
いったんしまった半袖を出してきての、衣替え。
1週間分の半袖ってあったっけ、なんならもう少しないと足りないかも知れないし。
今週は5回も飲み会が予定されていて、友達が少ない(どちらかと言えばいない)のに、なんでそんなに。
ま、出来るだけのことはする。

急に暑くてうだるようなお昼は、涼を求めて中華料理 菜香菜 東陽町店@東陽町(江東区東陽)へ。
店舗はビルの3階、エレベーター乗り口付近には立て看板が立てられています。

メニューはランチとディナーに分かれていて、ランチは刀削麺がメイン。
マーラー刀削麺800円、牛肉刀削麺880円など9種類、セットのご飯物も用意されています。
日替わりランチは3種類。
牛肉麺・玉子・ニラ炒め900円、バンバンジー冷麺+半チャーハン850円、豚肉と高菜麺+半チャーハン750円。

3階で降りて左側に進むと、満席かと思うほどの混み具合。
店員さんにお一人様の寂しいランチであることを告げると、壁向きカウンターへ案内されます。
席をざっと見渡すと、カウンターは案内された3席のみ、他はテーブル席で4人掛けが8卓、6人掛けが3卓ほど。
卓上には辣油、酢、醤油、白胡椒。

壁を見渡すと、お目当ての冷たいヤツ。
具たくさん冷し中華780円、冷やし担々麺750円。
それでは、半チャーハンも付けちゃおうかな。

待つというほど待たされずに、具たくさん冷し中華780円に半炒飯セットを付けて880円(税別)。
冷やし中華には茹でもやし、冷たいトマト、チャーシュー、キムチ、細切り胡瓜、半身の半熟卵。
キムチが乗っているのが、中華料理店っぽくて良。

スープはかなりあっさりした味わいで、あっさりし過ぎていて鶏なのか何なのかは、私の舌では判別不能。
細麺はややだま気味ですがスープ温と合わせるように冷やされ、暑さの初夏を身体の中から冷やしてくれます。

途中で半チャーハン。
半チャーハンとは思えない(通常チャーハン並みの)量の店もありますが。
こちらも(少ない意味で)半チャーハンとは思えない量。
一口、二口のご飯物が食べたい私にはピッタリの量。

パラパラタイプのアッサリ味、残り半分は白胡椒を振りました。
食後は杏仁豆腐、セットメニューだからではなく、全メニューに付くようです。
スルッと食べてご馳走様でした。

仕事が終わって、まあ、やっていないだろうなと半ば諦め気味で向かった野毛。
案の定やっていませんでしたが、その可能性について十分想定していたので、驚きも哀しみも無い。
縁が無い飲食店ってあるもので、何度もリベンジすればいつかは伺えるでしょうけど。

遅めの夕飯は、淡麗拉麺 己巳(つちのとみ)@桜木町(横浜市中区野毛町)へ。
随分前に全メニューの味をリニューアルしていて、早めに伺うつもりが今頃の訪問。
夜は空いているだろうと思ったけど、先客5人、退店時にはノーゲス。
世の中が戻れば、ラーメンなんて食べていないで飲みに行くよね。

どうしてこんなにメニューを増やしてしまったのかは分からないけど。
この店のラーメンは一言では言い表せないほど多種多様。
老兵には整理整頓は無理なので、若い人にお願いします。

元々あった右手のタッチパネル式券売機は、機能は素晴らしいのに、現金しか扱えず。
新しくクレカ、交通系ICカード、QRコード決済に対応したタッチパネル式券売機を導入されています。
数量限定メニューの残数が連動されているんですね。
味を確認すべきいくつかのメニューがありましたが、優先順位を考えておらず、券売機の前で立ち尽くす私。

まあ、後客がいないので、全パネルを確認し、売れ残っていた期間限定メニューをポチり。
中々来れないので、ご飯物もポチり。

空いている店内でも「お好きな席へ」ではなく、「端から詰めて」と案内され、天井後方から照明が当たる、店内一のワーストシート。
良かれと思って端の席を案内して下さったのだと思いますが、「良かれと思う」場合の殆どは良かれでは無い。
店員さんに食券を渡すと、塩か醤油かを訊かれます。
「塩でお願いします」と答えると、麺が全粒粉入りから多加水平打麺に変更できると提案され、アグリー。

【1日限定10食】鴨×鶏 浅利煮干らーめん塩(トリュフペースト付)1,200円。
限定メニューの丼はかなりの盃型で、ご飯物と一緒に並べると、テーブルがかなり狭く感じます。
サンプル写真ではネギの上に柚子らしき欠片が乗っていましたが、ちょっと見当たりません。
ラーメンのスープは鴨と鶏(大山どり?)の出汁で、かなり美味しく仕上がっています。

多加水麺に変更した細麺は滑らかな舌触りでとても美味しい。
滑らかな過ぎて、スープとの絡みはイマイチに感じます。
チャーシューもとても心好いけれども、二枚とも同じ何ですね。
穂先メンマは良いとしても、青ネギの必要性が私には分からない。

途中でトリュフペースで、お楽しみの味変タイム。
鴨に鶏に、浅利に煮干と味が重なっているので、さらに味を重ねるのはちょっと分かりにくい。

美珠卵(みしゅらん)のたまごかけご飯(トリュフ風味醤油付き)300円。
たまごかけご飯にはおかか(花鰹)が散らされるまで分かりますが、青ねぎって必要だろうか。

美珠卵とは、宮城県刈田郡蔵王町にある森の芽ぶき たまご舎で生産されているブランド(?)卵。
卵って大体美味しいので、こちらのたまごかけご飯も大変美味しい。

食べ終わったタイミングでノーゲス、幾つか訊きたいこともありましたが。
配膳までが飲食店の仕事とばかり、奥に引っ込んでしまうし。
まあ、訊けなくてもラーメンの味には変わりはありませんから。
スルッと食べてご馳走様でした。