生姜出汁をたっぷり利かせ、旨味の強い醤油たれを合わせてあります。
このスープに人ガラが加われば長岡ラーメンなんだろうけど、長岡ラーメンを目指している訳ではないだろう。
味わいは、85点プラスマイナス3点の万人受けする美味しさ。
この味ありきで食材を組み立て、調理されている印象で、「味を置きにいっている」印象です。

四之宮商店の平打中太麺は、茹で加減はジャスト、スープと好相性でスルスルと啜れます。
チャーシューは豚の腕肉を使っていて、今夜のは脂身の多い部分、これはこれで心好い。
茹でほうれん草に細切りメンマ、なると、焼海苔。
年間を通して値段の変動幅が大きなほうれん草を使ってこの値段、さすがはギフト。

お茶漬けご飯200円、ご飯が見えないほど小切りされたチャーシューが乗せられ、さながら肉丼。
小切りしたチャーシューは端肉かも知れませんが、この値段で乗せ過ぎでしょう。
「残った(残した)ラーメンスープを掛けてお召し上がりください」と案内があります。
ご飯は僅かに固め(炊き上がってから時間が経っているのか)、案内に従ってラーメンスープを掛けます。

磁器製のレンゲで頂くと、まあ心好いわ。
こんなに多くのチャーシューと、魚沼さんこしひかりを一緒に食べたら、そりゃ心好いだろうよ。
美味しいお米のご飯はいくらでも食べられると聞いたことがあり、まさにその通りに食べられます。

料理は、カウンター台越しではなく、ホールの店員さんが全席に配膳してくださいます。
パーティションが立てられているので、ラーメンとご飯物を両手で配膳されると、店員さんとぶつかりそう。
出来上がった順番に配膳すれば事無きを得そうですので、普段はそうされているのでしょう。
スルッと食べてご馳走様でした。
