
今日は夜に飲み会を予定していて。
そのためにシャツを新調し(ユニクロだけど)、カメラを磨いて(いつもだけど)。
早く帰らなければならないのでお昼を抜いて仕事を頑張るので、朝はしっかりと食べてから出勤。
伝説の春雨生姜焼き、ではなく、今朝はしらたき生姜焼き、ご馳走様でした。

よんどころない事情で飲み会がキャンセルされました。
全力で意気消沈して、途中下車したのは本厚木駅。
ミロードイーストが全館閉店していてびっくり、しかも明日も。

夜は、横濱家系ラーメン 鈴木家@本厚木(厚木市中町)へ。
最強こってりラーメン炎者 総本店(2024/6/5-2024/10)の跡地に、2025/1/11オープン。
本厚木駅から徒歩圏内とは言え、お店に行くために駅から向かうかというと、疑問。
店舗の前を通って駅に向かう人や、駅から店舗の先に帰る人には、刺さる予感。

野中家直系、ってなんだろう。
読み方は「のなかやちょっけい」でいいのかな。
11:00-15:00 17:00-23:00、無休の営業時間がペろんっと貼り出されています。

店内に掲げられたメニュー。
オープンして3ヶ月を過ぎて、油そばの値段に変動があるのがナウい。

券売機は古参ラヲタ絶賛のボタン式。
ラーメンはラーメン(並)850円、油そば(並・中)900円、つけ麺(並・中)1,000円、塩ラーメン850円、味噌ラーメン1,000円、辛味噌ラーメン1,100円、学生ラーメン(並)750円。
ご飯物はマキシム丼450円、目玉丼300円、チャシュー丼450円。
飲物は瓶ビール600円、レモンサワー450円、グレープフルーツサワー450円、角ハイボール450円。

店内は前店踏襲、カウンター9席に4人掛けテーブルが2卓、計17席。
前客7人、後客4人、出来るだけ調理場に近い席に座りたかったのですが、なんとも。
席に鞄を置きつつ、コートを脱ぐ前に店員さんに食券を渡します。
「いらっしゃいませ、お好みはありますか」「柔らかめでお願いします」「ライスはそちらでどうぞ」

ライス食べ放題100円を頼まないと裏がっぱが食べられないと勝手に思っていて、食券を買ったんですけど。
どこにも見当たらない。
まま、ご飯を食べたかったのでいいんですけどね。

ラーメン店のライス、特に家系ラーメン店のライスは固め炊き。
スープが染み込みやすい炊き加減なので、ふりかけや漬物だけでは、ちょっと食べにくい。

卓上にはブラックペッパーグラウンド、ふりかけ、マヨネーズ、極ショウガ、極にんにく、おろしニンニク、豆板醤、煮干し酢。
老婆心ながら、白胡麻と練り唐辛子があれば完璧なのだろうけど。
どの調味料でどうやって楽しもうかなと夢想しながら、ラーメンの出来上がりを待ちます。

程なくして私のためだけに調理してくださった、特製ラーメン1,050円、ありがとうございます。
ノーマルに九条ネギとチャーシューを一枚、焼海苔を2枚増量したお得な一杯。
家系ラーメンの丼と言えば淡い鶯色丼、から黒に金縁の丼に変わりつつあるのだろうか。

ド豚骨濃厚スープとの前評判を聞いていました。
骨感は薄めで温度は低め、私の中では濃厚とは思えなかったけれど、美味しさの点ではとっても美味しい。
野中家と刻印された麺箱に入っていた、酒井製麺似の平打中太麺、もう少し柔らかい方が好み。

チャーシューは2種類、燻製チャーシュー。
燻製香が弱めなのは出来てから時間が経っているからだろうと思われます。
温度が低いのはスープに浸して楽しむための助走、とっても美味しい。

もう一種類のチャーシューは、豚肩ロースレアチャーシューが2枚。
薄めではあるけれどかなり広く、とても食べ応えがあって美味しい。
家系ラーメンでもチャーシュー2種類は当たり前の時代、もう来てますね。

茹でほうれん草は、思っていたより多め。
九条ネギと共に緑の彩りを前面に押し出します。

さてさて、自分的久し振りの家系海苔巻き。
ライスに豆板醤とおろしニンニクを半さじほど乗せてから、スープを吸わせた焼海苔でクルッと巻いて。
ウンマイ。

うっかり忘れていた、お楽しみの味変タイム。
麺を多めに食べてしまっていて、何とかかんとか形を作って、おろしニンニクと豆板醤。
やや甘ささえ感じるスープがキュッと締まった、いい感じに変わっていきます。

ライスはお代わり自由なので、もう一杯。
卓上に貼られてた「オススメの食べ方」を真似して、盛り付けてみました。
ラーメン店でマヨネーズを使ったのは、相当久し振り。

最後のふりかけが功を奏して、とっても美味しい鈴木家ライス。
せっかく色々な調味料が用意されているんだから、色々と楽しんでいきたい(言うだけではなく)。

ラーメンは伺う時間帯で味が変わるだけではなく、誰が作るでも相当変わると思う。
夜営業だからなのか、たまたま今日だけなのか、単なるぶれなのか、そもそもこの味が野中家なのか。
何杯食べたら分かるようになるのか、残された人生で間に合うのか、未来は何も決まっていない。
スルッと食べてご馳走様でした。
