2025年04月21日

炭火焼干物定食を普段使い

/炭火焼干物しんぱち食堂田町店にてメロカマ塩焼き/

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 東京の都心、山手線の駅周辺には数え切れない程の飲食店がある。
 1時間のお昼休憩で食べられる飲食店だけでも一体何軒あるのだろうか。
 その全てに伺うだけでは無く、ネットに投稿している人は何人くらいいるだろうか。

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 お昼は、炭火焼干物しんぱち食堂田町店公式ホームページ)へ。
 軽くなら飲める定食専門店、主菜は焼き魚以外に生姜焼きや牛肉焼きも用意されています。
 営業時間は無休の朝7時から朝3時(土日祝は23時)、朝ごはんも夜食もいけます。
 思っているより安く美味しいとの前評判、お昼時は満席5人待ち、退店時には10人以上が並んでいます。

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 焼き魚定食は3羽いわし定食682円、殿様いわし定食792円など、旬の魚としてメロカマ塩焼き1,298円。
 豚生姜焼き定食1,078円、牛焼定食1,188円など、一品料理は納豆66円、冷奴66円、高級ネギトロ99円など。
 ご飯は大盛50円増し、半分50円引き。
 時間帯によっては朝定食が用意されているそうです(確認要)。

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 店員さんの案内はありませんでしたので、そこはかとなく空気を読み、10分ほど待って店内へ。
 入ると入り口近くに立ち待ちスペースがあり、もう少し待ちます。
 今の季節は何でもないけど、寒い日や暑い日は、少しでも早く店内に入りたいですからね。

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 「次のお客さん、右側のカウンター席へどうぞ」と案内されます。
 店内はU字カウンター8席、3席、6席、3席の20席。

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 オーダーはタブレット、澱みなくタップしてオーダー完了。
 旬の焼き魚はこのタブレットでオーダーする直前にならないと値段が分かりません。
 時価の料理を注文する緊張感、ちょっぴり味わえます。

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 卓上には醤油と酢、七味唐辛子。
 お冷やを自身で湯呑みに注ぎ、湯呑み書かれたありがたいお言葉を読みます。
 店内を見渡すと下は30代、上は70代と思わしき幅広い年齢層、女性比率は3割程度。
 昼間でも飲んでいるお客さんはいるし、複数人で来店されて離れ離れの席に案内されるお客さんもいます。

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 程なくして、私のためだけに調理してくださった、メロカマ塩焼き1,298円、ありがとうございます。
 記念すべき初訪ですので、奮発して旬の魚の定食をいただきます。

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 食器の並べ方は和食の作法に沿ってはいるけれど、席が狭いし、お盆も狭いので並べ替えて、と。
 主菜の焼き魚にご飯と味噌汁、漬物(ピリ辛大根胡瓜漬)とおろしが添えられています。

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 先ずは味噌汁で糊口を湿らせます。
 懐石料理や寿司屋のコース料理などで用意されるお椀として楽しむそれとはと異なり、
 ご飯とおかずとともに味わえるあっさりめの味加減。
 この辺りからして、この定食のレベルの高さが伺えます。

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 お櫃を模したご飯茶碗、ご飯が簡単に冷めにくいだけではなく、盛り付けの順番の自由度が上がりますし。
 まあ、蓋が邪魔とか、洗い物が増えるとか、そういう欠点を受け入れつつ、利点を優先しています。
 お米の銘柄が公開されていないのは様々な仕入れ先からお米を仕入れているからだと思います。
 食事の前に無駄な情報は要らないのが定食屋というか食堂としての矜持なのかも知れません。

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 逆に漬物は「旭漬物味噌株式会社のピリ辛大根胡瓜漬」と掲示されています。
 ひょっとして瓶詰めなどのお土産が用意されているのかも、と店内を探すも見つけられず。
 おろしと共にちょびっと多め、ビールのアテが本来の立ち位置なのだろう。

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 5切れほどのメロカマ塩焼き、旬を少し外れています気が、庶民に向いた定食屋としてならむしろ旬ど真ん中。
 独自開発の炭火焼機で焼き上げているため、直火に比べたら香りや色合いは別物に感じられるところ。
 だからと言って安易にガス焼きなどでは先発の定食屋の料理に追いつかないだろう。

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 隙間無く火が通ったメロカマの味わい、果てしなく心好い。
 カマの部分ですので骨が付いていて、身を味わった後で骨をしゃぶる楽しみもあります。
 実際に骨はしゃぶらないにしても、本当に美味しければご飯を食べるのも忘れてしまいます。

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 うっかり食べるのを忘れていたおろし。
 店内でおろした様には見えないけれど、定食としてのバランスを考えての仕上げでは無いかと感じます。

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 おろしをメロカマに乗せ、ちょろっと醤油を垂らすところをたっぷりと掛けてしまう私。
 やや冷めてきて脂が固まりだした頃、おろしと醤油が絶妙に合います。

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 長時間営業と多店舗展開に加えてこの値頃感、当たり前に美味しいっては凄いよね。
 もっと凄いのは、こんなに美味しくて安くて手軽に食べられる定食を普段使いに食べられるってこと。
 美味しくいただき、ご馳走様でした。

日の出前
CANON Canon EOS RP + CANON RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 109mm / FV (F6.3 1/15 0EV ISO100) / Manual
日の出前

 日の出前でも
 それなりに明るくなっていて
 所々に
 人間の活動が光る

日の出後
CANON Canon EOS RP + CANON RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 24mm / FV (F8 1/100 0EV ISO100) / Manual
日の出後

 雲と雲の間から
 日の出が覗けるのは
 意外と珍しい

新設された見晴台
CANON Canon EOS RP + CANON RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 24mm / FV (F8 1/40 0EV ISO400) / Manual
新設された見晴台

 自然がどうの言う人もいるだろうけど
 朝陽を浴びた見晴台は
 黙ったまま

木々の間から日の出
CANON Canon EOS RP + CANON RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 50mm / FV (F22 1/40 0EV ISO400) / Manual
木々の間から日の出

 空が曇っているのが
 返って良かった
 木々の間からの
 日の出

朝日と紅葉
CANON Canon EOS RP + CANON RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 24mm / FV (F8 1/13 0EV ISO400) / Manual
朝日と紅葉

 ちょうど紅葉が燃えて
 ちょうど銀杏が散って
 掃除のおじさんは一休み

朝陽を浴びる紅葉
CANON Canon EOS RP + CANON RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 28mm / FV (F8 1/15 0EV ISO400) / Manual
朝陽を浴びる紅葉

 たいぶ陽が上がってきて
 掃除のおじさん達は一休み
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記