
年に一回か二回の積雪、って1pも積もっていませんけど。
ひなたはすっかり溶けてしまい、日陰に少し残っているだけ。

CANON Canon EOS RP + COSINA Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical [RF-mount] / 50mm / FV (F2 1/800 0EV ISO100) / Manual
星形
種類にもよるのかも知れないけど
星形に咲く水仙

CANON Canon EOS RP + COSINA Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical [RF-mount] / 50mm / FV (F1.8 1/400 0EV ISO100) / Manual
ホトケノザ
地面すれすれから
ホトケノザ

陽が昇ってきたところで、庭の水仙を撮ります。
まだまだ未熟者ながら、自分的には満足しています。

友人に誘われ、夕方に飲みにいくことなり。
少し早めの都内に出て、新橋辺りから有楽町辺りまでを、ソロフォトウォーク。
東京の日常は、東京外の非日常、と。
ノンタイトルでお楽しみください。





遅めの昼は、謝謝(シエシエ)ラーメン@日比谷(千代田区有楽町)へ。
日比谷駅から徒歩数分、目指していく店とは思えませんが、通り掛かったら立ち寄ってしまいそうな雰囲気。
オープン年は不明ながら50年以上の歴史があるとのネット情報もあり。

ラーメン専門店と言うより中華料理店、今風に言えば町中華。
世は町中華、町中華と町中華ブーム。
私が考える(私が経験してきた)町中華とは微妙に異なる町中華、なんだよねー
そんなに町中華言うなら、町中華とはなんぞやの定義からハッキリ決めてくれよ(誰とは無く)。

店内は6人掛けテーブルが5卓、まんまアイドルタイムでしたので前客3名。
後客が4名、「いらっしゃいませ、空いている席へどうぞ」と案内され、有無もなく相席。
辣油、酢、醤油、ラー油、白胡椒、おろしニンニク、白胡麻。
口頭注文後会計、現金決済のみです。

サービス定食として生姜焼定食、肉野菜定食、ホイコーロー定食、ニラレバ定食、ニラ玉定食が980円。
サービス麺定食として正油ラーメン定食、味噌ラーメン定食、タンメン定食、もやしラーメン定食が950円。
半ラーメンセットとして中華丼、豚カルビ丼、チャーハンが1,000円。
アルコールは生ビール550円、瓶ビール580円など。
銀座が近くてこの値段、ラーメンと餃子とライスでこの値段、とコスパ原理主義向けとも言えるセットですね。

程なくして私のためだけに調理してくださった、味噌ラーメン定食950円、ありがとうございます。
やっぱり町中華はタンメンだよね、やっぱり冬は味噌だよね、と根拠がない理由で選択してます。
食器はメラミン製ながら三色雷門風の模様があしらわれています。

味噌タンメンと名乗っても良さそうなほど、野菜やひき肉が使われています。
スープとの馴染みも良く、ベジタブルファーストを満たしてくださいます。

双葉屋製麺の中細麺、気持ち柔らかめ仕上げでスープによく合い、とても美味しくいただけます。
初訪で味噌味にしてしまいましたが、醤油味にも塩味にもとてもよく合いそうな印象です。

セットの餃子は三つ、メニューには250円と書かれています。
こんがりとキツネ色に焼き上げられ、ちょびっと焦げ目は香り付け。

白胡椒で酢胡椒を作り、餃子に付けて頂きます。
当たり前ですが焼き立てで熱々、もっちりとした皮とともにひき肉たっぷりの餡を楽しみます。

忘れてしまいそうなったライス、半ライスだとしたら200円。
アラカルトで注文したら780円、250円、200円で1,230円なんだけど、そんなにお得で大丈夫なのか(誰とも無く)。

二つ目の餃子と共に美味しくいただきます。
思えばギョウザライスって随分と久し振り、前回頂いたのはいつだったか。
こんなに美味しいのにカロリーとかカロリーとか気にして食べていなかったんだろうな。

半分ほど残したライスを、半分ほど残ったラーメンスープに合わせて、雑炊風にして楽しみます。
この雑炊風な食べ方が個人的にとても好き、とっても美味しい。

丼の色合いがお店の歴史を感じさせますよね。
食べ終わったらレジでお会計、スルッと食べてご馳走様でした。

夜は、京の都 有楽町総本店へ。
ネットを検索すると、海鮮炉端焼きとおでんとてんぷら 個室居酒屋 京の都 有楽町店(公式ホームページ)。
立地は有楽町駅から徒歩数分のビルの4階、新橋駅からぶらぶらと街並みを楽しみながら伺いました。
一分一秒を大切にされる方は日比谷駅からなら徒歩3分、出口を間違えないように。

ビルの4階のプレートには「創造料理 名物屋×京の都」とあります。
友人が予約してくれたんだけど、到着が待ち合わせ時間ギリギリになってしまいました。

店内は和風とも洋風とも中華風とも言えない独特の席配置。
壁側にはテーブルが真っ直ぐに並ばられ、右手には頭が半分くらい出るほどの付いたてで囲まれたテーブル。
店内奥には靴を脱いで楽しめる、座敷の個室が用意されています。

飲み放題は2時間1,980円。
2時間だと飲み足りないかも知れないし、そもそも日本酒が含まれていません。
毎日飲むなら安い方がいいけど、たまにならと、予約してくれた友人はさらっとスルーしたそうです。

コース料理は4,500円から7,000円の4種類が用意されています。
お喋りに集中したいけど料理もちゃんと楽しみたい飲み会だと、お得で便利なコース。
なんだけど、食べたい料理が入っていなくて、セットの飲み放題に日本酒が入っていないので、同じくスルー。

先ずはスーパードライ瓶550円で、乾杯。
今夜は有楽町で2人お疲れ様会、調度品に頼らないゆったりした店内でのんびりと飲みます。
都心には星の数ほど飲食店があるんだけど、自分でお店を選ぶとどうしても偏ってしまう。
自身では探し当てることは決して出来ない居酒屋に連れてきてくれて、ありがとう。

お通しはメンマ、ツクネ、ヤマクラゲかな、提供時間最優先の3点セット、いいですなぁ。
どの料理もひんやりとしていて、ビールで乾杯することを予知していたような美味しさ。
お通し、って呼ぶくらいなので、こう言う料理が最適解だろうと、私は思います。
事前に用意されている様で、飲物をオーダーすると、秒で運ばれてきます。

同時に運ばれてきたので、一緒に並べてみた和牛タンユッケ、ポテトサラダ、あん肝ぽん酢。
さて、どれからいただきますか。

低温調理された和牛タンのユッケ仕上げ、和牛タンユッケ1,050円。
焼き、煮込みに続く第三の牛タンの楽しみ方。
卵黄が絶妙に絡んでビールや日本酒よりもウィスキーが合いそうな味わい、いつか試してみたい。

アイスクリームディッシャーでクルッと掬って盛り付けられた、ポテトサラダ480円。
殆どの居酒屋では一山ですけど、こちらのは二山、2人で食べるのに取り合いになりません。
レタスでクルッと巻いていただくと、とっても心好い。

寒い冬にメニューで見つけたら必ず頼んでしまう、あん肝ぽん酢780円。
大振りのあん肝を分厚くカット、ねっとりとしたあん肝をほろほろと崩れる食感に仕上げ。
そろそろ日本酒ですよね。

ここで日本酒、二合ではなく一合でお願いします。
新潟の蔵元である八海醸造が醸す「八海山(はっかいさん)」普通酒 R6BY。
料理の味を邪魔せず、特に冬の料理にはピタッと吸いつく美味しさ。

次はお造りかなぁー、ってお造りではなく盛り合わせ。
刺身の盛り合わせは3点、5点、7点と揃っているので、今夜は刺身五点盛り2,180円。
魚はカツオ、ブリ、イカ、サーモン、タコ。

諸物価高騰の折、外食でしか刺身は頂かない私でも、
このポーション、このクオリティでこのプライスがどれだけ破格であるかは分かります。
良い店って隠れているから見つけにくいですよね。

刺身に合わせたのは、本醸造酒。
宮城の蔵元である佐浦が醸す「浦霞(うらかすみ)」本醸造本仕込み R6BY。
お酒の銘柄とは異なる、徳利に書かれた銘柄、いとおかし。

夜の帳が下り、良い感じに腹も膨らみ、もう一軒行こうかという話になり。
締めということでは無く、軽い区切りとしてレアチーズケーキ480円。
美味しい料理や美味しい日本酒をご馳走様でした。


