/肉刺し・もつ鍋・もつ焼きの恵比寿 ふじ屋にて肉刺し3種盛り合わせ、博多牛もつ鍋 醤油など/
今週は祝日が無いので5連勤、月曜日からぐったり。
そこはそれ、飲み会を計画して週末まで頑張る所存です。
恵比寿に美味しくて安いもつ焼き屋を見つけたから、飲みに行こうよ、と誘われ。
そろそろもつ鍋の季節だな、と伺った肉刺し・もつ鍋・もつ焼きの恵比寿 ふじ屋。
お店の場所は「恵比寿の坂の上」、行きは上り、帰りは下りの線路沿いに徒歩数分。
なぜ坂の上にはホルモン焼き屋が数軒、集まっているだろうか。
店内は、カウンター15席、個室とテーブルがそれぞれ10席程度。
隣のお客さんの声が丸聞こえの席間な感じ。
この席数を元に、料理や飲み物が安めに設定され、店員さんの気が効く接客を提供されています。
そりゃ繁盛するよね、飛び込みで入れる席は無いよね。
オーダーはQRコード、なんだけど、パウチメニューも用意されています。
iPhone使いの私は、QRコードをコントロールセンターのコードスキャナーで読み取りがち。
それだと、コードスキャナーを閉じるとメニューも閉じられてしまい、再びQRコードを読み取らなくてはなりません。
標準アプリのカメラで読み取ると、ブラウザで表示されるので、カメラを閉じても大丈夫。
食べ物メニュー。
串、刺し、野菜、おつまみ、一品、ご飯、デザート。
刺しは低温調理されています。
飲み物メニュー。
ハイボール、サワー、カクテル、日本酒、ビール、ホッピー、ワイン、焼酎、ソフトドリンク。
日本酒が揃っているのは夏の間だけだそうだ、残念。
本日のオススメ(?)
しめ鯖、くんせいチーズ、なんこつ刺し、巨峰サワー、和梨サワーなど。
それでは生ビール549円で乾杯。
今夜恵比寿で二人お疲れ様会、くぅー、ウンマイ。
銅製のタンブラーは、持つ手が濡れなくて良いですね。
お通しは枝豆。
ビールをオーダーする時に気が付きましたが、お通しは330円でオーダーに含まれています。
頂きたかったので注文しようとしていたので、お通しとして食べられて嬉しい。
思っていたより量が多く、最後の方まで楽しめます。
そこはかとなく、もつ鍋屋でよく見かける味噌キャベツ429円。
生のキャベツをカットし、特製の味噌に付けて食べる料理。
キャベツの味が直接楽しめ、キャベツ好きの私は大好きな料理。
テーブルに余裕が無く、次の料理が運ばれてくるまでに食べ切ってしまいます。
居酒屋のベンチマーク的なポテサラ、もつ焼き屋のポテトサラダ462円。
お店の数だけあるポテサラ、これでもかのベーコン和え。
他にベーコンを使う料理が見当たらないので、ポテサラ専用に用意されたベーコンでしょうか。
スプーンが小さめで、先にそれぞれに取り分けてしまいます。
味付けは、ベーコンの塩気だけに感じられるほどポテトが美味しい。
ビールやハイボールに合わせるのではなく、ポテサラ単品で味わいます。
さて、プレ・メインの肉刺し3種盛り合わせ1,639円。
今夜の組み合わせはタン刺し、レバ刺し、ハツ刺し。
低温調理された紅色が鮮やか、山葵、大蒜、檸檬が用意されています。
とは言え、できるだけ生の味を楽しみたいので、調味料は付けず、日本酒と共に楽しみます。
合わせる日本酒は、ひとつだけ用意された豪快659円。
タン、レバ、ハツのいずれも甲乙つけ難い美味しさなんですわ。
それでもハツが頭ひとつ抜け出た美味しさ、いやぁ、旨い。
生(低温調理だけど)を楽しんだら焼き、串盛りおまかせ5本935円。
カウンターなら焼いているのも楽しめますが、今夜はテーブル。
焼き上がった串から提供され、始めの2本は「上なんこつ」と「しろ」。
なんこつは豚の喉の骨、程よく肉が付いていますが、あくまでも軟骨を楽しみます。
味の単調さを補う辛子をたっぷり付けて、と。
焼き加減が絶妙で、軟骨のコリコリした食感がたまりません。
しろは大腸、たっぷり七味を掛けて。
デイゼロ(屠殺した日に捌いて調理し、その日に食べる事)のホルモンがここまで美味しいとは。
まあ、客単価10,000円超の焼き鳥屋ならばデイゼロは当たり前だから、わざわざ説明したりしないけど。
この値段でデイゼロを楽しめるとなれば、そりゃ繁盛するでしょ。
続けて、はらみ、タンモト、コメカミ。
のんびり写真を撮っている余裕がなくなり、一串づつ大切に楽しみます。
友人が飲んだ、レモンサワー548円。
肉刺しに添えられたレモンを入れて、追いレモンもいい感じ。
私が飲んだ、角ハイボール548円。
合わせるウイスキーが数種類ほど用意されていたけど、まま、昭和の男は角で。
さて、宴たけなわを迎え撃つのは、博多牛もつ鍋 醤油(2人前)3,498円。
味付けは醤油、味噌、旨辛味噌、激旨辛味噌とあり、今夜の気分は醤油。
メニューは1人前の値段ですが、2人前からの注文とこのこと。
なんか鍋を自分達だけで煮込むのは久し振り。
10分ほど煮込んだらいい感じになったけど心配で、店員さんに「こんなものでいいですか?」と訊いてしまう。
もつ鍋のもつはいつ食べても美味しい。
ゴボウ、ニラ、ネギに豆腐とニンニク、誰一人欠けてもこの美味しさにはならないんだろうな。
最後の締めは、残った煮汁で雑炊かちゃんぽん麺が定番なんだけど。
そこはそれ、敢えてのもつ焼き屋のラーメン649円。
スープはちゃん豚骨、あっさりした後味に仕上げてあって、とっても心好い。
中太麺は製麺所不明ながら、スープに良くあっていて、とても心好い。
トッピングはもつと焼海苔三枚、糸唐辛子、ネギ。
モツはいい感じで煮込まれていて、もつ鍋でたっぷり食べたのに、さらに美味しい。
料理人は家系ラーメンに思い入れがあるのか、焼海苔は三枚挿さっていて、スープになかなか合います。
白胡麻は要らないんじゃ無いかなぁ、好みではあるけれど。
もつ鍋などの料理でお腹がいっぱいなのに、ラーメンのスープは残さない。
美味しい肉刺し、美味しいもつ鍋をご馳走様でした。