
やっと金曜日、今週は木曜日がお休みでしたが、何とか一週間、やりきりました。
ということで飲みに行く、ってのが以前の私でしたが、今は昔。
元々友達が少ない私は定年になってさらに減ってしまい。

夜は、小麦と鈴@稲田堤(川崎市多摩区管2-3-5)へ。
らぁ麺 白熊(2021/12/8-)の、2022/11/3リニューアル。
店名の「小麦」はラーメンの麺、「鈴」は「鈴なり」のことで、お米の穂をイメージしていると言う。
ラーメン(麦)だけで無く、ご飯物も楽しんでもらいたい、、説明を聞くまで私には分かりませんでした。

オープン記念で、11/3と4は中華そばのみの販売で、850円を500円で提供(杯数制限無し)。
お金のない貧乏人の私にうってつけのセール、何時間並んでも食べる所存です。

15分ほど待ってから券売機へ。
メニューは中華そば850円、塩そば850円、つけそば1,000円。
ご飯物はねこまんま150円、チャーシューごはん400円、とりめし400円。
飲物はビール中瓶650円、小瓶450円、黒ウーロン茶250円、コーラ230円、オレンジジュース200円。

店内はテーブルを全て撤廃し、カウンター席のみにリニューアル。
奥の植木はオーリブでしょうか、壁に飾られている植物は分かりません。

カウンター席は入口近くが4席、奥が7席。
卓上には2人にひとつの胡椒。

店員さんに食券を渡し、カウンター台に貼られたこだわりを眺めながらラーメンの出来上がりを待ちます。
こうして写真に撮って拡大しているから読めるけど。
貼られている場所はやや暗めだし、字が小さいし、私のようなアラ高には到底読めません。

程なくして中華そば850円(オープン記念で500円)。
受け皿が八角形でチョロッとオシャレ、なぜこの形としたかは不明。
スープは鶏清湯と魚介出汁のブレンド、醤油たれの出来栄えも良く、とても美味しい。
ここまで醤油たれと好相性ですと、逆に塩たれとの相性が気になります。

細麺は菅野製麺所、麺自体はとても美味しいのですが、食べ進むにつれ、小さい丼で食べづらくなります。
トッピングは低温調理された豚肩ロースと地鶏ムネ肉、紫カイワレ、穂先メンマ、九条ネギ。
チャーシューや紫カイワレは見栄え重視だとは思いますが、スープに沈んでいます。
つか、そもそも九条ネギが多すぎて、諸々を台無しにしてしまっています。

丼の柄を何種類も用意し、味毎では無くランダムに変えることを考えているそうです。
丼の内側ならともかく、外側の柄を気にされているお客さんがどのくらいいるかは未知数。
違う模様のどんぶりで食べてみたいと思ったとしても、前回の柄が気に入ったので今回もと望んでも、柄を指定できそうにありません。
それでも、やってみなければ分からないというのは正義。
スルッと食べてご馳走様でした。

遅めの夜は、元祖油堂 武蔵小杉店@武蔵小杉(川崎市中原区小杉町)(公式ホームページ)へ。
横浜西口本店、川崎駅前店、東京ラーメン横丁店に続く4店舗目として、2022/8/29オープン。
立地は武蔵小杉駅から徒歩1分、南武線武蔵小杉駅や横須賀線武蔵小杉駅からだと5分は歩きます。

店内に入ってすぐ左手に券売機。
メニューは油そば750円、並1玉150g、大1.5玉225g、特大2玉300gまで同額。
トッピングは辛味噌100円、卵黄50円、メンマ50円、柚子胡椒30円、パルメザンチーズ100円、
フライドオニオン100円、キクラゲ50円、ねぎ100円、明太子100円、辛子高菜100円、肉増し200円、
マヨネーズ50円、旨辛くん50円。
柚子胡椒やマヨネーズが有料トッピングなのが特徴的です。

店員さんに食券を渡すと「大盛りまサービスですが」と確認されますが、並盛りを踏襲。
空いている席と、奥にドリンクサービスがありますと案内されます。
ドリンクサービスはデトックスウォーター、黒烏龍茶、ジャスミン茶。
お代わりしたいところですが、1回座ってしまうと、なかなかね。

座席は固定、厨房を囲むL字カウンター4席と8席。
外待ちこそ出来ないけれど店内はほぼ満席で、大変繁盛されています。

卓上の調味料は辣油、酢、カエシ、魚粉、ケイジャン、青のり、一味唐辛子、カレー粉、黒胡椒、ゴマ。
※他店ではゴマの代わりに山椒、、今は変わったのかも知れん。
手前のケースにはおろしニンニク、おろし玉ねぎ、紅生姜。
保温ポットには〆のスープが用意されています。

程なくして、油そば並750円、おすすめトッピングA130円。
おすすめトッピングのAはパルメザンチーズと卵黄(20円お得)、Bはフライドオニオンと肉増しと卵黄250円。
油そばにチーズってどうなんだろうと思っていたので、試してみることにします。
デフォのトッピングはほぐし肉、メンマ、分葱。


並では絶対に足りないけれど、寄る年波、歯を食いしばって並盛りにしたので、味変を楽しみます。
今日の味変は紅生姜、刻みタマネギ、刻みニンニク、青のり、ケイジャン。
香りと食感と辛味を混ぜ合わせる味変、今夜も美味しい。

麺を食べ終わったらライスといきたいけれど、寄る年波、ここはひとつ〆スープで。
残っているたれの量を見つつ、カウンター台に置かれている保温ポットからスープを注ぎます。
程々の味わいの鶏ガラ出汁、うーん美味しい。

横浜西口本店、川崎駅前店でもそうでしたけど、ホールの女性店員さんの動きが素晴らしい。
お客さんの動きに対してどうする?的な試験が、バイトの採用試験に含まれているんじゃないかと思うほど。
私が席を立って帰ろうとすると、後客2人が券売機の前でメニューを検討しているので、店を出にくい。
別に急ぐ人生ではないので、奥にずれて食券を買い終わるまで待とうとすると、「お客様、お帰りです」とドアを開けてくださいます。
そういう細かい事の積み重ねがだけがお店を繁盛させることを、どこよりも知っているギフト。
スルッと食べてご馳走様でした。