2023年02月28日

新しいラーメンの形

/Rahmen Eddie@新宿区新宿一丁目にてシオラーメン、タマゴオニギリ、チーズソボロマゼソバ/

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 自身の好み、自身のポリシーに沿って食べ歩きすると、どうしても視野が狭くなる。
 マニア的な深掘りやストイックな拘りに囚われず、「美味しかったから食べてみて」にひょいと乗っかる私。
 平たく言えば、こだわらないのがこだわり、ってことか。

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 夜は、Rahmen Eddie@新宿区新宿一丁目公式インスタグラム)へ。
 2023/1/23オープン、東京や千葉にイタリアン等を展開する(株)ココロオドルの、ラーメン業態初出店。
 立地は丸ノ内線新宿御苑駅2番出口改札から、徒歩2分36秒(実測)。
 らーめん桜花(2015/9/7-)、松壱家新宿一丁目店(2020/9/30-2022/9/27)の跡地。

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 店内はこれからのラーメン店を模索するような設え、
 タッチパネル式券売機に違和感がありません。

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 メニューはSio Ramen シオラーメン1,000円、Yuzu Sio Ramen ユズシオラーメン1,200円、Special Sio Ramen トクセンシオラーメン1,400円、Cheese Minched Meat Mazesoba チーズソボロマゼソバ1,200円。
 ご飯物はEgg RiceBall タマゴオニギリ270円、GreenOnion Char siu RiceBall ネギチャーシューオニギリ270円。
 飲み物はAsahi super Dryアサヒスーパードライ500円、Lemn Chuhaiレモンサワー500円など。

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 券売機にて麺を太麺、中麺、細麺から選べます。
 「太麺、細麺」と選択肢が二つだと「選ばされた」と感じますが、選択肢が三つあると「選んだ」気になります。
 なんだけど、麺の改良中で、中麺のみの提供。

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 先ずは塩からスタート、今後は限定メニューを検討しているとのこと。
 商品名は「Ramen」ですが店名は「Rahman」、インバウンド対応として「読みやすさ」を意識しているとのこと。
 「Salt Ramen」ではなく「Sio Ramen」表記も同様。

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 店内は厨房に面した変形L字カウンター10席と4席。
 荷物は椅子の下のボックスへ、足元を照らす照明にどれだけ助けられるか。
 卓上には電動ミルのブラックペッパー。

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 程なくして、シオラーメン1,000円、タマゴオニギリ270円
 スープは昆布出汁に鳥挽肉、塩たれに岩塩、綺麗に透き通っただけではない、唯一無二の美味しさ。

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 今風のラーメンスープに比べるとガツンとした旨味が足りなかったり、油が少なく物足りなさを感じます。
 そうじゃなくて、普段着より少しだけハレを装う味わいが狙いなのだと感じます。

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 菅野製麺所の細麺は麺量は150gと標準的、スープと好相性でスルスルと頂けます。
 チャーシューは豚肩ロースレアチャーシューと、親鶏チャーシューの2種類。
 穂先メンマが一本、白髪ネギにスプラウト(カイワレ大根)。
 麺相がとても素晴らしいけれども、これが最終形では無く、これから楽しみ。

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 親鶏のチャーシューはラーメンのチャーシューとしては非常に珍しく、アクセントとなる食感が美味しい。
 昨今のラーメンはチャーシューが2種類が当たり前になり、3種類用意されることも珍しくありません。
 ※こちらでのトクセンにはもう1種類のチャーシューがトッピングされます。
 そんな方向性を私は望んでいないけれど、これからラーメンを食べる人にとっての望みなのでしょう。

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 オニギリは卵黄が半身を覗かせていて、食べると中にも入っていて、2個使っているかのよう。
 玉子はアマダ東京のブランドたまご、程良いネットリ感、後味の切れが素晴らしい。
 おにぎりに合わせるために探したのでは、と心意気が伝わってきます。

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 半分はそのまま食べ、残りはスープに浸してみます。
 お茶漬けとはちょっと違うけど、塩味のスープとよく合って、とても美味しい。
 ネギチャーシューだと更に相性が良さそうなので、いつか試してみたい。

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 店内に入ったときはノーゲスでしたが、一人、二人とお客さんが入ってきます。
 この辺りには数え切れないほど飲食店があるのに、すっかり認知されている様子。

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 続けて、チーズソボロマゼソバ1,200円
 鶏そぼろ、チーズ、アーリーレッド、白髪ネギ、スプライトが茹で上げた麺をすっかり覆っています。

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 まぜそばとして混ざりにくいチャーシューやメンマ、焼海苔などが外されているのが、好印象。
 綺麗な麺相ですし、唯一無二の盛り付けに感じます。

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 全体を良くかき混ぜてると、ほぼほぼたれが沈めてなくて、麺の茹で湯と卵黄で混ぜるんですね。
 食べてみると釜玉にも似た味わいが結構旨い、そぼろとチーズの割合が絶妙に感じます。
 油そばとかまぜそばとか結構食べてきたけど、こういうまぜそばを食べてみたかったんだよ。

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 ただ、温麺ならばスープの温度低下で味が変化する楽しみがありますが、まぜそばはだだ冷めるだけ。
 そんなことは織り込み済みですとばかりに、ペッパーミルをが用意されています。
 ペッパーを振ると、パスタの経験値が低い私には、(パンチャッタ無しの)カルボラーナを食べているかのよう。

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 たれを残さずに調整して食べ切ればライスは不要ですが、せっかくならライスを食べたいので。
 麺を食べ切って店員さんに声を掛けると、追いメシを出して下さいます。
 そこはかとなく、今夜はご飯を食べ過ぎているような気がするなぁ。

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 ラーメン丼にライスを入れ、軽く混ぜてからレンゲで頂きます。
 アーリーレッドがパンチェッタに見えなくもないけど、食べた感じは完全にタマネギですし。
 ここで僅かでも良いから酸味があると嬉しいけど、無い物ねだりはいつものこと。

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 ふと気が付けば、まわりは女性客ばかり。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2023年02月27日

休麺日

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 今日は友人に誘われていたライブに行こうと思っていたのに、急に仕事が入ってキャンセル。
 仕事が終わってから駆けつけるという手もあったけど、気持ちが向いていかない。
 誰もが歳を取るように、私もたっぷりと歳を取った。

庭のふきのとう 朝

 庭のふきのとう 朝
 CANON EOS RP+RF24-105mm F4-7.1 IS STM / 24mm / Fv(F8 1/500 ±0EV) / ISO 200

庭のふきのとう 昼

 庭のふきのとう 昼
 CANON EOS RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USMH / 240mm / Fv(F7.1 1/500 ±0EV) / ISO 400

庭のふきのとう 昼過ぎ

 庭のふきのとう 昼過ぎ
 CANON EOS RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USMH / 203mm / Fv(F7.1 1/640 ±0EV) / ISO 400

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 遅い時間に帰宅して、晩酌の前に天ぷらをいただく。
 二人暮らしなので天ぷらを揚げると言っても割に合わないから、食べたかったら買ってくることが多い。
 庭に生えたふきのとうを天ぷらにするので、一緒にサツマイモ、茄子、椎茸も揚げてくれた。
 アジフライは冷凍物をあげてくれたけど、なんだかんだ言って女房の手料理が一番美味しい。
posted by ふらわ at 23:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2023年02月26日

秦野で小田原系

/博多 山笠 本店@秦野市鈴張町にて小田原ワンタン麺、Aセット(半チャーハン)/晩酌/

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 今日は湯河原の方までラーメンを食べに行こうと予定していたけれど。
 昨日、お金を使いすぎてしまったので、自宅でのんびりに切り替えました。
 身体も感じない部分で疲れているかも知れないし、ちょっとした片付けものもしたいし。

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 お昼は、博多 山笠 本店@秦野市鈴張町へ。
 ラーメンフリーク的な話題に乏しく、創業店、移転しての店舗、現在の店舗と一回ずつ訪問しています。
 その後、「小田原系ラーメンを提供しているらしい」とか、
 「むらたで修業したとされている郁の店員さんが調理されているらしい」とか、ちょこちょこと耳に入ってきて。
 郁、閉店の報を聞いたときには「なんだよそれ」と思ったけど、今になって思い返せば「良くあること」だな。

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 小田原ラーメンを猪八戒と呼ぶのか、小田原支那そばをラーメン猪八戒と呼ぶのか。
 本店とありますが、支店は現在、平塚紅谷町店のみ、

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 デカイ券売機、目当てのメニューを探すのは一苦労。
 ラーメンは長浜らーめん700円、熊本マー油ラーメン850円、味噌新味麺950円、背脂豚骨極950円、
 小田原らーめん750円、ホープ麺850円、豚骨つけ麺900円、豚骨辛つけ麺1,000円、焼きラーメン900円。
 
 ご飯ものは、焼きめし(チャーハン)650円、チャーシュー丼650円、ガーリックライス600円。
 セットメニューはAが半チャーハン400円、Bが焼き肉+小ライス400円、Cが唐揚げ+小ライス400円、
 Dがもつ煮+小ライス400円、Eが高菜めし350円、Fがカレー400円。

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 食券を買うと、店員さんに「お時間が掛かりますが」と断りが入り、奥のカウンター席へ案内されます。
 店内は食堂並に広くて、壁向きカウンター3席、3席、4席、4人掛けテーブルが5卓、計30席。
 夜は居酒屋営業されていて、口頭注文後会計で対応されるようです。

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 卓上にはラー油、白胡麻、おろしニンニク、紅生姜、コショー、一味唐がらし。
 山笠ってことで、博多ラーメン推しですから、紅生姜とおろしニンニクはマスト、高菜は有料。
 周りを見渡すと配膳されていないお客さん多数、さてさてテレビでも観ながら待ちますか。

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 30分ほど待って、小田原ワンタン麺1,000円Aセット(半チャーハン)400円
 小田原ラーメンって小田原系のことか、むらたの系譜だとしたら大西系ではないってことかな。
 スープを飲むとあまじょっぱい醤油たれと豚骨清湯スープの味わい、私の知っている限りむらたの味わい。
 ただまあ、私がむらたでラーメンを食べたのは随分前、むらたの味が分かる人に食べてもらいたいな。

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 縮れ平打太麺、いわゆるピロピロ麺は食べた感じでは室伏製麺所、うみゃー
 スープとの相性を云々考えるだけ時間の無駄、この麺があってこのスープがある。

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 真っ黒いメンマ、こちらも小田原系の特徴の一つ。
 スープなのか出汁なのか分からないけど、箸で割けるほど柔らかく煮付けてあります。

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 チャーシューは何個入っているか分からないけど、一杯入っています。
 斜めって言うか上と下で厚みを変えてカットされていて、半分くらい脂身ってのが最高じゃんね。

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 雲呑は数えただけで5個。
 ニンニクとショウガとニラがたっぷり入った餡、皮はスープが良く馴染んでいて美味しい。

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 ついつい頼んでしまった、半チャーハン。
 お金がないし、お腹だって余裕がないのに、好きなのでつい頼んでしまいます。
 醤油とかたれとかは最小限で、なると、ネギ、卵黄、チャーシューの切れ端、などなどと共に炒めてあります。

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 塩チャーハンかと思うほどシンプルな味付けですが、それが返って新鮮で美味しい。
 でもまあ、どんなに美味しくても、チャーハンだけを食べに飲食店に行くことは無いだろうな。

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 いやいや、美味しかった。
 他のホープ麺とか焼きラーメンとかも食べてみたいけど、いつ来られるかなぁ。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 晩酌
 新潟の蔵元である高の井酒造が醸す「伊乎乃(いおの)」純米吟醸酒 低温熟成 無濾過原酒 R4BY。
 「伊乎乃」とは、蔵元のある新潟県小千谷市高梨町五辺を含む魚沼地域を総称した、かつての地名です。
 発売は2014年、コンセプトは「名脇役」。
 お料理はあくまで主役であり、お酒はお料理の素材や風味をより引き立たせる「名脇役」であるべきと。
 アテはフキノトウのお浸し。
posted by ふらわ at 19:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記