
花壇ができてからずっと咲いているザルギク、去年まで咲いていなかったコキア。
突然バイク(原チャリ)を停めて、カメラを構えたら、そりゃ、怪しいだろうな。

「そろそろ、どう?」と仕事帰りに立ち寄った、九州炭火酒場 ばってん 神田西口店。
入口が開け放たれ、透明ガラス越しに店内も見渡せて、「二人ですけど」と声を掛けやすい雰囲気に、引き込まれます。

案内して下さったのは、店内中ほどのテーブル席。
週の初めと言うこともあり、空いているのかなと思いましたが、ほぼ満席の店内。
さてさて、何を飲んで、何を食べますかね。

今夜は神田で2人お疲れ様会。
乾杯はザ・モルツ小299円、コップ一杯分だけビールを飲みたいので、とても助かります。
店内は喫煙可なので、何人かのお客さんは煙草を吸っているけど、全然煙臭くありません。

本日のオススメメニューにあった、自家製きゅうりのきゅーちゃん380円。
漬物なのに水分がたっぷり、ご飯に合うと言うより、日本酒に合いそうな美味しさ。

続けて我流居酒屋ベンチマークの、明太ポテトサラダ480円。
ザク切りのポテトに明太子を合わせ、彩りも楽しく、食感も素晴らしい。
注文が入ってから調理しました鮮度も感じられ、日本酒が来る前に食べ終わってしまいます。

さて、日本酒。長野の蔵元である岩波酒造が醸す「喜津拿(きずな)」無濾過 R4BY。
「飲食業界限定流通酒」と壁に張り出されています。
お米本来の旨味を十分に感じられる美味しさ、ちゃんと覚えておこっと。
一杯目に本醸造酒を飲むことは珍しい。

お店のイチオシである、馬レバー刺し1,680円。
塩を合わせた胡麻油か、九州の甘い醤油でいただきます。
かつては「生レバー」でしたが、今は低温調理済み。
それでもエッジが立った切り口と、牛レバーと間違えそうなほどの旨味。
お値段以上の美味しさ、数量限定なのも納得。

2杯目は熊本の蔵元である美少年が醸す「美少年 清夜(びしょうねん せいや)」純米酒 R4BY。
「美少年」ってブランドだと思っていたけど、蔵元の社名でもあるのね。
九州は焼酎のイメージがあるけど、ちゃんと日本酒も作っていて、しかも美味しい。

メニューに焼き鳥を見つけたので、串盛り六種盛り合せ930円。
部位は砂肝、もも、かわ、ねぎま、はつ、豚バラ。
味付けは指定しませんでしたが、全て塩。
お酒とおしゃべりの繋ぎにちょうど良いポーション、さてさて次のお酒を頼みますか。

3杯目は、福岡の蔵元である小林酒造本店が醸す「博多の森(はかたのもり)」純米酒 超辛口 伝承萬代 R4BY。
今夜は初めて飲む日本酒ばかりで、どれも料理に寄り添っていて美味しい。

うっかり頼むのを忘れていた、熱々枝豆299円。
枝豆は熱々が好きなので、わざわざ「熱々」と付いていると安心して頼めます。
ビールのお供と言うより、おしゃべりのお供の枝豆、美味しいですなー

メインは炊き餃子、いわゆるスープ餃子でスープを鶏白湯としています。
トッピングの違いでレギュラー、明太子、トマト、味噌、キムチ、ニンニク、しそ、柚子胡椒と用意されています。
初めてですので、鶏白湯柚子胡椒炊き餃子680円。
ぐつぐつと煮えたぎったスープに水餃子が6個、泳いでいます。

頂いてみると、鶏白湯スープがよく染み込んだ皮が美味しいし、餃子の餡もスープに馴染んでとても美味しい。
時々、柚子胡椒で辛味をつけると、これがまた清々しいアクセント。
他の味も色々と試してみたいです。

クールダウン代わりに、緑茶ハイ449円、梅干しサワー449円。
それなりの料理店なら最後にお茶が出てきますが、居酒屋なので自前でサワーを。
大抵の居酒屋には緑茶ハイが用意してあるので、美味しく頂いています。

餃子を食べ終わったところで、〆ますか。
雑炊とちゃんぽんが用意されていて、今夜の気分は雑炊380円。
お鍋を引き取って下さり、調理済みで戻ってきます。

鶏白湯スープには餃子の旨味が溶け出していて、ご飯で頂かない手はありません。
美味しい料理、美味しい日本酒をご馳走様でした。