
おにやんまにて冷「並盛」とり天ぶっかけ420円。
東京、神奈川の立ち食い蕎麦で定番の乗せ物はかき揚げだと思っていて(人によって違うと思いますが)、うどんならとり天だと思うことにしています。
立ち食い蕎麦屋でのうどんを食べるのではなく、うどん屋でうどんを食べたい。


麺屋Hachi@西新宿七丁目の跡地の店先に、新店舗の開店告知あり。
『横浜家系ラーメン「樹家(いつきや)」オープンのお知らせ/拝啓 皆様ますますご活躍のこととお慶び申し上げます/このたび横浜家系ラーメン「樹家(いつきや)」を11月初旬にオープンすることとなりました/オープン日時が決定次第ご案内させていただきます/ご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます/まずは僭越ながら書中をもちましてご報告かたがたご挨拶申し上げます/敬具』
一つの句読点も使われていない、まるで賞状のよう。

もう十分流行ってしまって何の応援も要らないので、単なる通りすがりの一般客として麺屋翔@西新宿七丁目(ホームページ)、外待ち二人でしたので、その二人が店内に入ってから店先を撮影して。
店先には大きく「そうだ 旨い鴨つけ麺、食べよう」と10/31販売のメニューが告知されています。
個人的にはつけ麺じゃなくて温麺がいいだけどな、お店の調理器具の都合でスープ(つけ汁)が多く炊けないのかな、よく分かりませんが。

店内に入ると店主さんから大きな声で迎えられ、「流行っていますねぇ」と返しつつ券売機へ向かいます。
今日は月に一度の地鶏出汁スープのメニューを販売され、他のレギュラーメニューを販売されない日です。
この限定メニューを始めた頃は、(限定メニューのみの販売なので)レギュラーメニューが販売されていないと知ると、踵を返すお客さんは10人や20人ではありませんでした。
それが、もう店内待ちは当たり前で、店外待ちもちらほらの繁盛ぶりで半数近くが女性客で、一人女性客もちらほらと目に付きます。
以前は「醤油のみ」「塩のみ」でしたが、今では醤油、塩、つけ麺と揃っています。
店内で数分待たされてからカウンター席へ、どんなに流行っても、店主さんはマイペースでいつも通りの手抜き無し調理。

姫っこ地鶏醤油らーめん900円。
※店主さんのご厚意により、標準的な盛り付けと異なる可能性がありますので、ご承知おき下さい。
そっと箸を差し入れて麺を手繰ってみると、香るか薫らないか分からないほどの優しいかおりが漂ってきます。
菅野製麺の細麺は柔らかめに茹で上げられていて、それでいて喉をスルリと滑っていきます。
地鶏を存分に使って煮出したスープ、美味しいなあ、実に美味しい。

こんなに美味しくなっていたとは知らなかった、こんなに美味しいならわざわざ食べに行くよね、外待ちするよね。
異なる部位のチャーシュー、ワンタン、スライスした紫タマネギ、穂先メンマ、薬味ネギ。
ああ、美味しかった、ご馳走様でした。
食べ終わって一言二言雑談、また、食べに来ます。
