
作業時間の関係で、早めに昼と夜を食べなくてはならない場合、コンビニの中食で済ませる場合が多い。
まま、食べないでコーヒーでやり過ごすって手もあります。
お金がなければ何も食べずに、仕事が終わってから何か食べる場合もある。
変化が全ていいわけではないけど、いつも同じではつまらない。

早めのお昼は、小諸そば 芝浦店(公式ホームページ)へ。
立地は最寄りの田町駅からあるけば5分はあるでしょう。
都内を中心に展開されている立ち食い蕎麦屋の立地は駅そばだと思っていた頃もありました。
小諸そばはゆで太郎と並んで駅そばではない立ち食い蕎麦屋、何なら椅子席の方が多い店舗もありますね。

季節物など常に期間限定メニューを販売されている印象。
今日は辛味肉そば650円、麺の大盛り40円、肉増量100円、セットライス80円。
いわゆる港屋インスパイア、あまり寄せることなく雰囲気だけ似せて、生卵は食べ放題ではありません。

券売機は店先と店内の2台、どちらもタッチパネル式でキャッシュレス対応。
画面が遷移しないワンストップ方式、メニューが一望出来るのはジジイな私には助かります。

店内に入ると、店内右手の調理場にお客さんが並んでいます。
ああ、券売機でのオーダーが調理場に通らないシステムなんですね。
店内で食券を買ったお客さんに先を越されない様に待ち行列に素早く続き、手を伸ばして食券を置きます。

瞬時に出来上がる料理、瞬時に受け取る料理料理、後ろを振り返って店内を見渡します。
店内中央に8人掛け相対カウンターが2島、どちらも立ち食いスペース。
壁向きカウンターは右側に6席、正面に6席、左側に2席、こちらは椅子席。
何としても椅子に座りたい私は、相対カウンターにトレーを置いて、椅子席が空くのを待って、着席せしめる。

卓上には山葵菜、小梅、ゆず七味、刻みねぎ。
諸物価高騰の折であってもねぎ入れ放題(食べ放題)を継続、素晴らしい。

あっという間に出来上がった、私のためだけに調理してくださった、辛味肉そば650円、ありがとうございます。
冷水で締めたお蕎麦、お蕎麦を覆い隠すほどの豚バラ肉、白髪ネギ、白胡麻と刻み海苔が散らされています。

もちろんこのまま食べてもいいし、このまま食べないと港屋との味の比較ができないのですが。
港屋の味は港屋の味であって他の何とも比べられないと考えている私。
躊躇せずにネギを投入、、って単にネギ好きってことですが。

豚バラ肉は先に味が付けられていて、その味こそがお店によっての差別化になるのでしょう。
思っていた以上に乗せられていて、食べ応えがありそう。

ネギと一緒に豚バラ肉を箸で掴み、もり汁(?)に浸けて頂く。
小諸蕎麦のお蕎麦は冷たいお蕎麦が好み、もり汁との相性も素晴らしく、とっても美味しい。
豚バラ肉の甘さとネギの辛味がお蕎麦に幅を持たせ、蕎麦自体が肉蕎麦用とさえ感じるほど。

お蕎麦屋に通うお客さんって、お客さんなりに好みが決まっていて、いつも同じメニューを食べる印象です。
そういうお客さん向けに「たまにはこんなのもどうです?」と訴求しているのだと思います。
周りを見渡すと誰も食べていないのは、ランチタイムだからなのかもしれません。
美味しく頂き、ご馳走様でした。

遅めのお昼というか早めの夜は、通し営業のラーメン店で十分なんだけど。
こんなことでもないと行かれないお店にしようと思ったりして。

遅めのお昼は、ブーランジェリー ア・ラ・ドゥマンド(公式ホームページ)へ。
パン屋、いや、ベーカリーショップってジジイの一人客だと思いっきり肩身が狭くて、なかなか行かれない。
後から調べたらベーカリーというよりフレンチなので、パスタを食べたら良かったよ。

とは言え、レストラン営業はランチタイムのみなので、今日はベーカリー利用。
店先に「店内へは5名まで」とあるのは、パンの販売コーナーが狭いから。
イートインのスペースはそれなりにあるので、いずれまた。

パンはかなり売れていて、まだまだ作っている雰囲気です。
個人的には全部揃っていても食べるのを選ぶのに困るだけなので、このくらいで十分です。
パン一個とコーヒーにしようかなと思ったけど、水が無料サービスだったので、パン二個で。

PayPay払いして、店先のテラス席に運びます。
オニオンブレッド380円、パニーニ340円、お蕎麦より高い気がします。
ナイフとフォークのセットを付けて下さったので、食べるときに使うってことかな。
港区のベーカリーショップは違うなぁ(フレンチですって)。

オニオンブレッド380円。
濃厚なチーズとマヨネーズを和えたオニオンスライス、ベーコンが相性バッチリなアラドゥマンド特製。

手でちぎって、ではなく、ナイフとフォークでカットしていただきます。
すっかり冷めていますが、冷めても美味しいパンです。
ちょっとチーズが強すぎるけど、温かいころはちょうど良かったのだろうと想像。

北海道産カーネルコーンとモッツァレラチーズのパニーニ340円。
マヨネーズと和えた甘さたっぷりのコーンとモッツァレラチーズとサンドしました。

半分ほど包まれているので、そのままかぶりついてもコーンが落ちない仕様。
なんだけど、座って食べているので、ナイフでカットして美味しく頂きます。

小さいことだけど、お水が無料サービスってのが嬉しい。
コーヒー買ったら100円、200円じゃ済まないだろうし。
美味しく頂き、ご馳走様でした。