
金曜日くらいは飲みにいきたい。
飲みにいけなければせめてラーメンだけでも。

夜はむらさき山@三田(港区芝)(公式X)へ
2008/6オープン、約9年振りの訪問、再び訪問が叶うとは人生長生きしてみるものだ。
近くに勤務していたこともあり、オープン当初は足繁く通ったものです。
ささ、昔を懐かしむのはこのくらいにして、店内に入りますか。

入って左手壁側にタッチパネル式券売機、現金以外に各種クレカ、キャッシュレス、QRコードに対応。
メニューは中華そば950円、つけめん1,000円。

ご飯物は豚ごわん、高菜ごわんが360円。
飲み物は小生ビール450円、生ビール650円、ラムネ。

店内はオープン当初から1席も欠けることなく14席。
パッと眺めると満席に見えて2席空いている様で、なんとか座ることができました。
席に座ったらカウンター台に食券を置き、お冷やを注がずにその時を待ちます。

卓上にはホワイトペッパーパウダー、一味唐辛子、柚子胡椒。
今更ですが、「むらさき山」の店名はお子さんが「柴山(しばやま)」を「むらさきやま」と読んだころから。
同じ様に、「ごはん」を「ごわん」と言っていたから、とのこと。
お子さんじゃなくて甥っ子さんだったりしたかも知れません。

先ずは小生ビール450円で乾杯。
ビールはサーバー、瓶、缶でそれぞれ味わいが異なりますが、外で飲むならサーバがいいな。
今夜は三田で一人お疲れ様会、今週も頑張りました。

少し待って、私のためだけに調理して下さった、紫(ゆかり)そば1,230円、ありがとうございます。
チャーシュー4枚と味玉がトッピングされた、いわゆる特製ラーメン。
店主さんはのりや食堂@大井町で修行されていたことから、和歌山ラーメン系と呼ばれることもあるらしい。
和歌山ラーメンの車庫前系にも井出系にも焦がしネギは乗らないし。

丸山製麺の細麺は僅かに柔らか仕上げで、この茹で加減は9年前と変わっていない印象。
焦がしネギで香り付けされた豚骨魚介スープによく合っていて、とっても心好い。
スープの味わいはちっとも変わっていなくて、それはつまり、変わり続けているってことなんですね。

チャーシューはしっとりタイプ、さらにスープに浸して味わうと美味しい。
やや厚めにカットされ、決して今風ではないむらさき山風、だけれどもこの味わいが素敵。

味玉は半熟と固茹で中間くらいの茹で加減、箸では相変わらず綺麗に割れません。
蓮華にはみ出す大きさで、まあ、美味しい。

メンマは小ぶりのタイプが数本。
食べ始めたときに見つけられなくて、あらら入っていないのかな、と思ったほど。

特別に味変の必要は感じませんでしたが、それでもしたくなるのが人情。
卓上の柚子胡椒は容器に少しだけ入っていて、その少しからひとさじ分だけのせ、一味を振ります。
辛味付けした豚骨魚介スープも美味しいじゃんね。

お客さんはひっきりなしで、1人客と2人客が多かった印象です。
濃くもなく薄くもないバランスの取れた味わいは、出過ぎず足りないこともない接客にも似て。
スルッと食べてご馳走様でした。

CANON Canon EOS RP + CANON RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 50mm / FV (F8 1/80 0EV ISO200) / Manual
眩しい山茶花
花が咲く方向と
陽ざしの方向を
いつも考えている
CANON Canon EOS RP + CANON RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 50mm / FV (F8 1/30 0EV ISO200) / Manual
寄って山茶花
思っている以上に
花と花の間に隙間を感じる

CANON Canon EOS RP + COSINA Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical [RF-mount] / 50mm / FV (F1.4 1/320 0EV ISO100) / Manual
手のひらに山茶花
仏様の手の上に咲いているような
下から蕾が見上げているような

CANON Canon EOS RP + COSINA Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical [RF-mount] / 50mm / FV (F2 1/125 0EV ISO100) / Manual
二連の山茶花
じゃれ合っているように見えるけど
違う方向を向いている

CANON Canon EOS RP + COSINA Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical [RF-mount] / 50mm / FV (F2 1/320 0EV ISO100) / Manual
明日には咲く山茶花
明日には咲きそうな
山茶花