2023年12月25日

町田で二人忘年会

/焼鳥懐石 軍鶏 枩井(まつい)にて【串9本】焼き鳥コース/二人忘年会/

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 定年を過ぎてすっかり減った忘年会。
 大人数で飲むのはあまり得意ではないので願ったり叶ったりなんだけど。
 無ければないで寂しくなる面倒くさい私、そんなこんなで年が終わっていく。

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 お誘いいただき、今夜は町田の焼鳥懐石 軍鶏 枩井(まつい)へ。
 ※「松」の木編を冠にしたのが「枩」。
 お店の場所は、小田急町田駅北口から徒歩数分、バス通り沿いの雑居ビルの2階。
 エレベーターは上層階専用ではなく2階にも停まるので、階段の上り下りが辛い人には、とても助かります。

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 階段を上ると、入口はここかな、と、軽く躊躇する引き戸。
 表札からは、凛と背筋が伸びていながら、柔らかく包み込まれる様な暖かみを感じます。
 今夜は友人が焼鳥のコースを予約してくれていますが、鳥すき、水炊きも楽しめます。

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 それなりの焼き鳥屋ですと、席は焼き場を眺められるカウンターこそ全て。
 焼き場が見えなくて、何が焼き鳥屋と言う風潮もあります。
 こちらはカウンターこそ10席が用意されていますが、メインは個室。
 4人部屋、6人部屋などが7部屋ほどあり、仕切りを外して20席まで対応できる部屋も用意されています。
 伺った夜は17人の予約が入っていて、そんな大人数でも1万円クラスの焼鳥懐石を個室で楽しめます。
 愛煙家にも優しく対応されているそうです。

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 案内されたのは4人部屋の個室、個室で焼き鳥を頂くのは初めてとても嬉しい。
 予約したのは、【串9本】焼き鳥コース《5500円》ボリュームアップ全16品
 串は鳥7串、野菜2串に一品料理が5品、土鍋ご飯に甘味になり、追加も出来るそうです。
 飲み放題は2,500円、ビールは飲むけど後は日本酒で、の我々はアラカルトで頼むことにしました。

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 それでは、アサヒスーパードライ720円で乾杯。
 今夜は町田で二人忘年会、今年も一年、大変お世話になりましてありがとうございます。
 個性を全面に出したクラフトビールも美味しいけど。
 日本人の好みを知り尽くしたビールメーカーの、日本人に合わせた味わいのビールもとても美味しい。

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 先付けは鶏肉と野菜の煮物。
 冬の寒い外から来店されたお客さんの身体を温める料理から。
 熱すぎずないのは「三献の茶」に倣って、いや、「懐に(温かい)石を」の懐石だからだろうな。
 出汁を利かせて丁寧に煮込まれた煮物で、空腹が緩やかに和らいでいきます。

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 茶碗蒸
 鶏肉と銀杏のシンプルな茶碗蒸し。
 こちらも煮物と同じで熱すぎない仕立てで、身体と心が包む様に温められます。

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 季節のミニサラダ
 このまま一気に焼き鳥に向かうのではなく、一息入れる冷たい料理。
 山葵菜、黄色のパプリカ、紅心大根、カラフルミニトマトに生姜ドレッシングを掛けています。

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 阿波尾鶏(あわおどり)(公式ブランドサイト
 徳島県西部や県南部の自然に恵まれ、ゆったりとした環境の中で、75日以上かけて丹念に飼育された地鶏。
 徳島県の特産物として徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課が開発した、高品質肉用鶏。
 肉質は、低脂肪でコク・甘み・うま味が多く、やや赤みを帯びた肉色と適度な歯ごたえが特徴です。

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 阿波踊鶏もも
 こちらの焼鳥は2種類の鶏肉を使い分けていて、まずは地鶏である阿波踊鶏のもも肉から。
 量より質の私の好みにぴったりの量、好みを超える美味しさ。
 強くもなく弱くもなく丁寧な火入れが、鶏肉の美味しさをどこまでも高めている印象です。

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 丹沢滋黒軍鶏(たんざわじぐろしゃも)(公式ブランドサイト
 豊かな大自然に囲まれ、ふかふかに耕された地面の平飼い、飼育120日の長期飼育されたブランド地鶏。
 抗生物質を一切使わない完全無投薬、料理は飼育からはじまる、とあたりまえの育て方をされています。
 ほんものの鶏の味は、こんなに違うんだ、という感動を味わえるように。

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 丹沢滋黒軍鶏もも
 もうひとつは、ブランド地鶏の丹沢滋黒軍鶏、お店がある町田市の隣り、相模原市から。
 薄紅色した肉肌からして美味しそうで、食べてみたら見た目以上に美味しくて。
 この味わいがほんものの鶏の味なんだな、とっても心好い。

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 日本酒は飲んだことのない蔵元が無かったので、飲み友が飲んだことのない蔵元から。
 宮城の蔵元である寒梅酒造が醸す「宮寒菊(みやかんぎく)」純米大吟醸 無濾過中取り R5BY。
 宮城県産米100%、全量純米吟醸以上の質で醸造されています。
 焼鳥との相性は、説明不要です。

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 丹沢滋黒軍鶏むね
 雄と雌で味わいが異なる丹沢滋黒軍鶏、初訪の今夜は提供されるままで楽しみます。
 初めて頂いたので美味しいことしか分からないのですけど、いつか雌雄を食べ比べてみたい。

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 椎茸
 焼きではなく蒸し、たっぷり含ませた昆布だしと共に炭火で一気に蒸し焼きされています。
 醤油は垂らさずにそのまま頂くと、瑞々しい食感が採れたてを想像させます。
 傘だけでなく柄も合わせて蒸し焼きされていて、傘、柄、傘の順番に三度楽しめる一串。

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 せせり
 押し返すほどの弾力と、とろりと甘い味わい。
 わずかに焦げ目が付くほど強めの火入れが、早く次の日本酒を飲めと。

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 秋田の蔵元である福禄寿酒造が醸す「一白水成(いっぱくすいせい)Premium」純米大吟醸 R5BY。
 秋田県五城目町酒米研究会の農家と契約栽培した酒造適合米(酒米)を使っています。
 田んぼの管理状況や酒米のデータ値などで評価を行い、その年に最も評価の高い酒米のみを用いて、大吟醸規格で醸されるお酒がPremium。
 値段を見ないで頼んで飲んで良かった。

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 ささみ梅和え
 箸休めに近い小鉢、ささみは串に刺さずに梅と和えて。
 ささみの焼き鳥には梅肉を乗せることもあるので、味が合わないわけがない。
 お代わりとかできるんだっけ、、あっ、コースでしたな。

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 レバー
 口内調理を前提とした浅めの火入れ、それでいて生の部分ありません。
 あっさりめのたれを「大人のレバーだね、『血合い』って感じ」とは、飲み友の感想。
 はい、私もそう思います。

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 砂肝
 皮(ではないけど)をパリッとさせるほど焼き上げ、それでいて身(ではないけど)の柔らかさを楽しめる一串。
 色々な店で様々な砂肝を頂いてきましたけど、個人的に三本指に入る味わい。
 危うく追加注文するところでしたわ。

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 福島の蔵元である大木代吉本店が醸す「楽器正宗 refRain(がっきまさむね リフレイン)」貴醸酒 R5BY。
 久々に楽器正宗でも飲むかなー、って飲んで、僅かな強めの甘味はなんだろうとラベルを凝視すると。
 貴醸酒なのか、全然貴醸酒らしくない飲み口じゃないか。
 つか、大木代吉本店って貴醸酒協会に加盟してるんだ。
 一杯分しか無くて、友人は手取川 冬純米辛口を。

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 手羽先のスペアリブ煮
 「手羽先はかぶりついて食べてください」とおしぼりを替えてくださいます。
 たとえ異性を口説く会であっても、手羽先はかぶりつきますよ、ええ、オンナよりヤキトリ優先(笑)
 程よくスパイスを効かせたソースで煮込んでから焼き上げた一串、黙って頂きます。
 旨い、ただそれだけ。

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 ふくめ蕪
 「こちらでは焼き物は最後になります」と運ばれてきましたが、焼かれている様には見えません。
 訊けば、先の椎茸と同じ様に蕪に出汁を含ませ、炭火でゆっくりと焼き上げているとのこと。

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 白い根だけではなく、青い葉も程よく火入れされ、みずみずしい焼蕪はまさに蒸し焼き。
 この料理って、 枩井のスペシャリテではないだろうか。
 最後に持ってこないで、早めに出した方がいいんじゃないかな、って余計はお世話か。

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 里芋のから揚げ
 煮っ転がしとかお雑煮とか煮しめ食べたこと無いので、から揚げは初めて。
 コースの中でちょっと異質に感じましたが、店主さんとか料理人とかに何か由来があるのだろうか。
 まま、難しく考えないで美味しく頂きます。

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 真鯛の土鍋ご飯
 10人前後の貸切会では定番ですけど、2人分を炊き上げてくださいます。
 1杯目はそのまま、2杯目をお茶漬け風に楽しむために鶏白湯スープが用意されます。

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 真鯛の身がしっり残り、お出汁はやや軽めに利かせて、
 「美味しかったねぇ」「うん、美味しかった」と焼き鳥の感想を話し合うのにちょうどいい美味しさ。
 おこげの匂いも楽しみの内。

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 お代わりは鶏白湯スープでお茶漬け。
 焼き鳥屋ってことで鶏白湯なんだろうけど、土鍋ご飯によく合う仕上がりのスープ、うんまい。

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 甘味はドラゴンフルーツのシャーベット。
 シャーベットなんて、こういうコース料理でしか頂かないので、とっても新鮮、とっても美味しい。

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 食べ終わってお会計、店主さんが対応して下さり、色々とお話を聞きます。
 焼き鳥屋なの個室を多くした理由、ポーションよりクオリティを優先させている理由、などなど。
 店主さんの門地も生い立ちは知りませんが、町田の飲食店事情にかなり詳しそうな印象でした。
 美味しい焼き鳥、美味しい料理、美味しい日本酒をご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2023年12月24日

クリスマスイブ

/ラーメンとモツ煮しまの@小田原市寿町5-13-22にてラーメンモツ煮セット/晩酌/

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 今日は朝から曇り予報なので、ぐっすりと7時まで寝て。
 朝食もそこそこに、写真編集、情報収集、女房と世間話、しつつブログ作成。
 お昼は飛ばして何とか投稿、ふう。

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 夕飯に向かう途中、来年オープンするラーメン店をチェック。
 ラーメンショップ@中郡二宮町二宮793-1、セブンイレブン二宮中央店の跡地に2024/1オープン予定。
 現時点では「ラーメンショップ」ですけど、そんな店名の店は無いので、「ラーメンショップ二宮店」なのかな。
 オープンが楽しみです。

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 飲み会、お食事会を除く、休みの日の食べ歩きは、
 昼間に食べて、帰ってきて記事化、早く寝る、がパターンです。
 今日は珍しく夜営業目当てで、ええ、昼営業に間に合わなかったんです。

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 夜は、ラーメンとモツ煮しまの@小田原市寿町5-13-22公式インスタグラム)へ。
 2023/12/2オープン予定でしたが、12/13にオープンが延期しています。
 営業時間は11:00-14:30 17:00-20:00、無休。
 経営母体は隣の「樽匠蔵仕込み味噌らーめん味噌の樽匠」と同じ、有限会社マキシマ(公式ホームページ)。
 他に小田原タンメン総本店などを展開されています。

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 店内に入ると、右手に券売機。
 メニューはラーメン900円、チャーシューメン1,000円、大盛チャーシューメン1,100円、和え玉300円。
 トッピングは生卵100円、チャーシュー100円、ネギ150円。他に瓶ビール600円、モツ皿400円。
 セットメニューはラーメンモツ煮セット1,300円、ラーメンとニューあんかけご飯1,300円。

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 オープン時から若干メニューが変わっているみたい。
 店員さんに食券を渡すと、「ご飯は大盛り、特盛りを同額でサービスしています」と訊かれます。
 丁重にお断りして、普通盛りでお願いします。
 先客4人、後客3人、店員さんは3人。

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 席は厨房を囲むL字カウンターのみ。
 L字の長い辺がちょろっとくびれていて3席と3席、短い辺が4席、合わせて10席。

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 人生とモツ煮は濃いほうがいい。
 今日からあなたも米泥棒。
 突撃、となりの米泥棒。

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 卓上には七味唐からし、辣油、酢、胡椒、ニンニク。
 大きめのコップにお冷やをいっぱいに注いでくださいます。
 食べている途中にも、「お冷やは足りていますか」と継ぎ足してくれます。

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 少し待って先にモツ煮、続けてラーメンの、ラーメンモツ煮セット1,300円
 ラーメンとモツ煮を一緒に提供する前提で角盆に乗せられて提供されますが、角盆が滑るので気を付けて。
 どちらから食べても食べ手の自由、私は殆どの場合に麺料理から頂きます。
 スープはあっさりめの豚骨清湯、たれは醤油とも塩とも判別できませんが、強めの味わい。

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 隣の店舗と共通ならば大橋製麺所の細麺、やや固めに仕上げてあってスープと好相性、とても心好い。
 思っている以上の麺量に食べ切れるかどうか不安がよぎりつつ、モツ煮も頼んでしまっているし。
 トッピングはシンプルにチャーシューと青ネギのみ。

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 喜多方ラーメンのそれにも似たチャーシュー、豚バラ肉かな、薄めにスライスして三枚ほど。
 あっさりしたスープによく合うようにあっさりした味付け、いい感じです。
 チャーシューメンは100円増しですが、チャーシューに魅力を感じない私。

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 麺を半分ほど食べたところで、モツ煮。
 食器が、お茶碗ではなく焼肉を乗せるかのようなステンレスの平皿。
 ご飯は「私、普通盛りと言いましたよね」的な盛り。

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 一度やってみたかった、ご飯のモツ煮のせ。
 こんな風にしてご飯とモツ煮を食べるのは、随分と久し振りです。

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 葱を絡めてながらご飯と一緒にモツ煮を頂きます。
 濃いめの味噌味がモツにも合うしご飯にも合って、とても美味しい。
 モツ自体は少し大きめに切り分けられている印象で、しっかりと煮込まれています。

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 少し残した麺にモツ煮を乗せ、おろしニンニクも乗せて、加齢に味変。
 なんだけど、あっさりしたスープに合わない印象。
 やってみなければ(味変してみなければ)分からないけど、アタリもあればハズレもある。

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 お腹いっぱいになったけど何とか食べ切りました。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 晩酌
 群馬の蔵元である分福酒造が醸す「蔦ふく」純米酒 ワイン酵母 R5BY。
 「分福」とは、福を分けるという縁起の良さ、館林にまつわる伝説「分福茶釜」に由来します。
 赤城山系の自然水と、契約栽培での自然栽培米を原料に、昔ながらの手作りにて少数精鋭・少量仕込みで酒造り。
 清酒用酵母ではなく、ブリドムースという白ワインを仕込む際に使用する酵母で醸しています。

 このお酒は、酒販店である酒道庵阿部(東京都板橋区)でのみ販売されている限定商品酒、いわゆるPB商品。
 酒道庵阿部は「店舗限定酒」しか扱っていない、日本でも極めて異端な酒販店。
 一度は伺ってみたいとおもいつつも、未だに伺えていません。
 買ってくださった友人に感謝、ありがとうございます。

 冷蔵庫に入れて冷したりせず、常温保存。
 気温と同じ温度で頂くと、まさに白ワイン、少し冷した方が美味しいとか言ってしまいそう。
 アテはミートボール、シメジと合わせて軽く煮込んでいます。
posted by ふらわ at 23:14| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2023年12月23日

朝ラーショ、始まる

/日の出の撮影/博多 山笠 本店@秦野市鈴張町にてネギらーめん(並)/家系豚骨らぁめん鶴金豚(つるきんとん)@高座郡寒川町小谷にて鶴金豚らぁめん/

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 ここのところサボっていた日の出の撮影
 自宅近郊の撮影ポイントは大体行ったかなと思ってしまったんだけど、そういう思いこそが進歩を止める。
 寒いからこそ、眠いからこそ、頑張る。
 誰のためにでもなく、自分のために。

小高い丘からの日の出
CANON EOS RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 70mm / FV (F16 1/50 0EV ISO100) / Auto
小高い丘からの日の出

 上智大学短期大学部の東側から眺める、日の出。
 この場所から日の出が眺められることは、この日まで知りませんでした。
 冬の日の出前であっても、多くのクルマが行き来しています。

朝日を浴びる葉のない銀杏
CANON EOS RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 58mm / FV (F8 1/80 0EV ISO200) / Auto
朝日を浴びる葉のない銀杏

 上智大学短期大学部の東側から眺める、日の出。
 思いっ切りビビッとに振って、CG風に。

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 写真の撮り方は撮り手の数だけあるけれど。
 風景写真の場合、私は構図、水平、絞り、ISO感度、ヒストグラム、シャッター速度の順に合わせていきます。
 物撮りはまた違う順番ですね。

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 冬はバッテリーの減りが早く、100枚くらい撮ったらいったん終了(陽も上りきっているし)。
 先週に仕入れたラーメン情報を元に、ラーメン屋さんに向かいます。
 久し振りの朝ラー、って、朝陽をバックにラーメン店を撮ったのは初めてかも知れない。

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 朝は、博多 山笠 本店@秦野市鈴張町へ。
 2023/12/12より始まった朝ラー、提供時間は6:30-9:30ですから日の出前から営業されています。
 ラーメンショップではなく「ラーショ」、○に椿ではなく山、ウィットが効いてますな(分かる人だけ)。
 隣の伊勢原市、平塚市には朝ラーできるラーメン店があるけど、秦野市では初めてではないでしょうか。

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 店内に入って券売機を見ると、大きなボードで「押せる」ボタンだけを出しています。
 メニューはラーメン750円、ネギラーメン850円、チャーシューメン1,000円、ネギチャーシューメン1,100円。
 中盛りは100円増し、大盛りは200円増し。
 トッピングはのり(5枚)150円、ホウレン草150円、岩のり200円。めし200円、半めし150円。

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 券売機が故障していて、今朝は現金での前払い。
 ノーゲスでしたが後客4人、すっかり認知されているんですね。
 卓上の調味料は長浜ラーメン用に加えて、おろしニンニクと豆板醤、酢が追加されています。
 ボトルからして、分かってますな。

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 程なくして、ネギらーめん(並)850円
 カメラの設定を間違えて、浅めの被写界深度、ふんわり明るく撮ってしまいました。
 このラーメンのために用意したと思われる、淡い鶯色(青磁)の高台丼、分かってますなー
 料理人に「どこのラーショにいたんですか?」と訊くと、「どこも。お客さんが食べたいと言うから」と、つまり独学。

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 まず野菜から食べよ。
 青い葉の部位も入れた白髪ネギと細切りチャーシューをネギ油で和えて、トッピング。
 抑えられた辛味がネギのシャキシャキ感を引き立て、所々のチャーシューも相まって、とっても美味しい。
 増量トッピングは用意されていません。

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 スープは他のメニューと共通と思われる豚骨白湯、きっちりと乳化していてとても美味しい。
 もちろん熱々だし、平皿なので早めに冷めるのもラーショ仕様でとても心好い。
 ワカメはラーショには無くてはならないトッピング。
 スープに合うかと訊かれたら合うとは応えられないけど、無いと寂しい。

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 製麺所不明ながら柔らかめに茹で上げられた角中細麺、思っていたより多め。
 朝からこんなに多く食べるなんてと思われがちですけど、私はそうは思いません。
 トッピングは他にチャーシュー、メンマ。

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 ネギラーメンはネギにチャーシューが混ぜてあるので、チャーシューはトッピングされていません。
 チャーシューがトッピングされているのは、ネギチャーシューメン、なんだけど。
 こちらでは大ぶりのチャーシューが2枚も入っています(オーダーミスの可能性アリ)。
 豚肩ロース肉でしょうか、厚みもたっぷり、めちゃくちゃ美味しい。

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 麺を半分以上食べたところで、お楽しみの味変タイム。
 おろしニンニクと豆板醤、朝食ですし、これから帰宅するので控えめで。
 うーん、ニンニクが恐ろしくよく合いますね、とっても心好い。

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 いやぁ、美味しかった。
 日の出の撮影で身体が冷えてたら、また食べに来てしまいそう。
 スルッと食べてご馳走様でした。

雲と新幹線
CANON EOS RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 70mm / FV (F10 1/1250 0EV ISO400) / Auto
雲と新幹線

 平べったい雲を見かけた。
 そのまま撮るのではなく、新幹線と並べて撮ってみるかと。
 RPの連写枚数は秒5コマ、私の撮影用途には十分です。

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 遅めのお昼は、家系豚骨らぁめん鶴金豚(つるきんとん)@高座郡寒川町小谷1-11-57公式ホームページ)へ。
 味噌の金子のサードブランド(?)として、2023/12/21オープン。
 屋号の「鶴金豚」、鶴は他店(ばか馬のこと?)と合わせて動物、金は味噌の金子からとのこと。
 立地は寒川の家系ラーメン絶対王者である天王家至近、中原街道沿いのかつて太陽ラーメンがあった場所。

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 駐車場は、10台分はあるかな。
 店先にはウエイティングシートが用意され、名前を書いてしばし待ちます。
 営業時間が11:00-23:00無休とのことで、14:30に着いたのですが、外待ち4人。

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 5分ほどして名前を呼ばれ、店内へ。
 席はカウンターが4席と4席、テーブルは4人掛けテーブルが3卓、6人掛けが1卓、計26席。
 1人客であることはウエイティングシートで伝えてあるので、カウンター席へ案内されます。

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 ふと、厨房に目をやると見たことのある店員さんから「いらっしゃませ」と、挨拶を頂きます。
 味噌の金子平塚店の店長さんじゃなかったっけ、、えっ、こちらの店長さんも兼任されているんだ。

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 他のお客さんの視線が気にならない(提供時に丼が置きにくい)、パーティションで仕切られたカウンター席。
 多人数の場合は、パーティションが外せます。
 卓上には辣油、酢、醤油、ホワイトペッパーパウダー。
 豚骨ラーメンだからと言ってブラックペッパーを合わせないところ、良いですなぁ。

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 メニューはとんこつラーメンののーまるらぁめん870円、醤油味の醤油雲呑らぁめん900円、塩味の塩バターコーンらぁめん890円、お子様らぁめん200円(ジュースなしは100円)。
 サイドメニューは焼餃子280円。
 飲物は生ビール450円、ハイボール390円、レモンサワー390円、ソフトドリンク150円。
 口頭注文後会計、家系お好みは訊かれませんでした(できるかどうか不明)。

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 さて、味噌の金子と言えば綿菓子。
 口頭注文を済ませたら、店内窓側に用意されているセルフコーナーに向かいます。
 奥に綿菓子機、真ん中はCUBE ICE SLICER、つまりかき氷機。
 手前の無料サービスはおろしニンニク、おろし生姜、薬味ネギ。

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 うーん、小皿が小さくておろしニンニクとネギしか取れなかった。
 お皿を幾つか使ってもいいけど、まあ、初訪なのでこのくらいで。
 家系ラーメンなら麺柔らかめが必須ですし、スープが冷めるからトッピングは最小限にしますけど。
 個人的に「開店おめでとう」の意を込めて、フルトッピングで。

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 程なくして、鶴金豚らぁめん960円
 味噌の金子は海老名本店でスープを一括生産して、各店舗に配送されています。
 鶴金豚は家系豚骨ブランドということもあって、店内での炊き出し。
 厨房の大きな特製圧力寸胴で炊き出したスープは、かなり脂が多く、まるでセントラルキッチンのスープの様。
 まだまだこれからの印象が強いスープですが、それはつまり伸び代がたっぷりあるということ。

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 チャーシューを最初に食べるラーメンって、初めてかも。
 脂身たっぷりの豚バラ肉、脂が美味しい豚肉だからこそ、これが4枚。
 サンプル写真と異なりますので、常に4枚かどうかは分かりません。

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 麻生製麺の角太麺、やや固め仕上げでスープとの相性はこれからといった印象。
 スープの味わいが高まっていったら、麺を柔らかめにして合わせれば、かなりいい感じになるんじゃないかな。
 トッピングはチャーシュー、茹でほうれん草、味玉、水煮ウズラ3個、焼海苔三枚。

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 水煮ウズラは3つ。
 家系ラーメンにウズラが使われていると、壱六家系、町田商店系と思われがちですよね。
 私もかつてよくそう思っていたけど、あちこちで食べていると、そうでも無いって分かってきます。

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 味玉は一玉を半切りして、見栄え良くトッピング。
 私は不器用なので、箸で半切りしても綺麗に切れないので、予め切ってあると嬉しい。

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 それぞれ半分ほど頂いたところで、ネギとおろしニンニクで味変。
 ネギで味変、ってのおかしいな、初めっから乗せるべきだったか。
 脂多めのスープにニンニクがよく合うので、初めっからニンニクでも良かったかも知れません。

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 美味しく頂いたら、伝票を持って席を立ち、レジでお会計。
 店長さんとしばしご歓談、頑張りすぎないように頑張って下さい。
 スルッと食べてご馳走様でした。

水路と夕陽
CANON EOS RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 87mm / FV (F16 1/160 0EV ISO100) / Auto
水路と夕陽

 水路の真西に夕陽が沈む、と思って撮り出したら、
 ちょっとずれてる。
 1ヶ月くらい早かったか。

西に向かう飛行機雲
CANON EOS RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 47mm / FV (F10 1/80 0EV ISO125) / Auto
西に向かう飛行機雲

 夕陽を撮っていたら、西に向かう飛行機が多い。
 なぜ一斉に飛んでいくのか分からないけど。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記