
個人的行くべきラーメン店の11月オープン分までが、やっと今日で片付く。
12月オープン分は何軒か残っているけど、何気に飲み会(忘年会のようなもの)も予定されていて、
さてはて。

お昼は、〜NooDle〜 じぇい@県立大学(横須賀市安浦町)へ。
立地は県立大学駅から緩やかに下って徒歩3分、らぁ麺しろの跡地に、2022/11/1オープン。
営業時間は11:30-14:30 17:00-20:00、火水定休、祝祭日は昼営業のみ。

店主さんは飲食業界が長く、「バーテンダー、居酒屋とやってまして。居酒屋時代にラーメンをお出ししていました」と、ラーメンは独学とのこと。
なんでも、目指しているラーメン店は隠國(こもりく)とか。
店名は「『カミカゼ』と言うカクテルが好きで、そのままではアレなので神風?なコトを考えていて、ジェイになりました」と。
アラ高なジジイには繋がりがさっぱり分からないけど、現代の若者には通じるんだろうなぁ。

店内はしろ踏襲、って狭すぎて変えようがない。
入口付近に置かれていた券売機が無くなったので、1席増えて5席。
入ろうとしたら出ようとしているお客さんがいらしたので、いったん引いて、と。
丸椅子は座面が回る優れもの。

口頭注文、後会計。
メニューは醤油ラーメン850円、塩ラーメン850円。
夜はアルコール類を提供しています。
卓上には白胡椒のみ。

程なくして、塩ラーメン850円。
スープは煮干多めの豚ガラ、鶏ガラの味わい、とても心好いですなぁ。
一昔前なら代表的な中華そばの味わいでしたが、今は煮干しスープと呼ばれることが多い味わい。
バランスが良すぎて特徴に乏しいのは、それがそのまま店主さんの人柄なのでしょう。

細麺は東京製麺、茹で加減は申し分なく、麺の美味しさが完勝の様相。
トッピングは豚と鳥のチャーシュー、焼海苔1枚、ウズラの煮卵、アーリーレッド、水菜、細割きメンマ。
美味しいスープなので飲みたいのですが、丈のある丼はなかなか飲みにくい。

食べ終わって、後客が来るまでの束の間、しばしご歓談。
スルッといただきご馳走様でした。

遅めのお昼は麺侍誠@港南台(横浜市港南区日野南)(公式ホームページ)へ。
2019/ 4/ 1 きたくり家港南台店から独立オープン(横浜市港南区港南台3-4-46)
2022/ 5/10 移転のため閉店。
2022/11/ 7 港南台駅反対側に、移転オープン(横浜市港南区日野南1-1-22)。
立地は港南台駅から徒歩10分、一休の手前。

営業時間は11:00-23:00、火曜定休。
移転されて箱が大きくなり、店員さんが増え、曜日関係なく通し営業になりました。
メニューは醤油とんこつラーメン850円、塩とんこつラーメン850円、和風とんこつラーメン900円、味噌とんこつラーメン950円。
つけ麺1,000円、激辛つけ麺1,050円、昔ながらの正油ラーメン700円。

ご飯物はネギ丼300円、チャーシュー丼300円、チャーマヨ丼300円。
ラインナップは前店踏襲、値段は100円程度値上げされています。
年末年始の営業日、営業時間が告知されています。

席配置は厨房を囲むL字カウンター7席と2席、4人掛けテーブル4卓、21席。
店内が広くなったせいか、奥にクリスマスツリーがチカチカして綺麗です。

前客2人、後客1人。
店員さんに食券を渡す時に、麺柔らかめで、と添えます。
卓上にはニンニク、豆板醤、生姜、辣油、酢、醤油、白胡麻、ブラックペッパーグラウンド、粗挽きトウガラシ。

店先の立て看板にあったように、黒ウーロン茶はサービスです。
とはいえ1日20リットルとのこと、コップ何杯に相当するのでしょうか。
店員さんから特に案内されないので、恐る々々、一杯だけ汲んでから席に戻ります。

程なくして、醤油とんこつラーメン850円。
移転前は和風とんこつをいただきましたが、同じメニューを食べても前回の味を覚えていない駄舌では食べ比べができません。
スープからは骨髄の旨味をギュンと感じる豚骨醤油、温度も熱々だし、鶏油の香りも高く、とても心好い。

短尺中太麺は菅野製麺所、スープによく合っていて、とても美味しい。
トッピングは、豚肩ロースチャーシュー、焼海苔2枚、茹でほうれん草、半身の半熟玉子。
家系ラーメンですと焼海苔3枚が多いのですが、家系ラーメンとは謳っていないので2枚なのかな。

麺を半分ほど食べたところで、お楽しみの味変タイム。
今日はおろし生姜と粗挽きトウガラシ、全体に白胡麻を振り掛けてみます。
スープの味がしっかりしているので、あんまり味変しないけど、これはこれであり。

いやいや美味しかった。
ただまあ、この位の美味しさでは店内満席にならないくらい、横浜の家系ラーメンのレベルは高い。
スルッと食べてご馳走様でした。

今夜は飲み会なので、早めに現地入り。
とは言え早めに入り過ぎてしまい、以前ならのんびり歩いて向かうところ。

夜は、和浪にて第64回日本酒を楽しむ会。
お店は辻堂からも茅ヶ崎からも歩くと30分、今夜はバス、たまにタクシー。
イベントでしか伺ったことが無いお店なのを苦々しく思っているのだけれど。
いつかプライベートで伺える日を楽しみにして。

日本酒を楽しみ会ですので、和らぎ水以外は日本酒だけが提供されます。
そんなこと当たり前かも知れませんが、そういう会に接したことのない人もいるかも知れませんので。
ビールグラスは和らぎ水用、ワイングラス、お猪口がガラス製と陶器製が用意されています。

一品目はマスカルポーネで作った牡蠣料理。
初めっから牡蠣ですか、温かい牡蠣ですか、お酒を飲む前にお酒が進みますな。

続けて八寸。
白菜と重ねて蒸し上げたあん肝、菊菜の包み和え、鰻巻き卵、丹波の黒豆の餡子、牡蠣の有馬煮、キンカン、
鯛の蕪寿司、カラスミ。
菊菜は春菊のことですが、関東、関西で呼び方が違う以外に季節によって違うと言っていたような。

お造りは、ヒラメ、マグロ。
居酒屋ではないので、どんと大きな切り身は出てこないけど。
だからといって無いのは寂しいし。

宮重大根、料理名は失念。
青首大根の先祖である宮重大根、美味しかったぁ。

ギンダラと白子。
この辺りからかなり良い感じになってくるし、お喋りも弾んできていて、写真が二の次になります。

牡蠣と茸の餡かけ。
焼き魚につづく温かい料理。

最後は茸そば。
美味しくいただき、ご馳走様でした。

飲んだお酒は、
手取川 純米原酒neo R3BY、龍勢 初しぼり特別純米生原酒 R4BY、開運 誉富士無濾過純米生酒 R3BY、白老 若水純米吟醸生原酒 R3BY、松みどり 特別純米生原酒 27BY、澤姫 にごりざけ純米生酒 R3BY、伊予賀儀屋 無濾過純米酒Toshi’s責任仕込み R3BY、四季桜 生?純米酒 30BY、天明 純米吟醸酒火入れ茶色の天明 19BY
の9種類。

それではお先に失礼します、と店を出ると結構降っている。
早くバスが来ないかな。