
朝、起きたら日差しが差し込んできて気持ちがいい。
お休みの日が晴れていると、とても嬉しい気持ちになります。
さてさて、今日はどこにラーメンを食べに行こうかな。

お昼は、本格鯛出汁らーめん うしお@藤沢(藤沢市藤沢)(公式インスタグラム)へ。
なんだかんだ言って1年振り、特に意味は無く、ランチタイムど真ん中に伺います。
おっと、外待ちしていますか。

前客が店内に入ったところで、外に貼り出されているラーメンの写真を撮ります。
潮らーめん750円、鯛出汁らーめん1,200円、鶏出汁らーめん900円、限定鯛白湯らーめん1,200円。
上潮らーめん950円、上潮グリーン1,100円、上潮レッド1,100円、上潮ホワイト1,100円。

ガラス戸越しに店内を覗き、店内待ちのお客さんが席に着いてから、店内へ入ります。
入ってすぐ左手に券売機、券売機の上に料理の写真達。
ラーメン以外のご飯物は土鍋炊き鯛めし380円、チャーシュー丼450円、ニラ玉丼350円。
ドリンクは缶ビール450円、缶ハイボール350円、缶レモンサワー350円。

本日の狙いは、お店のSNSで告知されていたテスト販売の一杯。
限定メニューの食券購入ボタンが用意されていない場合、同額の食券を買うことの多い慣わしです。
とはいえ、念のため店員さんに確認すると現金販売とのこと。

店内は少しレイアウトを変更されたようです。
調理場を向いたカウンターが5席、壁向きに2席、4人掛けテーブルが2卓、計15席。

10分ほど待って、カウンター席に案内されます。
計らずとも店主さんが近くにいらっしゃったので、「繁盛されていますね」と声を掛けると「たまたまですよ」と。
カメラを設定していると「失礼ですが」とたまたま隣りにになった見ず知らずにお客さんに声を掛けられます。
まだまだやれるのか私、ありがたいことです。

15分ほど待って、私のためだけに調理して下さった、背脂鶏出汁らーめん950円、ありがとうございます。
テスト販売を経てスープや麺、トッピング等はお客さんの反応を見てブラッシュアップしていくとのこと。
店主さんは長く和食の世界で活躍されてきたこともあって、盛り付けの綺麗さにラーメン屋らしさを感じません。
そっと白髪ネギと水菜、糸唐辛子を崩して麺を啜ります。

鶏ガラを丁寧に煮出し、節系のお出汁で微調整し、背脂で味に厚みを加えているスープ。
ここまでスープが美味しいと、「ラーメンは麺料理である」と言い切るのが難しく感じます。
変わっていなければ村上朝日製麺所の細麺、テポで茹で上げても全く麺が絡んでいません。
スープのと相性はかなりいいけれど、この一杯はもっと美味しくなるんじゃないかな。

チャーシューは2種類2枚、鶏胸肉と豚肩ロースが1枚ずつ。
鶏肉の銘柄は国産銘柄鶏と説明されていて、美味しいけれども食べたことのある味わい。
お店が美味しいと思う料理を妄信的に提供することが料理店であった頃なら、このままでいいのでしょうけど。
美味しいだけでは十分ではない時代に移り変わり、テスト販売が必要なのだろうと思います。

豚肩ロースチャーシューは大麦仕上三元豚、バターの香りを纏った、チャーシューとは思えない心好さ。
肉肌の滑らかさ、食感のしっとりさ、味わいの深さ、ラーメンのチャーシューもこの段階まで来ましたか。
こんなに美味しいチャーシューをラーメンに合わせているなんて、正式発表後の値段が気になるところです。
他のトッピングは焼海苔、この焼海苔もラーメンに合わせるのはもったいないと感じるほど。

食べ終わったところで、少しだけ店主さんが手隙になったみたいで、少しだけお話を聞かせて頂きました。
もう少しお話ししたかったけど今日は厳しく、近いうちに飲みに来なくては。
スルッと食べてご馳走様でした。

CANON Canon EOS RP + CANON RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 24mm / FV (F8 1/60 0EV ISO100) / Manual
大きな山茶花
逆光に気を取られていて
構図を考えずに撮ってしまう

CANON Canon EOS RP + CANON RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 240mm / FV (F8 1/100 0EV ISO100) / Manual
せっかくの青空
真っ青な青空を背景に
綺麗に咲いた山茶花を並べる

ずっと気に掛けているらーめん家ふじ沢本店は未だ臨時休業中、たまに営業されているのかな。
ふじ沢のラーメンを食べたければ、営業されている駅前店にいけばいいんだけど。
ラーメンだけではなく、料理はどこで食べても味が同じってことはありませんから。
この店で食べたい私は、もう少し待たないとな。

遅めのお昼は、TSUKEMEN HUKU@辻堂(茅ヶ崎市赤松町)(公式インスタグラム)へ。
昼営業の終了が迫る時間帯、やってて良かった。
やって良かったけど、目当てのメニューが売り切れってこともあるし。
手元のメモを確認して、売り切れだったときに慌てないように確認して、と。

口頭注文後会計は変わらず。
メニューはつけ麺1,000円、中華そば1,100円、豚骨しょうゆ1,100円、煮干しそば1,100円、まぜそば1,100円。
限定メニューとしてとんこつ味噌1,100円、濃厚つけ麺1,200円。
全てが1,000円以上の値付けが「強気の値付け」と言われていた時代は遠くになりにけり。
ご飯物はチャーシュー丼400円。

二人掛けテーブル6卓は以前と変わらず、前客4人。
「いらっしゃいませ、お好きな席へどうぞ」と案内され、「こんにちは」と挨拶しながら席に着きます。
卓上にはレギュラーメニューが用意されています。
店員さんは店主さんと奥さんのお二人、お客さん一人一人へ丁寧に接客されています。

程なくして私のためだけに調理してくださった、とんこつ味噌1,100円、ありがとうございます。
味噌ラーメンであってもチャーシューにメンマ、焼海苔をトッピング。
味噌ラーメンだからかコーンとなるとをトッピング。
様々な味噌ラーメンがあって、食べ手の私は楽しいです。

HUKUの美味しいとんこつスープに美味しい味噌たれを合わせた一杯、うんまい。
村上朝日製麺所の角平打ち麺、味噌スープによく合ってとても美味しい。
つけ麺と同じ麺を使っているのか、短尺ですので家系ラーメンにも似て食べやすい。

豚バラ肉チャーシュー、柔らかくて崩れちゃいそう。
味噌ラーメンにはチャーシュー不要派の私でも、こんなに美味しいチャーシューならウェルカム。
そのまま食べても美味しい、スープに浸しても美味しい。

メンマはコリッコリ、全体的に柔らかいラーメンで唯一無二の存在。
この一杯にどうしても必要という感じではありませんので、あったらあったで嬉しいメンマ。

食べ終わって気持ちよくお会計。
ちらっと店主さんとお話が出来て、とっても嬉しかった私。
それはそれとして、どこかで見掛けた丼なんだけど、どこだったっけな。
スルッと食べてご馳走様でした。

あんなに晴れていたのに、ラーメンを食べ終わる頃にはすっかり曇天。
まま、それも良し。
曇り空には曇り空の良さがあると思う。

CANON Canon EOS RP + COSINA Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical [RF-mount] / 50mm / FV (F2 1/200 0EV ISO100) / Manual
逃げた光芒
光芒が逃げた後の
西の空

CANON Canon EOS RP + COSINA Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical [RF-mount] / 50mm / FV (F2 1/800 0EV ISO100) / Manual
夕焼け前
もう少し待つと夕焼けになる
西の空