
今日は横浜市へ。
横浜市には魅力的な飲食店が多く、交通費や移動時間を考えて是非とも横浜勤務を夢見ているわけだ。
夢が夢で終わりそうなので自腹で横浜へ、けっ、雨が降ってやがる。

遅めのお昼は、らぁ麺 すみれ堂@北山田(横浜市都筑区北山田1-1-36)(公式ツイッター)へ。
2022/4/18オープン、麺屋誠栄@鴨居の移転。
立地はグリーンライン北山田(きたやまた)駅から徒歩数分。

そもそも誠栄は、コロナ禍で居酒屋 浜の台所おらがの派出店。
つまりセンター北、鴨居、北山田と遷移。
北山田辺りは店長さんの地元で、隣の隣の近藤家は「高校時代にバイトしてました」とのこと。
ですので、近藤家出身と言っても間違いではない(間違いか

店内に入り、右手の券売機で食券を買います。
メニューは中華そば鶏770円、中華そば鶏いりこ770円、中華そば鶏白湯770円、こんぶ水つけ麺770円。
つまり、鶏清湯、鶏清湯と魚介のブレンド、鶏白湯というラインナップ。
ご飯メニューは鶏煮込み丼SET250円、肉飯SET250円、親子丼SET250円。

食券を買って店内を振り向くと、「お一人様ですか、こちらへどうぞ」とカウンター席にお冷やを置いて下さいます。
店内は厨房を囲むL字カウンター4席と3席、4人掛けテーブルが2卓、計15席。
前店と比べると、テーブル席の分だけ増えた感じですね。
卓上には七味とうからし、ミックスペッパー。

「開店おめでとうございます」と店長さんにご挨拶しながら、ラーメンの出来上がりを待ちます。
カウンター台には色々な説明書きが貼り出されているので、出来上がりを待つ時間も苦になりません。
人が集められず、オープンしてしばらくは平日昼営業でしたが、店長さん以外に3人働かれています。

程なくして、中華そば鶏いりこ770円、唐あげ半ライスセット250円。
カウンターの1席をデシャップとしているので、料理は全てホールが運んできて下さいます。
ラーメンのスープは鶏清湯スープにいりこ(煮干し)、本枯本節二年物の出汁をブレンドされています。
複数の醤油をブレンドしたたれを合わせ、後味あっさりながらも舌に心に残る味わいのスープ、心好いですな。

合わせる細麺は菅野製麺所、柔らかめ指定しなくてもかなり柔らか仕上げ。
柔らか仕上げ好きの私はありがたいけど、ここまで柔らかいと苦手なお客さんも多そうです。
トッピングは豚肩ロースチャーシュー、焼海苔、メンマ、白髪ネギ、貝割れ。
盛り付けはもう少し丁寧にお願いします。

唐あげセット、唐あげ2個だけのメニューが見たらないので、ご飯付きをポチッとな。
ご飯が150円だから唐あげは100円かぁ、って計算しないことにして。
唐揚げは良く揚げ、マヨネーズで美味しくいただきます。

食べている時もひっきりなしにお客さんが入ってきて、すっかり認知されている様子。
スルッと食べてご馳走様でした。

夜は、楽しみにしていた鳥みきでの「プレミアム酒を飲む会」。
神奈川県内で十四代や而今を「普通に」飲める店ってことで、随分前に店を紹介されました。
ずっと行きたかったけど、やっと伺うことが出来ました。

募集が20人とあったので、てっきり店を閉めて(貸し切って)の開催かと思ったら、2階に案内されます。
どうやら1階は通常営業の様子。
2階は座敷でアラ高の肥満体には辛い、辛いけれども二、三時間なら頑張れる。
特に説明も無く、開催の挨拶もそこそこに、お酒が配られます。

屋号にもあるように、1品目はねぎま。
居酒屋のコース料理で焼き鳥から始まるのは、相当年季が入っています。
世情を反映して広めのテーブルに4人掛け、2人で伺ったので相席でしょうか。
今日は日本酒しか出されないので、日本酒好きだけが集まる会。

2品目はつくね。
ほぼ塩焼きで、焼き上がってから二階に運んできているので、まるで大人数の宴会気分。
焼き立てだったら美味しかっただろうなぁと思いつつ、日本酒によく合ってとっても心好い。

続けてお造り。
北海道産の生本まぐろ、兵庫県産の明石たい、天然かんぱち。
生まぐろは久し振り、この濃厚さだと山葵醤油一択(塩とか用意されていないし)、旨いです。

続けて、富山産の蛍烏賊。
酢味噌が少なめに感じましたが、いやいや食べてみたらちょうど良い感じです。
ここで箸袋を裏返してみると、、おお、今年創業50周年なんだ。

鹿児島県産の空豆。
もうね、熱いのは苦手なんだけど、いつも付き合ってくれる飲み友が開けてくれて。
ありがたいことです。
ほくほくの空豆、とっても美味しかった。

北海道産のずわいがに。
一人一杯、見栄えより食べやすさ、まるで宴会料理ですけど、私はこっちの方が好き。
一粒も逃さずに食べるというか、雰囲気を味わう私。

出汁巻き玉子。
ちらっと赤く見えるのは蟹の身ですね。
ふんわりとした玉子焼き、日本酒によく合います。

最後に漬物と銀杏焼き。
銀杏は4本あったけど、撮影前に取られてしまいました。
漬物は単品で食べても美味しいけど、〆のご飯と一緒に食べるべきかな。

福島県産筍の炊き込みご飯。
思いっきり筍が入っていて、こんなに筍入りの炊き込みご飯、美味しすぎる。

飲んだプレミアムなお酒達。
左端の「十四代 純米大吟醸 極上諸白」は別格、流通価格だけで比べると、他の6本の合計の倍くらいする。
高いお酒が美味しいとは限りませんが、滅多に味わえないのは確かです。
美味しい日本酒、美味しい料理をご馳走様でした。