
地元の日枝神社の神事。
コロナ前は神事だけじゃなくて、焼き鳥を焼いたり、金魚すくいをしたり。
小さいながらも地元の神社のお祭りでしたが、再開は先ず神事だけから。
お祝いの額は変わらず、ですか。

お昼は、だし工房 絹と小麦@稲田堤(川崎市多摩区菅稲田堤)(公式インスタグラム)へ。
こちら稲田堤へ移転したのは、今年の2/4でした。
どうなることやらと見守っていたら、今月でシェアレストランを卒業し、来月は鎌倉へ出店するとのこと。
平日の仕事を辞めてラーメン屋に専念、凄いなぁ。

土日の昼間だけ、バーの間借りですので席数はカウンター5席、テーブル2卓ほど。
いつも通りの口頭注文先会計、今日は店主さんと女将さんの2人営業。
1人帰れば1人来る感じで常時満席、店主さんはずっとラーメンを作り続けています。

程なくして、冷やし梅かつお1,000円。
武蔵新城時代には他のメニューと共通の丼に盛り付けていましたが、今年の夏から専用の透明ガラス丼。
もうその頃には、「出店」を視野に入れていたことでしょう。
スープは鰹節の出汁を程よく冷やし、麺は氷を使って麺肌の色が変わるほど冷やしています。
肩の力が抜けて、角が取れた優しい味わい。

菅野製麺所の細麺、ひと夏越えたことで茹で時間管理がかなり向上したように感じます。
毎日やれば数ヶ月で到達できるところを、週2の昼営業のみとなれば、一年以上掛かるってことかな。

トッピングは鶏肉チャーシュー、メンマ、茗荷、とろろ昆布、花かつお、大葉、梅肉、アーリーレッドなど。
角氷が幾つか添えられていて、最後までひえひえのスープを楽しめます。

帰り際にご挨拶ささせていただき、鎌倉での再会を約束して。
スルッと食べて、ご馳走様でした。

早めの夜は、鮨心白のシークレットイベントへ。
左側のドアは心白へ登る2階への階段、右手のドアは刻々へ。
これまでの刻々は、9時半スタートで朝食を提供されていました。
今月から朝食は金土のみとして、夜営業を始めるとのこと。

夜営業はバーと、フードペアリングコースの二本立て。
バーは横浜のバーテンダーをヘッドハンティング、料理は心白から運ぶそうです。
今夜は、そのフードペアリングコースのお披露目会。
石田店主さんから直々にお誘いを受けたので、他の用事を断っての参加します。

ペアリングコースは一品に一杯、11,000円。
今夜は特別に一品に二杯の16,000円、最後の食事は別料金。

ウェルカムドリンクはレモンサワー。
って、急に思い立ったらしい。
今夜は恵比寿で2人お疲れ様会。

レモンサワーに合わせるのは、メイクイーンのすり流し。
すり流しにはカブと玉ねぎも使っていて、赤カブの皮を酢漬けして合わせてあります。

先付け
夏茄子、出汁は天然のヤマドリタケ。
栗を削って散らし、フェンネルの花を乗せて。

向付
焼きマスノスケを合わせた雑穀煮に、イクラをあしらって。

蒸物
天然スッポンの茶碗蒸し、アサクサノリを合わせ、ニラの花を乗せて。
スッポンは熊本県産から山口県産に仕入れを変えた話、ここだけの話しでした。

揚物
神経締めしたメカジキのフライ、心白特製のウスターソースを掛けて。

煮物
三重県鹿肉と牛肉。
牛肉は、白金トンネル脇にある精肉店エスコミートから仕入れています。
抗生物質不投与で炊き餌肥育の群馬県産黒毛和種増田牛メス左側のみを使っているそうです。
左側、って何?

強肴
チーズ、サラミ、ハムの盛り合せ。
ミントがもの凄く香ります。

食事はまぜそば、麺はもずく麺、スープは“黒さつま鶏。
パクチー、たっぷり。

半熟玉子を合わせて。
チャーシューは全て黒さつま鶏。

友人が選んだカレー、黒さつま鶏の出汁が利いています。
どの料理も素晴らしく、ペアリングも完璧。
ペアリングコースは要予約ですが、バー営業は予約不要とのこと。
美味しくいただき、ご馳走様でした。