2023年10月10日

大和の石橋

/大和石橋にてお任せ天麩羅盛り合わせ6種盛り合わせ、国産牛と雲丹の土鍋ご飯など/

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 お誘いいただき、今夜は大和石橋にて旧交を温める
 ※旧交は温めてばかりじゃなくて深めたくもあるけど、慣用句は温めるだけ。
 立地は大和駅南口から徒歩1分、大和で飲み歩いている人なら、三菱UFJの裏手で通じますかね。

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 店内は柱が一本もないワンルーム、カウンターが6席ほど、テーブルは6卓ほど。
 「いらっしゃいませ、お待ちしていました」と案内された席には、ウェルカムカードが用意されています。
 この手のお迎えに慣れちゃっている人には響かないかも、なんだけど。
 ほんのちょっとでも、こうしたお迎えの心遣いってとっても嬉しいお年頃な私達。

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 「ふらわさん、日本酒を飲みますよね」と日本酒が含まれていないコースではなく、アラカルトで。
 料理はお刺身、おばんざい、サラダ、酒の肴、冷菜など。
 どちらかと言うと、上には冷たい料理が並んでいます。

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 下には天麩羅、温菜、土鍋ご飯、甘味。
 こちらは暖かい料理と〆のご飯。
 土鍋ご飯は、炊き上がるまで1時間は掛かるので、早めの注文を勧めますとの案内に、初めから注文。

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 飲み物はビール、レモンサワー、オリジナルサワー、ハイボール、お茶割り、グラス焼酎。
 数に頼らず、かと言って足りないことのない様に、のラインナップ。

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 最後は日本酒、季節フルーツの酵素シロップ、果実酒、ワイン、ノンアルコールカクテル、ソフトドリンク。
 丹沢山が常備されていると、そこはかとなく嬉しくなる。
 店長の隠し酒もあるんだ、、、飲み忘れました。

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 季節のお刺身、十月のおすすめ、季節のフレッシュサワー、本日の日本酒。
 私はおすすめから何品か頼むことが多いのですが、今夜の料理の組み立ては友人に任せています。
 あっ、日本酒の銘柄は私セレクトデス。

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 それでは、キリン一番搾り590円で乾杯。
 今夜は大和で二人お疲れ様会、久し振りだねー

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 自家製もっちり豆腐400円
 突き出し(先付け)として用意されています。
 自家製ってことは、瓶は再利用され、蓋は店員さんが心を込めて閉めているんだ。

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 料理だからもちろん味が一番大切だけど、だからと言って美味しいだけでは、お店から何も伝わってこない。
 美味しい料理は巷に溢れてますから。
 美味しいのその先に行く前に、美味しさをそっと後押し、なんだろうな。

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 辛味を抑えた山葵が乗せてあり、好みで特製醤油も掛けられます。
 柔らかさに包まれた最小限の味付け、とってもいい感じで暖かさえ感じます。
 この豆腐を食べたくて、お店に通うお客さんもいるんじゃないかな。

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 天味噌の野菜スティック780円
 野菜スティクの楽しみ方は色々ありますが、こちらでは天かすを合わせた味噌が用意されています。
 って、ここで気がついたのだが、料理の影がとても薄い。

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 全く影が無いわけではないけど。
 天井を見上げると和紙を通した間接照明の様で、それで影が殆ど無いんだ。
 「そんなこと、料理屋なんだから当たり前でしょ」って、ただ明るければいいじゃん、って店もありますけどね。
 どの野菜もシャキシャキで、お味噌に天かすってとてもいい相性。

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 お刺身の5点盛り950円
 今夜はカツオのたたき、ブリ、ハマチ、鯛の昆布締め、マグロの盛り合わせ。
 添えられている薬味が珍しく、山葵はともかく、ゆず塩とレモン胡椒って刺身に合わせたことがありません。

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 満席の店内に店員さんは忙しそうで、なぜこの薬味なのかは次回以降の楽しみにして。
 刺身の味わいが一層引き立ち、この薬味を使いたくて来店されるお客さんもいるんじゃないかな。

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 さて、日本酒をお願いしたら、お猪口が選べるサービス。
 こういったサービスを、ビールとかワインで受けたことがありません。
 お猪口は同じ種類が二つ三つ揃っていたので、友人と合わせてみました。

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 すかさず、和らぎ水。
 飲む日本酒の量と同じ量を飲むと悪酔いしないと言われていて、私はちゃんと同量飲む様にしています。

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 神奈川の蔵元である川西屋酒造店が醸す「丹沢山 秀峰(たんざわさん しゅうほう)」純米酒 R5BY。
 日本酒の飲酒量は減る一方と聞いているけど、私たちの分でちょうど飲み終わるところ。
 最後に一番美味しいところ、って言い合って楽しみます。

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 おばんざい4種盛り1,880円
 チーズそぼろ豆腐、とろけるレバーのごま塩、トマトのさっぱり漬け、ジャガイモの醤油漬け、金平牛蒡の柚子山椒和え。
 おばんざいはビールがススム君の濃い味付けではなく、お酒を嗜む薄めの味付け。
 我々の年齢層を見越しての組み合わせだとしたら、とっても嬉しい、

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 山形の蔵元である奥羽自慢が醸す「我有事(わがうじ)」特別純米酒 R5BY。
 今夜の日本酒の蔵元で、飲んだことのない蔵元を見つけて2杯目とします。
 『吾有事は、曹洞宗の開祖 道元禅師の言葉。
 自分という存在と時間が一体になること。
 言い換えれば、やりがいを追求すること。
 酒造りにおいて、経過する時間や自分の存在を忘れて没頭する、という気概を込めて名付けられた銘柄。』
 神奈川で飲める店はここだけじゃないのかな、こんなしっかりと前を見据えたお酒は。

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 お任せ天麩羅盛り合わせ6種盛り合わせ1,480円
 今夜の組み合わせは半熟卵、れんこんの肉詰め、茄子、海老の天ぷら、やみつきごぼう、アスパラ豚巻き。
 アスパラ豚巻きは2本ですけど、他は早い者勝ち。

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 天つゆに浸けて頂きますが、刺身で出されたレモン胡椒を合わせてみても、とても美味しい。
 って、そもそも用意されたらいいと思うけど、余計なお世話ですな。

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 秋田の蔵元である福禄寿酒造が醸す「一白水成(いっぱくすいせい)」特別純米酒 R5BY。
 2人とも日本酒飲みなので、全て1合徳利で注文、徳利ではなくちろりでしたけど。

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 国産牛と雲丹の土鍋ご飯2,680円
 頃合いを見計らって運ばれてくる土鍋、一面に牛肉を敷き詰めてあるので、湯気はイマイチ楽しめず。
 ご飯茶碗1杯目は、そのまま美味しくいただきます。

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 2杯目はサービスの土鍋出汁を掛けて、お茶漬け風にして楽しみます。
 このお茶漬けが「美味しさの一歩先」の美味しさ、ご飯一合では足りないよ(言ってみたかっただけ)。

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 香の物と本日のあら汁セット250円
 最後は甘味であるところ、敢えて香の物、あら汁を合わせて。
 美味しい料理、美味しい土鍋ご飯、美味しい日本酒をご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記