/家系らーめん登戸家@向ヶ丘遊園(川崎市多摩区登戸2698)にてラーメン、ほうれん草/
銀河の先まで見通せそうなほど透き渡った青空。
こんな日でも、どんな日でも、IT戦士は事務所に立てこもってキーボードを叩いているわけだな。
ま、オレはIT戦士ではなく、しがないサラリーマンだけどな。
お昼は社食のとんかつ定食で糊口をしのぎ。
夜は、家系らーめん登戸家@向ヶ丘遊園(川崎市多摩区登戸2698)(公式ツイッター)へ。
2022/12/18オープン、オープン初日は先着100名にラーメン一杯無料で提供されたとのこと。
ネット情報では、先月オープンした清水家と同じ王道系らしいが、ソースが見つけられません。
店先で数分待って店内へ
直ぐ左手に券売機があるけど、券売機のすぐ前がカウンター席なので、食券を買いにくい(私だけ?
メニューはラーメン750円、ラーメン(中盛)850円。
醤油とか塩とか味噌とか書かれていない場合は醤油味。
店内は厨房を囲むL字カウンター5席と5席、計10席。
券売機の隣の給水器でコップに水を注ぐと、「奥の席にどうぞ」と案内されます。
一番奥の1席しか空いておらず、途中の動線に鉄骨的な柱が立っていて、デブは通れない。
食事中のお客さんが「いいっすよ」と立ち上がって下さり、ありがとうございます。
カウンター台に食券を置きつつ、「麺柔らかめで」と伝えます。
「ライスが無料サービスになりますが、お付けしますか?」と訊かれ、喜んでお願いしました。
ははぁ、それで券売機にライスのボタンがないんだ。
卓上にはラーメンタレ、酢、生にんにく、しょうが、ニラ唐、ブラックペッパーグラウンド。
程なくしてラーメン750円、ほうれん草150円、ライスサービス。
稀に見る溢れそうなほどのスープ量、味わってみると色ほどはクリーミーではなく、しっかりと美味しい。
美味しいけれども喉が渇くほど濃厚と言うことはなく、後味の切れがいい。
紛れもない店内炊きスープですが、王道家系列にしては薄味に感じます。
平打太麺はサッポロめんフーズ、スープによく合っていて美味しくいただけます。
王道家系列であれば自社製麺を使うだろうけど、はて、どんなものなのでしょうか。
トッピングは薄桃色の燻製豚肩ロースレアチャーシューがスライスされた二枚、焼海苔3枚、茹でほうれん草。
ほうれん草は150円で増量してみましたが、香りが立ってとても美味しい。
途中で久し振りの家系海苔巻き。
ご飯はやや固め仕上げで、無料サービスだからかやや少なめ。
券売機にボタンが用意されていないので、大盛りを食べたいときはどうすればいいのか、未確認。
豆板醤が用意されていないので、ニラ唐で代用しましたが、結構辛い。
麺を半分ほど食べたところで、お楽しみの味変タイム。
辛くて気に入ったニラ唐と、人に会う予定はないけどニンニクではなくおろし生姜。
全体に馴染ませて頂いてみると、これが結構美味しい。
食べ終わって退店も一苦労、「スミマセン、席を立って下さいますか」とは言いづらい。
近くまで歩いていって「スミマセン」と声を掛けて気付いてくれるの待ち。
ラーメンは美味しいし、ニラ唐が気に入ったのですが、奥の席に案内されるかも知れないと思うと、ニャー
スルッと食べてご馳走様でした。
2022年12月19日
2022年12月18日
アバター2
/駅そば 濱そば 辻堂店にて紅生姜天そば/アバター:ウェイ・オブ・ウォーター/MONKにて感想会/居酒屋おれんちにて軍鶏の日/
まるで地方遠征に向けて始発に乗るような朝。
5時に起きて、昨日のブログを片付け次第、家を出ます。
伺う飲食店は全て県内ですが、帰宅は日付を跨ぎそう。
今日は長い一日になるな。
朝は、駅そば 濱そば 辻堂店へ。
JR東日本クロスステーションが運営する、辻堂駅改札内の路麺店。
いわゆる「立ち食いそば屋」ですけど、店内には椅子もあるので「立ち食いもできるそば屋」。
自分としては「立ち食いそば屋」と呼ぶのは抵抗があります。
同様に「駅そば」も駅構内や改札外、駅とは無関係な集合施設に出店している場合もあるし。
それらをまとめて「立ち食いそば屋」ではなく、「路麺店」と呼んでいます。
まま人それぞれ、好きに呼んだらいいと思うけどね。
メニューは系列会社でほぼ同一ですので、季節限定商品を頂くことが多いです。
「ほぼ同一」としているのは、全店舗のメニューを確認していないから。
公式ホームページで告知していなくても実際には販売していることもあるし、
告知していても販売していないこともあるし。
店内は左手に椅子席が3席、右手は立ち食いスペース3人分。
受付に食券を出して、「そばで」と伝えます。
お冷やを汲み、丼を置く場所を確保し、お蕎麦の出来上がりを待ちます。
程なくして、紅生姜天そば490円。
時期は不明ですが、季節限定メニューと説明があります。
お蕎麦は麺料理ですので、お蕎麦からいただきます。
自社製麺の美味しいお蕎麦、寒い冬の朝でも美味しくいただけます。
紅生姜のかき揚げは、関西では一枚物の紅生姜を揚げてありますが、
関東の場合は刻み紅生姜であることが殆ど。
明示されていないことが多いので、事前に訊くか、食べてみないと、どちらかは分からないのですが。
頂いてみると関東の刻み紅生姜仕様、蕎麦つゆを吸わせて美味しくいただきました。
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター。
最近になって友人が映画好きと知り、1人で観に行くと聞いたので、拝み倒してお供させて頂きます。
3D映像は、初めて戸惑いながらも、気が付くとなんの違和感もなく受け入れていて、最後まで楽しめます。
見終わって調べてみると、全5作の2作目にあたるそうで、残り3作が今から楽しみ。
「アバター、良かったねぇ」と話しながら向かった、MONK。
北鎌倉のイタリアンを手伝っている店員さんのパートナーさんが、店主さんとのこと。
寡黙な私よりもっと寡黙な料理人、カッコいいなぁ。
料理はコースではなく、アラカルトで。
夜に飲み会があるので軽めに何品か食べ、ラストはパスタにしておきましょう。
飲物はビール、ナチュールワイン、ハードサイダー、ソフトドリンク。
メニューはちらっと見て、いつも通りお任せ。
乾杯は白ワイン。
昼間っから飲むビールも美味しいけど、ワインも格別。
二口分くらいずつ飲めるのは、お店ならでは。
お願いしなくても、ボトルを見せて下さいます。
もちろん私は日本語以外読めませんが、エチケットの雰囲気だけでも感じたいし。
一品目は鶏白レバームースとブルーベリーのコンフィチュール600円。
友人とは飲食の好みが合うので、2人とも大好きなレバーから。
軽く焼いたパンにレバーとブルーベリーを乗せていただきます。
パンの温度でレバーペーストがほんのりと溶け、ブルーベリーの香りが立ち上がり、とても心好い。
合わせて頂いたのは、ロゼの様な赤。
ワインの説明はワインを美味しくいただくための調味料みたいに考えていて、
説明が印象的だとワインの味も印象として残りますね。
白菜のソテー ゴルゴンゾーラソース720円。
ソテーした白菜にゴルゴンゾーラベースのソースを掛け、味付けをシンプルにして仕上げてあります。
ちゃんと残された白菜の歯応えがとてもいい感じで、ほんわかと温まる美味しさ。
次の料理に合わせるべく、赤ワイン。
ワイナリーに世界で一番影響を与えた赤ワイン、とのこと。
この赤ワインを飲んで、ワイナリーを始めた人も多いとのこと。
まあ、私にワイナリーは無理ですけど。
真鱈白子のソテー アンチョビ焦がしバターソース1,210円。
季節の食材である白子、色々な楽しみ方がありますが、バターソースでソテーされたのは初めて。
シンプルな味付けが一番美味しく白子を楽しめるかと思いきや、濃いめの味付けは赤ワインによく合います。
次はオレンジワインに見せかけて、白。
ワインの種類は赤、ロゼ、白、オレンジ(他にもあるのかな)とありますが、
色で分類されているのではなく、使用する素材で決められているんですね。
どのワインも美味しいのですが、このワインも美味しい。
フィットチーネ 猪と杉箸アカカンバの赤ワイン煮込みソース1,750円。
最後のパスタはパスタの種類ではなく、猪ワードでこちらに決めました。
猪肉が美味しいし、合わせたベーコンや挽肉にも手抜きなし。
食後にコーヒーが普通かも知れませんが、食後も赤ワイン。
「葡萄の収穫時期は10月なので、神無月」と命名されたとのこと。
美味しくいただき、ご馳走様でした。
若干の時間調整を経て。
夜は2015/5以来、7年ぶりの居酒屋おれんち(旧居酒屋俺んち)。
1人で通っていれば1人の思い出が、懇意にしている人と通っていればその人との思い出が、積もり積もる。
店内は大改造され、元々のカウンター席の部屋を閉鎖し、隣部屋のテーブル席がカウンター席に大変身。
しかも全てDIYとは、恐れ入ります。
卓上にはメニューは置かれておらず、その日の仕入れに沿ったコースのみ。
日月は軍鶏の日、木金土は海鮮の日。
先ずはビールで乾杯、今夜は武蔵小杉で2人お疲れ様会。
お通し代わりのルッコラと低温調理した軍鶏。
ルッコラは「近くの農地を借りて栽培している」土の香り豊かな味わい、
事前に低温調理した軍鶏があっさりめのドレッシング(オーリブオイル)とよく合います。
次はショウサイフグ、カスベ、ワカサギの天ぷら。
お皿からはみ出すほど大きなワカサギ、
大きさが正義ではないけれど、卵を持っているのでこのくらいの大きさになりますな。
軍鶏スープ、シンプルに小さく刻んだネギとセリ。
ゴクゴクと飲むスープって良い感じですねぇ。
この辺から日本酒。
銘柄の説明はありますが、テーブルに置くのは厳しいので、写真は無し。
次はお刺身、ヒラメ、タイ、サバ、アジなどなど。
鮮度より旨味優先、立ったエッジを感じられるほど身の潔さ。
敢えて語られませんが、訊けば「二日熟成させました」とのこと。
軍鶏の刺身、部位によっては低温調理されています。
薬味は山葵、柚子胡椒、塩油、肝醤油などなど。
あれこれ試せないので、まさに一期一会。
2人とも黙っていただく、黙って目を瞑る、筆舌しがたいとはこのことか。
さて、立ち位置的にはメインディッシュ、
軍鶏の手羽元、肩肉、首肉、トサカ、肋骨と骨盤、白子の焼き鳥。
温めた七輪に丁寧に並べて、ゆっくりとじっくりと、それでいて入り過ぎない様に。
高級焼き鳥店を模すように、ひとつずつ焼き上げて、ひとつずつ楽しみます。
いやいや、これはまさに串に刺さない焼き鳥だな。
調味料は要らない、そのままで極上の味わい。
香草ローストしたささみ、花鰹をあしらってあります。
一口で食べるのは勿体ないと思いつつ、一口で食べるし。
焼き鳥の〆は、手羽先のタレ焼き。
塩味だけでなくタレ味も楽しめるなんて、鶏料理はまだまだ知らない世界が広がっているな。
箸替えはハヤトウリ、赤大根。
流石に一息入れないと心が持たないほど、旨味の洪水。
焼きサザエ。
ここでサザエとは想像の斜め上を進みます。
一度火を通してから詰め直しているので、交互に食べると喧嘩にならない(はず)。
春菊と軍鶏。
サラダと同じ畑で栽培されている春菊、漫画的には伏線回収。
肝醤油で和えた軍鶏。
和えたてではなく、早めに和えて馴染ませてある念の入れよう。
どっぷりと肩まで軍鶏の旨味に浸かっているのに、さらにその先へ。
小松菜と軍鶏。
1人分ずつ、物凄く手間の掛かるコース、店主さんに感謝。
軍鶏ペースト。
レバーだけでなく、胸肉や軟骨も混ぜた、この世でたったひとつの軍鶏ペースト。
蕪菜の白和え。
うーん、美味しい、今夜は何度美味しいって言っただろう。
軍鶏ラーメン。
もうお腹いっぱいなのに、「〆はラーメンにしようと思って」とのたまわれる店主さん。
最初のスープに昆布や香味野菜を入れて、ずっと煮込んでいた様子。
麺は市販品ですが、ラーメンは麺料理ですが、今夜だけは軍鶏スープに乾杯。
濃いめのコーヒーで、お会計。
日本酒は間髪入れずに飲み続け、途中から燗もつけて楽しんだのに。
1人一万円でお釣りが来ると言う、何かが間違っている店。
美味しい軍鶏料理、美味しい日本酒をご馳走様でした。
まるで地方遠征に向けて始発に乗るような朝。
5時に起きて、昨日のブログを片付け次第、家を出ます。
伺う飲食店は全て県内ですが、帰宅は日付を跨ぎそう。
今日は長い一日になるな。
朝は、駅そば 濱そば 辻堂店へ。
JR東日本クロスステーションが運営する、辻堂駅改札内の路麺店。
いわゆる「立ち食いそば屋」ですけど、店内には椅子もあるので「立ち食いもできるそば屋」。
自分としては「立ち食いそば屋」と呼ぶのは抵抗があります。
同様に「駅そば」も駅構内や改札外、駅とは無関係な集合施設に出店している場合もあるし。
それらをまとめて「立ち食いそば屋」ではなく、「路麺店」と呼んでいます。
まま人それぞれ、好きに呼んだらいいと思うけどね。
メニューは系列会社でほぼ同一ですので、季節限定商品を頂くことが多いです。
「ほぼ同一」としているのは、全店舗のメニューを確認していないから。
公式ホームページで告知していなくても実際には販売していることもあるし、
告知していても販売していないこともあるし。
店内は左手に椅子席が3席、右手は立ち食いスペース3人分。
受付に食券を出して、「そばで」と伝えます。
お冷やを汲み、丼を置く場所を確保し、お蕎麦の出来上がりを待ちます。
程なくして、紅生姜天そば490円。
時期は不明ですが、季節限定メニューと説明があります。
お蕎麦は麺料理ですので、お蕎麦からいただきます。
自社製麺の美味しいお蕎麦、寒い冬の朝でも美味しくいただけます。
紅生姜のかき揚げは、関西では一枚物の紅生姜を揚げてありますが、
関東の場合は刻み紅生姜であることが殆ど。
明示されていないことが多いので、事前に訊くか、食べてみないと、どちらかは分からないのですが。
頂いてみると関東の刻み紅生姜仕様、蕎麦つゆを吸わせて美味しくいただきました。
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター。
最近になって友人が映画好きと知り、1人で観に行くと聞いたので、拝み倒してお供させて頂きます。
3D映像は、初めて戸惑いながらも、気が付くとなんの違和感もなく受け入れていて、最後まで楽しめます。
見終わって調べてみると、全5作の2作目にあたるそうで、残り3作が今から楽しみ。
「アバター、良かったねぇ」と話しながら向かった、MONK。
北鎌倉のイタリアンを手伝っている店員さんのパートナーさんが、店主さんとのこと。
寡黙な私よりもっと寡黙な料理人、カッコいいなぁ。
料理はコースではなく、アラカルトで。
夜に飲み会があるので軽めに何品か食べ、ラストはパスタにしておきましょう。
飲物はビール、ナチュールワイン、ハードサイダー、ソフトドリンク。
メニューはちらっと見て、いつも通りお任せ。
乾杯は白ワイン。
昼間っから飲むビールも美味しいけど、ワインも格別。
二口分くらいずつ飲めるのは、お店ならでは。
お願いしなくても、ボトルを見せて下さいます。
もちろん私は日本語以外読めませんが、エチケットの雰囲気だけでも感じたいし。
一品目は鶏白レバームースとブルーベリーのコンフィチュール600円。
友人とは飲食の好みが合うので、2人とも大好きなレバーから。
軽く焼いたパンにレバーとブルーベリーを乗せていただきます。
パンの温度でレバーペーストがほんのりと溶け、ブルーベリーの香りが立ち上がり、とても心好い。
合わせて頂いたのは、ロゼの様な赤。
ワインの説明はワインを美味しくいただくための調味料みたいに考えていて、
説明が印象的だとワインの味も印象として残りますね。
白菜のソテー ゴルゴンゾーラソース720円。
ソテーした白菜にゴルゴンゾーラベースのソースを掛け、味付けをシンプルにして仕上げてあります。
ちゃんと残された白菜の歯応えがとてもいい感じで、ほんわかと温まる美味しさ。
次の料理に合わせるべく、赤ワイン。
ワイナリーに世界で一番影響を与えた赤ワイン、とのこと。
この赤ワインを飲んで、ワイナリーを始めた人も多いとのこと。
まあ、私にワイナリーは無理ですけど。
真鱈白子のソテー アンチョビ焦がしバターソース1,210円。
季節の食材である白子、色々な楽しみ方がありますが、バターソースでソテーされたのは初めて。
シンプルな味付けが一番美味しく白子を楽しめるかと思いきや、濃いめの味付けは赤ワインによく合います。
次はオレンジワインに見せかけて、白。
ワインの種類は赤、ロゼ、白、オレンジ(他にもあるのかな)とありますが、
色で分類されているのではなく、使用する素材で決められているんですね。
どのワインも美味しいのですが、このワインも美味しい。
フィットチーネ 猪と杉箸アカカンバの赤ワイン煮込みソース1,750円。
最後のパスタはパスタの種類ではなく、猪ワードでこちらに決めました。
猪肉が美味しいし、合わせたベーコンや挽肉にも手抜きなし。
食後にコーヒーが普通かも知れませんが、食後も赤ワイン。
「葡萄の収穫時期は10月なので、神無月」と命名されたとのこと。
美味しくいただき、ご馳走様でした。
若干の時間調整を経て。
夜は2015/5以来、7年ぶりの居酒屋おれんち(旧居酒屋俺んち)。
1人で通っていれば1人の思い出が、懇意にしている人と通っていればその人との思い出が、積もり積もる。
店内は大改造され、元々のカウンター席の部屋を閉鎖し、隣部屋のテーブル席がカウンター席に大変身。
しかも全てDIYとは、恐れ入ります。
卓上にはメニューは置かれておらず、その日の仕入れに沿ったコースのみ。
日月は軍鶏の日、木金土は海鮮の日。
先ずはビールで乾杯、今夜は武蔵小杉で2人お疲れ様会。
お通し代わりのルッコラと低温調理した軍鶏。
ルッコラは「近くの農地を借りて栽培している」土の香り豊かな味わい、
事前に低温調理した軍鶏があっさりめのドレッシング(オーリブオイル)とよく合います。
次はショウサイフグ、カスベ、ワカサギの天ぷら。
お皿からはみ出すほど大きなワカサギ、
大きさが正義ではないけれど、卵を持っているのでこのくらいの大きさになりますな。
軍鶏スープ、シンプルに小さく刻んだネギとセリ。
ゴクゴクと飲むスープって良い感じですねぇ。
この辺から日本酒。
銘柄の説明はありますが、テーブルに置くのは厳しいので、写真は無し。
次はお刺身、ヒラメ、タイ、サバ、アジなどなど。
鮮度より旨味優先、立ったエッジを感じられるほど身の潔さ。
敢えて語られませんが、訊けば「二日熟成させました」とのこと。
軍鶏の刺身、部位によっては低温調理されています。
薬味は山葵、柚子胡椒、塩油、肝醤油などなど。
あれこれ試せないので、まさに一期一会。
2人とも黙っていただく、黙って目を瞑る、筆舌しがたいとはこのことか。
さて、立ち位置的にはメインディッシュ、
軍鶏の手羽元、肩肉、首肉、トサカ、肋骨と骨盤、白子の焼き鳥。
温めた七輪に丁寧に並べて、ゆっくりとじっくりと、それでいて入り過ぎない様に。
高級焼き鳥店を模すように、ひとつずつ焼き上げて、ひとつずつ楽しみます。
いやいや、これはまさに串に刺さない焼き鳥だな。
調味料は要らない、そのままで極上の味わい。
香草ローストしたささみ、花鰹をあしらってあります。
一口で食べるのは勿体ないと思いつつ、一口で食べるし。
焼き鳥の〆は、手羽先のタレ焼き。
塩味だけでなくタレ味も楽しめるなんて、鶏料理はまだまだ知らない世界が広がっているな。
箸替えはハヤトウリ、赤大根。
流石に一息入れないと心が持たないほど、旨味の洪水。
焼きサザエ。
ここでサザエとは想像の斜め上を進みます。
一度火を通してから詰め直しているので、交互に食べると喧嘩にならない(はず)。
春菊と軍鶏。
サラダと同じ畑で栽培されている春菊、漫画的には伏線回収。
肝醤油で和えた軍鶏。
和えたてではなく、早めに和えて馴染ませてある念の入れよう。
どっぷりと肩まで軍鶏の旨味に浸かっているのに、さらにその先へ。
小松菜と軍鶏。
1人分ずつ、物凄く手間の掛かるコース、店主さんに感謝。
軍鶏ペースト。
レバーだけでなく、胸肉や軟骨も混ぜた、この世でたったひとつの軍鶏ペースト。
蕪菜の白和え。
うーん、美味しい、今夜は何度美味しいって言っただろう。
軍鶏ラーメン。
もうお腹いっぱいなのに、「〆はラーメンにしようと思って」とのたまわれる店主さん。
最初のスープに昆布や香味野菜を入れて、ずっと煮込んでいた様子。
麺は市販品ですが、ラーメンは麺料理ですが、今夜だけは軍鶏スープに乾杯。
濃いめのコーヒーで、お会計。
日本酒は間髪入れずに飲み続け、途中から燗もつけて楽しんだのに。
1人一万円でお釣りが来ると言う、何かが間違っている店。
美味しい軍鶏料理、美味しい日本酒をご馳走様でした。
2022年12月17日
横須賀から辻堂へ
/〜NooDle〜 じぇい@県立大学(横須賀市安浦町)にて塩ラーメン/麺侍誠@港南台(横浜市港南区日野南)にて醤油とんこつラーメン/第64回日本酒を楽しむ会/
個人的行くべきラーメン店の11月オープン分までが、やっと今日で片付く。
12月オープン分は何軒か残っているけど、何気に飲み会(忘年会のようなもの)も予定されていて、
さてはて。
お昼は、〜NooDle〜 じぇい@県立大学(横須賀市安浦町)へ。
立地は県立大学駅から緩やかに下って徒歩3分、らぁ麺しろの跡地に、2022/11/1オープン。
営業時間は11:30-14:30 17:00-20:00、火水定休、祝祭日は昼営業のみ。
店主さんは飲食業界が長く、「バーテンダー、居酒屋とやってまして。居酒屋時代にラーメンをお出ししていました」と、ラーメンは独学とのこと。
なんでも、目指しているラーメン店は隠國(こもりく)とか。
店名は「『カミカゼ』と言うカクテルが好きで、そのままではアレなので神風?なコトを考えていて、ジェイになりました」と。
アラ高なジジイには繋がりがさっぱり分からないけど、現代の若者には通じるんだろうなぁ。
店内はしろ踏襲、って狭すぎて変えようがない。
入口付近に置かれていた券売機が無くなったので、1席増えて5席。
入ろうとしたら出ようとしているお客さんがいらしたので、いったん引いて、と。
丸椅子は座面が回る優れもの。
口頭注文、後会計。
メニューは醤油ラーメン850円、塩ラーメン850円。
夜はアルコール類を提供しています。
卓上には白胡椒のみ。
程なくして、塩ラーメン850円。
スープは煮干多めの豚ガラ、鶏ガラの味わい、とても心好いですなぁ。
一昔前なら代表的な中華そばの味わいでしたが、今は煮干しスープと呼ばれることが多い味わい。
バランスが良すぎて特徴に乏しいのは、それがそのまま店主さんの人柄なのでしょう。
細麺は東京製麺、茹で加減は申し分なく、麺の美味しさが完勝の様相。
トッピングは豚と鳥のチャーシュー、焼海苔1枚、ウズラの煮卵、アーリーレッド、水菜、細割きメンマ。
美味しいスープなので飲みたいのですが、丈のある丼はなかなか飲みにくい。
食べ終わって、後客が来るまでの束の間、しばしご歓談。
スルッといただきご馳走様でした。
遅めのお昼は麺侍誠@港南台(横浜市港南区日野南)(公式ホームページ)へ。
2019/ 4/ 1 きたくり家港南台店から独立オープン(横浜市港南区港南台3-4-46)
2022/ 5/10 移転のため閉店。
2022/11/ 7 港南台駅反対側に、移転オープン(横浜市港南区日野南1-1-22)。
立地は港南台駅から徒歩10分、一休の手前。
営業時間は11:00-23:00、火曜定休。
移転されて箱が大きくなり、店員さんが増え、曜日関係なく通し営業になりました。
メニューは醤油とんこつラーメン850円、塩とんこつラーメン850円、和風とんこつラーメン900円、味噌とんこつラーメン950円。
つけ麺1,000円、激辛つけ麺1,050円、昔ながらの正油ラーメン700円。
ご飯物はネギ丼300円、チャーシュー丼300円、チャーマヨ丼300円。
ラインナップは前店踏襲、値段は100円程度値上げされています。
年末年始の営業日、営業時間が告知されています。
席配置は厨房を囲むL字カウンター7席と2席、4人掛けテーブル4卓、21席。
店内が広くなったせいか、奥にクリスマスツリーがチカチカして綺麗です。
前客2人、後客1人。
店員さんに食券を渡す時に、麺柔らかめで、と添えます。
卓上にはニンニク、豆板醤、生姜、辣油、酢、醤油、白胡麻、ブラックペッパーグラウンド、粗挽きトウガラシ。
店先の立て看板にあったように、黒ウーロン茶はサービスです。
とはいえ1日20リットルとのこと、コップ何杯に相当するのでしょうか。
店員さんから特に案内されないので、恐る々々、一杯だけ汲んでから席に戻ります。
程なくして、醤油とんこつラーメン850円。
移転前は和風とんこつをいただきましたが、同じメニューを食べても前回の味を覚えていない駄舌では食べ比べができません。
スープからは骨髄の旨味をギュンと感じる豚骨醤油、温度も熱々だし、鶏油の香りも高く、とても心好い。
短尺中太麺は菅野製麺所、スープによく合っていて、とても美味しい。
トッピングは、豚肩ロースチャーシュー、焼海苔2枚、茹でほうれん草、半身の半熟玉子。
家系ラーメンですと焼海苔3枚が多いのですが、家系ラーメンとは謳っていないので2枚なのかな。
麺を半分ほど食べたところで、お楽しみの味変タイム。
今日はおろし生姜と粗挽きトウガラシ、全体に白胡麻を振り掛けてみます。
スープの味がしっかりしているので、あんまり味変しないけど、これはこれであり。
いやいや美味しかった。
ただまあ、この位の美味しさでは店内満席にならないくらい、横浜の家系ラーメンのレベルは高い。
スルッと食べてご馳走様でした。
今夜は飲み会なので、早めに現地入り。
とは言え早めに入り過ぎてしまい、以前ならのんびり歩いて向かうところ。
夜は、和浪にて第64回日本酒を楽しむ会。
お店は辻堂からも茅ヶ崎からも歩くと30分、今夜はバス、たまにタクシー。
イベントでしか伺ったことが無いお店なのを苦々しく思っているのだけれど。
いつかプライベートで伺える日を楽しみにして。
日本酒を楽しみ会ですので、和らぎ水以外は日本酒だけが提供されます。
そんなこと当たり前かも知れませんが、そういう会に接したことのない人もいるかも知れませんので。
ビールグラスは和らぎ水用、ワイングラス、お猪口がガラス製と陶器製が用意されています。
一品目はマスカルポーネで作った牡蠣料理。
初めっから牡蠣ですか、温かい牡蠣ですか、お酒を飲む前にお酒が進みますな。
続けて八寸。
白菜と重ねて蒸し上げたあん肝、菊菜の包み和え、鰻巻き卵、丹波の黒豆の餡子、牡蠣の有馬煮、キンカン、
鯛の蕪寿司、カラスミ。
菊菜は春菊のことですが、関東、関西で呼び方が違う以外に季節によって違うと言っていたような。
お造りは、ヒラメ、マグロ。
居酒屋ではないので、どんと大きな切り身は出てこないけど。
だからといって無いのは寂しいし。
宮重大根、料理名は失念。
青首大根の先祖である宮重大根、美味しかったぁ。
ギンダラと白子。
この辺りからかなり良い感じになってくるし、お喋りも弾んできていて、写真が二の次になります。
牡蠣と茸の餡かけ。
焼き魚につづく温かい料理。
最後は茸そば。
美味しくいただき、ご馳走様でした。
飲んだお酒は、
手取川 純米原酒neo R3BY、龍勢 初しぼり特別純米生原酒 R4BY、開運 誉富士無濾過純米生酒 R3BY、白老 若水純米吟醸生原酒 R3BY、松みどり 特別純米生原酒 27BY、澤姫 にごりざけ純米生酒 R3BY、伊予賀儀屋 無濾過純米酒Toshi’s責任仕込み R3BY、四季桜 生?純米酒 30BY、天明 純米吟醸酒火入れ茶色の天明 19BY
の9種類。
それではお先に失礼します、と店を出ると結構降っている。
早くバスが来ないかな。
個人的行くべきラーメン店の11月オープン分までが、やっと今日で片付く。
12月オープン分は何軒か残っているけど、何気に飲み会(忘年会のようなもの)も予定されていて、
さてはて。
お昼は、〜NooDle〜 じぇい@県立大学(横須賀市安浦町)へ。
立地は県立大学駅から緩やかに下って徒歩3分、らぁ麺しろの跡地に、2022/11/1オープン。
営業時間は11:30-14:30 17:00-20:00、火水定休、祝祭日は昼営業のみ。
店主さんは飲食業界が長く、「バーテンダー、居酒屋とやってまして。居酒屋時代にラーメンをお出ししていました」と、ラーメンは独学とのこと。
なんでも、目指しているラーメン店は隠國(こもりく)とか。
店名は「『カミカゼ』と言うカクテルが好きで、そのままではアレなので神風?なコトを考えていて、ジェイになりました」と。
アラ高なジジイには繋がりがさっぱり分からないけど、現代の若者には通じるんだろうなぁ。
店内はしろ踏襲、って狭すぎて変えようがない。
入口付近に置かれていた券売機が無くなったので、1席増えて5席。
入ろうとしたら出ようとしているお客さんがいらしたので、いったん引いて、と。
丸椅子は座面が回る優れもの。
口頭注文、後会計。
メニューは醤油ラーメン850円、塩ラーメン850円。
夜はアルコール類を提供しています。
卓上には白胡椒のみ。
程なくして、塩ラーメン850円。
スープは煮干多めの豚ガラ、鶏ガラの味わい、とても心好いですなぁ。
一昔前なら代表的な中華そばの味わいでしたが、今は煮干しスープと呼ばれることが多い味わい。
バランスが良すぎて特徴に乏しいのは、それがそのまま店主さんの人柄なのでしょう。
細麺は東京製麺、茹で加減は申し分なく、麺の美味しさが完勝の様相。
トッピングは豚と鳥のチャーシュー、焼海苔1枚、ウズラの煮卵、アーリーレッド、水菜、細割きメンマ。
美味しいスープなので飲みたいのですが、丈のある丼はなかなか飲みにくい。
食べ終わって、後客が来るまでの束の間、しばしご歓談。
スルッといただきご馳走様でした。
遅めのお昼は麺侍誠@港南台(横浜市港南区日野南)(公式ホームページ)へ。
2019/ 4/ 1 きたくり家港南台店から独立オープン(横浜市港南区港南台3-4-46)
2022/ 5/10 移転のため閉店。
2022/11/ 7 港南台駅反対側に、移転オープン(横浜市港南区日野南1-1-22)。
立地は港南台駅から徒歩10分、一休の手前。
営業時間は11:00-23:00、火曜定休。
移転されて箱が大きくなり、店員さんが増え、曜日関係なく通し営業になりました。
メニューは醤油とんこつラーメン850円、塩とんこつラーメン850円、和風とんこつラーメン900円、味噌とんこつラーメン950円。
つけ麺1,000円、激辛つけ麺1,050円、昔ながらの正油ラーメン700円。
ご飯物はネギ丼300円、チャーシュー丼300円、チャーマヨ丼300円。
ラインナップは前店踏襲、値段は100円程度値上げされています。
年末年始の営業日、営業時間が告知されています。
席配置は厨房を囲むL字カウンター7席と2席、4人掛けテーブル4卓、21席。
店内が広くなったせいか、奥にクリスマスツリーがチカチカして綺麗です。
前客2人、後客1人。
店員さんに食券を渡す時に、麺柔らかめで、と添えます。
卓上にはニンニク、豆板醤、生姜、辣油、酢、醤油、白胡麻、ブラックペッパーグラウンド、粗挽きトウガラシ。
店先の立て看板にあったように、黒ウーロン茶はサービスです。
とはいえ1日20リットルとのこと、コップ何杯に相当するのでしょうか。
店員さんから特に案内されないので、恐る々々、一杯だけ汲んでから席に戻ります。
程なくして、醤油とんこつラーメン850円。
移転前は和風とんこつをいただきましたが、同じメニューを食べても前回の味を覚えていない駄舌では食べ比べができません。
スープからは骨髄の旨味をギュンと感じる豚骨醤油、温度も熱々だし、鶏油の香りも高く、とても心好い。
短尺中太麺は菅野製麺所、スープによく合っていて、とても美味しい。
トッピングは、豚肩ロースチャーシュー、焼海苔2枚、茹でほうれん草、半身の半熟玉子。
家系ラーメンですと焼海苔3枚が多いのですが、家系ラーメンとは謳っていないので2枚なのかな。
麺を半分ほど食べたところで、お楽しみの味変タイム。
今日はおろし生姜と粗挽きトウガラシ、全体に白胡麻を振り掛けてみます。
スープの味がしっかりしているので、あんまり味変しないけど、これはこれであり。
いやいや美味しかった。
ただまあ、この位の美味しさでは店内満席にならないくらい、横浜の家系ラーメンのレベルは高い。
スルッと食べてご馳走様でした。
今夜は飲み会なので、早めに現地入り。
とは言え早めに入り過ぎてしまい、以前ならのんびり歩いて向かうところ。
夜は、和浪にて第64回日本酒を楽しむ会。
お店は辻堂からも茅ヶ崎からも歩くと30分、今夜はバス、たまにタクシー。
イベントでしか伺ったことが無いお店なのを苦々しく思っているのだけれど。
いつかプライベートで伺える日を楽しみにして。
日本酒を楽しみ会ですので、和らぎ水以外は日本酒だけが提供されます。
そんなこと当たり前かも知れませんが、そういう会に接したことのない人もいるかも知れませんので。
ビールグラスは和らぎ水用、ワイングラス、お猪口がガラス製と陶器製が用意されています。
一品目はマスカルポーネで作った牡蠣料理。
初めっから牡蠣ですか、温かい牡蠣ですか、お酒を飲む前にお酒が進みますな。
続けて八寸。
白菜と重ねて蒸し上げたあん肝、菊菜の包み和え、鰻巻き卵、丹波の黒豆の餡子、牡蠣の有馬煮、キンカン、
鯛の蕪寿司、カラスミ。
菊菜は春菊のことですが、関東、関西で呼び方が違う以外に季節によって違うと言っていたような。
お造りは、ヒラメ、マグロ。
居酒屋ではないので、どんと大きな切り身は出てこないけど。
だからといって無いのは寂しいし。
宮重大根、料理名は失念。
青首大根の先祖である宮重大根、美味しかったぁ。
ギンダラと白子。
この辺りからかなり良い感じになってくるし、お喋りも弾んできていて、写真が二の次になります。
牡蠣と茸の餡かけ。
焼き魚につづく温かい料理。
最後は茸そば。
美味しくいただき、ご馳走様でした。
飲んだお酒は、
手取川 純米原酒neo R3BY、龍勢 初しぼり特別純米生原酒 R4BY、開運 誉富士無濾過純米生酒 R3BY、白老 若水純米吟醸生原酒 R3BY、松みどり 特別純米生原酒 27BY、澤姫 にごりざけ純米生酒 R3BY、伊予賀儀屋 無濾過純米酒Toshi’s責任仕込み R3BY、四季桜 生?純米酒 30BY、天明 純米吟醸酒火入れ茶色の天明 19BY
の9種類。
それではお先に失礼します、と店を出ると結構降っている。
早くバスが来ないかな。