
今月で東陽町勤務が終了の予定。
未来のことは何も決まっていないと言うのは簡単だけど、決めるのは自分ですから。
仕事は大切でお金が無ければ生きていけないけれども、生きていさえすればいいのだろうか。

職場から近い未食のラーメン店をネット検索して、伺ってみると、原状復帰されていてもぬけの殻。
こうろく@江東区木場6-7-14、いつから営業を始め、いつ営業を辞めたかは分からないけど。

お昼は、中華料理 吉利@木場(江東区木場)へ。
2008/11/15 「中華 東華園」から「中華 芝苑」へリニューアル
2014/11/19 「谷記 木場7号店」へリニューアル
2022/ 6/ 1 「中華料理 吉利」へ店名変更

数え切れないほど料理がありますので、ランチタイムは料理を絞って営業されています。
全部は紹介しきれないので(メモを取ってこなかったかだけですが)、ラーメンメニューだけ。
ラーメン+半チャーハン700円、ラーメン+マーボー丼750円、豚肉入り野菜麺+半チャーハン800円、
むし鶏のネギソースかえ麺+半チャーハン850円、五目ラーメン+半チャーハン850円。

店内は満席で、私はたまたま直ぐに座れましたが(テーブル席へ相席)、後のお客さんは外待ち。
「こちらへどうぞ」と、ジャスミンティーが注がれたコップが置かれた席へ座ります。
口頭注文後会計、殆どのお客さんは番号で注文、一部のお客さんは日本語以外(中国語?)で注文。
席配置はカウンター6席、テーブルは4人掛け4卓、6人掛け1卓、小上がり8席、計36席。
卓上には白胡椒、辣油、酢、醤油、耀盛號 鎮江香醋、、自家製ラー油。

ラーメンとチャーハン(半チャーハン)のセットメニューの場合、
先にラーメン、先にチャーハン、同時、のどれで提供されるかが楽しみ。
こちらでは半チャーハンが先、、この量で「半」だと「全」の量が気になる。
まま、何をもって半とするかはお店の自由ですし、半をどう感じるかは客側の勝手。

中華料理店ですからステンレス製のスプーンが添えられ、頂いてみると一体感のある美味しさ。
もっと一体感がある味わいに構えていたので、「まとめて調理された直後」的な食感にラッキー。
まま、出来たてが一番美味しいとは限らず、少し落ち着かせた方が美味しく感じる料理もありますし。

半分ほど食べてから五目ラーメン、単品850円ですので、ランチは半チャーハンがサービスの位置付けかな。
五目といいながら十目以上の五目ラーメンが多いですけど、こちらも十目以上はありますね。
豚バラ肉に白菜や葱、人参などの野菜、ウズラの玉子が入っているのが嬉しい。
野菜餡かけが全体を覆うように掛けられていますが、スープは中華料理店の王道的な味わい。

中華料理店の王道的な中細麺、製麺所はなんとなく想像できますが、未確認です。
五目には海老や烏賊も入っていて、一口ずつ違う味が楽しめます。
なんなら味変でも思いましたが、白胡椒を掛けてもなぁ。

とにもかくにも安ければ「コスパがいい」と言われる現代、何をもって適正価格とみなせばいいだろうか。
少し歩いた永代通りには数え切れないほど飲食店があっても、たった数分近い立地でも十分繁盛しています。
安いだけでは無く、美味しいだけでは無い、この店だけの魅力がお客さんを惹きつけるのでは無いでしょうか。
スルッと食べてご馳走様でした。

夜は、麺やラチエン通り@中央林間(大和市中央林間3-4-18)(公式ツイッター)へ。
2022/9/1オープン、藤沢市遠藤にある夢中の姉妹店。
店名を「夢中 中央林間店」ではなく、店長さんの生まれ育った土地の「ラチエン通り」にしたのだろうか。
ネット情報を探すと、ラチエン通り自体の説明ばかりで、ラチエン通りを店名に付けた理由を見つけられない。
私ってホント、ネット検索が下手くそですね。

店先に営業時間が貼り出されています。
また、香味油には鶏油と生姜油のブレンドを使用しているけど、海老油の香味油に変更できるそうです。
初めて伺って食べてもいないのに「香味油を海老で」というお客さんはいないだろうから、再訪されるお客さん既にいるってコトですね。

店内に入り左手の券売機で食券を買います。
メニューは白醤油らーめん、新白醤油らーめん、塩らーめん、正油らーめん、中華そばが850円。
※ちなみに、夢中では800円。
つけ麺は950円、うす削りの鮪節がトッピングされた和風は900円。
味噌はつけ麺にだけ用意されていますが、売り切れ中。
ご飯ものは味玉チャーシューご飯300円、小200円、卵かけごはん。

店内はカウンターが背中合わせに用意されていて、片方は厨房向きに3席、壁向きに5席、計8席。
壁向きの席に案内されたので、厨房の様子や調理の所作は全く伺えず。
各席にパーティションが設置されていますが、いずれ撤廃されたら席数も増えるのかな。
卓上には酢、白こしょう、一味唐からし。

程なくして、新白醤油ラーメン850円。
今風の麺相に比べてかなり寂しい盛り付けに感じ、見た目だけだと「これで850円??」と感じる人もいそう。
スープは鶏ガラベースに白醤油主体の醤油たれ、新白醤油の方は薄口醤油をブレンドしているそうです。
奥深い味わいの底には塩やの面影が見え隠れして、好みとするお客さんの幅が狭そうです。

細麺は菅野製麺所に思われますが、この製麺所もネットで見つけられず、自身のネット検索力の低さに愕然。
スープとの相性に少しズレを感じますが、あくまでの私個人の感想です。
トッピングは豚バラ巻きチャーシュー、メンマ数枚、水菜。

取り立てて美味しいわけではない、特別な食材や卓越した調理技術を駆使しているわけではない。
だけれどもこの味わいはこの店に来ないと味わえず、店主さんの顔がはっきり見えるらーめん。
スルッと食べてご馳走様でした。