2023年11月16日

浅草橋の焼き肉屋

/お肉一枚売りの焼肉店 焼肉とどろき 浅草橋店にて肉寿司霜降り、特製ユッケ(炙り)、黒毛和牛A5リブマキステーキ/

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 どのくらい振りかの、浅草橋。
 都内のラーメン店の全てに行き尽くす勢いで食べ回っていた頃は、全ての駅で乗降しまいそうでした。
 「でした」なのですよ、過去は振り返るものであり、懐かしがるもの。
 私は常に前を向く、私の未来は前にしかない。

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 お誘い頂き、今夜はお肉一枚売りの焼肉店 焼肉とどろき 浅草橋店
 去年の暮れに渋谷神泉店、今月は池袋店のオープンを予定しています。
 立地は浅草橋駅から徒歩数分、ちょっと入り組んだ小路の先。

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 「高品質な焼肉を、もっと気軽に好きなだけ。」
 どかっと大盛りの見栄えは、見栄え優先主義とお腹いっぱいこそ正義派にお任せして。
 美味しいお肉だけを少しだけ楽しみたい私、今夜はどんな焼肉に出会えるかな。

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 店内はカウンターに2人づつの3組で6席、店内奥にはテーブルが4卓。
 こじんまりとした店内は、隅々まで店員さんの目が届く、心地よさもウリですね。
 オーダーはQRコードから。
 オーダーが通ったか心配になりつつ、予め品切れメニューが分かるし、食事中でも合計金額が分かるし。

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 それで生ビール590円で乾杯(乾杯写真はお客さんが写り込んだので割愛)。
 今夜は浅草橋で2人お疲れ様会。
 ビールサーバーの管理の良さが伝わってくる、泡のキレと、喉越しの良さ。

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 先付け代わりの、生キムチ盛980円
 大根、胡瓜、白菜の3種類キムチの盛り合わせは、辛さはかなり抑えめ、味わい濃いめ。
 お店の数だけキムチはありますが、シャキシャキした食感、ここまであっさりした味わいキムチは初めて。
 それなりに焼肉屋に伺ってキムチをいただいていますが、まだまだ味わったことのないキムチがありますね。

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 先ずは生肉からと、肉寿司霜降り590円
 後半になると繊細な味わいが分からなくなるので、早めに肉寿司。
 シャリを覆い隠すように牛肉を乗せ、縦縞の如くたれを掛けてあります。

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 山葵を乗せて、ひとくちでパクり。
 それなりに肉寿司を頂いていますが、肉とごはんが好相性で、これぞ肉寿司ですな。

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 次は、特製ユッケ(炙り)60g1,580円
 軽く炙ったユッケを、卵黄に合わせていただきます。
 連れは生肉が得意ではないので、味見程度の後、残りは私がいただきました(嬉

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 卵黄の溶かし具合と、肉との合わせ具合は食べ手によって好みがあります。
 私は溶かし具合はすき焼きに合わせる溶き卵程度、肉とは軽く合わせるくらい。
 ユッケの味わいをどこまでの持ち上げる卵黄の美味しさ、食べないなんてもったいないな。

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 ビールを飲み終わったら、赤ワイン590円
 グラスがなんとステムレス、いわゆるタンブラータイプのワイングラス。
 焼肉台の横に置いても邪魔にならないタイプ、ワインも飲みやすいですし。
 「ワイン発祥の地であるジョージアで飲み出された頃は、こうしたステム(脚)のないカップに近い容器で飲んでいたんですよ」
 と語っても、次の肉に視線を奪われている連れ、、、まあいい。

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 どうしてもタンから焼いてしまう、名物厚切りタン1,780円
 厚切りにも程がある、って分厚いタン。
 店員さんが焼いてくださるので、美味しそうって眺めていれば焼き上がるスタイル。



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 途中でカットして、芯までしっかり良く焼き。
 食べ方は「お好み」、レモンを絞って掛けることをオススメされましたが、そのままいただきます。
 おー、まだまだ牛タンは美味しく焼けるんですね。

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 美味しい肉から食べる私は、黒毛和牛A5リブマキステーキ150g3,980円
 リブマキとはリブロースの一部、リブ芯(シンシン)に巻きついているから。
 融点低めの脂と細かいサシ、特上ロースと呼ばれることが多いのですが、、なんでこんなに大振りなんだろ。

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 厚切り牛タンと同じように店員さんが焼いてくださり、最後はカットまでして下さいます。
 焼き台の対角線でも収まらない長さ、場所によって火入れが変わりそう。

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 半分ほど焼いたら
 リンゴを漬けたウィスキーでフランペ、なんか凄い(笑)

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 その後、焼き台に整列して出来上がり。
 トングで手元のたれまで運んで、頂きます。

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 肉自体の美味しさを最大限に引き上げる焼き加減、そしてたれ。
 目でも舌でも楽しめる焼肉がたったの4,000円とは、日本ってどれだけ幸せな国なんだろう。
 美味しいですなぁ。

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 もう焼肉は満足したんだけど、ホルモンも食べておこうと、ハツ厚切り250円、上レバ290円
 正しくは「タン」もホルモンだけど。

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 そっか、一枚焼肉だから、ひとつ注文すると1個なんだ。
 二人で食べて感想(説明)を言い合えないので、半切りして半分をこ。

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 連れの話しが面白くて、写真がどうしても上手く撮れない。
 焼肉の美味しさはお店で味わってもらうとして、雰囲気が伝わればいいか。

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 赤を飲んだら白も、白ワイン590円
 大抵はボトルを持ってきてもらって、銘柄や造りを紹介するんですけど、ね。
 白ワインもステムレスのカップタイプ、素敵。

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 メニューを眺めていたら、なんだろうと思って注文した、タンの中落ち150円
 店員さんに訊いたら「『タン下』のことです」とのこと、なるほど。

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 タン下とはタンの下の部分で、筋や血管が多いので、下処理に手間が掛かります。
 他のタンの部位より固めとのこと、いいじゃんいいじゃん。

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 軟らかい焼肉(部位)はとても美味しいけど、じっくり噛む焼肉も好きな私。
 そういうフェチなお客さん向けの部位も用意されているのは、とても嬉しい。
 って、そんな部位を見つけられてラッキー。

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 「これ、食べてみたいんだけど」と壁の張り紙を指さす連れに導かれて、牛タンほろほろ煮980円
 牛タンのカットに合わせた瓜型の食器、気が付きにくいけど、細かい気遣いが素晴らしい。

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 ほろほろと崩れるほどに煮込んだ牛タン、塩気が強めのスープが絶妙。
 胡椒を強めに効かせていますが、それでもしっかり牛タンの心好さ、素晴らしい。

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 「もう一杯だけ」と、生レモンサワー550円、生茶ハイ490円
 ここで説明するのもアレですけど、焼肉の煙を吸うダスターの笠が透明なガラス製なんです。
 LEDライトで横から焼肉を照らすとき、笠が金属だと影になりがちなのなんですよね。
 神は細部に宿る、なのかな。

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 焼肉でお腹いっぱいなのに、〆はちょこっと冷麺480円
 ちょこっとは半玉、スープは何と参鶏湯、フルーツもキムチも乗せていない冷麺。

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 コリッとした冷麺が、参鶏湯にとても好相性で、だれが最初に合わせたんだろうか。
 軽く黒胡椒、この一振りがとても心好い。

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 「ちょっと一口だけ食べたい」のリクエストに応えて、ライス小200円
 「このキムチ乗せて乗せて」とせがまれ、乗せてからパチリ。
 まったくもう、と連れの顔を見ると満願の笑み、なにも言う気が起きず。

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 いわゆる別腹のデザート、杏仁豆腐580円
 冷麺の独創性にも驚きましたが、杏仁豆腐の創作性にも驚かされます。
 甘味は得意ではないで、「食べます?」と譲ってしまうこともあります。

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 今夜の杏仁豆腐は一口残らず自分で頂きます。
 トロける食感、甘味抑えめ。
 美味しい焼き肉、美味しいワイン、美味しい冷麺をご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記