
どんよりと曇っているように見えて、少しずつ晴れ間が見えてくる西の空。
電車に乗っているとチャリランっとスマホが鳴って、東急田園都市線が運転不通だと!?
よりによって今日という日に、、どしよ。

お昼は、海鮮問屋 地魚屋 三田(公式ホームページ)へ。
田町センタ−ビルピアタ 3Fにある居酒屋のランチ営業。
地魚屋と標榜されていますが、地酒に力を入れているようなたたずまい。

ランチメニューは、全て定食タイプのようです。
カレーとかお蕎麦はやっていません。

店内は手前が立ち飲みスペース、20人から30人は立って飲めそう。
そのスペースに椅子を並べてランチスペースにしています。
奥には幾つかのテーブルや座席が用意されている様です。
お一人様は案内されるままに窓を向いたカウンター席へ座ります。

メニューは5種類。
3品おかずが選べるランチ1,200円、北海丼1,500円、地魚屋の海鮮丼1,100円、
刺身定食1,100円、鶏唐揚げ定食900円。
ご飯の大盛りは無料ですが、お代わりは100円、味噌汁のお代わりは50円。

卓上には醤油のみ、同じように卓上に用意されている保温ポットからお茶を注いで一息入れます。
お茶があんなり熱くないのは、ランチタイムが終えようとしている時間帯だからかな。

程なくして、私のためだけに調理してくださった、3品おかずが選べるランチ1,200円、ありがとうございます。
3品選べるおかずは刺身が3種類(メダイ、ヒラメ、ネギトロ)に煮魚、焼魚、揚げ物、天ぷら。
今日のところは刺身3種類のをおかずとしました。
ご飯と味噌汁にミニサラダが付きますが、漬物はありません。

味噌汁にするかミニサラダするか逡巡しつつ、味噌汁から。
具はシンプルでお揚げだけのようです。

味噌汁はシンプルな方が定食に合う場合と、具だくさんが嬉しい場合があります。
今日の私はこの味噌汁のようなシンプルなのが嬉しい。

ミニサラダはレタス、ミニトマト、スプラウト、フレンチ風のドレッシングが掛かっています。
私の食事には圧倒的に野菜が少ないので、とても助かっています。

特別感はありませんが、味わいは美味しいです。
冷たすぎないので吉。

ご飯は大盛り無料ですが普通盛りで。
いやなにね、注文の際に訊いてくれば大盛りにしたのにと他責な私

山葵醤油をたっぷりと付けて、先ずはメダイから。
醤油付け過ぎだろとよく言われますが、他人の食べ方がそんなに気になるんですね。
温かいご飯によく合って美味しく頂けます。

続けて、ヒラメ。
こちらもメダイ同様、山葵醤油をたっぷり付けていただきます。
ご飯が足りそうに無いことがこの辺りで分かりますが、初めから大盛りは無料ですが、お代わりは有料。

最後に、ネギトロ
マグロの中落ちにネギを乗せたらネギトロ、お店によって呼び方は様々、
醤油も山葵も多めに付けて、ご飯と共に美味しく頂きます。

醤油をピッタリ使い切るのは難しいけれど、やってやれないことはありません。
美味しく頂き、ご馳走様でした。

夜になっても東急田園都市線は全線が復旧せず、武蔵溝ノ口駅から一駅分歩くことにします。
他にもバスで向かう手もありますが、時間が決められている時に不慣れなバスは厳しいかと。
グーグルマップでは13分でしたが、ちょうど13分でした。

今夜は、潟潟ヤへ。
予約権のある人でしか予約ができないお店に何度も誘っていただくこと4年で5回。
やっと予約権のある人に昇格して、今日は自身で予約して伺います。

人徳があれば6席を貸し切るところ、やっと集められた友達が2人でしたので、3人で伺います。
3人だと座る席が難しいけど、今夜はセンターを私が務めさせていただきます。
いつの頃か分からないけど値上げされていて、飲み物込みのおまかせコース17,000円。

先ずはクラフトビールで乾杯、今夜は高津で三人お疲れ様会。
今日の組み合わせは初めてなので、乾杯のビールグラスが上手く並びません。
ですけど、写真を撮りに行くのではなく、美味しい料理と頂きにいくので、問題なしかと。

飲んだビールはクラフトビールなんだけど、撮ったときには全く気が付かなかった画像のザラザラさ。
うーん、こんなこともあるよね。

八寸というかお通し。
サファイアナスの揚げ浸し、パンの上にピータン豆腐、キュウリの甘酢漬け、ツブ貝のクミン炊き、
有明のクラゲと生のオクラ、丹波の黒豆、おおまさりの茹で落花生。
この一皿だけでお酒は七杯イケますが、今日のお酒は抑え気味。

お酒の提供の仕方はいつもと同じ、1杯目は冷や、2杯目は熱燗で。
飲みきれないほどお酒が提供されると思っていたので、結構抑えめに頂きます。

ブリと甘エビの巻物。
いつも通りの創作料理、巻物ってご飯が入っていることが多いけど、ご飯なし。
ご飯が無いので巻物では無いのかな。

次は鉄板で焼き上げる春巻き。
春巻きって油で揚げることが多いので、鉄板で焼き上げたら春巻きとは呼ばないのかもしれません。

1人1本を切り分け、大きめのお皿に盛り付けます。
食材の説明を受けてビックリ、ズワイガニと松茸とのこと。

今年も松茸を味わえましたし、松茸と一緒にズワイガニも味わえました。
つか、ズワイガニと松茸を合わせて春巻きにしようってアイディアが凄いです。

のっぺ汁。
根野菜だけで仕上げた新潟の郷土料理、アツアツでは無いけれど、それなりに温かい。
食べ進めていると栗も入っていて、これがまた美味しい。

2年前の前回に引き続き、白子の鉄板焼き。
真っ白では無くうっすらと紅色なのが、とっても美味しそう。

回鍋肉ソースを掛けてた白子、パクチーを乗せて。
焼いているとき出来た薄い膜も乗せて下さいます。

鉄板ならではの火の通りが絶妙で、外はふんわり固く、中はとろっとろに柔らかく。
パリッとした膜の食感も楽しく、パクチーの香りも素晴らしい。

ここで牛肉料理、ブロックを寝かせたり立てて焼いています。
聞けば牛タン、タン元の部分とのこと。
それなりに牛タンを食べてきていますが、ブロックの牛タンを鉄板焼きするのを見たのは初めて。

いわゆる薄くカットしてして提供されるかと思ったら、イクラを敷き詰めて。
こちらでは料理に名前を付けないので名前はありませんが、イクラタンってことかな。

周りはしっかり火が入っているけど中はほぼレアの牛タンと、殆ど味付けしていないイクラのマリアージュ。
見たことも聞いたことも無い料理、見たことも食べたことも無い旨さ。

〆はラーメン、麺量を訊いてくれるので私は普通、2人のウチ1人は念のため少なめ。
キノコとアサリと独特の中華スープで煮立てから、麺の上に掛けて下さいます。
アサリラーメンなのかキノコラーメンなのか、アサリキノコラーメンなのか。

自家製の中太麺、小麦粉は北海道産はるゆたかですと説明されていました。
スープの相性が良くて美味しく、アサリとの相性が良くて美味しく、キノコとも好相性で美味しい。

食後のデザートは柿と梨。
季節は秋、あんなに暑かったのが懐かしいほど。

ラーメンのスープを残さず頂くのをこちらでも踏襲。
美味しい料理、美味しい日本酒をご馳走様でした。

奈良の蔵元である今西清兵衛商店が醸す「裏春鹿(うらはるしか)」純米吟醸酒 生原酒 夏仕込み R7BY。
山形の蔵元である秀鳳酒造場が醸す「秀鳳(しゅうほう)」特別純米酒 雄町 中汲み 生原酒 R6BY。
奈良の蔵元である葛城酒造が醸す「百楽門 完熟(ひゃくらくもん かんじゅく)」純米吟醸酒 原酒 雄町
愛知の蔵元である山忠本家酒造が醸す「義侠( ぎきょう )」純米酒 兵庫県東条地区産特A山田錦100% R6BY。
岡山の蔵元である嘉美心酒造が醸す「神心(かみごころ)」純米吟醸酒 瓶囲い 熟成原酒 里海米 R7BY。
奈良の蔵元である奈良豊澤酒造が醸す「儀助(ぎすけ)」特別純米酒 無濾過生原酒 山田錦60 R7BY。