/天山飯店@白金高輪(港区白金)にてタンタン麺/麺屋 小金@武蔵新城(川崎市中原区上新城2-1-27)にて小ラーメン(300g)豚1枚/
梅雨明けしたらしい。
後から見なしたらやっぱり明けてなかったとか、いや、とっくに明けていたとか。
思わず空を撮ってしまうね。
お昼は、天山飯店@白金高輪(港区白金)へ。
営業時間が告知されてなくて、まあ、11時か11時半から、14時か14時30半くらいまでやってるの思ってました。
こちらは12時30分ラストオーダー、世間の常識は知りませんが、私の中では「いくら何でも早すぎるだろ」的な。
白金高輪駅近郊のランチタイムに、唯一外待ちがある飲食店。
行列しているから美味しいわけではなく、行列していなくも美味しいと思います。
この日は11時50分に到着すると外待ち5人(ランチタイムが12時スタートの人、ゴメンナサイ)。
たった5人しか並んでいないのなら、私の中では並ぶの一択。
少しずつ列が進んで席に着けたのは、12時10分。
「いらっしゃいませ」「こんにちは。タンタンメンをお願いします」
案内されたのは、調理を眺めることができるカウンター席。
店主さんだろうか、1人で全ての調理を担当されています。
壁に接したシンクの上には、見慣れた製麺所名が書かれた麺箱が置かれています。
どこの麺だろうと、どこの出身だろうと、美味しければそれで良しの勝ち組人生の人達と。
製麺所や修行先が気になる負け組人生の私と。
10分ほど待って、タンタン麺1,000円。
飲食店の数だけある担々麺の解釈、料理の表現方法、担々麺巡りは楽しい。
こちらのタンタン麺は、芝麻醤で炒めた野菜を乗せた風の麺相。
スープに混ぜられた芝麻醤の立ち上る香りに、しばしカメラを忘れてしまうよ。
ニラやニンジン、モヤシ、ひき肉などを中華鍋を振って調理され、もうそれだけで美味しい。
その寸胴から出汁が出ているのかと思うほど美味しいスープ、どの麺料理でも合うんだろうなあ。
大黒屋の細麺は我が意を得たりがごとくスープを持ち上げ、熱くて美味しく、美味しくて熱い。
思っている以上の麺量、するりといけます。
どんなに忙しくても「はい、ありがとうございます」の挨拶を欠かさない店主さん。
その気持ちの良い挨拶が、最高の調味料なのだろう。
スルッと食べて、ご馳走さまでした。
CANON EOS RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 150mm / FV (F8 1/400 0EV ISO2500) / Auto
草むらのヒルガオ
草むらの所々にヒルガオが咲いています。
寄って撮るのもアリのところ、少し離れて光を探します。 光、見つからなかった。
CANON EOS RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 140mm / FV (F8 1/400 0EV ISO1250) / Auto
開花と蕾
少し引いてと言うか、足場が弱くて近づけない。
透き通った花びらが可憐。
CANON EOS RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 24mm / FV (F10 1/400 0EV ISO160) / Auto
鉄塔
強めにレタッチして、
青空と白い雲と鉄塔。
夜は、麺屋 小金@武蔵新城(川崎市中原区上新城2-1-27)(公式X)へ。
2024/6/30オープン、店主さんは麺でる川崎店出身とのこと。
顔を拝見するに、そこはかとなく見覚えがあります。
立地は武蔵新城駅徒歩数分、シンジョー(2015/10/25-2018/3/20)、麺屋信醸(2018/4/6-2024/5/16)跡地。
色々と世知辛い世の中になってきたけれど。
私自身が若輩者だった頃(今でもそうですが)、年配者から「ああ、最近の若い者は」と思われていたのだろう。
外待ちは右から左へ並ぶんですね。
店内に入ると、すぐ左手に券売機。
メニューは小ラーメン(300g)豚1枚980円、大ラーメン(500g)豚1枚1,280円、つけ麺(300g)1,080円
麺量の減量は小ラーメン少なめ(200g)950円、小ラーメン半分(150g)950円など。
オプションは麺マシ(100g)150円、豚マシ1枚250円、味付けアブラ130円、野菜マシマシ100円、
生たまご100円、うずら5コ100円、ニラキムチ130円、穂先わかめ100円、しょうが50円。
飲物は黒烏龍茶250円、ビール400円、ノンアルコール350円、レモンサワー350円。
店内は前店踏襲、カウンター6席。
卓上には、ブラックペッパーグラウンド、酢、かえし。
前客6人、後客続々、外待ちが絶えない混雑ぶり。
無料トッピングはニンニク、野菜、アブラ、調味料として自家製ラー油。
飲食店には飲食店毎に、法律の範囲内でマナーやルールがあります。
こちらは「そのまま」ではニンニクは入らず、野菜の量も普通になります。
様々な無料サービスの提供方法が、自身が伺った経験や知識と異なることもしばしば。
新しい経験、新しい出会いが楽しみで外食しているのに、「違うじゃないか」ってなんだろうか。
10分ほど待って「しょうのかた〜」「ニンニク、ヤサイでお願いします」
店主さんが私のためだけに造ってくださった小ラーメン(300g)豚1枚980円、ありがとうございます。
写真的には豚とニンニクを同じ画角に入れたいところですが、入らなくてもラーメンの味には影響しません。
トッピングの順番はお店によって個性があって、豚、ニンニク、最後に野菜なんですね。
誰が言ったかベジタブルファースト。
シャキシャキ感がなくなるほど茹でられたモヤシとキャベツ、うっすらとたれの色合いを纏っています。
見た目ほど濃い味ではない茹で野菜の味わい、美味しいですなぁ。
力強くうねった自家製の極太麺、ゴワゴワとした食感ながらスープを良く持ち上げのが麺でるらしさ。
一般的なラーメンの麺量が150gから170gですので、300gはラーメン2杯分に相当します。
そんなに食べたら身体に悪いとは思っていますが、思っているだけで中々止められません。
とっくに身体は付いていかないのに、心はラーメン食べ歩きを始めたころのまま。
豚は結構な厚みがあり、食べた感じでは豚の腕肉、かなりパサついています。
このパサつきがラーメン二郎またはラーメン二郎インスパイア店の豚の特徴だと思っていました。
時代は変わり、柔らかくてとろけるような豚が尊重されているようです。
せっかくなので自家製ラー油を試します。
壷がカウンター台に置かれているので、隣のお客さんに一言断って、両手でテーブルに降ろしてから。
ラー油は壷にたっぷり入ってて、辛さを確かめずに、適量掛けて、と。
全体的に甘く傾いているラーメンが一気に引き締まり、そのままでも美味しく、掛けても美味しく。
いやぁ、美味かった。
毎日は無理でも毎週でも通いたいところ、私の体力では月に一度も厳しい現実。
スルッと食べてご馳走様でした。