/とらきち家@平塚市紅谷町にてラーメン(並)、穂先わかめ/名代 箱根そば マルシェ新百合ヶ丘店にてかけうどん、生桜海老のミニかき揚げ/大衆酒場竹丸にてタン刺し、長芋マリネの短冊、串盛5本など/

美味しいと分かっているラーメンを並んででも食べてみるかと。
開店時間の30分前に伺う予定で向かうもお気に入りの駐輪場が満車で遠回りを強いられます。
ああ、朝から(もう昼だけど)ツイてないな。

お店までは駐輪場から徒歩5分ほど。
クルマだったらあちこちにコインパーキングがあるけど、バイク(原チャリ)は限られているからなあ。
通りに出て、お店はどこかなとぐるりと見渡すと、遠くからでも待ち行列が見えます。

お昼は、
とらきち家@平塚市紅谷町(
公式X)へ。
2014/01/24 横浜市神奈川区西神奈川3-1-1にオープン。
2024/06/02 移転のため閉店。
2025/03/23 平塚市紅谷町15-14に移転オープン。
連休中日の月曜日の開店15分前、外待ちは店頭に6人、店先の歩道に11人、隣接店を避けた場所に8人。
開店時には後ろに10人以上。

最近、ラーメン屋の開店待ちは避けているので、スンゲェ並んでいるのか、このくらいは当たり前なのか。
5分前に開店、少しづつ列が進み、店内待ちにならない様に外待ち行列を店員さんが案内しています。
やっと自分の番だと思った刹那、カウンター席が満席なのでテーブル席に横並びでも構わないかと店員さんに訊かれ、「私は大丈夫です」と快諾します。

並んでから30分後に券売機前へ。
メニューはラーメン(並)900円、チャーシュー麺(並)1,200円、とらきちラーメン(並)1,200円。
ご飯物はチャーシュー丼250円、ネギ丼300円。
飲み物は生ビール350円、缶酒類350円。

こちらへどうぞとお冷の入ったコップの置かれたテーブル席を案内されます。
店員さんに家系お好みを訊かれ、「柔らかめでお願いします」と伝えます。

席は左側壁向きに9席のカウンター、右側壁側に4人掛けテーブルが3卓。
店内奥の調理場に面したカウンター6席は使われていません。

卓上には粗挽きトウガラシ、一味、酢、行者にんにく、おろし生姜、拉麵胡椒、無限にんにく、刻みしょうが、マヨネーズ。
お冷やは一杯で足りたのでお代わりはセルフなのか店員さんが注ぎ足してくださるのかは未確認。

程なくして、私のためだけに調理してくださった、
ラーメン(並)900円、穂先わかめ100円、ありがとうございます。
家系お好みは麺柔らかめのみお願いしています。
麺は全く見えず、チャーシューはほとんど見えないほどトッピングされた麺相。

最後にトッピングされたと思われる穂先わかめから。
先ずは穂先わかめ本来の味わいを楽しみ、後でスープに馴染ませた味わいを楽しもうかと。
柔らかい食感とわかめの美味しさが楽しめ、穂先の意味が食べて分かった私。

ほうれん草は冷凍物に思えるほどくたっとした食感ながら、ほうれん草独特の味わいを感じられます。
家系ラーメンとしての様式美には必須だろうけど、穂先わかめをトッピングしたので抜いても良かったかな。
って、貧乏症の私に抜くのってできないだろうな。

燻製チャーシューは少し厚めにスライス、スープに馴染んでいることもあり、メッチャ美味しい。
チャーシューとしては美味しいけどスープに合わない店もある中、こちらはスープにきちんと馴染んでいます。
ラーメンのチャーシューって焼豚や叉焼から始まって独自進化したんじゃないかな、違うのかな。

角中太麺は王道家製(王道家の自社製麺?)とのことで、形状が平打ではないところが特徴に感じます。
きっちりと炊き出した味わい深い豚骨醤油スープによく合っていてとっても美味しい。
このスープを「濃厚」との表現されているのをよく見かけるけど、味が深いことと濃厚は違うと思うんだけどにゃー
まま、なにをどう言語化するかは、食べ手の自由なんだけどね。

麺を半分ほど食べたところで、お楽しみの味変タイム。
先ずは行者にんにくとおろし生姜から。
味わい深いスープに薄化粧したような味わいで、スープ本来の味は全くブレずに美味しい。

麺を二口ほど残して、お楽しみの味変タイム、ツー。
家系ラーメン店以外では滅多にお目に掛かれない粗挽きトウガラシ。
入れる量やスープの出来にも因るだろうけど、辛味を纏った美味しいスープ、素晴らしい。

ある意味ひとつの進化した家系ラーメンの完成形に感じます。
いや、これからまだまだ美味しくなるだろうから完成形ではなく方向性なんだろな。
ただまあ大絶賛している評価を見掛ける度に「じゃぁ毎日食べるんですか」と訊きたくなるへそ曲がりな私。
スルッと食べてご馳走様でした。

店内は家系ラーメン店にしてはゆったりめ、テーブル席もあるので幅広い年齢層が楽しめそう。
店先の外待ちが開店前に比べて緩やかになっていて、、何も起きなければ良いんだけど。

その後、お寺さんに行って会費のお支払い。
年に一度、郵便局の振込用紙が送られてくるので、振込手数料を節約するためにお寺さんへ持っていきます。
というか、年に一度くらいはお寺さんに顔を出すことに意味があると考えています。

遅めのお昼は、
名代 箱根そば マルシェ新百合ヶ丘店(
公式ホームページ)へ。
箱根そば44店舗(2025/4現在)の中で、こちらの店舗のみで試験運用されているサービスがあります。
店舗限定LINE登録すると、不定期で種物サービスのクーポンが発行されます。
期間中、何度でも使用できるクーポンが使えるチャンス、やっと到来。

タッチパネル式の券売機で普通に料理を購入します。
ほぼほぼお蕎麦しか食べない私、今日はうどんを食べてみます。

料理の購入を済ませたら、LINEで送られてきたクーポンをスマホに表示させます。
券売機の「クーポン読込ボタン」をタップ、クーポンを券売機の下部にあるQRコード読み取り機にかざします。
その後、発券。

今月のクーポンは桜海老のかき揚げ。
2枚の食券を受付に出し、空いている席を見つけて座って待ちます。

この日は前客4人、後客2人。
受付上部に吊されたディスプレイを眺めながら料理の出来上がりを待ちます。

程なくして、私のためだけに調理して下さった、
かけうどん400円、生桜海老のミニかき揚げ。
生桜海老のミニかき揚げは特に断り無く、別皿で提供されます。

と言うことで、生桜海老のミニかき揚げうどんとして盛り付けてから頂きます。
かけうどんとしてのトッピングはわかめと薬味ネギ。

久しぶりの箱根そばのうどんを頂きます。
うどん自体が変わっているかも知れないし、自分の好みも変わっているかも知れませんでしたが。
箱根そばのうどんは冷しに限る(個人的感想)。

生桜海老のミニかき揚げはミニサイズでありながら桜海老がたっぷり入ったかき揚げ。
お汁をたっぷり吸わせて頂くと、これがとっても美味しい。
箱根そばは揚げ物を各店舗で揚げていますが、ほとんどが揚げ置きなのが残念。
色々な事情があるとは言え、こういったアイドルタイムは少し時間が掛かっても揚げたてを食べてみたいです。

わかめは安心安定の美味しさ。
駅蕎麦って思っている以上にわかめトッピング率が高めの印象です。

ついついお汁まで飲み干してしまいます。
美味しくいただき、ご馳走様でした。

夜は日吉へ。
日吉ではラーメンを食べたことしなくて、なんならラーメン以外にコーヒーすら飲んだことがありません。
そんなことするから、雨がジャンジャン降っています。

雨予報だったけど敢えて傘を持っていかず、予報通りに降ったら傘を借りようと思っていました。
140円をもったいないと考えるか、140円で傘レンタルを経験できると思うか、人それぞれ。
借りたときは数本目でしたが、返すときは一本の残っていませんでした。

夜は、
大衆酒場竹丸(
公式ホームページ)(
公式インスタグラム)へ。
立地は日吉駅を西口に出て、ミスタードーナツの左側の登り坂をしばらく歩いて、右手。
洋食屋のとらひげ、ラーメン屋のらすたが入ったビルの2階。
2階への入口はビルに向かって右手、階段とエレベーターが用意されています。

カウンター10席、テーブル24席と思っていた以上に広めの店内。
満席の中、ひとつのテーブルだけポツンと空いています。
2人で予約しましたが、箸と取り皿は4人分用意されています。

口頭オーダー、後会計。
コースだと何かと慌ただしいと思って、今夜はアラカルトで楽しむ所存。
料理は自家製おでんと新鮮肉刺しから紹介されています。

スピードメニュー、一品料理、揚げ物、〆のご飯。
やきとん、やきとり、野菜、肉巻き、つくね、と。
飲物メニューも用意されています。

日本酒はその時々によって変わる「本日のおすすめ」
日吉の居酒屋のレベルの高さを示唆するラインナップ、全部飲んでみたい(飲めないけど)。

何はともあれ生ビール520円で乾杯。
今夜は日吉で2人お疲れ様会、今日も一日お疲れ様でした。
って、私は有休なんだけど、そんな日でもお疲れ様。

お通しです、と添えて提供されたおでん。
おでんは大根、はんぺん、ちくわ、などなど。
この手のおでんには辛子が添えられているのが定番で、お皿になければ卓上に、、無いか。

まあ、辛子がなくても美味しく食べられますってことだろうと頂いてみると、お出汁がピリ辛。
お出汁に辛子が溶かしてあるなんて初めてだよ、そしておでんが美味しいじゃんね。
辛子が苦手だったり、辛さを調整したいお客さんはどうするんだとか、気になる人はいるだろうな。

すぐに運ばれてきた、
タン刺し550円。
豚タンは昨今の世情を反映して低温調理されてはいるものの、限りなく刺身に近い仕上がり。
タンにはネギ油と白胡麻が振られ、ネギ油とおろしニンニクが添えられています。

お皿が程良く冷やされていることもあって、適度な食感をも楽しめるタン、ウンマイ。
ネギ油で楽しみ、おろしニンニクで楽しみ、卓上の醤油でも楽しみます。

次は、
長芋マリネの短冊420円。
値段が随分安いので量が少なめなのかと思っていましたが、そんなことはなく。
刻み海苔がたっぷりで香ばしい。

マリネ漬けってのは珍しいなと頂くと、さっぱりしつつも長芋の味わいが良い感じで美味しい。
お酒のアテと言うより和食の一品料理で頂きたい味わい。
と思う前に、お酒と合わせてみないと。

新潟の蔵元である高千代酒造が醸す「シン・タカチヨ E-TYPE 始 Good to evil」生酒 R6BY。
シン・タカチヨシリーズのテーマは「ヒルザケ専用ニホンシュ」。
地元・新潟県魚沼産の一本〆を65%の扁平精米で使用し、無濾過生原酒のままボトリング。
12度と日本酒の中では低めのアルコール度数が返って甘さを感じ、美味しさに繋がります。

お酒の話しで盛り上がっているところで、
串盛5本900円。
串はお任せでお願いしていて、砂肝、せせり、ねぎま、ハラミ、など。
(残り一串は部位を聞きそびれ、友人が食べたので味も分からず)
薬味として、塩と味噌が添えられています。

強火でしっかり焼くタイプの焼き鳥、焼きとん、ウンマイ。
肉が固めに仕上がっているのを個性的に感じ、大勢でワイワイ食べるのも楽しそうですね。

青森の蔵元である八戸酒造が醸す「陸奥八仙(むつはっせん) URARAラベル」R6BY。
春の訪れを告げる季節限定の逸品、「麗らか」な春の息吹を閉じ込めたような、華やかな香りが特徴。
どこかで見たことがある女性のイラスト、「うらら〜、うらら〜」の踊りを想像してしまう昭和の男。

軽く飲むってことで、最後にお願いしたのはだし巻き卵500円。
焼き跡ひとつなく綺麗に焼き上がっていて、葱が妙に鮮やかなアクセント。

お出汁の味がしっかりと感じられる美味しい出汁巻き玉子、食事の〆の甘味のよう。
美味しいおでん、美味しい焼きとん、美味しい日本酒をご馳走様でした。