2024年03月27日

立ち食い寿司考

/立喰すし魚河岸 山治にて山治イチオシ!!おまかせにぎり11貫/

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 今日は気温が上がって、やっと春らしい陽気でした。
 とは言え、それを感じられたのはお昼休みと、こうして夕陽を眺めている今のこと。
 桜の開花、遅れに遅れていますな。

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 夜は、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーへ。
 初めて降りる虎ノ門ヒルズ駅、改札を出て右手、ちょっとした広場の先にT-MARKETが見えてきます。
 そのレストラン街の最奥にあるのが、立喰すし魚河岸 山治

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 訊けば、このレストラン街で2番目に狭いとのことで、スタンディングスタイルの12席カウンター。
 江戸前寿司は屋台での提供から始まっていて、醤油を塗られた寿司を立ち食いするのが本来の楽しみ方。
 習慣で席とコースを予約してしまいましたが、他のお客さんはふらっと立ち寄られています。

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 メニューは1貫100円スタートで、いくらなんでも虎ノ門でこの値段は安過ぎるでしょう。
 握り、つまみ、お椀物などと全部で50種類あるとのこと。
 日本酒は8種類か、どこからどこまで、何種類飲もうかな。

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 予約したのは、山治イチオシ!!おまかせにぎり11貫4,500円
 握りとお椀のコース、立ち食い寿司の経験値が低いので良く分からないけど、安い部類の入るのかな。
 ネタやシャリのポーションに応じて料理を追加したり、好きなお酒を楽しみましょう。

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 ブラックボードに本日のオススメ。
 明らかに食べなくてはならない料理、あります。

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 オーダーはタブレット、会計はキャッシュレス(現金不可)になります。
 何はなくとも花板とオススメのネタとか隠し酒とか話しながら、飲み物からオーダー。

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 それでは生ビール630円で乾杯。
 今夜は虎ノ門で、二人お疲れ様会♪
 グラスのラベルを「ちゃんと」お客さんに向けて置く店、これは楽しみですな。

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 握りやツマミの一部は、カウンター台の大きなお皿に乗せられます。
 このお皿、全席で模様が異なります。

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 鯛
 1貫目は今が旬の鯛の昆布締め、3日熟成の4日目。
 シャリは小さめで、多くの種類が楽しめると言うか、多く食べてもらう営業方針なのかな。
 ちなみにお米は福井県産いちほまれ、赤酢を合わせています。

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 赤身
 今夜の鮪は大間産、私でも分かる明らかな味わいの違い。
 ちょこんと乗せた芥子か味わいをさらに引き立て、大間のマグロを存分に楽しめます。

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 墨烏賊
 イカの甘みを塩とライムで引き上げています。
 ライムは珍しいですねと訊くと、酢橘の入荷数が足りなかったとのこと。
 これはこれでレア、いわゆる本日限定メニュー。

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 帆立
 シャリを包むような握り、こう言う握りの帆立は初めて。
 改めて振り返ってみると、どのネタも綺麗な飾り包丁が施されています。

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 中トロ
 赤身があれだけ美味しかったので、中トロはどれだけ美味しいのかとの期待を超える美味しさ。
 そろそろ日本酒を飲まないと。

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 宮城の蔵元である新澤醸造店が醸す「伯楽星(はくらくせい)」純米大吟醸 R5BY。
 どれから飲んでもお寿司に合いそうですけど、最高の食中酒から飲みますか。

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 ホタルイカ串炙り300円。
 酢味噌和えか沖漬けで頂くことが多いホタルイカ、今夜は炙りで。
 カウンター寿司屋なら目の前で炙って下さるところ、こちらは奥の厨房で炙られています。
 実によく日本酒に合いますな。

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 小肌
 シンコ(新子)、コハダ(小鰭)、ナカズミ、コノシロと成長につれて呼び名が変わる出世魚。
 握りの大きさと小肌の模様がとても良く合って、まるで握られることを前提に模様があるかのよう。
 目で楽しみ、程良い酢じめで楽しめます。

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 煮鮑
 色々な鮑の握りを頂いてきましたが、ツメたっぷりの煮鮑は初めて。
 甘いというか旨いというか、旨いというか旨いというか。
 今夜の握りは初めてが多く、自分がお寿司の事をどれだけ知らないのかを知らされます。

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 いくら
 握りのネタより多めに盛られ、見た目から楽しめます。
 軍艦巻きの海苔の風味が強めなのに、その風味に負けないいくらの旨味。

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 海老
 昆布締めした牡丹海老、舌にまとわりつくようなねっとり感を僅かに抑えた口当たり。
 昆布の旨味が海老名甘味に掛け合わされます。

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 奈良の蔵元である今西酒造が醸す「みむろ杉」特別純米 辛口 露葉風 R5BY。
 創業350年を超える蔵元であっても、新しい酒米で新しい造りに挑戦する。
 そんな挑戦に接したら、応援したくなる、飲みたくなりますね。

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 鰯
 青魚と言えば鰯、すっと引かれた包丁が繊細な味わいを引き立てます。

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 穴子
 今夜な穴子は対馬産、焼き上げる前はキラキラと輝いていたことでしょう。
 ツメで頂くことが多いのですが、今夜は煮切り醤油で。
 「ここまでがコースとなります。何か追加されますか?」と水を向けつつ、玉子とお椀を止めてくださっています。

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 三重の蔵元である清水清三郎商店が醸す「作 恵乃智(ざく めぐみのとも)」純米吟醸 R5BY。
 焼き物に備えての作、焼き物でなくても飲みますけどね。

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 真ふぐ白子焼900円。
 箸で上手く切れないほどしっかりした皮に包まれた精巣、とろけることなく、真っ直ぐに命を頂く美味しさ。
 明らかに値付けが間違っていると思われますが、黙っておこう(笑)

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 赤貝600円。
 世の中の寿司ネタで一番好きな赤貝、飾り包丁が入っているのに大きく驚く。
 旬の赤貝の美味しさといったら、上手く言葉にできません。

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 牡蠣500円。
 生と蒸しの中間の火入れ、手で受けとります。
 牡蠣だけで頂いても美味しいのに、シャリと合わせると数倍美味しい。

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 月の井ハイボール630円。
 茨城の月の井酒造店が醸す日本酒を使ったハイボール。
 こういうアレンジにもしっかり応えられる日本酒、素晴らしい。

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 ひもきゅう(細巻き)600円。
 巻物は8種類用意されていて、「なにのひもですか?」と訊くと「赤貝です」と返され、秒でオーダー。
 赤貝のひもと胡瓜を巻いた細巻き、美味しさこの上なし。

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 玉子
 友人の腹具合に合わせる形で、ここでコースに復帰します。
 ひんやりと冷たく、まるでレアチーズケーキのよう。

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 お椀
 最後頂くお味噌汁、コースでなければ省いてしまうこともありますね。
 ネタに使った魚のアラを使って造る味噌汁、この日の宴を思い返します。

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 ふと調理場をみると、何やら巻物にイクラとかカニとか盛り付けています。
 メニューに見当たらないので、どうやってオーダーするのか訊くと、店内では食べられないとのこと。
 施設の共有スペースではあちこちの飲食店の料理を「取り寄せて」楽しめ、その「取り寄せ」用の一品とのこと。

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 最後はお茶を。
 お茶は湯呑みを受け取って、粉末状の茶葉を入れ、回転寿司屋で見かけるお湯注ぎ器から、お茶を造ります。
 手慣れた手付きでお茶を造って、ほっと一息。
 美味しいお寿司、美味しい日本酒をご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記