2023年11月19日

高層階の焼き肉屋

/麺屋 たけろく 新子安店@京急新子安(横浜市神奈川区子安通)にて牛塩らーめん、水餃子/焼肉ぽんが 横浜店にてたたみねぎタン塩、希少部位5種盛り、ホルモン4点盛り/

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 今日はいったん撮影はお休みして、お誘いがあった焼き肉を食べに横浜へ。
 とは撮った写真の編集が終わっていないので、何とかカッコウだけはつける。
 駅へと向かう途中、ザルギクが咲いていたので立ち止まって撮ってしまう。
 ま、そんなものか。

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 遅めのお昼は、麺屋 たけろく 新子安店@京急新子安(横浜市神奈川区子安通)公式ホームページ)へ。
 2023/9/22オープン、店員さんは変わっていない様ですが、ネットでは「新店」扱い。
 立地は京急新子安駅から徒歩1分、麺屋黒船新子安店(2004/7-)、つけめん 初代 田一(2011/5/26-)、麺屋こやす(2012/11/16-2023/8/26)の跡地。

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 この店をネットで検索すると、「新店」「新しくオープン」と紹介されています。
 私がラーメンを食べ歩いていた頃は、店員さんが変わらずに店内外を改装したり、メニューを一新したり、屋号を変えた場合は「リニューアル」と表していました。
 今は屋号(店名)を変えれば「リニューアル」と呼ばれるようです。
 まま、「新店」「リニューアル」に定義や決まりは無いので、私が勝手に言っていただけ説、なのかも。

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 店内は麺屋こやすと同じで、左側の厨房を囲むL字カウンター2席と11席、計13席。
 口頭注文後会計。
 先客13人、後客1人。
 ワンオペで回すのは大変そうですが、テキパキとそつのない動き。

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 メニューは店先にも掲げられているので、事前に大体の値頃感が分かって助かります。
 麺類は爆裂牛すじつけ麺900円、濃厚煮干つけ麺900円、牛塩らーめん850円、海老そば850円、
 味噌らーめん850円、海老味噌らーめん900円、辛味噌らーめん900円、焦がし煮干醤油らーめん850円、
 豚骨醤油ラーメン850円、油そば850円。
 ご飯物は高菜ご飯250円、たまごかけご飯250円、チャーシュー小丼350円、爆裂ライス(小)400円など。

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 おつまみメニューがかなり揃っているので、軽く飲んでからラーメンを食べる、も対応されています。
 子安あたりに通っていた頃なら、何度か利用しただろうなぁ。
 つか、「竹麓らーめん新子安店」って書いてあるけど。

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 飲物はビールだけでは無く、氷結レモン、梅酒、ハイボール、日本酒、紹興酒などなど。
 キリンの陸って聞いたこと無いけど、どんな味なんだろうか。

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 卓上には辣油、酢、醤油、七味とうからし、胡椒、おろしニンニク。
 お冷やのピッチャーは二人に一つ用意されているので、お代わりに困りません。

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 程なくして、牛塩らーめん850円
 店内外の見栄えからは想像できない、綺麗に整った麺相。
 スープは牛骨と牛スジを煮込んだ味わいながら、牛骨の甘みは程々に抑えられています。
 一朝一夕でこの味わいに達することは難しいと思うほどに、肩の力が抜けた優しい味わい。

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 縮れ中細麺はカネジン食品、噛み応えがしっかりした茹で加減で、スープとの相性が素晴らしい。
 ここまでこのスープと好相性だと、他のスープとの相性が気になるけど、再訪は難しそう。
 トッピングはチャーシュー、貝割れ大根、白ネギとシンプルにして十分。

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 チャーシューは豚肩ロースのが2枚、決して大きくはありませんが、私にはこのくらいの大きさが丁度いいです。
 これ、スープがしっかり牛だと豚肉チャーシューは合わないし。
 豚肉チャーシューがしっかりしていたら、牛骨スープに合わないかも知れない。
 まま、合わせてみないと何とも言えない部分もあるけど。

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 水餃子300円
 餃子は5個、付け合わせの青ネギは、直前に刻んでくださいます。

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 たれが軽く合わせてあり、軽やかな味わいがとても心好い。
 ラーメンと合うかと訊かれたら、ビールに合うと答えたくなる味わい。

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 食後にノーゲスとなり、軽くご歓談。
 スープは煮干とげんこつ、牛骨、海老の3種類を仕込んでいて、さらに豚骨スープも増やしたそうです、
 豚骨醤油ラーメン、店内炊きの家系スープ好きには必食でしょうね。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 お誘い頂き、今日は焼肉ぽんが 横浜店公式ホームページ)へ。
 立地は横浜駅から徒歩5分のビル7階、店先を通り掛かってふらりと立ち寄る感じとは違うかな。
 伺った明るい時間は空席も目立ちましたが、帰る頃には予約で満席。
 こういう店を知っていて予約して下さる友人、とても大切です。

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 店内はテーブル中心にカウンター席も用意され、U字型のソファでテーブルを囲んでも楽しめます。
 案内されたのは西日が差し込む窓側席、まだまだ西日が強め。
 横浜駅西口界隈を眼下に眺めながら焼肉を楽しむも良し。
 夕陽を受けつつ半逆光の料理をミラーレスで捉えるのも良し。

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 友人は何度か来ているそうで、席だけ予約してのアラカルト。
 とは言え、店員さんとお喋りしながらオススメの料理と飲み物を決めていきます。
 まるで六本木や麻布十番の店員さんが焼いてくれる個室焼肉屋みたい。

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 それでは生ビール650円で乾杯。
 今日は横浜で二人お疲れ様会、凍てついたジャッキのビールでスタート。
 昼間に飲むビールは夜に飲むのより数倍美味しい。

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 突き出し代わりに、王様キムチ1,200円。
 自家製キムチたれに漬け込んだ胡瓜や白菜、大根を一口大に包み、白髪ネギや糸唐辛子で彩りを添えて。
 一口で食べられなくはないけど、店員さんがカットして下さるので、さらに食べやすい。
 焼肉と共に頂くというより、焼肉を食べる前に食べる一品料理。

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 他の焼肉屋で見かけたことの無い、まぜナムル1,100円。
 モヤシナムルやほうれん草ナムルなどを挽肉と合わせて軽く混ぜてあります。
 ナムルって焼肉が始まる前に食べ切ってしまう事が多いの私、お皿も片付けたいし。
 今日はテーブルも広く、友人とのお喋りのお供にゆっくりと楽しみます。

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 「これは食べましょうよ」と、友人イチオシのたたみねぎタン塩2,000円
 縦切りしたタンに刻みネギを敷き詰めた逸品。
 どうやって焼くんだろうと、焼き方を予習してこなかった自分叱りたい。
 そんな私をやんわりと「こちらはお焼きします」も店員さん、そりゃそうか、予習しなくても大丈夫ですな。

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 ネギが溢れないようにトングでくるりと包み、牛タンを表、裏と焼く手つきにうっとり。
 ひとつひとつの食べるペースを計算しながら、時間差で鉄板に乗せて下さいます。

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 たれは、レモン、ニンニクポン酢、醤油と用意してあり、たたみねぎタン塩には、岩塩を合わせて欲しいとのこと。
 そこはそれ、人の話を聞かない私は、ひとつ目はそのままで、ふたつ目は岩塩で頂きます。
 「ねぎ塩タン」の主役はタンで、ねぎがタンを美味しくさせます。
 「ねぎタン塩」はねぎが主役、タンの旨味でねぎを美味しくして食べる料理、を知った横浜の夕方。

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 次は正肉を楽しむので、楽しみを盛り上げる赤ワイン、そこはかとなくグラスではなくボトルで。
 CARNIVOR CABERNET SAUVIGNON(カーニヴォ カベルネ ソーヴィニヨン)カルフォルニア アメリカ 赤 2019。
 いわゆる「肉専用黒ワイン」 、飲み応え重視のフルボディでありながら、肉の味わいを最大限に引き出すワイン。

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 あれもこれも少しずつ食べようと、希少部位5種盛り3,800円
 今夜は上ロース、カメノコ、イチボ、ミスジ、トモ三角。
 「お焼きしましょうか」と店員さんから提案があり、店内がまだ空いているとは言え、ありがたいことです。
 もちろん断って自分の好みで焼いてもいいし、プロに任せて焼いてもらってもいいし、お客さんの自由。



 押し付けがましくなく、あくまでもお客さん主体の接客。
 美味しい焼肉を食べられる店は数えきれないほどあるけど、焼肉を美味しく食べられる店は限られます。
 ああ、焼肉を美味しく食べるには、焼肉を美味しく食べられる店を知っている友人を持つのが一番。
 それぞれの部位をそれぞれ最適な焼き方で仕上げて下さいます。

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 私の一番美味しい部位から食べる主義を見透かしたように、上ロースから焼いて下さいます。
 上ロースはシンシン、シンタマとも呼ばれる部位。
 焼肉屋の店主さんに一番美味しい部位を訊くと、殆どの店主さんが「シンシン」と答えます、とか。

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 たれが付いているけど、タレの味より美味しいシンシン。
 今夜も美味しくいただけました。

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 イチボ(だったかな)、卵黄を溶いたすき焼き風でも楽しみました。
 卵黄は醤油漬けしてあって張りがあり、そのままたまごかけごはんにも転用できそう。

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 トモ三角(だったかな)は「どのたれでも美味しいですが、是非、ニンニクポン酢で」と勧められ、仰せの通りに。
 ニンニクといってもその風味だけをポン酢に移した印象、これは美味しい。

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 赤ワインを飲み終わったので、次のホルモンに合わせるべく白、勢いよくボトルで。
 WILLIAM FEVRE CHABLIS(ウィリアム フェーブル シャブリ)シャブリ ブルゴーニュ フランス 白 2021。
 なるほど、サントリー全面バックアップですね。

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 単品でも組み合わせるのもアリですが、盛り合わせで頼むとサプライズがあるかも知れないし。
 と淡い期待と共に、ホルモン4点盛り2,600円
 今夜は極みホルモン、クツベラ、豚ミノ、ハツ。

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 焼く順番を考えて盛り付けてあるのだろう。
 まず、ハツから焼くのね。

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 自分で焼くとカサカサになりがちなのは、この時点でそれなりに酔っているからか。
 筋肉のみで脂身が殆どない部位、たれの乗りが程よい感じ。

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 続けて豚ミノ。
 豚の胃袋は一つなので、正確にはガツと呼びますが、牛の第一胃をミノと呼ぶので、「豚ミノ」と呼んでいます、

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 内側をしっかり焼いてから、外側は軽く炙る程度。
 柔らかさとコリコリ感が混在して、白ワインが進まざるを得ません(足りるかな)。

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 クツベラ(ドーナツ)とは豚の喉軟骨のことで、一頭に一切れしか取れない。
 取れる量が少ないので希少部位と呼ばれますが、希少だから美味しいわけではありません。
 かつては破棄されていた希少部位、焼き方に研究の余地が残されている印象。

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 自分で焼き方を研究しても良いんだけど、残り時間に余裕がないので、店員さんの手腕を頼ります。
 なるほど、芯までしっかり火を入れつつ、周りの柔らかさを残すのか。
 まま、このまま美味しい美味しいと食べるだけの人生を送ることにします。

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 極みホルモンはシマチョウのこと。
 脂が焦げるくらい焼いた方がおいしいけど、大抵は焼き過ぎてしまって、そういう感じになってしまいます。

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 今夜はそういう感じにはならず、これ以上はない絶妙な焼き加減。
 シマチョウの脂ってこんなにも美味しいんだ。

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 上質なお肉は消化が早いのか、まだまだお腹に余裕を感じ、食べ忘れた感のある上タン塩1,800円。
 訊けばネギたん塩とは異なる部位とのことで、焼き方もお願いしました、

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 タンのクオリティ、カットに我々の酔っ払い具合を加味して焼き上げて下さいます。
 自身で焼くことの多い焼肉、今日は焼いているのを見ているだけでとっても幸せ。

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 レモン汁をたっぷり付けて、タンの旨味を真っ直ぐに味わう横浜の夜。
 二人で五枚は割りきれませんが、奪い合えば足りず、譲り合えば余る、精神で。

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 さて、時間も時間なので、ご飯物と麺類を。
 ご飯物は、ウニのせ軍艦2貫2,200円。
 軍艦の海苔を肉に代えてシャリを巻き、ウニを乗せた逸品。
 一口でパクり、あまりにも美味しくて続けてパクり。

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 さて仕上げは、冷麺1,200円、味変用に酢と塩。
 ハーフサイズも用意されていますが、見栄こそ男の矜恃、フルサイズで。
 トッピングは細切り胡瓜、半身の固茹で玉子、豚チャーシュー、カットラディッシュ。
 スープは鶏ガラベースで、牛、豚ときて鶏も楽しめる嗜好、ひんやりと冷えていていい感じです。

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 冷麺はそこまで冷たくなく、食感もほどほどでスープによく合います。
 一人で食べ切ろうかと食べ進めていると、「私も少しちょうだい」と横入り、どうぞうどうぞ。
 途中で取り皿に取って酢を掛けたり、酢を合わせたり、色々と楽しみます。

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 食べ終わった辺りで、ぽん茶。
 沢山飲み食いしたら温かいお茶が染み入ります。
 美味しい焼き肉、美味しいワインをご馳走様でした。

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posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記