2022年09月30日

最後の東陽町

/中華料理 吉利@木場(江東区木場)にて五目ラーメン+半チャーハン/麺やラチエン通り@中央林間(大和市中央林間)にて新白醤油ラーメン/

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 今月で東陽町勤務が終了の予定。
 未来のことは何も決まっていないと言うのは簡単だけど、決めるのは自分ですから。
 仕事は大切でお金が無ければ生きていけないけれども、生きていさえすればいいのだろうか。

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 職場から近い未食のラーメン店をネット検索して、伺ってみると、原状復帰されていてもぬけの殻。
 こうろく@江東区木場6-7-14、いつから営業を始め、いつ営業を辞めたかは分からないけど。

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 お昼は、中華料理 吉利@木場(江東区木場)へ。
 2008/11/15 「中華 東華園」から「中華 芝苑」へリニューアル
 2014/11/19 「谷記 木場7号店」へリニューアル
 2022/ 6/ 1 「中華料理 吉利」へ店名変更

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 数え切れないほど料理がありますので、ランチタイムは料理を絞って営業されています。
 全部は紹介しきれないので(メモを取ってこなかったかだけですが)、ラーメンメニューだけ。
 ラーメン+半チャーハン700円、ラーメン+マーボー丼750円、豚肉入り野菜麺+半チャーハン800円、
 むし鶏のネギソースかえ麺+半チャーハン850円、五目ラーメン+半チャーハン850円。

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 店内は満席で、私はたまたま直ぐに座れましたが(テーブル席へ相席)、後のお客さんは外待ち。
 「こちらへどうぞ」と、ジャスミンティーが注がれたコップが置かれた席へ座ります。
 口頭注文後会計、殆どのお客さんは番号で注文、一部のお客さんは日本語以外(中国語?)で注文。
 席配置はカウンター6席、テーブルは4人掛け4卓、6人掛け1卓、小上がり8席、計36席。
 卓上には白胡椒、辣油、酢、醤油、耀盛號 鎮江香醋、、自家製ラー油。

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 ラーメンとチャーハン(半チャーハン)のセットメニューの場合、
 先にラーメン、先にチャーハン、同時、のどれで提供されるかが楽しみ。
 こちらでは半チャーハンが先、、この量で「半」だと「全」の量が気になる。
 まま、何をもって半とするかはお店の自由ですし、半をどう感じるかは客側の勝手。

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 中華料理店ですからステンレス製のスプーンが添えられ、頂いてみると一体感のある美味しさ。
 もっと一体感がある味わいに構えていたので、「まとめて調理された直後」的な食感にラッキー。
 まま、出来たてが一番美味しいとは限らず、少し落ち着かせた方が美味しく感じる料理もありますし。

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 半分ほど食べてから五目ラーメン、単品850円ですので、ランチは半チャーハンがサービスの位置付けかな。
 五目といいながら十目以上の五目ラーメンが多いですけど、こちらも十目以上はありますね。
 豚バラ肉に白菜や葱、人参などの野菜、ウズラの玉子が入っているのが嬉しい。
 野菜餡かけが全体を覆うように掛けられていますが、スープは中華料理店の王道的な味わい。

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 中華料理店の王道的な中細麺、製麺所はなんとなく想像できますが、未確認です。
 五目には海老や烏賊も入っていて、一口ずつ違う味が楽しめます。
 なんなら味変でも思いましたが、白胡椒を掛けてもなぁ。

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 とにもかくにも安ければ「コスパがいい」と言われる現代、何をもって適正価格とみなせばいいだろうか。
 少し歩いた永代通りには数え切れないほど飲食店があっても、たった数分近い立地でも十分繁盛しています。
 安いだけでは無く、美味しいだけでは無い、この店だけの魅力がお客さんを惹きつけるのでは無いでしょうか。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 夜は、麺やラチエン通り@中央林間(大和市中央林間3-4-18)公式ツイッター)へ。
 2022/9/1オープン、藤沢市遠藤にある夢中の姉妹店。
 店名を「夢中 中央林間店」ではなく、店長さんの生まれ育った土地の「ラチエン通り」にしたのだろうか。
 ネット情報を探すと、ラチエン通り自体の説明ばかりで、ラチエン通りを店名に付けた理由を見つけられない。
 私ってホント、ネット検索が下手くそですね。

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 店先に営業時間が貼り出されています。
 また、香味油には鶏油と生姜油のブレンドを使用しているけど、海老油の香味油に変更できるそうです。
 初めて伺って食べてもいないのに「香味油を海老で」というお客さんはいないだろうから、再訪されるお客さん既にいるってコトですね。

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 店内に入り左手の券売機で食券を買います。
 メニューは白醤油らーめん、新白醤油らーめん、塩らーめん、正油らーめん、中華そばが850円。
 ※ちなみに、夢中では800円。
 つけ麺は950円、うす削りの鮪節がトッピングされた和風は900円。
 味噌はつけ麺にだけ用意されていますが、売り切れ中。
 ご飯ものは味玉チャーシューご飯300円、小200円、卵かけごはん。

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 店内はカウンターが背中合わせに用意されていて、片方は厨房向きに3席、壁向きに5席、計8席。
 壁向きの席に案内されたので、厨房の様子や調理の所作は全く伺えず。
 各席にパーティションが設置されていますが、いずれ撤廃されたら席数も増えるのかな。
 卓上には酢、白こしょう、一味唐からし。

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 程なくして、新白醤油ラーメン850円
 今風の麺相に比べてかなり寂しい盛り付けに感じ、見た目だけだと「これで850円??」と感じる人もいそう。
 スープは鶏ガラベースに白醤油主体の醤油たれ、新白醤油の方は薄口醤油をブレンドしているそうです。
 奥深い味わいの底には塩やの面影が見え隠れして、好みとするお客さんの幅が狭そうです。

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 細麺は菅野製麺所に思われますが、この製麺所もネットで見つけられず、自身のネット検索力の低さに愕然。
 スープとの相性に少しズレを感じますが、あくまでの私個人の感想です。
 トッピングは豚バラ巻きチャーシュー、メンマ数枚、水菜。

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 取り立てて美味しいわけではない、特別な食材や卓越した調理技術を駆使しているわけではない。
 だけれどもこの味わいはこの店に来ないと味わえず、店主さんの顔がはっきり見えるらーめん。
 スルッと食べてご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2022年09月29日

肉の日、豚の日

/寝坊/ラーメン豚山 門前仲町店@門前仲町(江東区富岡)にて小ラーメン、汁なし、ネギ塩豚/

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 昨日は飲み過ぎたみたいで、朝起きられず、朝ご飯を作る時間が無かった。
 奥さんがいるんだから朝ご飯くらい作ってもらえばいいのに、と世の常識を押し付けてくる人もいるけど。
 何をやっても何かを言われるので、勝手にやらせてもらっています。

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 夜は、ラーメン豚山 門前仲町店@門前仲町(江東区富岡)公式ツイッター)(公式ホームページ)へ。
 立地は門前仲町駅1番出口、徒歩数分。
 商店街で11:00-23:00の12時間通し営業、素晴らしい。

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 2022/7/16オープン、比較的最近のオープンに思えて、金沢文庫店と恵比寿店がオープンされています。
 チェーン店疲れの私、23店舗中15店舗目の訪問、全店訪問は夢のまた夢。

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 店先に「本日、豚の日」と手書きで告知されています。
 かつて町田本店でのみ提供されたと聞いていた「豚の日限定」、今や全店で展開されています。
 神豚と聞いたら食べずにはいられませんな。

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 店内に入り、左手の券売機で食券を食券を買います。
 最近ハマっている汁なしにして、神豚のボタンはどれ?と店員さんに訊いて、限定トッピング100をポチッと。
 お年頃なので黒ウーロン茶を飲んでおこうかと思いつつ、思っただけ。

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 たまたま空き席があるタイミングだったので、「空いている席へどうぞ」と案内されます。
 食券を渡すときに「柔らかめで」と添えます。
 席配置は厨房を囲むL字カウンター5席と6席、11席。
 卓上にはブラックペッパーグラウンド、七味、ホワイトペッパーパウダー、酢、かえし。

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 何度も見て覚えているつもりでも、決して加齢を舐めたりしないアラ高な私。
 出来上がりを待っていると、他のお客さんのコール(豚山では「注文方法」)が聞こえてきます。
 ニンニク入れますか、に、ニンニク、と答えると、「野菜や背脂も増やせますが」と再確認されていました。

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 程なくして小ラーメン830円、汁なしに変更100円、ネギ塩豚100円
 コールは「ニンニク、野菜、アレ」、アブラとカラメは訊かれなかった、、他のお客さんには訊いているのに(泣。
 ラーメン二郎インスパイア系は滅多に食べないので、沢山写真を撮ったので、沢山紹介します。

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 こちらがネギ塩豚ですね、美味しそうですね。
 今日の門前仲町店のアレは紅生姜、量については指定できないのかな、アレアレってコールすればあり?

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 野菜をコールしているので全体がコンモリと良い感じになっていますけど。
 さてさて頂きましょう。

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 何から食べても良いんだけど、やっぱりここはベジタブルファーストで。
 野菜は殆どがモヤシ、少しだけキャベツ、大抵はそのまま食べますけど、次回からはかえしを掛けよう。

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 続けて豚。
 スープの次に出来不出来のブレが大きい豚、一般的なラーメンのチャーシューにあたります。
 今夜の豚はややパサついていますので、スープに浸してしっとりとさせる、、ってスープは無いんだっけ。

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 汁なしですので、麺に直接たれを絡めて頂きます。
 四之宮商店の平打極太麺、柔らかめ仕上げが個人的に最高に旨いと信じている。
 汁ありであっても、汁なしであっても。

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 ネギ塩豚。
 通常の豚とは別に仕込んであるのだろうけど、通常の豚のような仕上がり。
 醤油味ではない塩味の豚はとても美味しく、なんなら常時あったもいいんじゃないかと思うけど。
 そうすると、豚の日に他の豚を考えなければならないだろうか。

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 たまに空き席もあるけど、ほぼほぼ満席が続く夜営業。
 この辺りには沢山のラーメン店があるのに、こんなにも流行っているんだ。
 スルッと食べてご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2022年09月28日

銀座で焼き鳥

/とんかつ 田 東陽町店にて牡蠣フライ3個の定食/銀座で焼き鳥、焼鳥ひら野/

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 お昼は、とんかつ 田 東陽町店公式ホームページ)へ。
 経営母体はダイチ・コーポレーション、「田」の由来は、かつての江戸川区の風景が田園風景だったことから。
 ご存じのように、チェーン店(チェーンストア)とは11店舗以上展開されている会社のこと。
 西葛西店、浦安舞浜店、船橋店、東陽町店、一之江店と五店舗の展開ですので、チェーン店ではありません。

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 とんかつ好きにはロース派とヒレ派があって、どちらも好き派もあるらしいとか。
 私はどちらかというとヒレ派、どうしてもということでは無いけど。
 おお、牡蠣フライが始まっているのか、でも値段が書かれていないな。

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 少し待ってから店内へ、奥に長いレイアウトで厨房を囲むL字カウンターが21席、奥にはテーブル16席。
 卓上にはとんかつソース、白胡椒、フレンチドレッシング、ドレッシング。
 麦茶を置かれて案内された席へ着き、メニューを眺めます。

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 ランチメニューはロースカツ定食、ヒレカツ定食、共に1,130円。
 ヒレの方が高い印象でしたが、値段が同じで、肉量も同じ。
 他にもヒレ・メンチカツ定食や週替わりランチ定食もありますが、同額の1,130円。

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 牡蠣フライの1個売りに軽く驚く。
 定食としてではなく、ロースカツ定食などの定食の付け合わせ的な位置付けなのか。
 いやいや勝手に思い込まないで店員さんに訊くと、「お望みの個数で定食にできます」と案内されます。
 そっか、好きな揚げ物を定食にできるんだな。

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 少し待って、牡蠣フライ390円を3個と定食セット396円で、1,566円
 定食か定食セットはご飯、味噌汁、キャベツがお代わり自由です。
 「お好みでどうぞ」と生しょうゆを出して下さいましたが、牡蠣フライは3つしかありません。
 タルタルソース、辛子、レモン、に醤油か、どうやって食べようか。

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 色々と悩みながらも、あおさの味噌汁で箸を濡らします。
 いきなり味噌汁から美味しいのは、なぜなんだろうか。
 ラーメン好きも悪くないけど、とんかつ好きになって毎日とんかつ食べておけば良かったな(全く間に合わず)。

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 ツウだったら一個目はそのまま食べるのかも知れないけど、素人の私はタルタルソース。
 牡蠣は小粒ですが返って旨味が凝縮されているようで、今年初の牡蠣フライに相応しい美味しさ。
 思い出してみたら1個で安い牛丼が食べられる値段、思い出さずに美味しくいただきます。
 1個食べたら残りは2個、醤油は絶対に使いたいし、レモンも搾りたいから辛子は次回か。

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 「キャベツはどうですか?」と店員さんが回ってきたので、お願いされたら断れない性格。
 一山目はフレンチドレッシングで頂いたので、二山目はドレッシングにします。
 キャベツが美味しいので、もう一山お代わりしそうになったので、ぐっと我慢。
 美味しくいただき、ご馳走様でした。

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 今夜は銀座で焼き鳥、焼鳥ひら野へ。
 老舗で熟練の調理技術に浸るのも楽しく、今年2月オープンの成長をぐんぐん感じる新しいお店も楽しい。
 とは言え、店主さんは飲食店経験が長そう。
 ひら野ならではの仕掛けや演出が、とても楽しみ。

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 席に着くと、「こちら、スマホ置きです」と案内されます。
 たまに見かけますが、こちらでもあるんですね。

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 スマホを置いたら、天武 純米大吟醸でのウェルカムドリンク。
 数年前からたまに見かけることがあって、こちらでは専用の酒器で注いでくださいます。
 お店のオープンに際し、店主さん自ら鹿児島の西酒造に伺って日本酒を買い付けてきたそうです。
 オープン記念のひら野限定大吟醸が瓶だけ飾られていて、味わってみたかったなぁ。

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 ということで、今夜は銀座で二人お疲れ様会。
 エビスの小瓶で乾杯、昭和の男と昭和の女は、ビールをどちらが先に注ぐかをとても大切にする。
 今夜は私が先、仕事帰りにわざわざ銀座まで来てくれて、ありがとう。
 銀座で飲むビールはひときわ美味しい。

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 お通し代わりの小皿料理はキノコのおひたし。
 エノキやマイタケなど、残暑から初秋への移り変わりを感じられます。
 一品目は温かくなく、さりとて冷た過ぎない料理が美味しく感じます。

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 続けてじゃこサラダ。
 ドレッシングを軽く掛けた葉野菜に、じゃこをあしらってあります。
 世界の料理は数えきれないほどありますが、食器を持って箸でいただく料理は日本料理だけではないだろうか。
 箸を持つだけでは和食を感じにくくても、食器を持つとグッと気持ちが乗ってきます。

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 ビールが飲み終わったので、日本酒をお願いします。
 リストを見ながら注文するのも楽しいですけど、コース内容が分からないので、銘柄と順番をお願いしました。
 いわゆるお任せ、いただくお猪口は自分で選びます。

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 奈良の蔵元である今西酒造が醸す「みむろ杉 Dio Abita(ディオ アビータ)」純米吟醸 無濾過原酒 R4BY。
 Dio Abitaとは、イタリア語で神宿ると言う意味。
 日本酒発祥の地である奈良、「神の水」と称される三輪山の伏流水に、地元農家と協力して育てた山田錦を溶かす。
 最後に蔵人の愛情を注ぎ込んで日本酒、今夜は一合を二人でいただきます、

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 さて、焼き鳥、
 こちらでは甲斐信玄鶏、小さめで火入れ十分。
 どのくらいの貴重さ、美味しさはあちこちで食べ歩かないと分からないけれど。
 そんな上から目線は必要なく、美味しい焼き鳥を美味しく食べることが全て。

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 せせり。
 角皿に置く時に「辛子をお試しください」と案内されます。
 焼き鳥には調味料を殆ど付けずにいただく私ですが、今夜は合わせてみようという気になります。
 淡白な味わいのせせりに辛子が馴染んで、言葉がありません。
 せせりに合うように辛子の辛さや風味を調整されているんだろうな。

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 おろしと昆布。
 口直しが必要な焼き鳥が出されるとは思えないので、口直しではなく、一品料理として楽しみます。

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 かしわ。
 満腹感を売りにするなら大きめに切り分けて多く出すだろう。
 高級感を売りにするなら聞いたこともないような貴重な銘柄鶏を使うだろう。
 お店の空気感に馴染み、お客さんのおしゃべりを邪魔しない焼き鳥を目指しているかのような大きさと味わい。
 もう既にお客さんが付いていますな。

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 砂肝。
 どこで食べても大抵同じような食感のはずなのに、柔らか火入れ。
 もちろん外側はいつも通りなんだけど。
 私にもいつか、この火入れの理由が分かるだろうか。

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 銀杏。
 小粒で一粒ずつ愛おしむ様にいただきます。
 無くてもコースは成り立ちますが、いないと寂しい銀杏。

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 福島の蔵元である宮泉銘醸が醸す「写楽(しゃらく)」純米酒 2021BY。
 お酒ごとにお猪口を変え、片口も変わります。
 お酒はあっさり目から始めて濃くしていきますの案内通りで、次のお酒を想像しながら飲む写楽がとても美味しい。

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 フルーツ盛り合わせ。
 柿やシャインマスカットなどを少しずつ盛り合わせて。
 フルーツだけの甘さで、焼き鳥の脂分を消し去ってくれます。
 まま、我々は飲むので一杯ごとに消し去っていますけどね。
 コースを締めくくる甘味では無く、コースを一旦落ち着かせる甘味なのかな。

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 レバー。
 どっしりとした濃厚さが好きですが、あっさり味のレバーも美味しい。
 レバー自体の鮮度や味わいに大きな差はないだろうから、焼きの手の思いが真っ直ぐに伝わってきます。

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 つくね。
 たれ焼きの焼き鳥は、角皿に乗せた赤富士が描かれた小さな丸皿に乗せて下さいます。
 食べるときは手元のお皿に乗せる作法でしょうけど、お皿に置いたら冷えると思ってそのまま頂きます。
 全体がふんわりと焼き上がっていて、まるで綿菓子の様な美味しさ。
 何か魔法でも掛けているのだろうか。

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 ぼんじり。
 まんまるで正にボン、ってのがぼんじりかと思っていたら、平たいのもあるんですね。
 構えていたより脂っぽくなくて、それでいてシャクッとした食感は楽しめます。

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 宮城の蔵元である萩野酒造が醸す「萩の鶴(はぎのつる)」特別純米酒 秋あがり R4BY。
 何杯飲むか分からないけど、ここでぐっと重みを増した味わい。
 萩の鶴は何度か飲んだことがあるけど、今夜のは特に旨い。

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 胸小肉。
 それなりに焼き鳥を食べたつもりでいましたが、この部位は初めて。
 ソリレスの首元版ってことらしい、それなりのポーションがあって食べ応えがある。
 七味を掛けて美味しくいただきます。

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 玉ねぎ。
 近火強火で焼き切った玉ねぎは、周りが香ばしく、芯が甘く、とっても美味しい。
 その美味しい玉ねぎが二回楽しめます。

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 鱧の南蛮漬け。
 今年は色々な調理方法で鱧が楽しめ、今夜は南蛮漬けとは。
 鱧が美味しいのはもちろんで、ネギやパプリカなどの野菜も絶妙、再び黙る美味しさ。

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 あかにく。
 モモ肉の中で特に赤い部位、赤身を残しながら火を入れるのを他で見たことがありません。
 こちらを食べる頃には興がかなり乗っているので、その美味しさを見逃しがち。
 半分をそのままで、残りに七味を掛けて楽しみます。

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 福井の蔵元である黒龍酒造が醸す「黒龍 いっちょらい」本醸造 R4BY。
 飲み友が大好きな蔵元のお酒が出てくると、声の調子も変わるほど気分が上がります。
 最後に本醸造を持ってくるあたり、売らんかな、ではなく、料理の合わせることが最優先。
 何度か通って焼き鳥の話しだけじゃなく日本酒の話しをしてみたいなぁ。

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 手羽先。
 最後はどっしりと大ぶりの串、直に手で持ってかぶりつきます。
 脂身ぎっとぎと、美味しい焼き鳥に蓋をする勢い。
 食べ終わると、ウェットティッシュを渡して下さって、さて、〆のご飯ものへ。

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 ご飯ものは鶏そぼろご飯、親子丼、稲庭うどんから選べます。
 私はうどん、飲み友は親子丼。
 親子丼は焼き鳥を食べた後でもペロッと食べられるほど小ぶり。
 このくらいの大きさなら、そっちもこっちも食べられるな。

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 私は稲庭うどん。
 うどん汁ではないんだ、逆にうどん汁以外に合わせるうどんを食べるのはカレーくらいか。
 鶏白湯スープを玉子で閉じてうどんを合わせる、ツルッとした乾麺の稲庭うどんがとても美味しい。

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 デザートはプリン、梨。
 プリンは玉子の殻に入れてあって、カラメルソースを掛けて食べる、、って初めて知りました。
 美味しい焼き鳥、美味しい日本酒、美味しい料理をご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記