
朝から年下の上司にたっぷりと絞られる。
まあ、絞られるコトをしている私が悪いわけだけど、そんな悪さも期間限定。

お昼は、中華料理 四季 木場店@木場(江東区東陽)(公式ホームページ)へ。
2019/6/1オープン、立地は永代通り沿いの来々軒の通り反対側を入って右手。
事務所近郊のラーメン屋には大体伺ったので、中華料理店も伺うことにしました。

自動ドアを越え、待ち合わせ兼会計のフロアを経て、店内へ。
奥に厨房の手前にはテーブルが右に5卓、左に4卓。
その全てにお客さんが座っているので、相席か待合室へ戻るかの案内を待っていると、「こちらへどうぞ」とエクストラルームへ。
個室と言う程ではなく、テーブルが5卓も並んでいて、後客が来るまでは貸切状態。

ランチメニューはご飯物が12種類、麺類が6種類。
ラーメンはワンタン麺、海鮮丼タンメン、醤油ラーメン、台湾ラーメン。
全品800円(税抜)、麺類には半炒飯が付きます。
卓上には辣油、酢、醤油、白胡椒。

ランチはサラダ、スープ、ライス、果物が食べ放題、ソフトドリンクが一杯無料サービスされます。
と言うことで、そそくさとサービスコーナーに行ってみましたが。
ライス、スープ、デザートは見つかりましたが、他が見つからない。
まま、スープとデザートだけ貰って、席に戻ります。

程なくして、台湾ラーメン+半炒飯800円。
提供されて気が付きましたが、サラダは料理と一緒に提供されるようです。
私は正しい食べる順番を知らないので、先ずはラーメンから。

サラダはキャベツの千切りと、ほんの数本のニンジン。
あっさりめのドレッシングが掛けられていて、箸休め的に食べるんだろうけど、一気に食べてしまいます。

台湾ラーメンならばニラ、青梗菜は担々麺、がこれまでの私の認識でした。
こちらの台湾ラーメンには、ニラではなくモヤシと青梗菜が乗せられています。
間違って認識していた、ってことですな、海より深く反省。
中華料理店独特のさっぱりした醤油スープ、様々な食材に合う味わいに、いつも感心させられます。

サッポロ製麺の中細麺はやや固め仕上げ、スープどの相性も悪くありません。
青梗菜とモヤシは共にスープで煮込んであり、甘辛く味付けされた挽肉が盛られています。
挽肉を混ぜながら頂くと、とても美味しい。

チャーハンはパラパラ仕上げの炒め置きに感じられる食感。
玉子にコーン、ニンジン、グリーンピースで炒め上げてあり、味付けは濃いめ。
台湾ラーメンとの相性は良くありませんが、私は好きな組み合わせ。

スープはこの手の中華料理店でよく見掛ける、玉子とわかめのスープ。
あっさりした味わいで何に合わせたら良いのか未だに分かっていません。

サラダとラーメンと炒飯を食べ終わったら、お楽しみのデザートタイム。
甘いシロップに漬けられた杏仁豆腐が美味しいですなぁ。

ソフトドリンクを飲んでいると遅刻してしまうので、断腸の思いで断念。
スルッと食べてご馳走様でした。

今から考えたら、食後のコーヒーじゃなくても良かったんだ。
食前のジンジャエールとか、お冷や代わりにウーロン茶とか。

夜は、地鶏と金目鯛 中華そば 榊@橋本(相模原市緑区橋本6-2-2)へ。
2022/8/25オープン、立地は橋本駅東口、ビーズモール西側。
左がめん処 仁兵衛橋本北口店、右がれんげ食堂 toshu 橋本店。
東池袋大勝軒 節の一分(2007/12-2017/4/10)、郎郎郎 橋本店(2017/4/20-2022/5/16)のリニューアル。
株式会社ニーズアンドクリエイトの運営する鴨と上州地鶏 中華そば 鷙@淵野辺、に続く2店舗目。

営業時間は11:00-23:00ですが、15:30-17:00が休憩時間。
なんでこういう表記するかな。
11:00-15:30 17:00-23:00ではダメなのかな。

メニューは上州地鶏中華そば790円、金目鯛塩そば850円、あごだし冷製中華そば850円。
つけめん850円、金目鯛塩つけめん(昆布水添え)900円、冷製あごだしつけめん(昆布水添え)900円。
ご飯物は半熟親子丼 小290円、炙り肉丼 290円、あごだしお茶漬セット190円。

店内は右手の厨房を囲むL字カウンター3席、3席、2席、4人掛けテーブルが2卓、計16席。
卓上には黒胡椒、岩塩。
鴨と上州地鶏 中華そば 鷙@淵野辺と比べると、席構成、調味料が同一。
メニュー構成はほぼ同じ、値段は僅かに異なります。

店員さんに食券を渡すと「お茶漬けはラーメンと一緒にお出ししますか、食べ終わったらにしますか」と訊かれます。
店員さんは厨房に入り切れないほど多く、お客さんは座り切れないほど来店されています。
カウンター台に貼られている説明書き、ラーメンの出来上がりに読むには文字数が多い。

程なくして、金目鯛塩そば850円、あごだしお茶漬セット190円。
出来るだけレンゲを外して記念撮影したいのですが、レンゲが麺相の一部になっていますな。
テーブルに置かれた刹那、炙った金目鯛の身から立ち上る香ばしさ、これは手間が掛かっています。
スープは金目鯛の兜を大量に煮出していて、かなり金目鯛を感じて美味しい。

温麺には全て共通の角細麺、製麺所不明ながら程良くスープに合っていて美味しい。
トッピングの金目鯛の身、豚肩ロースチャーシューは秀逸なのですが。
水菜とアーリーレッドは、このスープには合わないと感じます。
穂先メンマも悪くないけど、ラーメンだからと言ってメンマを入れなくてもいいんじゃ無いかと。

せっかくなので柚子胡椒で味変、合わせて黒胡椒と岩塩を振ってみました。
面白いとは思いますが、どちらかというと、そのまま食べ切った方が良さそう。

茶漬セットは、ごはんの下にあご出汁が敷かれているので、本来は金目鯛塩そばには合わせない想定。
そーなんだけど、他の丼物は高いし。
茶漬けと言っても、炙ったチャーシューを乗せ、水菜が添えられています。

ラーメンスープをたっぷり掛けてから、頂きます。
あご出汁と金目鯛の兜煮スープは、決して味わいで喧嘩せず、むしり相乗効果で美味しくなっています。
ただ水菜は合わないと感じます。

思うに流行を数年遅れで追いかけている印象。
オンタイムで流行に乗ると本流と比較されて苦戦を強いられるので、本流が落ち着いてきた頃に提供。
交通費、移動時間をものともしないラーメンフリークにはオワコンでも、週に一度くらいラーメンを食べるラーメン好きには最適解。
スルッと食べてご馳走様でした。
