
夜28時なのか、朝4時なのか、どちらにするかでどちらの記事にするか難しいけれど。
そんな時間に無理矢理起きてサッカーのテレビ中継観て、1人で応援することは、一生に1回でいいか。
いやいや、どうだろうか。
サッカー日本代表、決勝トーナメント進出おめでとう。

夜は、JAPANESE NOODLES 娘娘@伊勢原市桜台1-22-29(公式インスタグラム)へ。
伊勢原駅徒歩数分の線路沿い飲食店街に、2022/11/22オープン。
店の開店に触れたとき、「何だよ娘娘(中国語でお母さん)って?お袋の味的な?」とスルーしてたんだけど。

訊けば、本格派ナポリピッツァの「リストランテ・ピッツェリア アルベロベッロ」の料理長を任され。
その後は渡米して、ロスアンゼルスやニューヨークのラーメン店でラーメンを学んで、凱旋帰国。
今でも都内のイタリアンやフレンチのシェフと交流があるという。
都心に出店したら即日行列店の仲間入りだろうけど、行列店や繁盛店は目指していない店主さん。

入って右手に券売機、夜営業のみ(18:00-22:00)なので飲み中心だと思って口頭注文かと思っていました。
メニューはほろほろ鳥中華そば920円、天然塩らーめん920円。
ご飯物は炭焼チャーシューまかないごはん350円、まぐろ節ごはん250円。
娘娘餃子5個450円、8個700円。
ビールがクラフト、赤星、アサヒと揃っていて、どれどれ飲んでみるかと。

店内は右手の厨房に面したカウンター7席、左手が小上がりで4人掛けが3卓、計19席。
卓上にはブラックペッパー。

スタートアップは、本日のクラフトビール680円。
今夜は伊勢原で一人お疲れ様会、ふう、今週も頑張った。
クラフトビールはミッケラーとブリュードックから選べるので、今夜はブリュードックを。
ツマミチャーシューは「餃子が焼き上がるのに時間が掛かりますので」とサービス。

チャーシューを食べ終わった頃に、娘娘餃子5個450円。
餃子とセットだと1,130円ですが、セットサービスで1,000円、130円返金されました。
注文が入ってから包んで焼き上げる餃子、ほんのりと羽根餃子に仕上がっています。
たれは辣油と酢は無くて醤油のみ。

程良い焦げ目から立ち上がる美味しそうな香り。
先ずは何も付けずに頂いてみると、なんとも肉々しい、ほぼほぼ豚挽肉の餡がとても心好い。
2つほど食べ、残りは醤油を掛けてみると、これまた美味しい。
こうなると酢や辣油も試してみたくなるのが心情、いずれまた。

餃子を食べ終わってから調理して頂いた、自家製ワンタン中華そば1,200円。
いわゆる鶏と水、スープは地鶏3種から炊き出していて、スーッと染みてくる美味しさ、後味すっきり。
訊けば地鶏は名古屋コーチンとか天草大王とか銘柄鶏を使われているそうで、この値段はおかしい。
たれに使っている醤油もかなり厳選されているようですけど、美味しいことが全て。

スルリと喉を滑っていく細麺は中西食品、小麦粉や加水率など細かく指定して打ってもらっているとのこと。
スープとの相性もとても良いけど、さらに相性が上がっていくと感じられます。
穂先メンマがたおやかに添えられ、「お付けしておきました」と半身の味玉、九条葱は色鮮やかに。
ワンタンメンにはチャーシューが乗らないけれど、全部のせなら乗るそうです。

注文が入ってから皮で包むタイプのワンタン、皮もしっかり、餡もしっかり、とっても美味しい。
ワンタンは皮を楽しむのと、餡を楽しむのとがあるけれど、こちらのワンタンは両方美味しい。
おつまみワンタンで一杯飲むのも良いなぁ、いずれ試してみたいな。

来週から塩が始まる。
東京や横浜のラーメンも美味しいけど、こうして地元のラーメン店に通うのが老後の楽しみ。
スルッと食べてご馳走様でした。